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  • 太平洋海底に超巨大火山を発見、太陽系で最大級

    米ハワイ(Hawaii)島で撮影された太平洋に昇る太陽(2009年12月28日撮影)。(c)AFP/Jewel SAMAD 【9月6日 AFP】地球上で最大で、太陽系で最大の火山にも匹敵する超巨大火山を発見したとの論文が5日、英科学誌ネイチャージオサイエンス(Nature Geoscience)で発表された。 米テキサスA&M大学(Texas A&M University)のウィリアム・セーガー(William Sager)氏率いる研究チームが発表した論文によると、タム山塊(Tamu Massif)と呼ばれるこの火山は、太平洋の海底にある台地、シャツキー海台(Shatsky Rise)の一部で、日の東方約1600キロに位置している。 タム山塊は、約1億4400万年前の噴火で吹き出した溶岩が盾状に固まった単一の巨大な丸いドームから成っている。面積は約31万平方キロで、英国とアイルランドを合

    太平洋海底に超巨大火山を発見、太陽系で最大級
  • 【温故地震】都司嘉宣 濃尾地震(1891年)断層が生んだ川の立体交差+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

    JR岐阜駅の北方約10キロに位置する岐阜県山県(やまがた)市では、世にも奇妙な光景が見られる。市南部の高富地区で、まるで大きな幹線道路の交差点のように、川同士が立体交差しているのだ。 北から南へ流れる鳥羽川の下を、西から東へ流れる三田叉(さんたしゃ)川がくぐり抜けている。いったいなぜ、このようなことになったのか。原因は明治24(1891)年10月28日に発生した濃尾地震にあった。岐阜・富山県境の両白(りょうはく)山地から、岐阜県南西部の濃尾平野北部にかけて延びる濃尾断層帯のうち、主部の根尾谷(ねおだに)断層帯、梅原断層帯など計約80キロの断層が一斉に滑ることで起きた地震だ。 マグニチュード(M)は8.0で、日の陸域で発生した地震としては観測史上最大の規模だった。そのため、死者は岐阜県の旧美濃国部分と愛知県の旧尾張国部分を合わせて7千人を超え、全壊家屋も約14万戸におよぶ大被害となった。 

  • 朝日新聞デジタル:木曽川に巨大隕石衝突の痕跡 2億年前の地層を調査 - 科学

    中央の粘土層の一部から隕石衝突の痕跡が見つかった=尾上哲治さん提供隕石衝突の痕跡が見つかった木曽川沿いの地層=岐阜県坂祝町、尾上哲治さん提供地層の場所  【安田朋起】今から約2億1500万年前の三畳紀後期に巨大隕石(いんせき)が地球に衝突した痕跡を、鹿児島大などの研究チームが岐阜県坂祝(さかほぎ)町の木曽川沿いの地層で見つけた。恐竜絶滅の原因になったとされる白亜紀末(約6500万年前)の天体衝突に近い規模と推定される。米科学アカデミー紀要電子版に論文を発表する。  この地層では、三畳紀後期の深海底の岩石が地表に出ている。尾上哲治・鹿児島大助教(地質学)らは、削り取った岩石の約2億1500万年前の層から隕石衝突の痕跡のような細かい球状の粒を発見。さらに調べると、地球上に少ししかないイリジウムや白金など6種類の元素がいずれも、この層に限って通常の100〜千倍程度の濃度で含まれていた。この濃度は

