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はてなキーワード: トゥルーエンドとは

2025-08-09

ドラクエ5はなんでハーレムルートないんやろな

エロゲなら、ノーマルエンドのビアンカルートフローラルートをクリアしたあとに、トゥルーエンドハーレムルートが解禁されるのに。

ハーレムルートになったら石像化もナシで子供でかくなる前に魔界に行って、ミルドラース戦闘前に豪鬼に倒されて真ラスボス戦闘になるのにな……。

2025-05-11

令和に「ひぐらしの鳴く頃に」初めて見たよ

私、人生アニメを見た事がほぼ無いんですが、友人からひぐらしの鳴く頃に」がめちゃくちゃ面白いって聞いて一期を全て見終わったので感想を書き残します。

【私】

20代後半、ひぐらしパチ屋で見た事がある程度でやべ〜ナタ女がいるということだけ知っていた

総評

途中まではまぁ、、、と思いきやラストめちゃくちゃおもしれー!!!!!

感想

いざ始まってすぐ、めちゃくちゃクラシックアニメが始まって古のオタクに想いを馳せてたら、行きなり急ハンドル切って不穏な気配にしてくる!ひぐらしって怖い作品とは聞いてたけど、前半の"アニメ"って感じの描写があるからこそ恐怖が引き立つなぁと感じました。その後も"アニメ"パートがありつつも不穏パートが随所に挟まれて、日常の中でも常に疑心暗鬼気持ちを持ち続ける事になってましたね。

ただ、数話見たところでどう考えても物語が終わる展開になり、(え、これどう決着つけんの……?)と思ったのも束の間、あっけなく物語は終了!いや、残りの話数どうすんの?ここからはめちゃくちゃに張られてた伏線回収パート?と思いきや、さっき明らかに死んでいた奴らが何もかも忘れて普通にアニメパートを始めてて、、、正直意味が全く分からなかったんですが、友人に聞くと元ネタノベルゲーとの事で納得!これ各世界線でそれぞれのエンドをやって行くのか!

てな訳でそこからキャラクターの一人一人が狂って行くんですけど、全員どう考えてもおかし暴走をしていて、明らかにご都合主義みたいな感じなんですよね。そんなやり方無理あるだろとか、何でそんなことやんの?とか、何でそう捉えんの?とか思う場面がめちゃくちゃあって、さっきまでの急ハンドルの切れ味と裏腹にこの辺は雑じゃね?って感じる部分が多かったです。

と思っていたんですが、ある章(編?)から急に世界が変貌。というより、今までの世界線の内の一つを、別の人物にフィーチャーした形で進んでいきます。この章で初めて、その人物の変貌の理由が明かされることになり、またその世界にあった謎も明かされることになるのですが、その人間が余りにも恐ろしい……。ここで初めて、この作品の恐ろしさは「スプラッタ」的なものではなく「人怖」の要素だと気付きました。

奇妙な村で起きる奇怪な事件。それには村の因習が深く関わっているが、最終的にそれらは人間の力によって為されている。文化というものが年月を経て余りにも複雑に絡み合った結果、力を持ってしまうという恐ろしさ。最終章に向かう前のこの章において、ひぐらしの魅力を余す所なく感じました、、、

とは思ったのですが、「人怖」の完成度とは裏腹に、その根底にある要素は結局「具体的な理由がないまま雑に発狂する」というムーブしかなかったんですよね。ただ話数的に最終章が残っているので、ここでそれが明かされるのかなと期待していました。

宇宙人テロを起こそうとしてる!!!

?????????

キミ、、どうしたの?作中でも結構頭良かったよね?てかこういう話?発狂宇宙人から攻撃によるもの

ただ、今回の章では一つ今までと違う点があって、「主人公別世界線の記憶を思い出す」ということ。これは今までの知識をフル動員して、完全にトゥルーエンドに行く流れ!と思いきや、最終的には宇宙人のせいになりました。

さっきまでの完成度の高い話と打って変わって、こんな運び方になるとは。流石にコレでは終わらんだろと思い見て行くと、いつもならお決まり発狂パートになるはずが、何故かアツい展開に。そしてこの章では最終的に発狂が収まって、無事誰も死ぬことなく(?)幕を下ろすこととなりました。

無事めでたしめでたしとなったのですが、誰も死ななかった今回の章。発狂した人物を収めたその方法。それは「一人で抱え込まないで仲間に相談する」ということを教えるということでした。

そりゃな!!!!!!!!!!!!

ずーーっと思ってたよ!!!理不尽発狂してないで相談すればいいのにって!!!24話かけて伝えたかたことがそれかい!!!!!お前ら何でそんな事もしなかったんだよ!!!!!!一番にそれだろうよ!!!!!

と思っていると、今まであまりフィーチャーされてなかったキャラから一言

しかしこの土地には、説明がつかない事が、まだ残っている」

アーーーーー!!!絶対二期は種明かしじゃん!!!こんな雑な設定で解決!で終わったら伝説みたいになるわけないもんね!!!!!

よかった!!!!このままで終わらないんだね!!!

てな訳で残された謎は二期にお預けに。少なくとも現時点で解決はしていないんですが、あの精度のサスペンスが組み立てられたのなら、きっと納得がいく設定があるんでしょう!というわけで、一期はこの謎が解決していないモヤつきそのものが作者の想定通りというわけで、まんまと掌で転がされてたんですね……。というか、冒頭で話した「日常パートすら疑心暗鬼になる」っていうのも、今思えば登場人物達と同じ感情で、追体験ながら見ているようで没入感が全然違いました。この作品は「仕組み」が素晴らしかったです。物語に引き込まれる緩急、クオリティの高い人間模様の恐怖、それとは対照的にあえて雑に作られた発狂理由は次作に、、、全部が計算ずくとは……やはり古の名作とされる作品にはそう言われる理由がありますね。

というわけで、今度は友人から同じ古の名作とされる「ふぃぎゅ@メイト」でも借りて遊ぼうかな!!!

2025-04-03

anond:20250403114423

ジャニーズに入らず平塚学園を卒業し、就職し、就職先で見つけた女と結婚し、子供を作り、ローンで家と車を買い、藤沢から出ることを考えずに死ぬまですごせばトゥルーエンド

中居はどうすればトゥルーエンドに行けたの?

食事会を二人きりではなく複数名で行う

ここから先に進めない

2025-03-03

でもハードモードじゃないとトゥルーエンドが見れないゲームだったらイージーモード人達は報われないけどどうすんの?

2025-01-25

ヤケになった監督の反骨精神すげえ

富野監督の作ったΖガンダムのことだ。

子供向けアニメというか、子供向けのフォーマットで作られた映像作品全般基本的にはスポンサーである玩具メーカー商品を売るためのプロモーションという目的は、絶対無視できない。

おかげさまで初代ガンダムは後年「ガンプラ」という言葉を生み出すくらいの、まあ歴史的大成功だったわけだ。

そんな1stの後光にあやかり、当時のバンダイはMSVまで出してガンプラ推しまくってきた。

そこに突如として登場したのがマクロス

その人気爆発ぶりに危機感を覚えたのか、バンダイ

マクロスに対抗して変形メカを目玉にガンダムの新作出せ(主役のガンダムが変形するのは暗黙の了解)」

→お富さん「だからガンダムはあれでおしまいなの!そもそもアニメおもちゃ屋宣伝映像じゃねえ」

バンダイ「いいからやれ」

というやりとりからZガンダムが出来上がったという噂が、未だにファンの間で囁かれているが、それが信憑性を帯びて伝わるくらい、実際Zガンダム逆張りっぷりはすごい。

ざっと挙げるだけでも

結果的マクロスが今もなおシリーズを通して堅持している「オタクの好きなもの全部入り」というコンセプトに対しても、カウンターになるようなアニメになったと。

しかもお富さんがすごいのは、Ζをバッドエンドにした埋め合わせをするかのように、続編としてグッドエンドのΖΖを作り、更にトゥルーエンドに当たる逆シャアを作ったところ。

別にエロゲフォーマットを何年も前に先取りしたとは思わないが、離れた視聴者を戻ってこさせる仕掛けとしては見事だと思う。

2025-01-04

[]1月3日

ご飯

朝:サイゼリヤ飲酒。昼:なし。夜:ラーメン屋飲酒。間食:アイス

調子

むきゅーはややー。おしごとは、おやすー。

酒飲んでゲームして良い一日だった。

○ クロガネ回姫譚-閃夜一夜-

・はじめに

現実とは少し違う歴史を辿ったためテロが非常に多く発生するようになった日本舞台に、テロリストの鎮圧を主目的とした特殊警察部隊たまごたちの活躍を描いたSFバトルなテキストアドベンチャーゲーム

開発はみなとそふと兄弟ブランドみなとカーニバルで、18禁版の後発版も出ているため美少女ゲームテイストが強い作品

選んだヒロイン毎に異なるストーリーが展開し、最後にそれらを統括するトゥルールート解放される王道システムもらしい。

ただ、各ヒロインたちが魅力的なのは確かだが、男性主人公白銀正宗がとにかく活躍しまくる燃えゲーの側面も強くあり、バトルあり、サスペンスあり、知略なコンゲーム展開ありと、恋愛一辺倒ではない。

