京都大の板倉昭二教授らは、赤ちゃんは弱い立場の人に同情する気持ちがあるとする研究成果をまとめた。生後10カ月の乳児の心理実験からわかった。言葉を話す前の初期の発達段階でこうした感情を明らかにしたのは初めて。研究成果からは、支え合う心は生まれつきとも考えられるといい、人の発達過程のほか社会や文化の成り立ちを理解する手がかりになりそうだ。詳細な内容が米科学誌プロスワンに13日掲載された。実験では
浦沢直樹/画・勝鹿北星/作のマンガ『MASTERキートン』に、「無関心な死体」というエピソードがある(以下、ネタバレ)。 冒頭、一人の青年がロンドンの路上で死亡する。この件を取り上げた女性ニュースキャスターは、青年が不良グループに襲われて頭を強打し、路上に倒れていたにもかかわらず、そこを通りかかった人びとが通報しなかったことを番組で取り上げる。彼女は言う。「彼を死においやったのは、不良達というより、人々の無関心と冷酷さだったのではないでしょうか」(p.58) これとよく似た出来事が、実際に起きたことがある。1964年3月、ニューヨーク郊外で当時28歳の女性が殺害された。彼女は何度も助けを呼び、周囲には家には38人もの人びとがいたにもかかわらず、ただ窓越しに外を見るだけで警察への通報は行わなかった。 この事件は、『ニューヨーク・タイムズ』による報道をきっかけに大きな反響を呼び、そこから様々な
無関心宣言メソッド 2012-09-18-2 [Neta] 「無関心宣言メソッド」とは、その時点で話題になっている事柄に無関心であることをわざわざ宣言することで、主に反感を煽り注目を得るための方法。 ウェブサイトの閲覧者を急増させるためのテクニックの一つとしてもよく用いられる。 宣言対象の例として、オリンピック、ワールドカップ、ノーベル賞、選挙、アップルなどが挙げられる。当然ながらセンシティブな話題の方が効果が高い。領土問題、皇室など。 例: - 私が領土問題に無関心である理由(ブログ記事タイトル) - iPhone5 にまったく興味がわかない(ブログ記事タイトル) 当ブログで解説してるメソッドリスト - やめましたメソッド[2010-02-04-2] - これは失敗するメソッド[2010-01-21-2] - 高橋メソッド[2007-03-08-1] - ゲーテメソッド[2006-03-
何もしなくても会社に行けば給料がもらえるサラリーマンのなかには、 自営業やフリーランスのコスト感覚がまったくわからない人も多い。 学生なんかからすると、 サラリーマン=組織に縛られて自由がきかず大変 独立・フリーランス=自由でやりたいことができる みたいな思い込みが強いが、 実はサラリーマンほど気楽な商売はない。 サラリーマンは経費意識がない。 例えば、サラリーマンは会社に行く電車賃はもらえる。 会社の仕事で移動した交通費も基本的にはもらえる。 しかし自営やフリーはそうはいかない。 「打ち合わせにきてください!」 と気楽に言われるのはいいが、 仕事にもならない、アドバイスを求めるだけの打ち合わせに、 何度も何度も足を運べば、その分、交通費はかかる。 それで仕事になり、その交通費分もペイできる、 十分なギャラが支払われるならいいが、 そういうサラリーマン感覚丸出しの、 経費意識のない人間の仕
いざ、はてなからの引越し を検討してみた時、「そう言えば、引越し先に、はてなのアレは無いなぁ」と困る事は色々あるかもしれない。 最近、自分が思うのは、はてな各サービスのヘッダーにある「あなたへのお知らせ」が無いと寂しいだろうな、ということだ。たしかに無くて困りはしない。しかし、あの機能は便利というより、かすかな中毒性があるのだ。 自分のブログ記事やブックマークコメントにはてなスターが付いた時や、はてなブログにコメントが付いた時などに、ヘッダーに赤地に白いメッセージ着信数が表示される。すると、なんだかちょっと嬉しい。 あなたへのお知らせとは - はてなキーワード 人力検索はてなをリニューアルしました - 人力検索はてなの日記 - 機能変更、お知らせなど mame-tanuki はてな 珍しく評価できる改良かもw→「新着通知、サービス間移動ができる新ナビゲーション」「この新ナビゲーションは、は
爲末大 Dai Tamesue @daijapan 昨日の返信で、部活動は我慢を覚える事と、人とうまくやっていく事を学ぶ側面があるという意見が多かった。これはすごく象徴的なのでこれについて話したいと思う。日本では、途中で止めたり、やる事を変えたり、合わない人を避ける事を逃げだと感じる人が多い。 爲末大 Dai Tamesue @daijapan これは根強く大人になっても残っていて、僕は鬱の原因に少なからず影響していると思う。止める事や集団に合わせられず組織から抜ける事を恥だと感じていてぎりぎりまで我慢する。それで自分の状態には無頓着だったりすると、自分の精神と身体が追い込まれる事がよくある。 爲末大 Dai Tamesue @daijapan 何もかもから逃げるとそれは確かに癖になる。ある程度は我慢して続ける事は大事だし、集団に自分を合わせる事も大事。でも苦しいなと思った時、それは甘えな
