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昆虫に関するt298raのブックマーク (168)

  • カブトムシは「角長いほど狙われる」 NHKニュース

    「昆虫の王様」とも言われるカブトムシは、そのシンボルである角が長いものほど天敵に狙われやすいことが、東京大学などの研究で明らかになりました。 カブトムシが好むクヌギやコナラなどの関東地方の林には、腹部だけをべられたカブトムシの死骸がよく見つかるということで、これらはタヌキとカラスによるものであることを、東京大学などの研究グループが赤外線カメラを使った調査で明らかにしました。 そして、こうした天敵にべられたカブトムシは、およそ70%が角のあるオスだったということです。 さらに、これらのべられたオスは、周辺で天敵に狙われずに生きているオスと比べると、角の長さが平均で3ミリ程度長かったということです。 この結果について東京大学などの研究グループは、角が長いとオスどうしの争いでは有利になる一方、目立ちやすいため天敵に狙われる確率が高くなるためだとみています。 東京大学大学院の小島渉研究員は、

    カブトムシは「角長いほど狙われる」 NHKニュース
  • 共生細菌のいる共生細菌を持つ昆虫の複雑な代謝経路を解明 - 産総研とOIST

    産業技術総合研究所(産総研)と沖縄科学技術大学院大学(OIST)は6月21日、米・モンタナ大学、放送大学などとの共同研究により、植物の汁を吸う農業害虫「コナカイガラムシ」(半翅目カイガラムシ上科コナカイガラムシ科に属する昆虫の総称)では、共生器官の細胞内に極度にゲノムの縮小した2種の細菌が入れ子状になって共生し、さらに過去に多様な細菌から昆虫ゲノムに「水平転移」した20種以上の遺伝子が共生器官で発現し、それらがモザイク状かつ相互補完的にアミノ酸合成、ビタミン合成、細胞壁合成などの共生関係に必須な複雑な代謝経路を構築していることを発見したと共同で発表した。 成果は、産総研 生物プロセス研究部門の深津武馬首席研究員(兼生物共生進化機構研究グループ長)、同・古賀隆一主任研究員、OISTの佐藤矩行教授らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、日時間6月21日付けで米学術誌「Cell」に掲載さ

    共生細菌のいる共生細菌を持つ昆虫の複雑な代謝経路を解明 - 産総研とOIST
    t298ra
    t298ra 2013/06/25
    タイトルが一瞬意味わからんかった。
  • フンコロガシ、天の川を道しるべにまっすぐ移動 研究

    スウェーデン・ルンド大学(University of Lund)で撮影されたフンコロガシ(2013年1月25日撮影)。(c)AFP/SCANPIX/DRAGO PRVULOVIC 【1月28日 AFP】フンコロガシは天の川の光を頼りにまっすぐにふんを転がすという研究結果が25日、米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に発表された。 スウェーデン・ルンド大学(Lund University)などの研究者らと共同研究した南アフリカのウィトウォーターズランド大学(University of the Witwatersrand)の生物学研究チームは、地元のプラネタリウムで夜の空を再現し、フンコロガシの行動を観察した。その結果、脳は小さく、視力は弱いフンコロガシが、天の川の星々の光を頼りにまっすぐ進み、ふんを奪い合うライバルのいる場所に円を描いて戻らないように移動しているこ

    フンコロガシ、天の川を道しるべにまっすぐ移動 研究
  • 朝日新聞デジタル:美しいチョウには毒がある 東南アジアの種、羽に神経毒 - 科学

    羽に猛毒が含まれていることが分かったツマベニチョウ=米科学アカデミー紀要提供  【小坪遊】東南アジアのチョウの羽から猛毒が見つかった。海にすむ巻き貝の毒と同じ成分だった。カエル、トカゲ、アリなど天敵から身を守るのに役立てているらしい。16日、米科学アカデミー紀要に発表された。  オーストリアの研究チームは、フィリピン、インドネシア、マレーシアで採集したツマベニチョウというチョウの羽や、幼虫の体液の成分を分析した。この結果、イモガイと呼ばれる猛毒を持つ貝の毒と同じ成分が見つかった。ツマベニチョウは大型のモンシロチョウの仲間で、羽を広げると10センチ近い。日でも沖縄や九州の一部に分布する。  イモガイの毒は、生物の毒としては最強レベルの神経毒で、貝は魚などの狩りに役立てているほか、ダイバーらが貝に刺されて死亡する事故も多発している。一方、モルヒネが効かない痛みを抑える鎮痛剤にも使われる。恐竜

