ぷらっと沿線紀行(7) 東京の都心に通う大学生だった約20年前、毎日の通学電車は恐怖の時間だった。男性が間違って乗らないよう、女性専用車の乗車口は鮮やかなピンクで表示されていた。車体広告もパステルカラーが多く使われている=大阪市北区の地下鉄御堂筋線梅田駅で朝のラッシュ時、女性専用車両から多くの乗客が降りてきた=大阪府茨木市のJR茨木駅で廃止された神戸市電の車両が本山交通公園に保存されている。親子連れがのぞきこんでいた=神戸市東灘区で阪急京都線の女性専用車。隣の普通車のドアに案内表示が張られている=大阪市北区の阪急梅田駅で大阪市営地下鉄御堂筋線の女性専用車はつり革広告もピンク色=堺市北区で故荒尾親成氏の著書「神戸に来た史上の人々」などに掲載されている神戸市電の「御婦人専用電車」 窒息しそうになるほどぎゅうぎゅう詰めの車内。人の圧力でカバンの中に入れた金属製眼鏡ケースや筆箱がひしゃげた