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black holeに関するt298raのブックマーク (78)

  • わずか10年で眠りについたブラックホール

    【2013年6月13日 NASA】 10年前に周囲のガス物質を旺盛にべている様子が観測されていた巨大質量ブラックホールが、最近は大人しく眠っていることが観測から明らかになった。 ちょうこくしつ座銀河NGC 253。オレンジ色の斑紋の部分が「ニュースター」がとらえた高エネルギーX線源。中心部近くの青っぽい光点は「ニュースター」で見つかった超高光度X線源(ULX)。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/JHU) 1300万光年彼方にあり激しい星形成活動が見られる、ちょうこくしつ座銀河(NGC 253)の中心には、太陽の500万倍の超大質量ブラックホールがある。2003年にX線天文衛星「チャンドラ」が、ブラックホールに吸い込まれていく物質が1000万度にまで熱せられ放射するX線を検出することで発見したものだ。 ところが2012年に、別のX線衛星「ニュースター」がチャンドラと同

  • 太陽の170億倍、超大質量ブラックホールを発見 観測史上最大か

    【11月29日 AFP】宇宙観測史上最大かもしれない超大質量ブラックホールを2億2000万光年離れた小さな銀河「NGC 1277」の中心部に発見したと、米天文学者らが28日発表した。質量は太陽の170億倍で、銀河の7分の1を占めるという。 研究チームによれば、標準的なブラックホールが銀河に占める質量の割合は0.1%ほど。これほど巨大なブラックホールは想定外で、宇宙の形成に関する定説が見直しを迫られる可能性があるという。 「NGC 1277」の大きさは地球のある天の川銀河(Milky Way)のわずか10分の1だが、ブラックホールの「口」の大きさは、海王星の太陽周回軌道の11倍以上にも及ぶ。 米テキサス大学オースティン校(University of Texas at Austin)のカール・ゲプハルト(Karl Gebhardt)氏はメディア向け声明文で、「当に風変わりな銀河。ほとんど全て

    太陽の170億倍、超大質量ブラックホールを発見 観測史上最大か
  • 太陽100億個分 最大級のブラックホールを発見

    【2011年12月8日 ジェミニ天文台】 米ハワイにあるジェミニ北望遠鏡の観測で、太陽100億個分という、これまでで最大質量のブラックホール2つが近隣の別々の銀河に見つかった。アメリカとカナダの研究チームによるもので、現在の宇宙において大型ブラックホールがどこにひそんでいるかという謎の一端を明かす成果だ。 しし座銀河団(Abell 1367)の銀河NGC 3842で見つかったブラックホールのイメージ図。中心の黒い部分がブラックホールで、右下の太陽系イメージに比べても事象の地平線(注)がかなり大きいのがわかる。クリックで拡大(提供:P. Marenfeld/NOAO/AURA/NSF) 100億年以上前、誕生して間もないころの宇宙には、超大質量ブラックホールが多く存在したと考えられている。このことは、これらのブラックホールを擁したクエーサーからの光により判明した。クエーサーとは、非常に明るく

  • 国立天文台、ブラックホールが形成する時空を確認 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    国立天文台の三好真助教を中心とする研究グループは、天の川銀河の中心にある巨大ブラックホール・サジタリウスA*から3:4:6:10の整数比となる複数の周期を持つ電波強度の短い時間変動を観測することに成功したことを明らかにした。同機構の加藤成晃研究員によると、これはブラックホールの作る時空で、ブラックホールの周辺に存在する降着円盤が揺らされているものだという。同成果は2011年10月25日発行の日の学術雑誌「Publication of the Astronomical Society of Japan」の第63巻の第5号に掲載される。 ブラックホールの性質(時空構造)は「質量」のほかに「スピン」と「電荷」と合わせた3つの物理量で完全に決まる。ブラックホールの質量は、その周りにある星の軌道やガスの運動から測定されており、例えば銀河系の中心にある強力な電波源「サジタリウスA*(Sgr A*:い

  • asahi.com(朝日新聞社):ブラックホールの位置、初の特定 総合研究大学院大など - サイエンス

    印刷 ブラックホールからの噴出ガス。今回の研究で噴出ガスの根元が詳しくわかった=国立天文台・AND You Inc.提供  総合研究大学院大学博士課程の秦和弘さんや宇宙航空研究開発機構の土居明広助教、国立天文台の研究グループは、電波望遠鏡の観測データから、ブラックホールの位置を初めて詳しく特定した。これまで実現していないブラックホールの観測や撮影に向けて前進した。8日付の英科学誌ネイチャーで発表した。  秦さんらは2010年4月、北米10カ所の電波望遠鏡でおとめ座銀河(M87)の中心付近の噴出ガスを観測した。このガスは、直径が地球と太陽の距離の240倍ある超巨大ブラックホールから出ていると考えられているが、ガスとブラックホールの境目付近は、これまでの観測での解像度は低く、詳しくわかっていなかった。  研究グループは高い周波数を使うなどの工夫をして、高い解像度で境目付近の詳しい位置を突き止め