  • 「大トンボ展」で、大空の覇者・トンボの魅力に酔いしれる - 沙東すず

    「俺が大空の覇者だ!」 ここ数日、関東ではやたら夜が涼しくなり、センチメンタルな秋の気配。秋の虫といえば、鈴虫などの鳴く虫とあわせて、田んぼに群れて飛ぶトンボなどを思い出す方も多いのでは?わたしも小さいころ、ドブ川の土手で大量の赤トンボを口を開けて見ていたものです。 2012年度特別展 「大空の覇者-大トンボ展」 - 神奈川県立生命の星・地球博物館 今年の7月14日から11月4日にかけて、小田原にある神奈川県立生命の星・地球博物館では「大空の覇者 - 大トンボ展」という特別展を開催しています。この夏、展示とトンボ撮影会に参加し、それまで特別に意識したことがなかったトンボの魅力にちょっと触れることができました。 トンボの魅力を大解剖! 今回の展示を知ったのは、Twitterでお知り合いになった神奈川在住の昆虫写真家・尾園暁さんから。大トンボ展は、神奈川県博と尾園さんの写真事務所の共催で開催さ

    「大トンボ展」で、大空の覇者・トンボの魅力に酔いしれる - 沙東すず
    t298ra
    t298ra 2012/10/05
    巨大ヤゴの模型こわい
  • 【科学】「羽獲得の手掛かりに」 3億7000万年前 昆虫の化石発見 - MSN産経ニュース

    約3億7千万年前(デボン紀後期)のベルギーの地層から、体の形状が完全に保たれた羽のない昆虫の化石を発掘したと、フランス国立自然史博物館などのチームが英科学誌ネイチャーに発表した。チームは「昆虫が羽を獲得して進化する過程を知る手掛かりになる」としている。 発見した昆虫は体長8ミリ、幅1・7ミリと細長い形。羽はないものの、頭部と胸、腹部が節で分かれ、胸部に6の足があるなど現在の昆虫と共通する特徴を備えている。 チームは、化石は幼生で成熟すれば羽を持つ可能性もあるとみている。頭部には大きな目と長い触角が残っていた。細長い足は水中生活に適さず、陸上で生息していたとみられる。チームによると、これまで見つかった羽のある昆虫は、カゲロウのような約3億2500万年前の化石が最古。それより古い昆虫は、羽のないトビムシのような約3億8500万年前の化石しか残っておらず、チームは空白を埋める発見としている。

  • ヤマトシジミの奇形は原発の影響によるものなのか - むしブロ+

    原発や放射線関連の話題をブログで触れると面倒なことになるのでこの記事はメルマガに書こうと思ったが、社会的な意義を考えてやっぱりブログに書くことにした。 先日、琉球大学のグループにより、福島第一原子力発電所から飛散した放射性物質の影響によりヤマトシジミというチョウに奇形が生じている、という旨の研究結果が報告された。 チョウの羽や目に異常=被ばくで遺伝子に傷か−琉球大: 時事ドットコム The biological impacts of the Fukushima nuclear accident on the pale grass blue butterfly: Scientific Reports 時事ドットコムのニュース記事にでていた以下の研究者のコメントには激しい違和感を覚えざるをえない。 大瀧准教授は「影響の受けやすさは種により異なるため、他の動物も調べる必要がある。人間はチョウとは

    ヤマトシジミの奇形は原発の影響によるものなのか - むしブロ+
  • 朝日新聞デジタル:昆虫食女子の時代? 見た目ちょっと…でもサクサク - 社会

    4日にあった「セミ会」で、捕ったセミやバッタをのせたカナッペを試する内山さん(中央)と参加者の女性たち=大田区、吉美奈子撮影「セミ会」で捕ったセミやバッタをのせたカナッペを試する参加者=4日、大田区、吉美奈子撮影「セミ会」で捕ったばかりのセミの幼虫を薫製に調理した参加者。おいしいと評判だった=4日、大田区、吉美奈子撮影サクラケムシを桜の中のあんに入れ、香りを楽しむ「桜毛虫の桜葉巻き」=3月、永井吾鶴美さん撮影フリーズドライにしたセミの幼虫(手前右)を蜂蜜とチョコでコーティングしたセミクランチチョコ4日に開かれた「セミ会」で材のセミが捕れ、喜ぶ参加者。若い女性の参加も多い=大田区、吉美奈子撮影4日に開かれた「セミ会」。日が沈んだ後に地面から出てきたセミの幼虫を捕る参加者ら=大田区、吉美奈子撮影  「みんなちがって、みんないい」。金子みすゞの詩にあるように、いろんな人がいるか

