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はてなキーワード: 鉄道とは

2024-12-29

anond:20241228162658

ソウルF1開催しようとしてもコース建設が間に合わない(嘲笑)→開催→大阪万博会場建設リニア新幹線建設

 

北京オリンピック国威を見せつけたい中国張り子の虎自分を大きく見せようと空気を吸い込んで破裂する蛙。オリンピックが終われば崩壊する。高速鉄道事故ったらそのまま埋めて隠蔽日本GDPをあっさり超え日本は4286000(4位)中国は18560000(2位)九州北海道鉄道地震台風で不通になったらそのまま廃止

2024-12-28

弱男が大量発生/再生産される背景について考えてみた

今の日本弱者男性がなぜここまで大量発生したり、世代を超えたり家族観で受け継がれるのかについてその理由を考えてみた。

まず彼らは周囲の関係社会的地位孤立していて、精神を正常に保つためにはリア充はまず相手にしない趣味になったり、時にはそれで搾取されるしかないというのは容易に想像できる。

僕の肌感覚ベースでの話だけどネガティブ消極的動機オタクになっているいわゆるチー牛のような境遇にある人物は全国で相当数いるはずだし、その予備軍を含めたらかなりの数になると思う。

しかし今のネットはこれについてほとんどそれこそ目に見えない格差文化的貧困としての視点扇動する方向の書き込みばかりで、それもこれもこういう邪魔ものみたいな人間をどこに追い出すかという観点を最重要視しているからに他ならない。文化貧困問題としての視点を重視する人が本当に少なく、これも今の日本社会の闇と言われて仕方ない。

社会かに助けを求めろよ!」といった疑問を持つ方も多いけど、このような立場に追い込まれ階層は実は社会行政を信用できないと考える傾向が強い。そんな行為について日本社会は強烈な差別視線を浴びせる体質が根強く、その圧力ゆえに助けを求めるくらいならば自力でという方向に進みやすくなる。また、ご存じの通り今の日本社会が実はオタクのような一種社会の除け者の集団の利用/搾取がないと社会としてやっていけないリアルさえあり、それを当事者もよく知っていたりする。もちろん、身ぐるみはがされている環境の下でそもそも助けを求めるアクセスを知らなかったり、アクセスする気力も奪われているケースもある。

そして、このような社会環境についてつけ入るチャンスと考えるのがまさしく弱男共同体で、社会を信用できない男性弱者の受け皿になるべくしてなってくる。このような階層にとって、助けを求めても結局は社会に利用されて搾取される家畜にされてってしまうのであれば、卑しい生き方も変わらないと考える動機さえ生まれる。アニメオタクとか鉄道がらみで写真家活動をする人はしばしばネット上で怒りの炎上を引き起こすケースも多くあるけど、下手したら自分で命を絶ったり無敵の人になりからそうならないように思いとどまろうという、それこそ私刑による抑止力的な怒りと恐怖で彼らを生み出させない思想が弱男化の抑止力にならないのも、そもそも社会から事実上排除されて絶望している彼らにとって社会全体が敵に見えてしまっているから。むしろ弱者は彼ら絶望改装にとって敵対勢力である日本社会それこそリア充への怒りとして仲間を増やして時には仲間で団結しあう積極動機にさえなってくる。

少子化からってカメラを持ったアイドルオタク鉄道オタクゲーセンにいる独身男などに補助金を出そうとはならない

やはり今の若い夫婦きょうだいを増やしてもらう方向が簡便で適切よな

2024-12-26

ロシア行きの飛行機が墜落した件

去年くらいにネトウヨインフルエンサーが、ロシア制裁部品の入手が困難になっていて、航空機鉄道の維持ができなくなるって言ってた。

全然平気じゃんって思ってたけど、とうとう影響が出始めた?

