イラスト 小迎裕美子この記事の写真をすべて見る 緊急事態宣言が解除されて約3カ月。テレワークから出社に切り替わったという人も少なくないだろう。テレワーク明け以降、「出社がきつい」と不調を訴える相談が増えているという。どう対策すればいいのだろうか。AERA 2021年12月20日号から。 【イラスト】出社がきついだけじゃない!「ウィズコロナの5大問題」あるある… * * * テレワーク明けの出社でメンタルやられ気味……。こう苦笑するのは、大手食品メーカーに勤務する48歳男性だ。 約1年半のテレワーク期間は快適だった。朝は始業時間の9時直前まで寝ていられ、昼の休憩時間にはソファで仮眠できる。家事に「夫の昼食作り」という新たな仕事が加わった妻(50)が始終イライラしているのとは対照的だった。 しかし、10月にテレワークが解除。起床時間が一気に2時間早まり、朝起きるのがつらい。満員電車に揺られ