印刷 関連トピックストヨタ トヨタ自動車は、24日から国内の生産ペースを落としたと発表した。タイで洪水被害が拡大し、部品調達が滞っているためだ。生産を約1割引き下げ、28日まで計6千台減らす。タイの洪水によって国内で減産に踏み切るのは、自動車大手で初めて。 29日以降の対応は未定で、減産が長引く懸念がある。国内の生産にも影響が広がったことで、東日本大震災による減産分を取り戻す計画に悪影響が出そうだ。ほかの大手自動車メーカーも減産に入る可能性がある。 トヨタは、震災からの挽回(ばんかい)のために増産中だった。だが、手持ちのタイ製の部品が足りなくなってきた。このため、グループも含めた国内のすべての車両組み立て工場で、残業を原則としてとりやめた。国内の1日あたりの生産台数を、1割弱にあたる1200台減らす。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます朝日新聞デジタルでは、以下のような関連記事