  • なぜ?ミツバチの大群、自転車にびっしり : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    2日午前11時頃、和歌山市今福の紀陽銀行西浜出張所の敷地内に止めていた自転車に、ミツバチが大量に群がっているのを、自転車の持ち主が発見。 自然に離れなかったため、約5時間後、専門業者をよんで駆除した。刺されるなどの被害はなかった。 紀陽銀行によると、自転車で来店した同市内の女性が、銀行を利用していた15分ほどの間に、自転車付近にミツバチが群がり、前輪付近にかたまってとまったという。 海南市の県立自然博物館によると、ミツバチは春から夏にかけて、女王蜂が群れを連れて別の巣へ移る「分蜂(ぶんぽう)」と呼ばれる習性があり、途中で樹木などに群がる現象がしばしば見られるという。 同博物館の松野茂富学芸員は、「市街地で自転車に群がるのは珍しい」と話していた。

  • 朝日新聞デジタル:飛ばないテントウムシを開発 害虫アブラムシ退治のため - 科学

    飛ばないテントウムシ=近畿中国四国農業研究センター提供棒のてっぺんまで登っても飛び立てず、すごすごと下りてくる飛ばないテントウムシ=広島県福山市の近畿中国四国農業研究センター、日比野容子撮影  飛ぶのが苦手なテントウムシを掛け合わせる方法で、飛ばないテントウムシが誕生した。開発に成功したのは、近畿中国四国農業研究センターと近畿と四国の各府県などでつくる研究グループ。農作物の害虫アブラムシをべる生物農薬として、近くメーカーが農林水産省に登録申請する。  テントウムシは害虫アブラムシの天敵で農家にとっては宝だが、せっかく集めてハウスに放しても、飛んで逃げてしまうのが難点だった。同センターの世古智一・主任研究員は、測定器を使って飛ぶのが苦手なナミテントウの個体を選び、交配する作業をコツコツ繰り返した。1年間に交配できるのは7世代。20〜35世代目にようやく、てくてく歩くだけのテントウムシが生ま

  • 恐怖のうちに死んだバッタは怨みを持ち地球環境を破壊するとかしないとか - 蝉コロン

    科学, 動物死んだバッタってダイバダッタみたい。死んだバッタの魂宿し。 恐怖の中で死んだバッタ、土壌に悪影響を及ぼす 研究論文 国際ニュース : AFPBB News恐怖におののきながら死んだバッタの死骸は、安らかに死んだバッタの死骸とは異なる影響を土壌に与える――。このような内容の論文が15日発行の米科学誌サイエンス(Science)に発表された。 Science!ホントにあった!Fear of Predation Slows Plant-Litter Decomposition 、捕の恐怖が落葉の分解を遅らせる!ポエム! 恐怖の方はいいけど、安らかに死んだかどうかお前に分かるのかよ!!と思ったら片方は普通に飼って、もう片方はクモにわれそうでわれない(クモの口を塞いでいる)状況においたまま飼っているのか。虫かごはアウトドアに置いてるので、基的にバッタは自然がいっぱいだなあオレは自

  • 恐怖の中で死んだバッタ、土壌に悪影響を及ぼす 研究論文

    米ノースダコタ(North Dakota)州で撮影されたバッタ(2010年9月30日撮影、資料写真)。(c)AFP/Karen BLEIER 【6月15日 AFP】恐怖におののきながら死んだバッタの死骸は、安らかに死んだバッタの死骸とは異なる影響を土壌に与える――。このような内容の論文が15日発行の米科学誌サイエンス(Science)に発表された。 論文の主執筆者でイスラエルのエルサレム・ヘブライ大学(Hebrew University of Jerusalem)の研究者Dror Hawlena氏は同誌のウェブサイトに掲載された音声インタビューの中で、この研究結果は「確かに少しとっぴな話に聞こえる」と語った。 Hawlena氏は米エール大学(Yale University)の研究者らと共に、クモにおびえさせられたバッタの死骸を使った実験を行った。 実験ではまず、バッタだけを入れた籠とバッタ