  • JAXA|「きぼう」に搭載された全天エックス線監視装置(MAXI:マキシ)と米国スウィフト衛星を用いた観測による成果論文の英科学誌「ネイチャー」への掲載について - 巨大ブラックホールに星が吸い込まれる瞬間を世界で初めて観測 -

    「きぼう」に搭載された全天エックス線監視装置(MAXI:マキシ)と 米国スウィフト衛星を用いた観測による成果論文の 英科学誌「ネイチャー」への掲載について - 巨大ブラックホールに星が吸い込まれる瞬間を世界で初めて観測 - このたび、「きぼう」の船外実験プラットフォームに搭載されている全天エックス線監視装置(MAXI:Monitor of All-sky X-ray Image)は、米国のガンマ線バースト観測衛星(Swift:スウィフト)との連携により、地球から39億光年離れた銀河の中心にある巨大ブラックホールに星が吸い込まれる瞬間を世界で初めて観測しました。この成果は8月25日(日時間)発行の英科学誌「ネイチャー」(オンライン版)に掲載されました。(掲載論文のタイトル:“Relativistic Jet Activity from the Tidal Disruption of a S

  • asahi.com(朝日新聞社):星吸い込むブラックホールとらえた! 実験棟「きぼう」 - サイエンス

    印刷 渦と垂直方向にビームを出すブラックホールの想像図=米航空宇宙局提供  39億光年のかなたにある巨大ブラックホールが星を吸い込む瞬間を、国際宇宙ステーション(ISS)にある日の実験棟「きぼう」と米国の衛星が世界で初めてとらえた。25日の英科学誌ネイチャーに論文が発表される。  宇宙航空研究開発機構によると、観測したのは3月28日。きぼうの観測装置「MAXI」と、米国の衛星スウィフトが、それまで暗かった場所から強いX線が突然出始めたのを、ほぼ同時に見つけた。  ブラックホールに星が吸い込まれると、風呂の栓を抜いたときのように渦ができ、渦と垂直方向には強いビームが出ると考えられている。X線の発生源が、ブラックホールがあるとされる銀河の中心だったことから、星が吸い込まれる瞬間をとらえたと判断した。ビームがたまたま地球のほうを向いていたため、うまく観測できたらしい。(小宮山亮磨)

  • 超大質量ブラックホールが活発化する原因は?

    【2011年7月19日 ヨーロッパ南天天文台】 ヨーロッパ南天天文台の大型望遠鏡(VLT)とX線宇宙望遠鏡「XMMニュートン」による観測の結果、過去110億年の銀河中心ブラックホールのほとんどは銀河同士の合体によって活動を始めたわけではないことがわかった。 カナダ・フランス・ハワイ望遠鏡(CFHT)で撮影したろくぶんぎ座方向の一角。赤い印の箇所が研究で使われた活動銀河。クリックで広域図表示(提供:CFHT/IAP/Terapix/CNRS/ESO) 多くの銀河の中心には超大質量のブラックホールが存在していると考えられている。天の川銀河の中心のブラックホールのように不活発なものもあれば、一部の、特に初期宇宙の銀河の中心にあるブラックホールは、物質をとりこむ際の摩擦エネルギーを放射する「活動銀河核」であることが知られている。 この「寝ている」銀河中心のブラックホールを「起こす」ものがどこから来

  • 初期宇宙にもたくさんあった大質量ブラックホール

    【2011年6月20日 NASA】 NASAのX線宇宙望遠鏡「チャンドラ」の観測から、初期宇宙に大質量ブラックホールが多く存在していたということが初めて直接的に裏付けられた。これにより、当時の幼いブラックホールが、銀河の成長と共に非常に活発に成長していたことが示された。 今回の研究のために観測した区画。「チャンドラ」のX線データ(青)と「ハッブル宇宙望遠鏡」の可視光線データ(青緑)・赤外線データ(赤)を合成したもの。クリックで拡大(提供:X-ray: NASA/CXC/U.Hawaii/ E.Treister et al; Infrared: NASA/STScI/UC Santa Cruz/G.Illingworth et al; Optical: NASA/STScI/S.Beckwith et al)) 初期宇宙における、生まれたての銀河にある幼いブラックホールの想像図。銀河同士の衝

