鉄道に関する展示を行う愛媛県西条市の四国鉄道文化館(尾崎峻館長)の入館者が1日、15万人を突破し、記念セレモニーが行われた。15万人目となった西条市玉津の会社員、友枝剛さん(33)の長男、翔ちゃん(2)に認定証と記念品が贈られた。 翔ちゃんは両親と祖母の計4人で訪れた。翔ちゃんは集まった人に驚いたようすだったが、セレモニーが終わると、新幹線の運転席でレバーを操作したり、模型の電車を動かすなどして楽しんでいた。 同館は平成19年11月にオープン。新幹線0系車両やキハ65形気動車の展示などが人気を呼んでいる。旧国鉄OBから借り受けた貴重な鉄道コレクションなども展示しており、中四国地方を中心にリピーターが増えているという。 尾崎館長は「さらに展示を充実し、1日も早く20万人目の来館者を迎えたい」と話している。