  • カナダの巨大隕石衝突、日本で証拠発見

    今から約2億1500万年前にカナダ東部で起きた巨大隕石衝突の証拠が、岐阜県坂祝(さかほぎ)町の木曽川河床の岩石から見つかった。鹿児島大学大学院理工学研究科の尾上哲治助教を中心とする東北大学、茨城大学、首都大学東京、日原子力研究開発機構の研究チームが発表した。この隕石衝突が、北米の動植物の絶滅の原因となった可能性が高いという。論文は5日、米国科学アカデミー紀要(PNAS)のオンライン版に掲載された。 研究チームは、太古の海底地層が露出した木曽川右岸河床の三畳紀後期(約2億1500万年前)の地層を調査した。その結果、放散虫などの二酸化ケイ素の骨格をもつ海洋プランクトンの死骸が固まってできた珪質堆積岩(チャート)層の間に挟まれた粘土層から、直径が1ミリメートル以下の「スフェルール」と呼ばれる球状粒子を複数発見した。 このスフェルールの結晶構造を放射光X線回析によって分析し、構成元素の種類や含有

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  • 朝日新聞デジタル:地球最古のクレーター痕跡を発見 グリーンランド - 科学

    クレーターができた天体衝突の想像図=デンマーク・グリーンランド地質調査所提供  グリーンランド南西部で、約30億年前に出来たとみられるクレーターの痕跡が見つかった。これまで最古とされてきた南アフリカのクレーターより10億年ほど古く、地球最古とみられる。デンマークや英国などのチームが見つけ、専門誌に発表した。  クレーターは直径約100キロ。地表にはクレーターとして特徴的な地形は全く残っていない。チームは3年間の調査で、地下20〜25キロに、小惑星か彗星(すいせい)の衝突で起きた衝撃波による割れ目のような構造や特徴的な鉱物などを見つけた。  チームの計算では、衝突した天体の直径は30キロ以上。クレーターの直径も出来たころは500〜600キロあった可能性もある。今、この大きさの天体が衝突すると、舞い上がったちりなどで地球全体の気候が大きく変化し、すべての高等生物は死滅するという。 続きを読むこ

  • 富士山直下に活断層か 山体崩壊の恐れも 文科省調査、自治体に説明+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

    富士山(3776メートル)の直下に活断層が存在する可能性が高いことが文部科学省の調査で9日、分かった。地震の揺れで「山体崩壊」と呼ばれる巨大な山崩れが発生、東山麓の静岡県御殿場市などで大規模災害の恐れがある。約2900年前に起きた山体崩壊と泥流の引き金だった可能性もあり、調査チームが地元自治体に説明を始めた。 文科省が実施した3年間の調査で判明した。チームの佐藤比呂志・東大地震研究所教授は9日、結果を静岡県に伝えた。千葉市で20日から始まる日地球惑星科学連合大会で発表する。 調査報告書などによると、富士山の東山麓で人工地震波などを使って地下構造を探査し、御殿場市付近で地下に隠れている断層を発見した。数十万年前以降の火山噴出物の地層を動かした形跡があり、活断層の可能性が高いと分析した。北東-南西方向に伸びる長さ約30キロの逆断層で北西に傾斜しており、下端は富士山直下の深さ十数キロと推定。マ

  • asahi.com(朝日新聞社):琵琶湖底で堆積物が噴出 地殻変動で圧力高まった可能性 - 社会

    琵琶湖北部の最深部で、湖底から堆積(たいせき)物が噴き上がる現象が活発に起きていることが滋賀県琵琶湖環境科学研究センター(大津市)の調査でわかった。熊谷道夫環境情報統括員は「湖底の環境が急激に変化しているのでは」と指摘する。  ビデオカメラなどを搭載した潜水ロボットを使い、2000年から滋賀県高島市沖の水深約80〜100メートルの湖底を南北十数キロの範囲にわたり調査してきた。  堆積物の噴き上がる場所を数えたところ、07年12月の調査ではゼロだったが、09年12月には1キロ進むごとに2カ所見つかり、10年12月には9カ所に増えた。今年1月は7カ所に減ったが、当初1〜2メートルほどだった噴き出し部分の大きさが、2〜5メートルに拡大していたという。  湖底から1.5メートルと1メートルの水温を比較すると、08年ごろから湖底に近いほど水温が高い現象が目立ち始めた。地中の熱が水中に伝わっているとみ