超能力日本刀、銃火器、下衆い大人の裏をかく知恵働きパートと、子供の好きなものてんこ盛りな、熱く燃えて沸る展開が続く面白いゲームだった。

そこに水をさすように、政治社会には簡単解決策などなく地道な努力必要だと説くパートもあるバランス感もよかった。

共通ルート個別ヒロインルートトゥルールートとそれぞれのルート毎に感想を書いていく。

共通ルート

なかなか込み入った設定をしている上に登場人物達も多く相関図も複雑だが、共通ルートの設定開示が丁寧かつダレない展開が続いて面白かった。

共通ルートでは主に三つのパートが進む。

一つは特殊警察部隊養成機関に通う登場人物達の日常

特殊警察部隊の隊員になるための学校舞台で、警察などの仕事放課後バイトで手伝えるとっぴな設定が面白い

主人公白銀正宗が金にがめつい守銭奴気質なことと密接な関係にあるのも良き。

二つ目学校の中でも特別エリート学生達だけで構成され、訓練でなく実戦でテロリストと対峙する黒金班のストーリー

主人公達は黒金という特殊物質を通して、超能力が使える、この超能力は使える人間が限られるため学生でも実戦に出れるという設定。

さら電化製品火薬一時的無効化する超兵器もあるため、テロリストをサクサクと倒していける。

エンタメ娯楽物語的が過ぎるかもしれないが、ワクワクする設定かつ、一長一短な黒金の力は万能ではないと苦戦する描写もあって良いバランス感だった。

アクションやバトルも多いが、上層部との駆け引き交渉など、会話や議論パートもあるのは好みな展開だった。

三つ目はそんな黒金班のライバル、同じく黒金を使う別の学校との対立

こちらはケレン味しましのアクションや知略駆け引きなどが楽しめる。

警察内の立場争いなので内輪揉めに過ぎないのだが、かなりハードシリアスな展開になっていく。

超能力同士のぶつかり合いだが、単純な力比べではなく作戦を立てるパート能力を工夫するパートがあるのが面白かった。

この共通パートを通じて主人公白銀正宗がいいやつで大好きになれた。

守銭奴で人付き合いも悪いファーストインプレッションはそのままに、何故お金固執する必要があるのか、人との距離を過剰に取る理由はなんなのかが徐々に明かされていく。

外面はともかく、内心はかなりウジウジしたキャラなのが可愛い

そして何より、超有能で白兵戦はもちろん頭も回るすごいキャラなのが楽しく、テロリストや同じ黒金使いをサクサクと倒せるところが、後半の個別ルートでの苦戦や苦悩の布石になってるのがいい。

美少女ゲームを遊ぶときに、ヒロインよりも先に主人公の方を好きになれたらもうどハマりしてる証拠だと思う。

・伏姫ルート

伏姫ルートはかなり少年漫画なバトルシーンましましで痛快なストーリーだった。

伏姫は同い年ながら世話焼きでかつ、うじうじしがちな主人公とは対照的根明でまっすぐなキャラだ。

本作の独自設定で超能力のみなもとである黒金の使い手たち、その中でも4本の指に入る四天王達との対峙が主軸となる。

そのためメインヒロインだけでなく、暫定光速ダモクレスという超強い男キャラにもかなり焦点が当てられる。

主人公達はあくま学生なので、単純な力比べでは四天王には劣るのだが、それを知恵と勇気で逆転していくのが見所。

特に敵の能力、暫定光速の弱点を非常に身近でありふれた機械無効化するくだりはワクワクさせられた。

四天王とのバトルが主軸ながら、伏姫との恋愛パートもあるし、国家権力正義を振るうことの意味という大きなテーマもあっさりではあるがふれられていて、読み応えの多いパートだった。

天国ルート

天国ルート恋愛要素ましましの王道美少女ゲームらしいルートだった。

天国主人公の幼馴染で婚約者自称しているグイグイくる系ヒロイン

それともう一人、主人公だけに見える謎の幽霊女の子東郷にもスポットライトがあたる。

バトルパートや知略パートも控えめなのでちょっと僕の好みとは離れていた。

序盤から前振りがされている残酷真実が徐々に開示されて行くところは恐ろしくもあったが、そのあたりを愛の力で乗り越えていけちゃうのが少ししっくりこなかった。

感動的な泣かせるパートもあるのだけど、ちょっとこの辺は主人公メインヒロイン関係値に終始したせいで上滑りしていたかもしれない。

・虎鉄ルート

虎鉄ルート連続殺人を追う過程で謎が明らかになっていくサスペンスルートだった。

虎鉄は年下で無口だが美味しいものや目新しいものを見ると食い付きがいい不思議な面もあるキャラ

小動物的ではあるが先輩達に懐かない虎鉄が少しづつ態度を柔らかくしていく。

このルート連続殺人事件が話のメインになっているが、割となんでもありな世界観ながらもしっかりと知恵を絞ってタネを見抜こうとする過程面白かった。

立ち絵がないモブ一般警察達も必死に頑張っていることが伝わるシーンが多く、この辺も好きなところ。

玉鋼ルート

玉鋼ルートは知略対知略のコンゲーム主題ルート

玉鋼は先輩で真面目な堅物ながら女児アニメが好きな可愛い一面もあるキャラ

僕の一番好きなルートだった。

ただ、お当番の玉鋼よりも、敵として戦うことになる敷島ミカサが魅力的だった。

敷島ミカサ学生ながら、幻覚を見せる強力な黒金を使い、警察上層部に食い込んでいる強かなキャラ

武力ゼロに等しいが、その超能力だけでなく念入りな下準備と根回しで自らが手を動かすことなく、自分に都合よく話を転がしていく策士家。

そんな敷島ミカサとある報告書めぐり対峙することになる。

今までのルートでは四天王テロリストや殺人鬼といった武力に優れた敵だったが、このルートでは頭が良いキャラが敵になる。

そのため、どのように相手の裏をかくのか策略を練って実行するコンゲームらしい展開が続く。

そして、もう僕が大興奮したのが、そんな自分の手を動かさな敷島ミカサが魅せたまさかトリックだ。

ここは見事に騙された上に、なんとトリックの根幹に1週間お風呂に入らないことが組み込まれているため、そういう意味でも非常に興奮した。

お当番ヒロインである玉鋼先輩の影の薄さは、この敷島ミカサが魅力的が過ぎたせいで仕方ない。

・回姫譚ルート(トゥルーエンド)

ここまでのルートを包括した全てに決着がつくルート

ただ、かなり自分の期待とは異なる展開になっていた。

というのも所謂「ホワット・ア・ワンダフルワールドもので、綺麗なハッピーエンドではない。

そこに至るまでの辛いパートも多く、今まで散々主人公達の有能さがアピールされ続けただけに、締めのために無理矢理悲しい展開にされているようで読んでで乗り切れなかった。

回収されていない伏線があるとか、尻切れトンボのようだとは思わないが、めちゃくちゃ出来るやつらの有能さに惚れ込んだストーリーの締めがこれなのは少し残念。

この辺は好みの問題だと思うので難しい。

(「ホワット・ア・ワンダフルワールドものって言い方、今思いついて書いたけど、めっちゃわかりやすくない?)

・おわりに

テロリストの特殊部隊活躍を骨子に、手を変え品を変え様々なストーリーがあり非常に面白かった。

特に知略戦が主になる玉鋼ルートと、その敵敷島ミカサは魅力的で、このルートを読めただけでも大満足。

作品の締め方こそ好みではなかったが、その過程はとても読み応えがあり楽しめた。

2024-12-13

ゲームにおける分岐って結果として「不自由さ」を感じるんだよね。私は

アサクリシャドウズに物語分岐に関わる選択肢排除したモードが追加されるらしい

なるほど。いいことだ。私はそう思った。

否定的な人は「分岐否定するならもう映画でいいじゃん」と語っている。

なるほど。典型的な中身空っぽスノビズムだな。相手にする価値がない。

マリオドラクエも一本道だが、あれはもう映画でいいのか?

そんなはずはないだろ。

選択肢排除モード否定派はもうちょいまともな論客を連れてきてくれ。

相手側のレベルが低すぎるとアウフヘーベンに至れないからこっちもいい迷惑だ。

物語選択肢があることによって生じる「不自由さ」

なぜ私が選択肢廃止肯定するのかといえば、今までのアサクリシリーズにおける選択肢のあり方に不満があるからだ。

過去作のネタバレはしたくないからどれのどれかはボカすが以下のような状況が出てくる。

「追いかけていた仇敵をぶっ殺す機会が遂に到来したぞ!どうする!」

A 暗殺する。アサシンゲームなんだから当たり前だろ。

B 殺さない。我が刃が断ち切るは生命ではなく憎しみの連鎖也。

ここでAのような選択肢を選ぶと因果が血の海に染まり相応の報いがやってくる。

Bの選択肢だとちょっと釈然とはしないが色々なあなあな感じでそこそこ平和な終わりを迎えられる。

これを「プレイヤー自由に道を選べる自由物語」だと捉える人はいる。

ある時期からのUBIはそういう会社なんだろう。

でも私はそう思わない。

なぜならAのエンディングが明らかに「お前の間違った選択によって主人公は不幸な人生を送ることになった。正義アサシンの心を持たなかったお前のせいです。あ~あ」といった空気で展開されるからである

は?アサシンゲームボスアサシンしたこと咎めてくるなら題名を「正義マンクリード」にでも変えろって話じゃねーんですか?だよなぁ?