  • 銀河中心ブラックホールの形成をシミュレーションで解明

    【2011年6月15日 筑波大学】 銀河の中心には巨大なブラックホールがあるという説が広く支持されているが、どのようにそのブラックホールができるかはよくわかっていない。今回、筑波大学のグループが重力波の効果も取り入れた高精度な宇宙シミュレータを用いて、銀河中心の巨大ブラックホールを再現させることに世界で初めて成功した。 1つのブラックホールが合体を繰り返しながら巨大化していく様子。クリックで拡大(提供:筑波大学宇宙物理理論研究室) 複数のブラックホールが銀河中心で1つの巨大ブラックホールになっている様子。クリックで拡大(提供:筑波大学) 今回の計算に用いられた「FIRST」(提供:「FIRSTプロジェクト」ウェブサイトより) 現在の標準的な銀河の形成理論では、銀河は衝突と合体を繰り返すことで大きくなっていくとされており、現在知られているような大きな銀河を作るためには、何度も銀河の合体を経な

  • 超巨大ブラックホールのX線検出、初期宇宙の謎に迫る 英誌

    【6月16日 AFP】ビッグバンからわずか7億年後の初期宇宙にあった超巨大ブラックホールが放出したとみられる微弱なX線を検出したとする論文が、15日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。銀河の中心にある超巨大ブラックホールが破壊だけでなく生成の役割も担っているとする理論を支える発見だという。 研究では、米航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)とチャンドラX線観測衛星(Chandra X-ray Observatory)が動員され、最も遠いもので130億光年のものを含めた250個以上の銀河が対象となった。初期宇宙のブラックホールはこれまでにも発見されているが、これほど広範囲に行われた調査は初めて。 米エール大(Yale University)の宇宙学者、Priyamvada Natarajan氏は次のように話している。「超巨大ブ

    超巨大ブラックホールのX線検出、初期宇宙の謎に迫る 英誌
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  • ブラックホール製 銀河のペアリング

    【2011年2月10日 Chandra X-ray Observatory】 ハッブル宇宙望遠鏡とチャンドラX線天文衛星のデータを合成した美しい銀河の画像が公開された。4億3000万光年かなたで起こる壮大な天体活動の様子をカラフルに伝えてくれている。 チャンドラとHSTがとらえた「Arp 147」を合成したもの。ピンクがチャンドラによるX線像、赤・青・緑がHSTによる可視光線像。右のリングの活発な星形成(青)と、その後のブラックホールの活動(ピンク)がうかがえる。クリックで拡大(提供:X-ray: NASA/CXC/MIT/S.Rappaport et al, Optical: NASA/STScI) くじら座の方向4億3000万光年先にある「Arp 147」(注1)は、渦巻銀河(画像右)と楕円銀河(同左)のペアだ。右の銀河の空洞は、左の銀河が突き抜けた跡とみられている(注2)。 画像は、

  • 矮小銀河で巨大ブラックホール発見、宇宙の起源の謎解明につながるか?

    米航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)が撮影した矮小銀河「Henize 2-10」(撮影日不明)。(c)AFP/NASA 【1月11日 AFP】米ワシントンD.C.(Washington D.C.)で開催中の天文学会(American Astronomical Society、AAS)の年次総会で10日、米バージニア大(University of Virginia)などの研究チームが、天の川銀河に近い矮小(わいしょう)銀河に太陽の100万倍の質量を持つ巨大ブラックホールを発見したと発表した。 ブラックホールが発見されたのは、活発に星を生産している、地球から3000万光年離れた矮小銀河「Henize 2-10」。銀河核付近で強い電波が放出されているのを発見した。これはブラックホール付近で見られる特徴的な現象だ。そこでチャンドラX線観測衛星

    矮小銀河で巨大ブラックホール発見、宇宙の起源の謎解明につながるか?
  • 超巨大ブラックホールが爆発的な活動を起こす頻度は?

    超巨大ブラックホールが爆発的な活動を起こす頻度は? 【2010年12月27日 Chandra X-ray Observatory】 NASAのX線観測衛星チャンドラによる観測で、過去数十億年に最大級のブラックホールがどのくらい活発であったかを示す情報が得られた。この発見は、超巨大ブラックホールがどのように成長するのかを明らかにし、天の川銀河の中心に潜む巨大なブラックホールが将来どのように進化するのかについても示唆を与えるものとなった。 (左)銀河団 Abell 644(右)銀河 SDSS J1021+131。クリックで拡大(提供:X-ray: NASA/CXC/Northwestern Univ/D.Haggard et al, Optical: SDSS) 天の川銀河を含め、ほとんどの銀河の中心には、太陽の数百万〜数十億倍もの質量をもつ超巨大ブラックホールが存在していると考えられている。

