印刷 滋賀県内の国道交差点で今年2月、渋滞緩和を目指して新しい信号システムを始めたところ、逆に渋滞が増えた――。県警は16日、来月4日から一部の運用を休止すると発表した。 新システムは、車両感知器を使い、混雑した車線の点灯時間を長くする「ムーブメント信号」。昨年度の警察庁のモデル事業に応募し、交通量の多い名神高速栗東インターチェンジ近くの国道1、8号の4交差点(栗東、野洲市)に約1億4千万円かけて導入した。 ところが、信号の表示を直進、右折、左折の矢印のみとし、直進を優先したため、これまで青信号の間でも右折できていた車が、直進の矢印の間に右折車線に停滞。右折の矢印の時間はほとんど変わらなかったため、車が後方の走行車線にまで並ぶ事態が続出した。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます関連リンク滋賀県のニュースはMY TOWN滋賀でも