コントローラーを握っている時に余計な「正解当てクイズ」を挟むな

でもこれが最初から選択肢一切なくていきなり「お前を許そう。俺は正義アサシンマンから」といきなり主人公が口にしたらその場ではクソゲークソゲー連呼するかも知れないが、エンディングで感じる不快感に比べればまだ許せるレベルだろう。

結局のところ、何が一番気に食わないかと言うと、さも当然のように「正義アサシンとして振る舞うゲーム時間だ。ちゃんと選べよ」という態度を取られることが気に食わないのだ。

アサシンクリードは結局のところは、刃に血を吸わせることを楽しむ猟奇殺人ごっこゲームなのに、いきなり真面目ぶって「いい子ちゃんクイズ」を始められるのは鬱陶しすぎる。

その選択肢の影響がその直後のムービーにだけ影響するならまだしも、何十時間も先のエンディングでいきなり「お前は本当に正義アサシンじゃないなあ。これはその報いだよ」と言われるのでは慎重に選ぶしか無い。

でも待ってくれ?

道中でさんざん殺してきた何百人のモブキャラ達にもそれぞれの家族人生があったのに、それに対しては何のお咎めもないとはどういうことだ?

一貫性のない倫理観に対しての強烈な違和感を感じながら、これまで殺してきたモブキャラと眼の前に居るネームドとでは命の重さが違うのだとばかりに「許そう。俺は正義マンクリードから」といきなり偽善を振りかざせと?

繰り返すが、この選択ムービー中にキャラ勝手にやるのならば、それについては「私のコントローラーを離れた状態勝手にやったこと。これはアニムス記憶が見せるムービーであり、私は介入できないなら仕方ない」と割り切れる。

コントローラーを握った状態、さっきまでバシバシ殺しを繰り返してきた手でストーリー上の正解選びをやらされ、それが終わったらまた殺しを楽しむ血みどろの殺人鬼に戻れという仕組みがごっこ遊びとして実に違和感がある。

トゥルーエンドというご褒美のためにその違和感をグっと堪えさせられることに私は強烈な「不自由さ」を感じてしまうのだ。

IFルート選択できる余地が残るのは別にいい

だって2周目はそのモードで遊ぶかも知れないし、配信者達がIFモードでどういう選択を選ぶかには興味がある。

単に私が嫌なのは「私がコントローラーを握った状態で、正解あてクイズをさせらる」ということだけだ。

私がやらされずに済むならそこには何の問題もない。

もしもここで「でも実はですね。選択肢なしモードで見れるエンディングは正解じゃないんですよ。本当の正解は攻略情報検索して選択肢ありモードを遊んでみてくれよな」と言ってくるようならもう呆れるしかない。

その時はもうどうでもいいか自分コントローラーを握って辿った一本道とは別のルートにUBIの考える「正しい歴史」があるというだけならまあ許そう。

ゼルダシリーズ並行世界構造みたいなものだと割り切れるわ。

本当にただただ私がいい加減つきあいたくないのは「さあ、正義アサシンマンタイムだ。お前の偽善を見せてくれ」という態度で選択肢を委ねられることだけなんだから

そういう状況であえて「ヒャッハー!」するのが好きな人もいれば「うんうん。正義マンタン自分で押したいもんね」って人もいるのは別に否定せんよ。

私がやらずに済むという選択肢を与えてくれたことに感謝しよう。

いやどうだろう?

連綿と歴史が連なっていく設定のアサクリシリーズエンディング分岐なる意味不明な不純物をいきなり突っ込んできたことに対しての憤りはやっぱ消えない感じはあるぞ?

「正解ルート」なるものがあるってなら最初から「正解ルートしかいかないモード」を用意しておけって話じゃねーのか?

マジでUBIはアカンな。

ハラスメントが横行するような会社ってだけのことはあるね。

2024-12-02

anond:20241202152601

アクアを救うのがトゥルーエンド

実写にはそれが求められるのか…

anond:20241202152346

ノーマルエンドってたいていハッピーエンドじゃないよ。

ヒロインが死んじゃって悲しいけど前を向いていこうみたいなのがノーマルエンド。

で、その死んだ子を救うのがトゥルーエンド

いま推しの子ドラマ原作最終回見たんだが

ドラマ6話まで配信されたので一気に見て

満を持して原作最終回(というかいろんな意味で怖くて読めなかった終盤を)見たんだが

うんなるほど…と。

ドラマ版は凄い出来が良くてさ、脚色が全てうまく行ってるし予算もあるし仕掛けもたくさんある。キャストキャラ解像度が高い。系統ゴールデンカムイ実写。

でさ、至極まともなんだよスタッフ陣が。

原作推しの子面白さは否定したくないんだよ。

でも週刊連載感?ライブ感?で描いちゃってた部分はやっぱでかくてさ…?時系列とかわりとコナン並みだと思うんだよね。

ただコナンは2話か3話くらいで原作者が時系列作るのを諦めてるの「明確に」わかるんだけど(みんな読み直そう)

推しの子は…作者が長く気づいてないんだよね?時系列おかしいことに…

で、そういうことが起きる漫画から結構矛盾が各所に存在しているんだよ。伏線書いてないとか。回収してないとか。

からさ、キャラクターもちょっとずつブレていくわけだ。連載を盛り上げるためにね。

これ、絶対的に悪いとは思わなくて、なんなら手塚治虫手法(というか昭和大御所漫画家的手法)と言えちゃいそうなんだよ。

漫画連載なんてね、考えてる暇ないわけ。そりゃそうよ。その場しのぎでやっていくのは正しいよ。

でもメディアミックスしたらそうは言ってられないんだよね。

媒体漫画じゃないから、好きなところに好きな時間使えないし、私的作品性帰化して投げるエンドも、映画とかでやったら映画が叩かれ興行収入失敗するわけでさ。

そういう矛盾とその場しのぎでやった部分を、実写ドラマは全部見抜いている感じがあったんだよね。

カットも多いけど補足もしてる。そのカット部分だって原作終わってみれば不要だったとこかもしれない。

まともなんだよ、スタッフは分かってるんだ。それでいて原作への真摯な向き合い方をした。

から期待をしてしまう。

このまともなスタッフは、この推しの子という暴れて綱切って街中で暴れまわってしまった馬を、もう一度綱をつけて操ってくれるんじゃないか…って。

アニメは出来はいいぞ。でもアニメ原作以上のことはしない。

もし、同じラストの展開でも実写は違う味を見せてくれると思う。

原作終盤に不満があったやつこそ一度実写版を見てくれ。

違う景色を見に行こう。トゥルーエンドかメリバエンドかわからんが、ノーマルエンドにはならない気がするぞ。

2024-11-10

今まで女性と触れ合うイベントはおろか、ルート分岐選択肢すらないわけだが、こんな僕でも一発逆転してトゥルーエンドを勝ち取れる方法

2024-07-14

マーダーミステリーに初参加したの愚痴

吐き出したくなったので書く

マーダーミステリーというボードゲーム(?)に初参加した。

シナリオ付きの人狼のようなもので、起こってしまった殺人事件犯人捜しや、同時に発生した不可解な現象の謎解き、あるいはまた別の個人目標のために行動するゲームだ。

動画作品をいくつか見ただけの初心者だけど、数合わせに呼ばれて興味はあったので参加。

今回のはちょっと難しいシナリオからキャラクター情報を読み込んでおいて、と資料を渡されて、十数ページ分くらいありそうなものを事前に読み込み。

メインの謎はおおきく二つで、超常的な現象に巻き込まれたことと、同時に発生した殺人事件

自分担当は、いずれの犯人でもなくかつ、いかにもな超常的なアイテムを持っているキャラクター。ただしそのアイテム効果が複雑で制限が多く、これだけでは超常現象解決できないものだった。

おそらく他のキャラクターもつ能力アイテムを組み合わせて事件解決に用いるのだろうと思い、「この効果自分言葉説明する必要があるだろう」と資料に但し書きもついていたので、いざ使うとなったときに他のプレイヤー迷惑がかからないようにきちんと説明できるよう何度も読み返した。

当日プレイが進みいよいよクライマックス、今回のシナリオルート分岐があるらしく、Aルート自分キャラクターが持っていたアイテム使用するルート、ただしアイテム性質上起きてしまたことの解決はできないし、気休めというかやることはやったという自己満足しかならないとシステムメッセージ説明された。

もう一つのBルートは顕現した邪神魔法の力で撃退するルート異世界から転生した別キャラクター魔法の力を取り戻して敵対する邪神を倒せば超常現象解決して元の生活に戻れるらしい。

参加者全員で相談して選択したのは、当然事態解決可能性があるBルート自分キャラクター科学者魔法の見識もなく戦闘なんかできないのでクライマックスで関われるようなことはなく蚊帳の外。もしかしたらアイテムを使うタイミングがあるのかと進行の裏で資料再確認していたが結局使用する機会もなく無事に邪神を倒して、ゲームが終了。

感想戦最中GMになにかできることはなかったのかを聞いてみると「そのアイテムキャラクターギミックはいわゆるノーマルエンドのAルート用なので、今回のトゥルーエンドのBルートだと役割がないんですよねー」と。

事前に覚えたアイテム効果も結局システムメッセージで全部説明されてたし、

俺このゲーム参加する必要あったか? 自分が空回りしてただけだったのかと、なんか萎えた。

2024-07-02

ゲーム曲のピアノアレンジ好きなんだよね

ピノコニーにさよならできない人はこれ聴いてくれ

https://www.youtube.com/watch?v=Hbg2t-2tgMg

しかし曲が良すぎる

いやムービー物語もすべてが良すぎる

WHITE NIGHTが脳裏に焼き付いてたから2.2終えた時点でも信じてなかったんだよね

まだホタルが手持ち花火もってぐるぐる回るハッピーエンド的なシーン見れてないか

絶対まだトゥルーエンドルートじゃないと思ってたんだけど

すこしズラした形でこんなハッピーエンド見せてくれると思わなくてさ

何を食ったらこんなもんが作れるんだ

2024-06-26

あのさぁ…ネタバレになるかと思ってずっと我慢してきたけど

もう我慢出来ないからいい加減にマジレスするわ

本人が望むカッコイ路線やらせてあげろよ…とかい的外れ批判くっそ見るけど麻央は小さい頃から既にずーーーっとそれやってきたんだよ

しろやってきてないわけがないだろ本人が一番やりたいアイドルの姿でもう高校3年生なんだからここまでずっとカッコイ路線で本人が望む一番やりたいことをやってここまで来てるんだよ

でもそれじゃやっぱりなんか違う上手くいかないってことで悩んでる

本人が一番やりたいことを思う存分やってもまだなんか違うって悩んでるんだよ

この前提条件を分かってないニワカ多すぎ

そこでPが登場して麻央のカワイさに気付いて今までカッコイ路線しかやってこなかったなら逆に今まで一切やってこなかったカワイ路線勝負してみたら見えてくるものもあるんじゃない?