  • 東北地方太平洋沖地震震源海域での有人潜水調査船「しんかい6500」による潜航調査で得られた画像について(速報)

    1.概要 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)は、平成23年7月30日から8月14日にかけて「東北地方太平洋沖地震」震源海域の日海溝陸側斜面において、地震による深海生態系への影響、海水中の化学変化、海底の変動を調べるために有人潜水調査船「しんかい6500」による潜航調査を行いました。 調査の結果、三陸海岸東方の日海溝海域の水深約3200mから5350mにおいて、海底の亀裂や段差(*1)、海底下からの湧水現象(*2)に伴うバクテリアマット(*3)・海底変色・ナギナタシロウリガイ(*4)の生息、ウシナマコ類(*5)の高密度生息が確認されました(別紙1)。 今後、これらについて検討を進めることとしており、成果としてまとめる予定としております。 なお、当該調査については、今後も継続していくこととしております。 用語説明 *1 海底の亀裂:東北地方太平洋沖地震を含む一連の地震活動で、

  • テクノロジー : 日経電子版

    レンズの口径が3.8メートルと国内では最大となる光学赤外線望遠鏡が、岡山県浅口市に完成した。将来の望遠鏡のために新しい技術を満載し、大きな割に機動的に動かせられる。宇宙で突発的に起…続き 銀河誕生の謎探れ 130億光年見通す望遠鏡の仕組み [有料会員限定] ケプラー宇宙望遠鏡が引退 太陽系外惑星を多数発見

    テクノロジー : 日経電子版
  • 地熱:半分は40億年前の名残 ニュートリノ観測で確認 - 毎日jp(毎日新聞)

    地球の内部で生じている熱(地熱)の半分は、地球が形成された約40億年前に発せられた「原始の熱」の名残であることを、東北大を中心とする国際研究チームが、地球内部から飛来する素粒子ニュートリノの観測を通じて突き止めた。残り半分は、地中の放射性物質が自然に崩壊する際に出す熱(崩壊熱)とみている。地熱の由来はさまざまな仮説があるが、観測で確認したのは初めて。17日付の英科学誌ネイチャージオサイエンス電子版に発表した。 地熱は、地震や火山活動を引き起こす原動力。これまでの調査で、地球全体の地熱は計44兆ワットとされている。 チームは岐阜県飛騨市神岡の鉱山の地下1000メートルにある装置「カムランド」で、ウランやトリウムが崩壊する際、熱と一緒に放出する「地球ニュートリノ」を観測。2002~09年の7年8カ月間に106個をとらえた。計算したところ、これだけの数の地球ニュートリノが観測されるために必要な、

  • 東日本大震災:「古代湖」内の被害突出 福島「郡山湖」 - 毎日jp(毎日新聞)

    東日大震災で、10万年前に福島県中部の内陸にあったとされる古代の湖「郡山湖」の内側で、特に家屋倒壊などの被害が大きかったことが、同県玉川村出身で東大大学院生の小林達也さん(23)=地理学専攻=の調査で分かった。同じ地域でも湖岸の外側では被害が少なく、小林さんは「建物の老朽化もあるが、湖と被害の大きかった範囲がぴったり一致した」と話している。今月下旬の学会で発表する予定。 郡山湖は同県郡山市から矢吹町まで南北に広がっていた巨大な湖で、推定で猪苗代湖(約103平方キロ)の少なくとも3倍以上と考えられている。地層から約2万3000年前までに大部分は泥で埋まったとみられるが、一部はその後、沼地になっていたという。 県災害対策部によると、今回の地震で海岸付近では揺れによる家屋倒壊は少なかったのに対し、郡山市や須賀川市など内陸部で家屋倒壊や地盤沈下などの被害が続出。郡山市では、県内で最も多い273