電波系で有名な東海アマから「トンデモではない」と太鼓判を捺された、早川由紀夫キョージュ(退職予定)がこんなtogetterまとめを作成しておりました。 科学的思考力を欠いたジャーナリストが社会にどれほど害悪を及ぼすかの考察 - Togetter 江川昭子さんのことを「科学的思考力を欠いたジャーナリスト」と批判しているのですが、この流れを見ると、むしろキョージュに擁護されている岩上安身さんの方が、科学的根拠なしに危険危険と訴えているような印象を受けるんですけどね。 補足まとめ。 岩上安身氏「デマといったね。デマだと立証してもらおうか」「えっ?」 - Togetter 東京で無脳症の赤ちゃんができた、という真偽不明のツイートに岩上さんが食いつき、元のツイート主は発言を削除したのですがこれが一人歩きして、「デマなんじゃないの?」「そもそも放射能と関係あるの?」という多くのツッコミが入りました。江
精神論という言葉が、スポーツの世界でよく聞かれます。モチベーションやビジョンが大切なものであるのは間違いないとは思いますが、日本でいう所謂精神論というのはどちらかというと思考を止めて全部を精神のせいにしてしまうようなニュアンスを含んでいます。 ロンドン五輪に向け、USAチームが2泊3日の合宿を行ったそうです。場所はラスベガス、メンバーはロンドン五輪でメダル獲得が期待されるアスリートだけ。練習は一切ありません。夜はカジノでルーレットだそうです。 さてはてべガスでいったい何をやったかと言いますと、 1、USAT&Fチームがどんな目標を掲げどんな戦略で挑もうとしているかの共有 2、過去に成績を上げた選手達のヒストリーと体験の共有 3、五輪までの戦略についてのワークショップ、および各々の戦略の共有作業 4、五輪を迎えるにあたって引っかかりそうな落とし穴、過去の失敗例の共有 5、メンタルト
はてなブックマークのコメントで否定から入ってしまい、これはいけないと思い直して修正する。そんなことが度々あるのですが、そんなときになんで否定しちゃったのかな~って思い直すと、そこに自分にとって大事な意見があって、それを守りたかったんだなって気付いたんですよ。 良く「相手を怒らせると、そこに相手にとって大事なものがある」と言うけれど、そんなに怒らせてばかりいたらできる友達もできなくなってしまうでしょうし、そういうのは日常一緒にいる中で気づいていくことだと思います。しかし、自分のことだったら自分自身がちょっとでも否定したり怒りを覚えた時になんでそう思ったのか考えることで、自分にとって大事なものが何か発見していくことができるでしょう。 今だったら、「反原発」「原発推進」「がんばれ」といったキーワードだけで怒ってしまう人もいるわけで、そういう人は自分がどうして(何を根拠に)そこに否定を覚えるように
参考リンク:今、Twitterやmixiで日常のこと書くと非国民扱いされることについて 僕もTwitterをやっているのですが、今回の地震が発生してから、タイムラインに流れてくる「つぶやき」の中には、「心底腹が立つ」ものも少なからず含まれていました。 それは、「ジョークのつもりなんだろうけど、あまりにも悪趣味なもの」とか「ひたすら不安を煽るだけの情報を脊髄反射的にリツイートしたもの」とか「日頃の自分に主義主張の正しさや政治的な意見をアピールするために、この災害を利用しているもの」など。 このようなつぶやきに対しては、タイムラインのなかでも小競り合いが起こっているのですが、「日常的なつぶやき」に対して「不謹慎」などという声はほとんどありません。 少なくとも、被災者のなかで、いまも避難所で厳しい状態に置かれている人からの、日常的なつぶやきに対する「不謹慎だからやめてくれ」という抗議は、リツイー
1.深呼吸をひとつ。 2.「そうですね」ととりあえず言う。「そうですね」というのは、YesでもNoでもない。自分を、とりあえず相手の意見を受け止めた態度、のように見せることができる。相手がどうとでもとれる、そして、自分の結論を保留にできる便利な言葉。 3.相手に、解決の糸口、もしくは代替案を出せるか聞き返してみる一緒に考えてくれる、悩んでくれる*1、解決の糸口や代替案がかえってくる場合は、信頼できる人。まともな答えがかえってこない場合は、ただたんに批判するのが目的であって、問題解決をする気がない人がものを言っている可能性がある。とりあえず話だけは聞いておいて、それが正しいかどうか、有用であるかの判断は保留にする。ノートのよーな外部記憶に書いてしまって、頭脳からはとりあえず捨てるのも手。 4.「参考になるわ、ありがとう」と言う批判をしてきた相手に、あえてお礼を言って、相手の攻撃的な姿勢のエネ