やりたくないのは分かるけど一度試しにやってみたら発見できるものもあると思うよ大丈夫麻央さん可愛いからって流れでカワイイをアピールするようになったんだろうが

そしてその上で麻央はカッコイイとカワイイを両立させてカッコカワイイアイドルとして一番これだと思う正解のトゥルーエンドに辿りついたんだよ

カッコイイだけでもカワイイだけでもなく両方なんだよ両方なきゃ麻央じゃねーんだよ

それが本人が目指したいと思えた最高のアイドルの姿だったんだよ

的はずれな批判ばっかしやがってふざけんじゃねーぞ

2024-06-12

花海佑芽が苦手

私は花海咲季が好きで、最近ちょっとずつプロデュースしている。他の子を先に進めていたので、まだ親愛度8でトゥルーエンドだって行けていないけど、努力家で自信があって勝ち気な彼女のことが好きだった。

咲季をプロデュースするにあたって、切っても切れないのが佑芽の存在だ。

ストーリーではずっと言及されるし、最終試験では恐ろしいほど追いかけてきて一位をかっさらう。全く勝てなくて、本当に怖い。

正直、前からずっと咲季と佑芽にそこまで能力の違いがあるのかと疑問に思っている。ビジュアルは好みが分かれるので置いておくとして、最近追加されたライブも歌も、佑芽がずば抜けているとは思えない。

運営の都合であるキャラクター持ち上げられることがあるのはわかっているけど、どうしてもそんなにパラメーターに差があることが納得できない。

元々主人公ライバル立場が逆だったのはよく聞く話だが、もし初期設定のまま進んでいたら咲季はもっと強かったのだろうか?

いや、きっと佑芽は主人公補正でどんどん姉を追い抜いていく。

じゃあ咲季の存在はなんなんだろう。面白そうだからという理由ライバルポジから主人公ポジになったキャラクター、そんな風に見えて可哀想でならない。これ以上プロデュースするのがつらい。

自分が一番になりたいのに、全てにおいて妹が真似してきて勝ちにくる。

私の妹もそうだったから、自分気持ちが入り込んでしまう。勝手自己投影して、勝手に落ち込んでいる。

勝ちたい。妹に失望されたくない。お姉ちゃんであり続けたい。そのためには献身的サポートをやめればいいのに、そんなことはできない。お姉ちゃんから

佑芽はこれから一生、どんなことも、なにがあろうと全てを真似して追いかけてくる。

自分能力客観視できず、姉が一番だと思い込んで全力でぶつかってくる。怖い。私はそんな彼女のことを好きになれない。

からといってここでプロデュースをやめるのは咲季に失礼なので、トゥルーまでは行こうと思う。

何を書いているのかわからなくなってしまったけど、学マスはこういった自分価値観とのズレが多くて、そのうち私はいらないユーザーになるんだと思う。

2024-04-28

泣きゲー」と言われるものが好きじゃなかった

あらゆるルート結論が「親密な1対1の人間関係の中にしか人間の救いはない」と語っているようで気持ちが悪い。

人間他者交流することによって社会形成してはいるが、そこにある救いの形を1対1の恋愛関係収束されてしまうのはどうも筋が悪いように思う。

こんなことを恋愛シミュレーションゲームに言うのがそもそも筋違いであるのだが、あの頃※1のオタク界におけるエロゲ勢力拡大は凄まじく全てのADV自動的エロゲ文脈に落とし込まれていった。

エロゲ文脈とはすなわち「主人公が、女の子恋愛関係になり※2、その結果として主人公女の子が抱えていた人生宿題解決する」というものだ。

人生におけるありとあらゆる問題人間関係の結果として解決されるわけだ。

現実相手ならそんなわけはないと言えるが、生憎あれらはゲームなので、そういう文脈なのだと言われたらもうぐうの音も出ない※3。

俺はCROSS†CHANNEL※4,5 が好きなんだが、あのゲーム泣きゲーに近い所はあるし、人間関係の中に人生の答を見出すが、それは1対1の関係の中に見出すわけじゃない。

アレは、世界自分関係について自分の中で答を落とし込んでいく過程として他者との交流相互理解があるという物語だ※6。

だってさ、誰かが本気でお互いのことを考えてくれたら一人では解けない愛のパズルが解けてついでに人生も大体どうにかなるってファンタジーが嫌いなわけじゃないよ。

でもそれがこの世界におけるあらゆる感動的な物語の全てなんじゃないかってぐらいの勢いでそんな話ばかりされるのにはうんざりしてたんだ。

今はもうすっかり業界も下火になったし、力のあるライターが外に出ていったり、ソシャゲを作ってたり、そしてエロシーンを積まない業界でやってたり、トゥルーエンド一般化したり、そういったことによって「エンディングの形はヒロインと結ばれることだけである※7」という考えは薄れてきているように思う。

そもそも泣きゲー」というジャンル自体がかなり弱まってきて、人の気持ちを震わせる方法はいい感じのBGMを流しつつ声優に涙声演技させる事だけじゃないし、ガチで感動できるゲームは泣く以外にも笑ったり感心したりさせてくるから「泣き」に特化してるわけでもないなと界隈の空気が変わってきている気がするんだよな。

からもう俺の「泣きゲーアレルギーみたいなのも時代遅れになった。

時代遅れになった今だから言えるんだが※8、俺は「泣きゲー」と言われているものが好きじゃなかったよ。

さあ、これが俺のEDだ。

スチルを出してEDテーマを流そう※9。

※1 20年ぐらい前のエロゲ全盛期。KANON月姫時代ネットでは皆エロゲをやっていて、未成年PS2とかでエロゲをやっていた。きっと多くの親御さんが「この子キモータになるのかしら」と心配していたことだろう。今はスマホで出来るので親にバレなくて安心

※2 一部の鬼畜ゲーだと恋愛関係にはならずレイプしたり調教したりする関係になる。が、今回は泣きゲーの話なので省く。が、レイプとかする関係泣きゲーだってあるにはある。が、今回はその話は省く。

※3 うぐぅ空目たかも知れないが、俺はちゃんと「もうぐうの音も」と書いている。お前の心が歪んでいるからそう見えるんだ。

※4 Google日本語入力が覚えてくれているおかげで「ダガー」で変換する必要がなくなったの楽ちんだね

※5 山田ロミオの名作エロゲ。全ての発達障害障害者自閉症とその他諸々がプレイするべき。ただし精神疾患を持っている人がやると危ないので辞めたほうがいい。

※6 そして物語最後、それぞれのキャラクター達との間でそれぞれの形での1対1の関係が描かれ、それが受け手に「いろんな形でのつながり、いろんな他者解釈があっていいのだ」と伝えてくれるわけだ。

ミキミキ解釈と霧の解釈が2つに割れて、それに対してお互いが「自分の内心は譲らない」「相手の内心を無理に変えさせる気はない」という形に自然に落ち着いている所が、救われるんだよな、他人の中にある自分の像にもまた多様性が許されていいっていうただそれだけの話なんだけどさ、現実世界にいる奴らはいざそういう話になったら「そんなの当たり前だろ?」って顔するくせに実際には「いやいや、同じ情報を与えられてその人から得る印象なんて概ね1つに定まるんじゃないの?」みたいな風に平気で思い込んでたりするんだろうなってのが滲み出まくってるじゃん俺はアレが本当に辛くってさ、救われたんだよな、二人のそんな姿に。

※7 バッドエンドとして一人ものエンドがあるだろってツッコミもあるだろうが、アレはGAME OVERの1つでしかないだろ?

※8 俺はKYじゃないから、流行り物に水を差したくないってことだ。

※9 バッドエンドじゃないのかって?そうかも知れないな。結局、俺の物語奇跡が起きなかったんだよ※10。

※10 以下のコピペパロディ

Kanon

奇跡が起きて女の子が目覚める話

AIR

奇跡が起きて女の子が亡くなる話

CLANNAD

奇跡が起きて女の子蘇生する話

リトルバスターズ!