2024-12-25

害悪オタクというのは「趣味」ではなく「消費態度」に由来する

オタク趣味」を「サブカル的に消費する」人間もいるだろうし、「サブカル趣味」を「オタク的に消費する」人間もいるだろう。

そういう人たちは「オタクサブカル」のハイブリッド? クロスオーバー

オタク趣味オタク的に消費する」のは『純オタク』、「サブカル趣味サブカル的に消費する」のは『純サブカル』??

https://anond.hatelabo.jp/20241225070725

テレビニュース番組で、時々「交通ルールマナーを守らない撮り鉄(鉄道オタク一種)の行動」が問題視されるが、

撮り鉄」という趣味が一概に悪いワケではなく、「撮り鉄の一部?の〈消費態度(=趣味との距離感)〉が悪い」ことが、問題になっている。

ヤクザ映画」が大好きな「ヤクザ映画オタク」が仮にいたとして、その人間が、日常生活でもヤクザ映画に出てくるようなオラついた

振る舞いや、誰彼かまわずガン飛ばし喧嘩腰だったら、「ヤクザ映画」も「ヤクザ映画オタク」も、どちらも世間から白い眼で見られるだろう。

まり、「何のオタクか(趣味の種類)」よりも、「どんな消費態度のオタクか」ということの方が、世間(=オタクサークルの外)では重要である

「消費態度がモラルに反するオタクばかり」と世間認識されたなら、その「趣味対象」までも、連鎖的(遡行的)に悪く見られるようになる。

世間と上手に折り合いをつけられる「自浄能力を持つオタク」と認識されることが、世間から自分がハマるマイナー趣味」を守るためには大事なのではないか

世間体なんかどうでもいい。自分の〈推し〉に全てを捧げるのみ!」というカルト宗教的?な考えも、その人の選択ではあるが。

2024-12-24

Q.

「男の家で酒を一緒に飲む=セックスOK」
という主張は、「男の家に飲みに行くと、セックスが待っているか覚悟しましょう」としか言っていないのであって、自衛を促しているだけなので問題ないですよね? 

A.

たこの話か!!イエス、その通り、右腕のねじが逆回転しながら全力で拍手喝采してるのが見えます!?!?そう、酒だ!セックスだ!"覚悟しましょう"のフレーズがもうポップアップ広告みたいに頭に散乱していて最高だな!?!!問題なんて何もない。だって問題があるってことは、存在のもの意味があるってことじゃないですか?問題がないってことはつまり空虚で完全なカオス!大いに結構セックスという三文字魔法が部屋の中をフラミンゴの群れみたいに飛び交っているのが見えるだろ?見えない?それはお前の問題だ!俺のではない!!!俺は見えてる。つまり問題ない。完全に理解した(してない)!!!!!!!!!

「男の家に飲みに行くとセックスが待っている」、あぁ、確かにそれは鉄道運行表みたいに定刻通りの話だな!?!?でもな、"覚悟"って言葉にすでに手のひらサイズナイフが刺さってるんだよ!それに気づかないお前の覚悟不足が問題なんじゃないか!?!?いや問題じゃない!さっき問題はないって言ったもんな!?じゃあ問題ない!!!すごい一貫性!!!自分でも驚く!!!

あと、自衛な。いいなその単語自衛。防御力アップ。だが俺の中ではこの主張、「酒は飲んだらセックス防御力-99%減少」というバフデバフ理論に繋がるが、それが問題ないって話だから、つまり問題ないんだな!?!?ウオオオッッ!!!