    恐怖の中で死んだバッタ、土壌に悪影響を及ぼす 研究論文
  • 産総研ら、昆虫の「細胞内共生細菌」が母子垂直に感染する瞬間の撮影に成功

    産業技術総合研究所(産総研)は、富山大学との共同により、昆虫の生存に必須の「細胞内共生細菌」が母虫の体内で初期胚へ伝達される瞬間を画像としてとらえることに成功し、宿主昆虫が細胞の分泌・物質取り込み機能を利用して必須共生細菌を選択的に次世代へ伝える仕組みを明らかにしたと発表した。 成果は、産総研 生物プロセス研究部門 生物共生進化機構研究グループの古賀隆一主任研究員、深津武馬研究グループ長、富山大学 先端ライフサイエンス拠点の土田努特命助教らの研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、「米科学アカデミー紀要(The Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America:PNAS)」電子版に日時間4月20日、雑誌版は5月15日号に掲載された。 昆虫類は高度な生物機能を持つ細菌と共生する

    産総研ら、昆虫の「細胞内共生細菌」が母子垂直に感染する瞬間の撮影に成功
  • 朝日新聞デジタル:大昔のノミ、体長は2センチ 英科学誌に発表 - サイエンス

    印刷  恐竜がいた頃のノミは体長が2センチもあった――。そんな論文をフランス国立自然史博物館や中国科学アカデミーなどの研究チームがまとめ、1日付の英科学誌ネイチャーに発表した。  チームは中国・内モンゴル自治区などで出土したジュラ紀中期から白亜紀初期の化石を調べた。体長はメスが1.4〜2センチでオスが0.8〜1.4センチ。現代のノミの10倍前後という巨大さだった。  頑丈で長い吸い口や、毛などに絡まりにくい構造を持っていた。体表に毛が生えた獣に寄生するのに適しているが、当時の哺乳類は小型だったことからチームは「巨大ノミは羽毛を持つ恐竜にも寄生していたのではないか」とみている。(竹石涼子) 購読されている方は、以下のような関連記事も読めます。申し込みはこちら「男はいずれ絶滅…しません」 従来説、米チームが否定ピコっとなかったことに 米で光途切れさせる実験成功脳の信号で仮想の「手」 米大学など

  • 朝日新聞デジタル:ジュラ紀のキリギリスの音色復元 化石に羽、構造分析 - サイエンス

    印刷 【動画】ジュラ紀のキリギリスの音色復元 英など研究チーム音色を復元したキリギリス(想像図)=(C)Liliana Castano−R&Fernando Montealegre−Z音声を復元したキリギリスの羽の化石。下は羽の筋の説明図=米科学アカデミー紀要から  恐竜と同じ時代に栄えた太古のキリギリスの音色を復元することに、英国、中国などの研究チームが成功した。羽の構造がよく残っていた化石の状態を分析した。今週の米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表する。  復元に使った化石は、三畳紀後期〜ジュラ紀中期に栄えたキリギリスの仲間のもので中国で保管されていた。羽を広げた大きさが約7センチ。保存状態がとても良く、羽をこすりあわせたときに音を出すギザギザの歯が左側に107個、右側に96個、残っていた。この化石から羽の構造や筋の密度などを電子顕微鏡で観察。現代のバッタやキリギリスと比べて、羽をこ

  • 朝日新聞デジタル:新種のハエはシカ肉がお好き 九州山中で国内初発見 - サイエンス

    印刷 フタトゲバエの標。背中から2のトゲが出ているのが特徴だ=三枝豊平さん提供フタトゲバエを発見した九州大学名誉教授の三枝豊平さん=福岡市中央区  シカなど大型動物の死体の肉を好んでべる新種のハエが、熊、宮崎県境の山の中で見つかった。発見したのは九州大学名誉教授の昆虫学者、三枝豊平(さいぐさ・とよへい)さん(74)のチームで、年内にも学術雑誌で発表する。  見つかったのは、死んだ大型動物の骨髄をべる「チーズバエ科」に属するハエ。胴体の背中からトゲが2出ているのが特徴で、三枝さんは「フタトゲバエ」と名づけた。体長4〜7ミリで、よく見かけるイエバエなどよりも細長い。  背中からトゲが出ている同じ仲間のハエはヨーロッパで2種類、中東とシベリアで各1種類見つかっているが、これまで国内での発見例はなかった。  2004年2月、三枝さんの研究チームが宮崎県小林市の山中で偶然に採集した。見慣