ときどき、 「会社は社員から搾り取ることばかりで、社員のことを何も考えてない」とか「従業員をサービス残業させて搾取している」とか、 つまるところ「自分たちは苦労してるのに、重役達は楽して良い思いしている。むかつく!」みたいなエントリーを読むと、 だったら自分で会社作って、社長になったらいいんちゃう?と素で思うんですが、そういうもんじゃないのかなぁ。 文句を言うな、とかそういうことじゃないんです。 文句を言っている暇があったら行動を起こして、状況変えちゃった方が早くないっすか?と思うのです。 自分たちだけ良い思いをする社長がうらやましい(憎たらしい)なら、自分も社長になって同じことをすればいいし、 会社にいたいなら縦横のつながり作って、自分自身も売り上げあげて、発言力持って、会社を変えちゃえばいいんじゃん?と。 なんしか、方法はたくさんあって、気にくわないところがあればやればいいと思うんだけ
これはちょっと自慢ですが、僕はある分野でかつて神童と謳われてた事がありまして。今は凡人ですが。へへ。 で、僕はその過去の栄光のおかげで、特別才能のある子供達の英才教育現場に従事してきたのだけれども、そこで天才と呼ばれる彼らを見続けて、彼らが(そして思い返せば僕も)必ずと言って良いほど通過する心理的な難所に気がついたので書いておくことにします。ほんとに単純なことだけど。 彼らは成長の過程でまず、自分の中の万能感を認め、飼い慣らさなければならない。それまでの小さなコミュニティでは自分の優位性を再認識し、その存在を確立する手助けをしていた万能感が、渡航や進学で大きなステージに出たとたんに鈍重な重荷になる。万能感の根拠が相対的なものでしかなかったことに気がつくわけですね。 ある種の天才児達はここを乗り越えることが出来ない。万能感を適切な形に処理できないまま現在の自分とのギャップに苦しんで潰れてしま
体験談に自戒を込めた記事です。 メンタル面に不備があり、昔散々やらかして黒歴史ありすぎの私です。 そんな私が今ではまともになったかというとそうではありません。 でも、メンタル面で不備がある自分の扱い方を経験則で覚えて、なんとか自分の中で対処できるような気がします。 その時の対処の一つが「自分のことを『可哀想』と思ったらおしまい」と自分に言い聞かせることなのです。 自分の経験則ですが「自分のことを『可哀想』」と思ったら、まず、他人を気遣う心が消えます。 周りに対して、私はこんなに可哀想なんだから、なんとかしてよ! と思い始めます。 依存心が以上に高くなって、しかも、自分が気遣ってもらうことを当然のことと思ってしまう。 他の人だって口には出さないけど色々な苦労あるんだってことには全く考えが及ばない。 自分の事しか考えなくなります。 昔の私はそんな風になって周りにえらく迷惑をかけました。 友達を
ヘビによる恐怖体験がない3歳児でも、大人と同じようにヘビに敏感に反応し攻撃姿勢を見分けられることを示した。 研究チームは3歳児20人を対象に、「8枚の花と1枚のヘビ」の写真からヘビを選ぶ場合と、「8枚のヘビと1枚の花」の写真から花を選ぶ場合で、反応する速さを比較した。ヘビを選ぶ時間は花を選ぶののほぼ半分の2・5〜3秒だった。ヘビの中でも、とぐろを巻いて攻撃姿勢を取る写真への反応時間が短かった。 4歳児34人、大人20人の実験でも同じ傾向が示され年齢による変化はなかった。ムカデやゴムホースの写真を使った場合、花との違いがなく、細長いものや気持ち悪いものに反応しているわけではないという。 世界中でヘビを恐れない文化はなく、本能なのか学習なのかの論争が19世紀から続いてきた。正高教授は「経験で恐怖感が身につくのなら年齢によって反応が変わるはず。今回の結果はヘビへの恐怖が本能であることを示す」と話
2010年9月24日 なつかしさは、何によって引き起こされるのか、年齢によってどのように変化するのか、なつかしさを引き起こすノスタルジア広告(レトロ・マーケティング)の効果はどのようにして起こるのかについて、楠見孝 教育学研究科教授らがまとめた調査結果が、日本心理学会の英文学術誌Japanese Psychological Research(Wiley-Blackwell社発行)に掲載されました。 この論文では、(1)なつかしさを引き起こすことがらは、過去の繰り返しの経験(反復接触)と長い空白時間(例: 昔のヒット曲、学校の場面)が重要であること、(2)なつかしさが引き起こされたり、昔をなつかしむ傾向は、男女とも加齢による上昇が見られ、男性の方がやや高いと分析しています。 論文名 Kusumi, T., Matsuda, K., & Sugimori, E. (2010). The eff
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