奇跡が起きて全員が助かる話

ν速

奇跡が起きなかった男の子お話

2024-02-19

ゲームって二つのストーリーが同時に進んでるよな

前置き(「なんとなくわかった」と思った時点で飛ばしていいよ)

第4の壁によってそれらは真っ二つに区切られている。

「一度もゲームオーバーになることなく最終決戦まで生き延びる主人公たちの物語

「何度もゲームオーバーになりながら、リトライを繰り返しながら成長するプレイヤー物語

もちろんこの二つを両立させることは出来る。

それはゲームオーバーと死を結びつけないことだったり、周回プレイさえも含めてキャラクターの設定に組み込んでしまうことがそれだ。

クリアと同時にセーブデータを消去したり、更にはセーブデータを消した事実さえゲームの中に組み込んでくる作品も出てきた。

それでも、新しいゲーム機やPCを購入すればプレイヤーは0から世界スタート出来てしまう。

同時に、まだプレイしたことがないゲームネタバレを知ってしまえば、0からゲームを始める機会は永遠に失われる。

ゲーム物語」と「プレイヤー物語」は絶対的独立している。

それを打ち破ったのがMMOゲーム凄さであると語る人もいるが、たとえゲームの中の時計を止めることを不可能にしても、プレーヤー物語ゲームの中に組み込もうとしても、結局それらはゲームであることから脱することはないと私は考えている。

ゲームスポーツとしての側面を追求することでプレーヤー物語ゲーム勝敗に引きずり込むことは出来ても、そこまで来ると今度はゲームの中におけるストーリーは形を失い、競技のための触媒しかなくなるのではないか

将棋盤の上に広がっていた国盗りの物語は、プレーヤー技術向上に伴いただの記号となる。

本題

その昔、「物語が素晴らしい」と語られるゲームは「ゲームの中の物語」に対して送られる言葉だった。

だが、時代と共にそれは変化し、ナラティブ重要性が語られるようになる内に「プレーヤー物語」こそが重視されるようになった。

たとえばSEKIROだ。

主人公では死の淵から蘇る設定こそあるが、ボスキャラクターに敗北したとき世界時間のものが巻き戻る。

第二形態になるまで痛めつけたはずの敵は無傷へと戻り、登場人物は同じ会話を何度も繰り返す。

主人公物語」は「ただ一度の敗北を除けば、不死の力により強敵を打ち破り続けた豪傑」であるが、プレイヤーは「何度も敗北しながら相手のモーションを盗み、時に攻略サイト動画を覗いて対策を練り上げることにより遂に勝利した」という物語を歩んでいる。

そして、SEKIROで評価されている物語は、この後者、「プレーヤーの敗北と復讐物語である

ゲームごっこ遊び場所だ。

プレーヤーコントローラーを通して画面上の何かをラジコンのように操作し、それによって何者かを演じる。

独裁政権暴君であったり、愛らしいマスコットであったり、不気味な怪物英雄たちの指揮官、様々なものに乗り移り成り代わる。

ゲームがまだ全くリアルでなかった頃、ゲームセンターや喫茶店レバーを握っていたプレーヤー達が演じていたのは画面のキャラクターではなかった。

「難しいゲームスイスイ攻略するゲーマー」という役を演じていた。

レトロ世界人間想像力を掻き立てはしたが、そこにある没入感には限界があり、プレーヤーと画面の中のキャラクターの間にある第4の壁の厚さは現代の比ではない。

そんな中、ゲーマーを名乗る者達は「ゲームというごっこ遊びを上手にこなす自分」を演じたくてコインを投入し続けたのである

段々とゲーム映画のように物語を見せるものへと変化していき、プレーヤー側も「キャラクター冒険追体験する」という感覚を求めるように変化していく。

そのうちにゲーマーは観客となり、コントローラーを握る行為が本のページを捲るのに似通ったものとなっていく。

ゲームを薦めることはストーリーを追うための手段であり、それ自体目的ではなくなっていった。

そんな時代が続くと今度は、「自由度」「選択の影響」といったものが重視されるようになった。

単に決められたフラグを順番にこなすだけの作業は、ごっこ遊びとしては退屈になってきたのだ。

選択ゲーム世界に影響を及ぼすことにより、その世界構成要素としての没入感がより強まることが発見される。

だが、その時代も少しずつ陰りを見せ「結局はトゥルーエンドがある」だとか「何周もするのが面倒だ」とか「どうせ全部動画で見る」だとか、そういった体験が積み重なることで、自由選択もまた単なるフラグ管理確認作業へと認識が変化していったのである

自由選択」や「選択責任」といった要素が飽きられだした今、ごっこ遊びはどこへ行ったのか。

再び「ゲームを遊び倒しているゲーマー自分」を演じる遊びへと帰ってきたのである

これには配信SNS関係している。

トロフィーの獲得状況を見せ合ったり、考察を語り合ったり、配信で盛り上がったりと、プレーヤー同士の交流が盛んになることによりゲーセン時代の「ゲームやりまくりな俺凄くね?」の遊びがインターネット上で繰り広げられるようになった。

その中で伸びていったのが、「高難易度と成長しやすさを両立したゲーム」だ。

「遊びにくさと難しいを履き違えるな」という金言があるが、これを完璧に守りきり「遊びやすいが難しい」を完成させたゲームがこのジャンルだ。

一見理不尽なほど難しいが、プレーヤーが成長することによって確実に強くなれる丁寧な階段がその中に仕込まれているゲームである

それの亜種として「入り組んだ設定があるが、情報を整理すれば読み解けるゲーム」も人気となっている。

考察が盛り上がるタイプゲームということだ。

苦戦した強敵を軽々と倒し、まだクリアしてないプレーヤーが苦戦しているのを高みの見物をするゲームと、何回な設定について考察サイト議論を重ねたり盗み見て理解し、それに初めて触れたプレーヤーに「いずれ分かるさ」と上から目線かますゲームコントローラーを握っている間の難易度こそ違うが、そこの性質は良く似ている。

「やり込んだプレーヤー自分の成長(成功)を感じることが出来る」という点だ。

ゲーム内外にプレーヤーの成長(成功)の物語が散りばめられており、その成長(成功)を「つい最近始めたばかりで苦戦しているプレーヤー」との比較によって実感できるようになっている。

人は、昨日よりも優れた自分になりたいという願望がある。

だが簡単はいかない。

現代人気のゲームは、その願望を実現したかのような気持ちにさせてくれる機能があるゲームだと言えるだろう。

カルトな人気を誇るゲームを「ものすごい体験をした」と持ち上げるプレイヤーの中にある心理も、「物凄い体験をした自分」と「その体験をまだしてない自分」を比べて、成長や成功感覚を、自分物語として味わっているのである

現代ゲームに求められるのは「自分成功したという物語」をプレーヤーが味わえることだ。

ゲームにおけるストーリーの良し悪しは、脚本ではなく、プレーヤーナラティブによって決定されている。

2024-01-10

anond:20240110185034

ネットは巻き戻ってるのではなく逆再生であり、それを映像化したのが新しかった

シュタゲこそ周回しないとトゥルーエンド行けないゲームじゃん。尺が全然違うものの複雑さを比べるものでもなかろう

ネット演出が凄いだけで話のレベルシュタゲ以下だよな

時間が巻き戻るって概念に初めて触れた人向けにレベル下げてるじゃん?

回収出来そうな要素もだいぶスルーしてとにかくわかりやすアクション重視で複雑なトリックギミックはなし。

誰でも1回見れば理解できるのが悪いとは思わんけどね。

メメントみたいな2周大前提とかはダルいよ。

ゲームでも周回しないとトゥルーエンド行けないとかダリーじゃん?

でも流石にテネット簡単すぎたでしょ。

2024-01-08

23年秋期アニメ感想追記

年始早々色々ありすぎてアニメ消化が捗らなかった。

16bitセンセーション -ANOTHER LAYER-

エロゲ老人会向けの懐古作品

当初こそ面白いけどキッツ…な面があったが段々ちゃん面白くなっていった意外な枠。

関係者の人が同窓会文化祭みたいな作品と言っていたが正にそんな感じ。

終盤の超展開も00年代エロゲによくあったトンデモ展開のオマージュと考えればむしろ余程マトモに見えるという。後で見返すと例の手紙が途中でしっかり出てきてたりしてああこれはトゥルーエンドルートだけをアニメ化したんだねえっていう。

あとはメイドさんロックンロール鼻歌とはいえ令和に聞くとは思わなかったというかよく歌わせたなとか。

エロゲパケを実名のまま出すとか久々っぽい気がするけど実物の画像取り込みにするとそこだけ文字通りの解像度が高くなり、画面全体として違和感が出るというよくある絵になるのはどうしたものか。これを違和感なくやろうとすると新海作品みたく背景まで超精細に書くしかないのだろうけど。

アークナイツ【冬隠帰路/PERISH IN FROST】

ひたすら暗くて重いやつ。

…だったようなという前シーズン記憶で視聴。したらやっぱりめっちゃ暗いし重いし良いそうな奴から死んでいくやつだった。

円盤を売りたい勢や金出してる勢は美少女動物園絶対したがるだろうに全部撥ね除け、ゲーム販促になるかも怪しいぐらいの暗い重い展開で完走。いくらシリアス寄りの作風でもギャグ回とかお風呂回とか温泉回とかみたいな息抜きイベント皆無で貫き通すのはある意味凄い。

何処かの監督インタビュー記事で「息抜きシーンは入れてみました(^^」みたいなのを読んだ記憶があるがそんな明るいシーンあったっけ…。

MFゴースト

自動車メーカーとのコラボとかスポンサーとか欲しいけど法律無視して公道レースする走り屋コンテンツなんてコンプラ的にアウト過ぎる→でも公道レースは譲れない→せや、色々あって公道サーキットになった世界にすれば解決!!という理屈付けかは知らんがそういう感じの都合の良い設定によるレースもの(と理解した)。