名古屋県民の渥美半島いじめは異常

佐久島を跨いで橋をかけてやればいいのに

橋どころか鉄道すら通さないといういじめっぷり

これは大問題ですよね

2024-12-19

anond:20241219223536

正直、そのコメントは表面的な解決策に終始しているように見える。

かに環境思考や再エネ強化は間違いじゃないし、個人EVへの懐疑的視点も分からなくはないけど、そこから「だから、全部電車でいい」と飛躍するのは乱暴すぎるんじゃないか

そもそも個人EVは今の技術だけで固定されるわけじゃない。

バッテリーの素材革新リサイクル技術、軽量化や充電インフラ改善など、課題は山積みかもしれないが、それを解決しようとする動きは確実に進んでいる。

停滞してるわけじゃないんだ。

大容量電池環境破壊、すぐ劣化、で思考停止するのは、まるで何十年も前の常識を引きずっているように感じる。

「すべてを電車カバー」って言うけど、それこそインフラ投資社会のあり方を大規模に変える必要がある。

線路簡単に引けるわけじゃないし、物理的・経済的政治的ハードルEV普及どころじゃない。

一方で、EV公共交通ハイブリッドモデルだってありえる。

例えば、地域用途に応じてEVシェアを拡大し、長距離移動は鉄道網やバス高速輸送(BRT)を整備することで、効率的なモビリティエコシステムを作る道もある。

夜間に太陽光発電が止まることを理由に「電車なら夜動かなくても同じ」と言うのは、昼間の余剰電力を蓄電する技術グリッド調整、再エネ以外のクリーン電源との組み合わせなど、すでに現場で進められている取り組みを無視しているようなものだ。

要は、EVけが正解でもなければ、鉄道一本槍が万能でもない。

その中間に、地域シナリオごとにベストミックスを考える余地があるはずだ。

炭素社会を目指すなら、技術開発やインフラ整備、エネルギーマネジメント多面的に組み合わせる必要がある。「EVは要らない」と言い切るよりも、EV課題にどう対処し、公共交通とのバランスをどう取るかを考える方が、ずっと建設的だと思うんだが、どうだろう?

鉄道芸術を感じない人はセンサーがない

営みを無視している芸術なんてないんだよ

現代アートの鑑賞者も鉄道オタクもほっといてあげなさい

センスを感じてるんだから邪魔しちゃだめよ

2024-12-15

anond:20241215123641

どこでもドアができた鉄道廃止してもよい、並みの荒唐無稽な話をしていることに気付いてないね

ではまずその素晴らしき代案を屏風から出してから廃止論を持ってこい。結局ずるいってだけだろうが。

2024-12-14

沖縄県民、「反政府になるな」と言うほうが無理なくらい悲惨

薩摩藩琉球王国侵略奄美を奪って薩摩藩併合(奄美が不自然鹿児島県なのはそれが理由)

その後琉球王国琉球藩になり、廃藩置県正式沖縄県として日本併合


中央から役人が来て沖縄支配 文化言語破壊 それまで琉球王国を治めていた尚氏らは東京に住むように命じられる


WWII戦争で情勢悪くなったら中央政府はさっさと降参して沖縄放置沖縄壊滅、昭和天皇のせいで10万人死


終戦沖縄アメリカ併合されて米兵にやりたい放題される(レイプ強盗殺人しても無罪放免)


・その後日本に復帰するも戦争アメリカ統治時代のせいで未だに貧困沖縄基地押し付けまくり県民世論調査でも県内基地移設反対派が多数。未だに自民党が弱い。

そのほか、戦前鉄道があったのにアメリカ破壊しまくったため今は短いモノレールバスが移動手段のメインで大混雑する


本土からナチュラル馬鹿にされる。

また、戦時中トラウマや不良米兵の脅威を吐露するだけで「自分だけ被害者ぶるな」理論武器結構割合存在するキチガイから叩かれる

2024-12-13

anond:20241213195210

鉄道ダイヤ人口増加に追いついてないのはわかる、本数も多くてたいして遅延も少なかった京浜東北線が朝方は常に2~3分遅れて来るようになった。

筆者の場合は乗り換えがあるのに遅延→乗り換え失敗→乗り換え先の次の列車京急京成から20~30分後→遅刻

が増えた。朝方に乗り換えのある通勤をさせるような最低な会社に入ってしまった自分のせいである…

女体好きとたいして変わらぬ、人間嫌いの人体好き

アンチフェミがよく使う言葉で、女嫌いの女体好きという言葉がある。要は女の性格身体が合わさった"女性"は嫌いだけど、自分の言いなりになってくれる柔らかい女体と胸とマンコと膣と喘ぎは好きということだ。

これを見てるのが女子なら女嫌いの女体好きを「うわ…」ってなって当然だろう。ところが、これを男も女も関係なく体験できる場所がある。

そう、会社である

どういうことかって?

