園児らを乗せて出発するトロッコ列車=22日、北九州市門司区 北九州市の門司港レトロ地区で26日開業する観光トロッコ列車・やまぎんレトロラインの試乗会が22日、あった。地元の保育園児65人が、往復約20分の旅を楽しんだ。 最高時速15キロ、全長2.1キロ。国に認可された鉄道の中では日本一遅く、短い。「潮風号」の愛称通り、関門海峡の風を受けながら景色を楽しめるのが売りだ。 ただ、客車内の天井には特殊塗料で魚介類が描かれ、トンネルの闇で青白く光る。このため園児たちは景色そっちのけで、「またトンネルに入りたい」と大はしゃぎ。