  • asahi.com(朝日新聞社):仙台平野、海抜0メートル以下の地域5倍に 震災後 - 社会

    東日大震災による地盤沈下の影響で、宮城県の仙台平野で海抜0メートル以下の地域が地震前の5.3倍に広がっていることが、国土交通省と県の調査で分かった。堤防が失われた地域も多く、高潮などの被害の危険が高まっているとして県などが注意を呼びかけている。  上空の航空機からレーダーをあて、地表の高さを計測した。震災前、海水面より低い地域は名取川周辺など約3平方キロだったが、地震後には阿武隈川両岸にかけて約16平方キロに拡大した。  また、大潮の満潮時、海水面より低くなる地域は震災前の約32平方キロから震災後に約56平方キロになった。

  • asahi.com(朝日新聞社):大津波起こした海底隆起5メートル 東北大が観測 - サイエンス

    東日大震災の地震で、大津波を引き起こした海底の隆起が東北地方沖の海底で確認された。東北大の観測で5メートル隆起していたことが分かった。犠牲者2万人以上の明治三陸大津波(1896年)の2倍以上の隆起とみられ、巨大な津波を裏付ける結果だという。  観測したのは、東北大が牡鹿半島沖2百数十キロの日海溝付近で設置していた水圧計。3月末に引き上げてデータを分析したところ、水圧から推定される水深が、地震後に5メートル浅くなっており、この分隆起したことが分かった。  津波は、地震で海底が急に隆起や沈降して海水が動いて起きる。明治三陸津波では2メートル隆起したと推定されている。  水圧計は、長期的な地殻変動の観測のために、今回の地震で最も海底の隆起が激しかったとみられる場所に偶然設置されていた。さらに大きく隆起した地点があるかも知れないという。  データ解析した東北大地震・噴火予知研究観測センターの日

  • asahi.com(朝日新聞社):世界で大地震相次いだのは「偶然」 米博士ら分析 - サイエンス

    【ワシントン=勝田敏彦】大地震のあとに他の大地震が誘発されるのは、元の大地震の震央の千キロ以内にほぼ限られることが、米地質調査所(USGS)などの研究でわかった。最近、世界で相次いでいる大きな被害地震は、偶然、近い時期に起きたといえそうだ。27日付の専門誌ネイチャー・ジオサイエンスに論文が掲載された。  USGSのトム・パーソンズ博士らは、1979〜2009年の世界の地震カタログを分析。マグニチュード(M)7以上の大地震が起きたとき、世界でM5〜M7の地震が起きる頻度が変化するかどうかを調べた。  その結果、大地震の震源域の長さの2〜3倍以内に当たる千キロ以内では、誘発されたと考えられる地震が増えていた。だが、それ以上離れたところではそうした傾向は見つからなかった。ただ過去の研究では、遠方でも小さな地震は誘発されることがわかっている。  昨年以降、世界では大地震が相次いでいる。昨年は1月に

  • 「太平洋プレートが沈み込む日本海溝」の3D測深図 | WIRED VISION

    前の記事 歴代iPhone、「前世代の2倍売上」を達成 「太平洋プレートが沈み込む日海溝」の3D測深図 2011年3月30日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Brian Romans Image: NOAA / global bathymetry data 今週のSeafloor Sundayでは、3月11日に起きた地震と津波で激しい被害を受けた日の海底を紹介しよう(仙台と東京が表示されている)。 測深図と呼ばれる、海底の地形だが、垂直的な差異が誇張された形で表示されている。[測深機では、船の底から音波(音響ビーム)を発射し、音波が海底にぶつかってはね返ってくるまでの時間を測って水深を計算している] 太平洋プレートが日の火山帯の下に潜り込む所である、日の東北部にある深い海溝[日海溝]に注目してほしい。 [日海溝は、

  • 47NEWS(よんななニュース)