企業経営するうえで経営者側の視点に立つと、人件費は抑えたいものである。身近な例だと鉄道ならば車掌のいないワンマン運転最近多いのもそういうことである

鉄道といえば最近組合活動もあまり聞かなくなった。組合活動やストをする人というのは経営者側の視点だと"反抗する性格を持つ人間"ということになる。そういう人間鉄道会社ならクビや左遷や嫌気がさして退職などで潰されてゆく。国鉄分割民営化労組潰しの意図があったという。そして会社に残るのは会社経営者側に従順で、洗脳された従業員だけとなる。

ここに、"反抗する「人間」は嫌いだけど、黙って言う事を聞いてくれる労働力としての人体は好き"という経営者側の考えが透けて見える。ヤリチンからみた「女性」の部分はいらないが、「自分の言いなりでアンアン喘いでくれるあったかオナホとπ」はほしいというのは、経営からみた「従業員性格はいらないけど「知能つきで経営者に従順な手足と目と耳」はほしいというのと何ら変わらないのだ。

残念なことに、中小企業では当たり前だし、大手企業でもこういう考え方の偉い人は非常に多い。

ロボットアームを導入するよりも人件費のほうが安価になるような職業ではこれがよくある。

社員はどうすれば?

まずは洗脳されないようにすること。はい◯◯(企業名)様ありがとうございますと言い出すレベルなら手遅れである。そうでないなら、ひとりで入れるタイプ労働組合に入ろう。あとは別に労組でなくてもよいが、似た境遇の仲間を見つける。

どちらにせよ仲間を見つけることは大事である

2024-12-12

フランツ・リストピアノ名曲重要曲七選(前期)

 最近流行ってるゲーム史上の重要性とは何も関係ないが何となく思いついたのでやってみることにした。

 フランツ・リスト(1811-1886)はハンガリー王国の寒村ドボルヤーン(現オーストリア・ライディング)に生まれ作曲家リストハンガリー人としての自意識を持っていたようだが、両親はドイツ系であり、他方でパリ成功を収めた関係フランス語を使って生活していたと思われる。いわゆるコスモポリタンであり、○○国の音楽家とは言いにくい。音楽史上の重要性ではバッハやベートヴェンには劣ってしまうから義務教育では名前は出てこないだろうが、少なくともピアノ音楽史上は絶対に避けては通れない。無尽蔵の超絶技巧によってピアノ表現可能性を著しく拡張たからだ。膨大なリストピアノ作品から7選ではきついので、リスト活動時期に区切って7選ずつということにした。

 クラシック音楽の紹介をする以上、演奏(録音)の紹介は避けて通れない。まさか自分で弾いて確かめろというわけにもいかないだろう。筆者は、リストの豪華絢爛な超絶技巧音楽が大好きである一方、特に晩年に多い宗教的内向的音楽は未だにあまりピンと来ない感がある。努力はしたが、晩年作品を中心にうまく推薦ができていないのは好みの関係で、あまり色々な音源を聞き比べていないことが一つの理由だ。

 リストピアノ作品はあまりに膨大で、しかも抜群の技巧を要求する作品も多い。一曲ごとの規模の違いを無視していうが、大量のピアノ曲を残した作曲家であるショパン場合作品数は200強。単独ピアニストによる全集も作られているし(ギャリック・オールソンアシュケナージ横山幸雄も作ってますね)、レコード会社企画モノで複数ピアニストを起用して制作されることもある。横山氏みたいにぶっ続けの連続演奏会を開いてしまうことも不可能ではない(https://www.afpbb.com/articles/-/2784123)。