レースものなので登場人物も多くてシーンが小間切れになってしまうので頭文字Dのと比べると迫力的にちょっと惜しい感じ。

実況の解説じゃ無くて名も無きギャラリー

「すげぇあのハチロク完璧ブレーキングドリフト!啓介が突っ込みで負けてる!」

「立ち上がりもうめぇガードレールギリギリだ!!」

というのを見たいのだよな。

モータースポーツなのにヘルメットはしないんかとか超人であるはずなのに全世界視聴者数3,000万人って0の数足りてないやろとかはさておき、女性キャラに対する描写が一番キツい。湯気だとか肌色だとかそういうのではなく、女性キャラに向ける視線がひたすらおっさん臭いというか昭和とか平成初期過ぎて気持ちわるっってなったので新しい発見ではあった。同じエロとかお色気描写としても爽やかさ?みたいなのが無いというか、ねちょぉ…っとした粘着さを感じるんよな。

オーバーテイク

ちゃんと?したレースもの

派手さは全く無いものの、ライバル側含めて良い感じに綺麗に纏まった感。

カノジョ彼女 Season 2

二股もの

青が好きですが紫も好きです(結論)。

二股してる時点でクズなんだけど三股以上のドクズにはならないこの絶妙ライン面白い

取り敢えず原作全巻買ってみた。

しーくれっとみっしょん~潜入捜査官は絶対に負けない!~

タイトルの時点で負けてる僧侶枠。

突っ込んだら負けなのでこういうのでいいんだよこういうので。

ティムーン帝国物語 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー

転生ループもの

ただのはめフラでは?と思ったけど周りの人間勝手に良い感じに勘違いして良い感じに進んでいくというところが面白いポイントか。

姫様がただのアホの子ではないので面白かったです。

取り敢えずコミック全巻買ってみた。

でこぼこ魔女の親子事情

1話だけ見るとやべー枠だと思ってしまったけど毎回見てると癖になって面白くなってくるギャグ枠。

毎回こういう枠はあって欲しい。

とあるおっさんのVRMMO活動

何故これを見続けてしまったんだ枠その1。

やれやれおっさんの行動がいちいち鼻につくというか。

はめつのおうこく

ちょっと死にすぎだろっていうハードモードの始まりのくせに、アイドルライブシーンを入れたりするギャグとの落差で風邪を引きそうな枠。

一応原作は全巻買ってみた。

ひきこまり吸血姫の悶々

こまりん!こまりん!こまりん!

終盤、明らかに話を詰め込んで展開してたのがちょっと惜しい。

ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rhyme Anima

ラップバトルとは…?な前シーズンと同じく、ターン制の違法マイクバトル。

キャラが一気に登場してきたけどツッコミながら見る分には面白い

ブルバスター

どうして現実世界みたいな会社の嫌な話をアニメで見させられてるんだ…となる枠。

取りあえず最後は良い感じにハッピーエンドで良かったね。

ポーション頼みで生き延びます

何故これを見続けてしまったんだ枠その2。abemaでコメ蘭を見ながらでないとなかなかキッツい。

主人公的には自由気ままなゆるふわスローライフ目標?みたいだけどやること成すこと全てが諍い事を振りまいてるし、わざとらしくやってる癖に「なんでぇ?」となるのが露悪的な性格の悪さも相まって見ててふぇぇ…ってなってしまう。

比較されがちな、ろうきん(老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます)は一応ちゃんと?してたんだなあ…。

帰還者の魔法特別です

本当は強いんだぜ系主人公もの

一期丸ごと使ってプロローグみたいな内容なので二期で本番か。で、プラム女の子じゃないんですか。

君のことが大大大大大好きな100人彼女

あーまたよくあるハーレムラブコメものかーって感じで見てたが、そんなチャチなものじゃなかった。

ギャグ寄りの作風だとは思ったが終盤の展開は流石に予想外過ぎたしあのEDは反則過ぎる。というかこれやるためにCD円盤も発売日を遅くしたのでは。無駄に本気すぎる。

あとアップの作画が大変に良く、やはりキャラデザ総作監矢野茜は強すぎるのだなと。

やはり原作全巻買ってみた。

攻略うぉんてっど!~異世界救います!?~

大陸作の3Dアニメもの

しかし全くそれっぽさが無いのはローカライズ勝利

タイトルロゴOP/ED、出てくる文字まできちんとローカライズされてるのは凄い。

ギャグっぽいシーンもきちんと作ってて面白い

最果てのパラディン 鉄錆の山の王

ステータス画面とかが出てこないガチファンタジーもの

ちゃんファンタジーしてて面白い

私の推しは悪役令嬢。

乙女ゲー転生百合もの

主人公の喋り方とか雰囲気に物凄い既視感があったけど百合ものとして好き。原作も勢いで購入済み。

EDバージョン違いが多数(各ソロと2番?)あったのも良き。

作画は(最近のに比べると)ちょっと普通め。

星屑テレパス

絵は可愛いけど重いよー。

だったけど最後には良い感じになったので良かった。

暴食のベルセルク

転生しないけどぼた餅的に俺TUEEEEもの

これ正体隠す意味あったんか?と終始思ってた。

僕らの雨いろプロトコル

史上初?のeスポーツアニメゲーム画面がPS2とかPS3っぽい。

病んだ妹でダークホースと目されたが、なんか無理矢理良い感じにまとめてしまった。

ゲーム画面はずっと3DCGだったのにあのシーンでアニメになるのは有りなの…?

薬屋のひとりごと

似非中国もの名前は全部漢字があるのだろうけど、音だけ聞くと想像しにくいので名前が全く覚えられん…。

ちょいミステリーっぽい感じで面白い

やや癖のあるキャラ悠木碧の演技の上手さで普通に楽しんで見てたのに、「猫猫女性キリトさん」という言説を見て以来「猫猫かなーやっぱりww自分は思わないんだけど周りに猫猫に似てるってよく言われるwww」という幻聴が聞こえるようになったのでインターネットは罪深い。

一応コミカライズは全巻買ってみたけど2種あるってどういうこと。

葬送のフリーレン

あ、こういうのめっちゃ好きなんでもっと早く教えて欲しかったんですけど?と言いたくなる作品

原作は多分表紙ぐらいは見たことあるはずだけど、フリーレンが少年に見えたのか何なのかピンと来なかったっぽい。

正直初回の拡大枠とか優遇されてるのを見ると、あーへーふーんと逆に警戒してしまうのだけど優遇されるだけのことはあるのだなと。

当然原作全巻買ってみた。

ラグナクリムゾン

一種ループみたいな俺TUEEEeeeeeeeっぽいやつ。

アルテマティア様大好き。

ダークギャザリング

俺たちの戦いはこれからだ!なところで終わってしまった…。

聖剣学院魔剣使い

魔王さまが転生しちゃう系。

Cパートメイドさんが可愛かったです。

ウマ娘 プリティーダービー Season 3

決して悪くはないのだけど前シーズンが物凄く良かっただけに難しい。

ゴブリンスレイヤー

制作会社が変わって絵も雰囲気もかなり方向転換。

全体的に明るくなってライトなダークファンタジーって感じ。

鴨乃橋ロンの禁断推理

(ほぼ)1話完結のお手軽ミステリーとしてはまあうん。

アイドルマスター ミリオンライブ

キャラが多い…。

アイドルっぽいアイドルアニメではなく、少年漫画っぽいのを作ろうとした感じはする。



来期というか今期は魔法少女にあこがれてに期待しています

追記

一応全話見たのだけピックアップしたので途中までのは端折っちゃった。というか端折っても23秋は十分多いよ… 基本リアルタイム派なので一度見逃したり枠が被ってると積み録画行きなりがち。

ミギとダリ

4話ぐらいまで。シリアスギャグな感じで面白いけど一度見逃してしまったので配信で見ようと思ってそれっきりに。舞台神戸とかマジなんか…

キボウノチカラ~オトナプリキュア'23

3話ぐらいまで。なんか1話話題だったので急遽。返信すると若返るんかーいというところを確認して満足してしまった。

アンダーニンジャ

ジャンプ大好きそうな癖に講談社なんかよと突っ込んだ記憶。謎の外国人忍者の正体は…なあたりの記憶はあるのでこれも3話ぐらいまでか。面白かったけど見逃してしまった。

冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた

そういえばこれもあった。特に可もなく不可もなく…だけど見続けるほどの吸引力は足りず。3話ぐらい?まで。時間帯的に、ポーションおっさんみたいに他のついでに見るという感じでもなかったのでお流れに。

レバーは最果てと被ってしまってたので積み録。陰実は1期見逃し、盾は1期面白かったけど2期で見逃し、SPY×FAMILYも1期途中で見逃しでこれらまとめて積み録。シーズン丸ごと見逃すと消化が追いつかない…。

婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込むは1話見たはずだけど、上手く言えないけど自分きじゃなかったっぽい感じでお流れ。

シャンフロは評判良かったっぽいので後で見ておきたいところ。



女神聖女叡智聡明!なハッピーエンドプリンセス名曲だけど、すみぺ曲枠としては今日エンディングは私が買い取ったから好きにしていいわよねで上書きされてしまったので…申し訳ない。