  • ブラックホールのジェットが銀河周囲のガスを暖め続ける現場

    ブラックホールのジェットが銀河周囲のガスを暖め続ける現場 【2010年12月14日 Chandra X-ray Observatory】 楕円銀河NGC 5813の周囲に複数のガスの空洞が発見された。それらは300万年前、2000万年前、9000万年前に銀河の中心に潜むブラックホールからジェットが噴出して作られた構造だ。空洞が周囲のガスに押し込まれて衝撃波が発生し、それによって周囲のガスは暖められ続けている。 X線と可視光の波長による観測で得られた、NGC 5813周辺の温度分布。クリックで拡大(提供:X-ray: NASA/CXC/SAO/S.Randall et al., Optical: SDSS)) ブラックホールから過去に数回噴き出したジェットで形成された空洞(黄:空洞、白:衝撃波)。クリックで拡大(提供:NASA/CXC/SAO/S.Randall et al.) 地球から約1

  • (*゚∀゚)ゞカガクニュース隊 : 衝突直前のブラックホール、世界で初めて観測

    2010年12月02日12:48 カテゴリ天文学 衝突直前のブラックホール、世界で初めて観測 国立天文台などの研究チームが、地球から2.8億光年離れたアンドロメダ座の巨大銀河の中心部に、衝突直前のふたつのブラックホールがあるのを発見した。 巨大ブラックホールが誕生する仕組みを説明できる世界初の観測成果で、複数のブラックホールが合体して巨大化するという仮説を裏付ける有力な証拠となる。12月1日発行の米国の専門誌で発表する。 同天文台の井口聖准教授らは、2003年に発見したふたつのブラックホールが放出する電波を3年間以上にわたり観測。その結果、大きい方の質量は太陽の12億倍、小さい方は8億倍あることが分かった。電波の強度が変動する周期などから、双方の距離は0・02光年(1900億キロ)しか離れておらず、急接近していることも突き止めた。500年前後で衝突し、一つに合体すると予想される。 引

  • 名古屋大研究者による「ワームホールの探し方」 | WIRED VISION

    前の記事 「砒素で生きる細菌」の意味 名古屋大研究者による「ワームホールの探し方」 2010年12月 3日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Dave Mosher 湾曲した二次元宇宙におけるワームホールの相似モデル。画像はWikipedia ワームホールを探すために取るべき道は、非常に小さい重力レンズである「マイクロレンズ」の存在の手がかりを探すことだ、と名古屋大学の阿部文雄准教授(天体物理学)は、『The Astrophysical Journal』に12月10日に掲載される論文で論じている。 重力レンズは、非常に質量のある物体(たとえば銀河など)によって時空が歪められ、周囲の光が曲げられることで起こる。ワームホールが存在した場合も、地球から見える宇宙の星たちの輝きがわずかに変わるはずだというのだ。 「重力レンズ現象について

  • 超巨大ブラックホールが誕生寸前?わずか500年後

    超巨大ブラックホールが誕生寸前?わずか500年後 【2010年12月2日 国立天文台】 超巨大銀河の中心核にある2つのブラックホールが、あとわずか500年で衝突する可能性があることがわかった。国立天文台の研究グループが明らかにした。 巨大電波銀河「3C 66B」。青色は可視光、赤色は銀河が放射する電波を表す。中心の明るい部分にブラックホール連星が存在する(提供:米国国立電波天文台(NRAO/AUI)) 接近する2つのブラックホールのイメージ図。クリックで拡大(提供:国立天文台) 国立天文台の井口聖(いぐちさとる)准教授らの研究グループが、超巨大銀河の中心核にある2つのブラックホールがあとわずか500年で衝突する見込みであることを明らかにした。 この巨大楕円銀河「3C 66B」はアンドロメダ座の方向約2.8億光年先にあり、その中心にある双子のブラックホール(ブラックホール連星)は同研究グルー

  • asahi.com(朝日新聞社):ブラックホール、あと500年で衝突か 「超接近」発見 - サイエンス

    近づきつつある二つの巨大ブラックホールの想像図=国立天文台提供  約500年でぶつかるほど近くにある二つの超巨大ブラックホール(BH)を、国立天文台や岐阜大、名古屋大の観測チームが見つけた。重さは太陽の8億倍と12億倍。お互いの距離は0.02光年で、どんどん接近している。宇宙の歴史から考えると、500年は衝突直前に等しい。BHが衝突、合体して大きくなっていくという仮説の有力な証拠になりそうだ。1日付の米専門誌に掲載された。  観測チームは、長野・野辺山の電波望遠鏡などを使ってアンドロメダ座の方角にある超巨大楕円(だえん)銀河「3C66B」を3年かけて観測。中心にあるBHから噴き出るジェットの様子を捉えた。  0.02光年は二つのBH自身の半径の50倍にあたる。BHを地球サイズにすると、地球と月の関係に近い。あまりに近いため、空間がゆがんで波として伝わる「重力波」を放出し、エネルギーを失って