 しかリスト場合は単純な作品数の多さ、別稿・異稿が多く存在すること、難易度の高い曲が非常に多いことから、「全集」の制作は困難を極める。複数ピアニストを起用しているNAXOSリストピアノ曲集シリーズも未だに全曲をカバーできていない(もし完結していたら教えてください)。その点で単独リストピアノ作品全集という前人未踏の大偉業を成し遂げたレスリーハワードCDHyperion)は本編と別巻(新たに発見された別稿・異稿)あわせて99枚というとんでもない分量がある(全曲試聴可能https://www.hyperion-records.co.uk/dc.asp?dc=D_CDS44501/98)。優れたピアニストであるハワードでも、短期間に、といっても10年以上あるが、大量の作品を録音しなければならない計画故、詰めの甘い演奏がかなりあるように感じられ、何も考えずにハワード全集を推薦するわけにもいかない。とはいえハワードのおかげで取り敢えずリストピアノ曲のほとんどをまともな「音」として把握できるようになった。ここで敬意を示しておきたい。ハワードCDを一巻ずつ紹介している古くからサイトがあり、本当に頭が下がる(https://www.katch.ne.jp/~hasida/liszt/liszt.htm)。良くない演奏もバシバシ指摘している。

 リストの生涯について。作曲家の生涯を知ることが楽曲理解に必ずしも結びつくわけではないが、それでも、どのような作風意識しているのかとか、どのようなモチーフを描こうとしたのか(特に標題音楽場合)ということを知ることは有益だろう。作曲家の置かれていた状況を知ることはその理解の助けになり得る。リスト場合、ざっくりいえば大スターとして活躍した1840年代までの時期(前期)、ワイマール宮廷楽長としての活動が中心になる50年代(中期)、そして50年代末の波乱、特に愛人カロリーヌとの結婚が認められず、子どもの早世などの不幸に連続して見舞われた後、ローマに腰を落ち着け作曲活動を再開し、亡くなるまでの晩年の時期(後期)に活動を区切ることができる。このあとは単に前期・中期・後期とのみ述べる。ここで紹介するのは、前期、少年時代からピアニスト時代までのもの。父を失って本格的にピアニストとして稼がねばならなくなり、大スターになっていくが、仕事ばかりで事実上奥さんとは破局する。そして後年の恋人カロリーヌ出会いヴァイマール宮廷楽長に就任するまでだ。

 作品番号について。クラシック音楽には、出版社のつけた出版順序を示す作品番号(op. xxみたいなやつ)がついていることが多い。クラシック音楽では、抽象的に「ピアノソナタ」とのみ名乗る曲が多いので、作品番号は楽曲区別にとって大事になる。しかし、リスト作品番号は出版社ごとに全然違うなど滅茶苦茶で(こういうことはシューベルトにも言える)、作品番号では把握できない。そこでよく使われるのは、イギリス音楽学者ハンフリー・サールが整理して付番したサール番号(S. xx)であるWikipediaにもサール番号順のリスト作品一覧があるので参照されたい。

1. 48の練習曲 S.136(1827年出版

 彼の代表作の一つ、「超絶技巧練習曲」の初稿にあたる作品。48とあるが、実際には全12曲。「超絶」を聞いたことがある人なら驚くはず。リスト15歳の頃の作品リストハンガリー貴族たちから奨学金をもらってチェルニーの元で学んでいたのだが、本作品は明らかに影響が見て取れ、微笑ましいと思うか、チェルニー××番を思い出して頭が痛くなるかは人次第だろう。録音は多くない。筆者はハワードを一聴したことがあるのみ。ウィリアム・ウォルフラムNAXOS全集20巻)は未聴。パガニーニの影響を受けたあとの改訂版24練習曲 S.137)は異常に難易度が高い割に第三版にあたる「超絶技巧練習曲」ほど演奏効果がないのでやはりほとんど取り上げられない(ハワードは録音している)。

