2010.4.26 小網代 - ルートラボ LatLongLab 東武東上線、湘南新宿ライン、京浜急行を乗り継いで、三崎口駅へ着いたときには正午をまわっていた。 京急久里浜線の線路はここで途切れているけれど、本来は油壺を通って三崎の市街地まで伸ばす計画があった。三崎口までを暫定的に開通させたのが1975年のことで、それから延伸の目途が立たず2005年に事業廃止、計画は再検討となっている。 いつか再び延伸が決まったときには、三浦半島の過疎化がさらに進んでいて、国道を走るのは老人の運転するトラクターと軽トラだけになる。京急線では一日に一便だけの汽車が、キャベツと三浦ダイコンを満載した貨車を牽いて、横浜を目指してゴトゴトと走っていくのだが、時々、横須賀の山中で急勾配のために立往生してしまい、なかなか辿り着けない。俺が生きているうちに、そんな未来が訪れることを望む。 国道を外れ、小網代の森へと降り