御嶽山の噴火が始まった9月27日。噴火の約4時間半前に、火口付近から白い煙が出ていた様子を当時、山頂にいた横浜市都筑区の野上元男さん(66)がカメラに収め、朝日新聞横浜総局に提供した。 煙が出ていたのは山頂にある神社から南に数百メートル下の場所。野上さんは山岳グループの仲間1人と26日から登山を開始した。その日は山荘に泊まり、翌27日朝に登山を再開、午前7時半ごろ山頂に到着した。南の向こうに白い煙が出ているのを見つけ、撮影した。登山者約20人がいたが、揺れなどもなく、危険は感じなかったという。 野上さんらは間もなく下山。車で帰る途中の午後1時ごろ、初めて御嶽山の噴火を知った。 「写真は記念のつもりで撮ったもの。煙が噴火の予兆だったのか、それとも御嶽山の日常の様子なのかはわからない」と野上さんは話している。(小北清人)
このたびの御嶽山の噴火により、お亡くなりになられた方に対し謹んで哀悼の意を表します。また、被害を受けられました方々には心からお見舞い申し上げます。 長野・岐阜県境に位置する活火山御嶽山(3,067m)が、平成26(2014)年9月27日午前11時53分に噴火しました(気象庁発表)。同12時36分には、火口周辺警報が発表され、噴火警戒レベルが1(平常)から3(入山規制)に引き上げられています。 当社では、救助活動の妨げとならないよう配慮し、9月28日午前に山体から離れた位置より斜め写真を撮影いたしました。 本ページでは、撮影した空中写真の一部を公開します。得られた情報は随時ホームページ上で公開して参ります。弊社技術が、現地状況の把握ならびに二次災害の抑制に少しでも役立てて頂ければ幸いです。
特産「御嶽はくさい」に付いた火山灰を、収穫直後に水で洗い流す作業に追われる農家=28日午前9時28分、木曽町開田高原 国土交通省中部地方整備局(名古屋市)は28日、ヘリコプターを使って御嶽山噴火に伴う降灰の状況を調査し、御嶽山東側の木曽郡木曽町開田高原周辺で降灰を確認した。同局は「量はそれほど多くない」としているが、木曽町と同郡木祖村内では収穫前だった特産の「御嶽はくさい」に灰が付くなどの被害が生じており、農家は白菜を水で洗い流す作業に追われた。県は同日、灰が生活環境に与える影響を調べるため、同町と同郡王滝村で大気調査を始めた。 県木曽農業改良普及センター(木曽町)によると、灰が付いたのは御嶽はくさいの畑計約18ヘクタール(栽培農家28軒)。木曽町と木祖村内の栽培面積は計約75ヘクタールで、収穫が終わっていない木曽町の約8ヘクタールと木祖村の約10ヘクタールの全てで被害が生じたという。大
「本当に生きた心地がしなかった」。御嶽山が噴火した際に頂上付近にいた長野県飯島町の山岳ガイド、小川さゆりさん(43)は、興奮した様子で当時を振り返った。 朝からガイドの下見のため御嶽山に登っていた小川さん。午前11時40分ごろ頂上に到達し、火口を回る「おはち巡り」をしていたところ、突然「ドカン」と大きな音がした。驚いて音がした方向を向くと、石を空中に飛ばしながら、一気に煙が噴き出していた。まもなく強い硫黄臭が漂い、嘔吐する登山客もいた。 火山灰とともに、周囲に直径1メートルぐらいの大きさの石が飛んできたため、急いで岩陰に隠れた。まもなく、もう一度「ドカン」という音が鳴り、今度は軽トラック大の石が飛んでくるようになった。巨大な石は地面にぶつかって割れ、破片が四方八方に飛び散った。黒い雨が降り始め、雷も鳴った。灰はひざ上まで積もった。「もうダメだ」。そう思った。 噴火当時、頂上には50人ぐらい
Fire crews have blocked off the roads to Mount Ontake during the rescue operation Rescue efforts have resumed on Mount Ontake in Japan where dozens of hikers are thought to be stranded following the sudden eruption of the volcano. A military helicopter rescued two people after managing to land, officials said. At least 40 people have been injured, some seriously, and at least 30 others are missing
御嶽山の頂上付近にある山小屋の剣ヶ峰山荘にNHKが電話で取材したところ電話に出た男性は「多くの人が山小屋に避難してきているが、何人かが山小屋の外で倒れている。しかし、外に助けに行ける状況ではない。屋根には飛んできた噴石で穴が空いているところもある」と話していました。
チャンネル登録はこちら。 Click here to subscribe http://www.youtube.com/channel/UC5UaPN3HahDVZSvFfJk-Fag?sub_confirmation=1 御嶽山噴火の編集版はこちら An edited version of the Mt. Ontake eruption https://youtu.be/E03WP1bAOLA 大滝口登山道 九合目 避難小屋の少し上から撮影開始。 避難小屋に間に合わず 1回目の噴煙に飲み込まれる。(動画はここで終了) この後 避難小屋に逃げ込んで2回目、3回目の爆発、噴煙に耐えてから下山しました。 自分たちは避難小屋が近く助かりましたが 今回の噴火で たくさんの方々が犠牲になられてしまいました。 ご冥福をお祈りいたします。 Otakiguchi mountain trail
木曽町は16日、経営が悪化した同町三岳の「御岳ロープウェイ」の運営会社に、運転資金として3千万円を注入するための本年度一般会計補正予算案を町議会臨時会に提出した。町議会は「緊急避難的でやむを得ない」「苦渋の選択」などとして全会一致で可決した。 ロープウェイは4月初旬で営業休止の可能性もあったが、運転資金注入で最もにぎわう登山や紅葉のシーズンを含む11月初旬まで営業できる見通しとなった。ただ、今年末からのスキーシーズンは営業せず、町内のほかの2スキー場の運営会社との経営統合を進める。その翌シーズン以降も経営改善のため営業しない可能性が高い。 3千万円は、2004年度に名古屋鉄道(名古屋市)が経営から撤退する際に行った寄付を基に設けた基金残額のほぼ全額。スキー場に運転資金を注入しない-と定めた町村合併時の協定内容から逸脱するが、田中勝已町長は「(観光ツアーなどで)木曽谷や伊那谷のほかの観光地と
◇30年前、水蒸気爆発 長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)が、過去1万年間に少なくとも4回のマグマが地上に噴出するマグマ爆発を起こしていたことが測量会社、アジア航測(本社・川崎市)と産業技術総合研究所の調査で分かった。両県は最新のマグマ爆発は2万年前とし、それ以降の噴火は水蒸気爆発と限定して防災計画を作成、特に山頂の北側に火砕流が到達しないとみていた。10月から国と協力し、警戒区域を示したハザードマップを新たに作製する計画だ。 御嶽山は、79年10月の水蒸気爆発があるまで活動がほとんど止まった火山と位置付けられていた。 06年、岐阜県の委託を受けたアジア航測が、航空機からレーザーを使い山の立体地図を作製。マグマ噴火による溶岩などの堆積(たいせき)物があると思われる場所を現地調査した。その結果、山頂の北西約6キロ(標高1520メートル)で5200年前の火砕流跡
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