  • コオロギ5百匹からセシウム4千ベクレル検出 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    東京電力福島第一原発事故で、原発から40キロ離れた計画的避難区域内に生息するコオロギから1キロ・グラム(約500匹)あたり4000ベクレル以上の放射性セシウムが検出されたことが、東京農工大の普後一(ふごはじめ)副学長(昆虫生理学)の調査でわかった。 別の場所のイナゴからも最大200ベクレルを検出した。 調査は、昨年10月、原発から約40キロほど離れた計画的避難区域の福島県飯舘村北部でコオロギ500匹、60~80キロ離れた宮市役所付近や須賀川市北部、桑折町役場付近、猪苗代町の猪苗代湖付近の水田でイナゴ計2000匹を採集した。 飯舘村のコオロギからは1キロ・グラムあたり平均4170ベクレルを検出。須賀川市のイナゴは同196ベクレル、桑折町と宮市は、それぞれ同82ベクレルと75ベクレルだった。

  • 東大、カブトムシのサナギは自ら振動して幼虫を追い払っていることを発見 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    東京大学は、カブトムシのサナギ-幼虫間におけるコミュニケーションとして、サナギが振動を発して周りの幼虫から身を守ることが判明したと発表した。研究は東京大学大学院農学生命科学研究科生産・環境生物学専攻の石川幸男教授らによるもので、同成果は「Behavioral Ecology and Sociobiology」オンライン版に掲載された。 昆虫のサナギは大人しくて不活発だと思われがちだが、一部の昆虫に限っては活発に動き、音や振動を発することが知られている。ただし、それらの音や振動がどのような機能を持つのかについては、ほとんどわかっていなかった。しかし、今回研究グループは、カブトムシのサナギが振動を発することで、近づいてきた幼虫を遠ざけて身を守ることを発見したのである。 カブトムシの幼虫は、腐葉土中に群れを作って生活をしており、幼虫は初夏になるとサナギ室と呼ばれる部屋を地中に作り、その中でサナギ

  • asahi.com(朝日新聞社):タガメ、毒蛇マムシも食べます 溶けた肉吸う様子撮影 - サイエンス

    印刷 マムシを襲うタガメ(体長5センチほど)=読者提供  絶滅危惧種に指定されている水生昆虫のタガメが、毒蛇のマムシを襲って捕している様子が撮影された。タガメが蛇をべることは報告されていたが、マムシ相手の例は知られていなかった。  撮影場所は、兵庫県西部の山間部にある池のほとり。8月下旬の朝、体長5センチほどのタガメに襲われたマムシが、岩をのぼってきたところを、同県在住の読者が撮影した。  タガメは脚でマムシを抱え込み、胴体に針のような口を刺しこんでいた。「マムシは身もだえしながら苦しんでいた」という。タガメは魚などの体内に消化液を入れ、溶けた肉を吸う。撮影時もマムシを「べていた」とみられる。 関連記事自由研究が絶滅危惧種救う 都内でフジマリモ育て半世紀(8/23)身を隠すため?光るサメ、撮影成功 沖縄の水族館チーム(8/17)絶滅危惧、タガメなど17種増 滋賀レッドデータブック(6

  • 警戒必要な外来カブトムシ、北海道で繁殖 - MSN産経ニュース

    子供に人気のカブトムシが北海道の生態系を脅かすと専門家が警戒している。元来、州以南にしかいなかったとされるが、現在では道内全域に分布。道は「夏休みにたくさん捕って、山に逃がさないで」と呼びかけている。 「カブトの雄を捕った!」。今月6日夜、近くの山で昆虫採集をしていた札幌市南区の小学3年生、山田雄希君(9)は興奮気味に掲げた。この日の収穫は5匹。「昔は捕れなかったのに不思議」と母親の千冬さん(42)。 外来種をまとめた道の「ブルーリスト」は、生態系への影響が最も懸念される生物を防除対策の優先順に「A1~A3」に分類。カブトムシの影響は表面化していないが、個体数の大幅な増加による被害の程度を判断し、A2にランクした。 北海道開拓記念館(札幌市厚別区)の堀繁久学芸員(昆虫学)によると、目撃が増えたのは1970年代から。道外から持ち込まれ、夜店や養殖場の成虫が放たれ、定着したとみられる。 卵が