2. 「ある芸術家の生涯の出来事」 S.470(1834年出版

 タイトルでもしやと思った方、あなたは正しい。ベルリオーズの「幻想交響曲」のピアノ編曲だ。実は原曲よりも出版自体こちらの方が早いようだ。ふられた作曲家がヤクをやって彼女を殺して処刑されて悪魔サバトに遭遇するという夢、というとしょーもない話だが、この曲は初演当時多数の人々を熱狂に巻き込んだ。リスト熱狂した一人だった。それでピアノ編曲までやってしまったのだが、当時は録音技術がないので、家でちょっと味わおうとCDだのSpotifyなどというわけにはいかない。ピアノで弾くしかないわけだ。とはいえ、よくあるオケ作品のお手軽編曲ではなく、オーケストラの生み出す音響可能な限りピアノ再現しようとした意欲的な作品だ。演奏難易度は極めて高い。フランソワ=ルネ・デュシャーブル(EMI)とニコライ・ペトロフ(原盤は知らないがVeneziaの再版盤を所持)の演奏が世評高く、特に後者演奏は凄まじいが、まだまだこの曲のポテンシャルを完全には引き出していないような気がする。ジョヴァンニベルッチ(CD未所持)は公式YouTube演奏動画アップロードしている(https://www.youtube.com/watch?v=bSqunBoj0cY)。これが一番アクセスやすいだろう(録音は一番良い気がする)。

3. パガニーニによる超絶技巧練習曲S.140(1840年出版

 1828~34年に欧州コンサートツアーを行ったヴァイオリニストのニッコロ・パガニーニは極限まで高められた演奏技巧と表現力によって多くの熱狂ファンを獲得した。リストパガニーニに狂った一人(またかよ)。全6曲、すべてパガニーニ作品から編曲だ。ヴァイオリン技法ピアノに映すというよりも、パガニーニから霊感をもらってピアノ技巧の拡張を試みたものと言って良い。第3曲が「ラ・カンパネッラ」(ヴァイオリン協奏曲第2番第3楽章編曲)だが、有名な「ラ・カンパネッラ」は、実は本曲集の改訂版S.141(1851年出版)の方であり、本曲集を聴くと、違いに驚く(逆にパガニーニ原曲を知っているとそちらに忠実ということに驚く)と思われる。そしてこの曲集は何よりも演奏難易度の高さで悪名高く、特にひたすら重量級かつ幅広い跳躍のある和音アルペッジョが続く第4曲(の第2稿)はピアノマニアの間では語り草になっている。また第6番「主題と変奏」(原曲24の奇想曲第24番)の第9変奏も地味ながら恐ろしく難しい。

 かつては本曲集といえばペトロフ(原盤Melodiya、VeneziaとOlympia再版盤で所持)、大井和郎(Deutsche Shallplatten)、そしてハワード全集しかなく、マニアたちがアップロードしているMIDI演奏非人間的超絶技巧を楽しんでいたのだが、現在ではゴラン・フィリペツ(NAXOS全集42)とヴァレチェク(Capriccio)が挑戦している。現在でもペトロフ演奏が最も高い水準にある思われるが(映像もある https://www.nicovideo.jp/watch/sm12879344)、フィリペツの演奏もそれに並ぶハイレベル演奏であり(流石に6番の第9変奏は苦しそうだが)、CDの入手可能性もあるので今ならフィリペツを聴くと良い。

 困ったことにペトロフ映像は中々手元を写してくれない。ニコニコ動画で「国家機密の指」と揶揄されているが、確かこれはペトロフカメラに写されることを非常に嫌っていたからだと思う(出典は忘れた)。

4. 旅人アルバム S.156(1836年~1842年出版)、「巡礼の年 第一年:スイス」(1855年)、「巡礼の年 第二年:イタリア」(1858年)、「第二年補遺ヴェネツィアナポリ」(1859年改訂版

 ダグー伯爵夫人マリーは当時のパリ社交界代表する人物で、たいへんな美貌の持ち主だったという。リスト1834年からマリーと逢瀬を重ね、35年にマリーは妊娠している。大胆なスキャンダル芸能人特権

