競技場のスタンドには砲撃の跡と見られる穴があった=26日午前9時16分、韓国・大延坪島、越田省吾撮影 【ソウル=牧野愛博】北朝鮮軍が大延坪島(テヨンピョンド)を砲撃した際、多連装ロケットも使ったことで、韓国世論が激高している。多数のロケットが一度に広範囲な地域に着弾、大きな被害を与える兵器だ。韓国国防省は「ソウル首都圏への奇襲的な大量集中射撃も可能」とみており、市民の衝撃は大きい。 与党ハンナラ党議員が25日、同島から持ち帰ったロケット弾の残骸(ざんがい)を公開。「北への支援が、ロケットになって返って来た」と怒った。26日付の韓国主要朝刊各紙も1面で「大量殺傷用」(朝鮮日報)などと強く非難した。 軍事筋によれば、多連装ロケットは低い命中精度をカバーし、敵に反撃の余裕を与えない効果がある一方、必要以上の範囲を攻撃する可能性がある。韓国政府も「無差別攻撃」と非難している。 一方、在韓米
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