    苦しんできた就職氷河期世代を支えたい ひきこもり、親の高齢化、心身不調の40-50代…官民連携で支援充実

    47NEWS(よんななニュース)
  • CNN.co.jp:日本の海岸線、地震で2.4メートル移動 米地質調査所

    (CNN) 11日に東日を襲った国内観測史上最大の影響で、日の海岸線が2.4メートルずれたことが、米地質調査所(USGS)の観測により明らかになった。 USGSの地球物理学者ケネス・ハドナット氏によれば、国土地理院が作成した日の地図から見て、現時点で海岸線が2.4メートル移動していることが、全地球測位システム(GPS)の観測から分かったという。 さらに、イタリアの地球物理学・火山国立研究所は、この地震に影響で、地球の地軸が約10センチずれたと報告している。 USGSによれば、今回の地震でプレート(岩板)の境界が18メートル以上ずれ、断層帯が幅160キロ、長さ400キロ以上にわたって破壊されたものとみられている。 また、コロンビア大学ラモントドハティ地球観測研究所のジム・ガハーティ氏は、東日を襲った地震について「2010年にハイチで起きた大地震の数百倍の規模」と分析している。 今回の

  • 南鳥島沖に巨大鉱床、レアアース含有で商業採掘へ政府本腰:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社

    最東端の南鳥島沖の深海底でレアアース(希土類)を豊富に含む巨大な鉱床が見つかり、政府が商業採掘に向けて2011年度から格調査に乗り出すことが分かった。レアアースは次世代自動車やIT製品の生産に不可欠な金属資源。輸入に依存している日は、世界6位の広さがある排他的経済水域(EEZ)内で開発に力を入れており、具体化する第一歩となる可能性がある。 見つかった鉱床は「マンガンクラスト」と呼ばれ、州から約1800キロ離れた南鳥島の周辺にある。1億年前に活動を終えた海底火山が連なる海域で、特に「拓洋第5海山」の堆積物からはレアアースのほかコバルト、ニッケル、銅、白金(プラチナ)などが検出された。 鉱床が広範囲を覆っていることは東京大学と高知大学の合同調査で、海洋研究開発機構(JAMSTEC、横須賀市)の無人探査機「ハイパードルフィン」が09年2月に確認していたが、資源量は分からなかった。

  • asahi.com(朝日新聞社):黒い砂、「富士山から」濃厚に 3百年前の噴出物と類似 - 社会

    湘南地域を中心に黒い砂状の物質が見つかった現象で神奈川県は27日、富士山の斜面などに積もっていた約300年前の噴火による噴出物が、強い西風で運ばれた可能性が高い、と発表した。  県大気水質課によると、粒子の構成は火山ガラスや岩石風化物など火山起源の物質。化学組成分析で、1707年の富士山宝永噴火でできた物質と似ていることが分かった。粒子の大きさは、山北町が最も大きく、東に向かうほど小さかった。砂状物質が相次いで見つかった15日は、冬型の気圧配置で強い西風が吹いていた。大きく重い粒子ほど早く落ちるため、西方向から物質が飛んできたことが裏付けられたという。  砂状物質は27日現在で、10市9町で確認されている。

  • asahi.com(朝日新聞社):地球の奥深く、地下3千キロに未知の層 九大教授ら発見 - サイエンス

    地球内部の深さ約3千キロの部分に、周囲とは組成が異なる厚さ約300キロの未知の層があることを、金島聡九州大教授(固体地球物理)らが発見した。約46億年前に生まれた地球がどうやって今の姿になったか解明する手がかりになるという。9日付の英科学誌ネイチャーに発表する。  地球の半径は約6400キロ。その内部はおおむね、岩石でできたマントル、高温で溶けた鉄を主成分とする外核、固体の鉄からなる内核の三層構造になっている。金島教授らはより詳しい構造を知ろうと、地球深部を伝わる地震波のデータを独自の手法で解析。マントルに接する外核のふちの部分に、地震波の伝わる速度が0.4%ほど遅くなる層があることを突き止めた。鉄のかわりに硫黄や酸素などの軽い元素を約5%含むと推定されるという。  解析には、2005年にアルゼンチンの地下約600キロで起きた地震の波をとらえた日各地約130点の観測データなどを利用した。