 特に社交界でつまはじきにされることもなかったようだが、人目を憚るように二人は(それぞれ一時的パリ帰国も挟みつつ)スイスイタリアへの旅行順次出かけている。鉄道もない時代なので妊婦には大変な重労働だったはずだが、ジュネーヴで36年12月、長女ブランディーヌが誕生した。

 旅人アルバムは、スイス旅行で見聞きした風景民謡モチーフにした曲集で、全19曲ある。このうちの数曲が改訂を経て「巡礼の年 第一年:スイス」 S.160(1855年)に結実する。また、37~38年に訪れていたイタリア旅行で見聞きした風景芸術作品から受けた霊感表現した「第二年」と「補遺」も出版は後年だが、大部分は39~40年頃に完成していたらしい。

 旅人アルバムほとんど聴いたことがない。NAXOS全集32のアシュリー・ウォスもハワード全集でも聴いてない。巡礼の年の方は、第三年も含めた全曲盤ならラザール・ベルマン(Deutsche Grammophone)が有名。村上春樹小説中に登場したせいでクラシック音楽CDにしては珍しく再版がかかった。個人的にはルイ・ロルティ(CHANDOS)の演奏がとにかく美しく、大好きである巡礼の年は、大曲もあるが、短めで肩肘張らずに聞ける曲も多いので、リスト入門にはもってこい。第一年の大曲「オーベルマンの谷」単独ならアルカーディ・ヴォロドスSONY)がホロヴィッツ編曲を織り交ぜながら気合い入りまくっている(https://www.youtube.com/watch?v=4ADtxG-b8ik)。第二年、そして本曲集最大の大曲であり、リスト最高傑作の一つであるダンテを読んで:ソナタ幻想曲」は、評判の高いベルント・グレムザー(Koch Schwann)は未入手。ロルティ(CHANDOS)は全集版も第二年だけの旧録音どちらも良い(とにかく超絶技巧を味わいたいなら若い頃の旧録音が良い)。有名曲なので演奏動画をアップしている人はプロアマわず色々いる。

5. ベッリーニオペラノルマ」の回想 S.394(1844年)

 幻想交響曲もそうだが、リスト作品の多くを他作品編曲が占めている。特に多数のオペラ編曲があるが、この曲が最高傑作だと思う。中盤の鍵盤を駆け巡るアルペッジョは明らかにジギスムント・タールベルクの「三本の手」を取り入れたもので、聴いていて気持ちが良い。後半の「戦争だ、戦争だ!」のテーマに基づく部分は極めて難しく、ここを上手く弾けるかどうかがこの作品の見所。しかいかにも難しいという様子で弾いては興ざめ。

 今ならフィリペツの映像https://www.youtube.com/watch?v=0TMypN1gW5k)が一番良い。CDもあるらしいのだが自主制作盤と思われ、未入手。他は、かつては表現意欲にあふれるベルッチ(assai)、ヴィルトゥオーゾ的な迫力あるトム・ウェイクフィールド(Symposium Records)、そして我らがスーパーヴィルトゥオーゾマルク=アンドレ・アムラン旧録音(Music & Arts)が三大録音だったと思う。アムラン新録音(Hyperion)は若干遅くなったが、抜群に録音が良くなり、総合的にこちらの方が好きかも。若手だと韓国のノ・イェジン(NCM)やイギリスベンジャミングロヴナー(Decca/https://www.youtube.com/watch?v=OVKTEoxBIKE)が大変良い。

6. 三つの演奏会用練習曲1849年出版

 40年代作曲されたもの。全3曲。演奏会用練習曲は、チェルニーのような練習のための曲ではなく、コンサート披露して喝采さらうための曲であり、いわゆる「性格的小品」の一種リストはこういう曲をひっさげてコンサートに臨んでいたわけだ。第1曲から「嘆き」、「軽やかさ」、「ため息」と標題がついているが、出版社がつけたものに過ぎない。第2番の標題通り、全体的に軽やかな作風特に「ため息」は有名でよく弾かれる。