MFゴースト見てる人多いのが意外というか揃っておっさん臭いと思われるぐらいにはやっぱりアレなんか、小綺麗な現代CGとのギャップで余計に悪目立ちしてる気がする。

そして逆に僕雨見てる人はやっぱりいないか、まあ少ないよね。abemaのコメ蘭では「遅れて来た今期ダークホース!」「お兄ちゃんどいて!そいつ○せない!」と(局地的に妹が)大好評だったのだが。やはりeスポーツものなのにeスポーツ要素が無い時が一番面白いというのが課題だった。

100カノは十分すぎるほど楽しんでしまったというか「幾ら美少女動物園ものでもそれは無いやろ」と無意識可能性を否定していた自分の浅さに気付かせてくれた(ラスボスは本当に予想外で完敗)良い作品だったので冬コミ設定資料集セット(10,000円)買いました。

なお完全な余談として、冬コミで見かけたアークナイツのアーミヤとドクターコスプレが完成度高くて良かった。アーミヤのウサギ可愛いあんなに可愛いのにどうしてアニメはドシリアスなの…。そしてドクターアニメに寄せると完全に不審者の出で立ちだった。

原作全巻買いについて

アニメ終わって面白かった続き気になるな?ってなっても次のシーズンアニメ見始めると忘れてしまう(おっさん記憶FIFO)ことが多いことに気付いたので、好み的に面白いかなと思ったら忘れる前に買うようにした。まとめ買いは基本Bookwalkerの50%還元とか全巻セット20%オフとかのタイミングで買ってるので、1シーズンに数作程度ならそう多くはならないし。

2023-10-31

今日老いを実感した。全クリまで300時間かると聞いてゲーム購入を諦めてしまたから。

から気になっている人気のゲームがあった。

難易度かつアングラ的なノリが人気のシリーズで、インターネット揺蕩う陰キャの一部から熱狂的な支持を集めていた。

STEAMホラーゲームセールでそのゲーム格安になっていた。

外部サイトで値段推移を見ると、ちゃんと底値になっている。

買おう。

そう思いながらも最後確認としてレビューを見た。

そして買うのをやめた。

値段自体は大したことがない。

合わなければ買ってすぐ積めば良い。

でも買えなかった。

レビューにならぶプレイ時間が長すぎる。

200時間、300時間、150時間、たまにいる数十時間の人はきっと始めたばかりなのだろうとレビュー内容でわかる。

プレイ時間の長さはレビューでも指摘されている。

ヤバイ

300時間ヤバイ

10時間~20時間クリア出来るゲームなら20本遊べてしまう。

50時間級の大作で5本。

それらの総量に匹敵するだけの体験が得られるのか疑問しかない。

難易度トゥルーエンドクリアを諦めて動画勢を割り切ればプレイ50時間動画10時間ぐらいで抜けられるかも知れない。

でもそこで得られる感動、衝撃はこのゲームが高評価されている理由に辿り着けるほどのものではな気がする。

このゲームの輝かし物の多くが自分で血反吐を吐きながらやりきって手に入れるべきモノなんじゃないのか……レビューからはそんな薫りがする。

悩んだ結果、購入をやめた。

自分がまだ時間の有り余った学生であれば、あっさり買っただろう。

1本分の値段で20本分の時間を潰せるなんて実にリーズナブルだ。

でも今は違う。

社会人になった今は時間が物凄く高くなった。

自分がいつ死ぬのかなんて全く分からないんだ。

自分はもうジミヘン伊藤計劃も追い越してしまった。

もういつ死んでもおかしくない。

今の自分にとっては、20本分の値段を払って20本のゲームをやったほうがリーズナブルなんだ。

でも今やらなかったらきっとクリア出来ないだろう。

難易度ゲームをやるにはかなり限界を感じる年齢になってきた。

決して高くない難易度ゲームを丁寧にプレイすることを積みかさねることなら出来ても、脳を高速で回転させてアドリブを求められることにはもうついていけないだろう。

からもうここで諦めたらもうこのゲームちゃん体験する機会を一生失うんだ。

自分人生には縁のなかったゲームとして切り捨てるしかない。

その決断をさっきしてきた。

ウィッシュリストからそっと外して、もう思い出さないことにした。

代わりにパノラマサイトを買った。

倍近い値段。

20分の1のプレイ時間

こういうゲームちょっとずつ遊んでいく人生なんだ。

俺の人生はもうそういう人生なんだ。

老いたな。

子供の頃とゲームに対する感覚がハッキリ変わったのをとても強く感じた。

2023-08-09

anond:20230807194640

持ち上げられてるのはストーリーというかストーリーテーリング。なので、

プレイヤー自身の手で追いかけさせることによって生み出されるナラティブ感が売りのゲームでしょ。

この感想は正しい。

 

操作性がクソだけどストーリーは最高なので勿体ない~~~」が見苦しすぎますわ。

から操作性について行けない人がそのナラティブ感を感じられないのが勿体ないって話でしょ。

 

ストーリーはまあ批判やむなしな気がする。

普通さぁ、22分ループを繰り返して太陽爆発の謎に挑めと言われたら、最終的に太陽爆発の原因を突き止めてそれを防ぐ方法にたどり着く物語を求めるでしょ。

なんかこう上位存在的なものになって自分は生き残るけどトゥルーエンドでも結局は太陽爆発するやんけ。

あと太陽が爆発する原因は宇宙寿命を迎えることによる自然現象なので、特に陰謀とかの理由は無いのもどうなん。

太陽を爆発させる技術未完成ながら登場するだけにもやもやする。

2023-07-27

徹頭徹尾愚痴。一緒にCoCセッションを楽しんだ人たちのこと

結論は「人間色々いるよな」で帰結する。私ももれなくバカな部類。

それでも良ければ

以前一緒に遊んだシナリオが、10人以上のPLを必要とする大規模シナリオだった。

意見の擦り合わせ、ダイス事故、秘匿情報の扱いなど、CoCのしんどさは色々ある。そういうのを「いやいけんだろ」の100%甘すぎな読みで参加した。

誘ってくれた友人と一緒に遊びたい、この人のRP大好きだからいっぱいやりたい、この人なら私が少しポカしてもカバー入ってくれそう。そのたった一人の友人に甘え切った判断

実際、セッション自体は楽しかった。友人とのRPは超楽しめたし、他メンバーともいろいろやり合って、ボケとツッコミの緩急がいい感じの物語が出来上がった。

でもそれは終わって半年以上経った自分の「大人評価」。


セッション終わって、実際面倒くさいって思ったところを羅列する。

1. こっちが「SAN値削れてもいいからその情報が欲しい」って言っても「いやあなたSAN値いから言えない」と断られた。
2. シナリオ中に出てきた情報をまとめるシートを作った。書いてくれって頼んだら、まともに転記されてなかった。
3. 探索箇所を手分けして探索する際、チーム分けの提案をした。チーム決めに1時間もかかった。
4.全員に情報が行き渡ってないことを常にアピってたのに、全部握ってる奴が「わかんなぁい考えて」と推理放棄しかけていた。
5.乗馬狂信者ですって言ったら嫌われた。



さて、ここから重箱の隅を楊枝でほじくる作業

1. こっちが「SAN値削れてもいいからその情報が欲しい」って言っても「いやあなたSAN値いから言えない」と断られた。

元々このシナリオ、完全協力シナリオって概要に書くくらい「PL全員で協力しろよな」というシナリオ製作からの圧があるのよ。

それ念頭におかないとトゥルーいけないくらいには高難易度。まぁ私はそんなこと知らずに突っ込んだけど。

から、全員が常に知り得たことを共有し、時には各PLに配られた秘匿HOや、調査結果で入手した秘匿情報を適切に伝えていく必要がある。

欲しいと思った情報は「欲しい」って素直に伝えた。そしたらコレよ。日本語読める?

しかもその時のSAN、58。何怖がってんの?

素直に聞いた。「何をそんなに怖がっているんですか? そもそもまだSAN値50あるのに、何が基準なんですか?」

帰ってきた答えは「SAN値が60以上の人に伝える」

馬鹿か。私が言い出さないとクラウド環境に共有シート置きもしなかったナァナァな野郎たちが。

うその時点でどうでも良くなったから「じゃあ私今から推理放棄するんで頑張ってくださいね」と返した。当たり前だよな、こんなん工藤新一だって推理放棄するっつーの。

正気? このシナリオ推理がメインのシナリオなんですがそこのところ考えてます? 私たちの記念すべき初セッションでそんなことする??

私に推理放棄させるってそれ楽しみを40%くらい奪ってる行為ですけど? 私、自分が人数合わせのために呼ばれた人員だって知っているんですよ。もういらねぇじゃん、この部外者

後々気づいた。こいつと私の日本語には乖離があるっぽい。

話しているのは流ちょうな日本語だけど、隙あらば自分語りする、視野の狭い人間。だから気づいたらつまんない話延々続けてるかまってちゃん

そして後々知った。以前にもセッション内で得た情報を沢山抱えて居なくなったことがあるらしい。

決めつけるのはあまり良くないけど、何かしらの特性があるんじゃないかとは思ってる。というかそうであってほしい。でないと救われないでしょ。

後で出てくるからの子のこと「カマッテチャン」って名前つけるね。



2. シナリオ中に出てきた情報をまとめるシートを作った。書いてくれって頼んだら、まともに転記されてなかった。

これも今更知ったんだけど、世の中には

 「天井に近いところに、貴方が連れているその鳥が苦手な香りがあるらしい。証拠に、鳥は貴方の肩ではなく足元に止まっている」

文章

 「肩が苦手」

と書く人がいるらしい。さっきのカマッテチャンもその一人だった。

総勢3名、5時間くらいで終わるシナリオならいいよ。

こちとら10名以上が集まって、4日以上かけてんのよ。いちいちRP文章遡れって? 正味無理。何故ならRPが盛ん過ぎて常にボケとツッコミが飛び交ってたから。

からまとめてくれっていったの。そのRP面白さは集まったメンバー武器だった。でも面白さが時にノイズになることもある。故に「出てきた情報逐次まとめろ」って言った。なんならKP陣営もその意見に賛成して適宜案内してくれてた。

だが出来なかった。KPから出てきた描写を丸々貼り付けてる奴の方がよっぽど可愛く見えた。

だって「肩が苦手」って、もう100%嘘じゃん。事実ではないじゃん。どこで躓いたミスリードなんだよ。平地で転んでんじゃねぇよ。

ここで私の悪いところは、相手に直させればよかったんだよね。仕事なら多分そうしていた。出てきた成果物が嘘だらけだったら突っ返してたよ。

うそれすら面倒くさかった。確保してるセッション日はお尻決まってるし、カマッテチャン含めてPLの中に卓修羅を誇るやつがいたし。ということはつまり、ここで私が時間を上げても、相手自由時間がないから私にとっての対価が得られない可能性がある。

でも目指すならトゥルー行きたかった。だから私が全部やった。1日のセッションが終わった後、全ての描写確認して共有シートに転記した。1.で言ったように、私には知らない情報があるのにも関わらず私が全部まとめていた。

ココフォの秘匿チャットも覗きに行けたら良かったんだけどな。流石にそこまではできない。

勿論途中でおかしいって気づいたよ。なんで私は10人以上人間が集まってるのに、ここでサビ残してんだろ。

でも、「私がトゥルーに行きたい」と「全員がトゥルーエンドにたどり着きたい」はイコールじゃない。「私がトゥルーに行きたい」なら、私がやるしかない。そういうケツの拭い方を私がするから、カマッテチャンとか、まともに描写転記すらできなかった奴に使いつぶされる。

世界ってマジでクソ。息がし辛いわ。

3. 探索箇所を手分けして探索する際、チーム分けの提案をした。チーム決めに1時間もかかった。

優しい人の良くないところ全部出た。

全部拾おうとする。心が優しい人ほど、捨て置けるもの選択ができない。提案却下されたときの痛みを知っているから。

集まったメンバーの大半もそうだった。だから私はもうごり押しした。

 「じゃあ『ここ行きたい』って言ってる人を一旦仮置きさせましょう。一人ずつ確認しまから、教えてください」

あくまで「仮置き」。でも日本語読めない子がいるの。だから必ず上がる。

 「でも勝手に決めるのはよくないし……」

黙ってろガキ。

時計見てみろよ。お前たちに任せたら1時間経ってんだよ。

最初のターン、探索技能持ちで分けようとした。1時間

次のターン、行きたいところがある人を優先しようとした。でも探索技能持ちの条件が引っ掛かった。1時間

次のターン、また行きたいところがある人を優先しようとした。でも探索技能持ちの条件が引っ掛かった。1時間

これを延々続けんの。しんどい。15分で決められるよこんなもん。

で、こっちが「仮置き法(今適当に名付けた)」を提案したら「でも勝手に決めるのは良くないし」で否定する。もちろん改善案は上がらない。

から頭に来てごり押した。技能なんてどうでもいいんだよ、常に1出し続ければこっちの勝ちだろうが。

まり技能を優先しすぎて「PLやPCがやりたかたこと」がつぶれる方がダメ


お前ら考えたことある? 「これやりたい!」って明確にビジョンがあって、それを実行するために考えて考えて、超ワクワクしていたのに

 「でもこっちの手が足りないか我慢して手伝って」

を繰り返される人の気持ち

まずお前らがやれよ、そのあと手伝ってやるから。なんで先にお前たちの我を通さなきゃいけないの?

〈鍵開け〉が要る? ぶち壊せよその両手でさ。テメェらの腕は飾りか? 壊すことも試さず臆してんじゃねぇ。

こういう押し問答で私のメンタルゲージをじわじわ削ってきた。

百歩譲って提案断るのは良い。改善案出せないなら黙ってろ。

まずやらせろ。それがダメなら次を考える。当たり前のトライアンドエラー。何故それができない?

4.全員に情報が行き渡ってないことを常にアピってたのに、全部握ってる奴が「わかんなぁい考えて」と推理放棄しかけていた。

これね。まぁ別にいいけど。全員ロストするだけだし。

救いだったのが、誘ってくれた友人が推理上手で、見事的中させていたこと。あの子いなかったら私が全部を終わらせていた。

何故か? いつまでもいつまでも結論を出さずうだうだ言い続けるお前たちの話にうんざりしていたからだよ。

情報ほとんどを握っていたのは約半数。最終的に2人だった気がする。

私は握っていない側。但し共通項目は知っているから、推理ニアミスまでなら届いた。


ただ問題があって、私そこまで神話生物に明るくないんだよね。

からクトゥグアに繋がる確定の証拠を出されてもわからない。何なら、確定で答えを導けるはずのところで私は別方法推理する。

しかも今回、シナリオ内に神話生物の詳細説明特になかった。唯一あったっぽいけど、それは秘匿情報。正直神話生物出てきたとき「お前ダレ!?」だったわ。名前だけ聞いても良く分からんし。

そんなPLが混ざった状態さらに秘匿のオンパレードなら、もう諦めたくもなるわ。気持ちだけはわかるよ。

でもさ、私が「知りたい」って言ったことに対して拒否をしたくせに、どうしてお前たちも放棄の道を選ぼうとしてんの?

私を踏み台にしたお前たちが選んでいい選択肢ではないんだよ? 何を馬鹿なことを言ってるわけ?

SAN値減少も最大1d6程度の、ちょーっと一時的狂気が見えるくらいの奴。

お前らの勝手配慮思考放棄につながってんの。わかるか?


とつらつら書いたけど、ここは正直私も悪いところがあった。

ラストラスト戦闘シーン。

私、戦闘始まる前から「2ターン目まで私がデバフ張る、3ターン目に殴る」って宣言してたの。ずっとよ。

そんで始まる戦闘。大半が探索キャラ全然ダメージ出せない。しかラスボスを本当に殺していいのかずっと悩んでる。

から言った。

 「そんなにラスボスHPに怯えてるんならHP観察できるようにしたら?」

答えはこう。

 「それは違う気がする」

もうずっっっっっっっとこう。このふんわりとした意味の分からない拒否

しかもこの時さらにウケたのが、どうやら副KP? が私のこと嫌いだったみたいで、それとなく拒否してきた。

 「えぇ~……? ずるくない?」

から、その当時の私に奴らの話を聞いてあげる耳はなかったの。

その判断の遅さに心底呆れていた。早く終わらせたかった。

だってあと少しで死ぬか生きるかわかるんだよ? 超盛り上がってるところでしょ、今。

私、最終章付近でだれる漫画嫌いなんだよね。最終章こそ面白トップスピードで突き抜けていくもんだと思ってる。自分たちの物語の終わりがトゥルーノーマルかバッドか。選んだものに悔いはないけど結果は早く知りたいんだよ。さっさとページめくりたいの。


というか、ずるいって思うんなら、1ターンの戦闘行動に15分も悩んで時間使いつぶすPLたちに言ってくれませんかね。

そっちの方がずるいわ。人の時間奪ってよくもまぁ。

つーか雑談だんだん言うことなくなって白けてんの。ちょっとタブの位置変えれば見えんだろ。見ろ。

 「ねぇねぇ殴っていいと思う? ねぇ私どうしたらいい?」

知らねぇよ。私のキャラがお前のこと殴ろうか? そしたら敵味方はっきりするねぇ。


5.乗馬狂信者ですって言ったら嫌われた。

ごめん。

私が悪いわ。ごめんね。

でも好きなんだ。許して。

あとカマッテチャンよりセッションメンバーに貢献してると思うよ。功績で考えたら全然ましだと思う。

それから狂信者が嫌いならKPしない方がいいよ。

向いてないよオマエ。



ここまで読んでくれた物好きがいるかもしれない。ありがとう

書いて分かったわ。誰かに聞いてもらえるってすごくすっきりする。だからカウンセラーって無くならない職業なんだね。あれはとても大切な仕事だわ。

何だかんだ言って、実は今も細々と交流があるの。カマッテチャン含めね。

たまーにそのグループ内でセッション募集立つから、私もふらっと参加してる。もちろん、大好きな友人目当てでさ。

今後悔してる。蕁麻疹止まんない。薬飲んでてもずーっと体痒い。あいつらのこと考えなくなったら少しマシになる。

嫌いなメンツも3割程度なのよ。残り7割はマシ、というか随分といい人ばっかり。だから余計嫌いが捗る。今の私はカマッテチャンが口を開くだけでキレるよ。人間そこまで言ったらもう終わり。離れた方がいい。

わかってんのに、残り7割がいい人だから離れられない。もしかしてこれってDV男にしがみつく女の思考回路?

嫌だね。わかってんのにできないの。

結局、人間色々いるよな。その大半はバカばっかりでさ。愚かだって笑って。何も笑顔にできない文章なっちゃったけど、ここまで読んでくれた人が今日幸せに生きたなら、私もちょっと嬉しくなるわ。

オチのない話でゴメンね。

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