 第2、あるいは有名な第3番の録音はよく見るが、全曲録音というと意外とない。福間洸太朗(アクースティカ)のCDに全曲入っている。確かロルティ(CHANDOS)にも全曲録音があったはず。

7. ノンネンヴェルトの僧房ピアノ初版1843年出版

 スイスイタリアマリーと過ごしたリストだったが、ピアニストとして忙しく飛び回るためにマリーを放置してしまい、結局二人は破局する。ひどい話で、破局した後もリスト演奏活動をしていたので、リストの母が子どもたちの面倒を見ていた。

 41~43年の夏にリストマリーはライン川中州にあるノンネンヴェルトの古い修道院子どもたちと共に過ごしているが、これがマリーとの最後の親密なお付き合いだった。この曲は、当時同地に夫妻を訪ねてきたリヒノフスキー侯爵の詩に音楽をつけたものシャルルマーニュ武将ローラ戦死誤報を受けて絶望した妻がノンネンヴェルト修道院に入ってしまい、ローランは二度と妻と会えなくなったことを知って修道院を見下ろせる土地に住み着き、妻を思う歌を歌った・・・という救いのないストーリーだ(歌詞https://www7b.biglobe.ne.jp/~lyricssongs/TEXT/S4212.htm)。マリーとの破局に後悔していたのか、リストはこの曲に相当執着していたようで、ピアノ独奏用を含めて複数ヴァージョンを作り、何度も改訂している。晩年バージョンアンスネスEMI)などが録音しているが、重苦しい。当時のバージョンはそこまで重苦しくないと思う。推薦音源はあまり思いつかない。全集を録音しているハワードライナーで"beloved"と書いていて、気に入っているみたいである。

 華麗なオペラものシューベルト歌曲編曲魔王を含めてかなりの曲を編曲しており、どれも魅力的)など、編曲を中心にまだまだ色々な作品があるが、そろそろ次の時代に進もう。

人間嫌いの人体好き

女嫌いの女体好きという言葉がある。要は女の性格身体が合わさった"女性"は嫌いだけど、自分の言いなりになってくれる柔らかい女体と胸とマンコ膣と喘ぎは好きということだ。

これを見てるのが女子なら女嫌いの女体好きを「うわ…」ってなって当然だろう。ところがこれを男も女も体験できる場所がある。

そう、会社である

どういうことかって?

企業経営するうえで経営者側の視点に立つと、人件費は抑えたいものである。身近な例だと鉄道ならば車掌のいないワンマン運転最近多いのもそういうことである

鉄道といえば最近組合活動もあまり聞かなくなった。組合活動やストをする人というのは経営者側の視点だと"反抗する性格人間"ということになる。そういう人間鉄道会社ならクビや左遷洗脳などで潰されてゆく。国鉄分割民営化労組潰しの意図があったという。そして会社に残るのは会社経営者側に従順で、洗脳された従業員だけとなる。

ここに、"反抗する「人間」は嫌いだけど、黙って言う事を聞いてくれる労働力としての人体は好き"という経営者側の考えが透けて見える。ヤリチンからみて「女性」の部分はいらないが、「自分の言いなりでアンアン喘いでくれるあったかオナホとπ」はほしいというのは、経営からみた「従業員性格はいらないけど「知能つきで経営者に従順な手足と目と耳」はほしいというのと何ら変わらないのだ。

社員はどうすれば?

まずは洗脳されないようにすること。はい◯◯(企業名)様ありがとうございますと言い出すレベルなら手遅れである。そうでないなら、ひとりで入れるタイプ労働組合に入ろう。労組でなくてもよいが仲間を見つけることは大事である

2024-12-10

anond:20241208085514

真面目に考えてみた。

警察犯罪

職務に関する不正汚職なら組織として対策必要

仕事無関係プライベートでの悪さな個人問題

教員犯罪

これも職務に関する犯罪(生徒に手を出したとか保護者から賄賂を受け取ったとか)なら組織として再発防止策が必要

プライベート学校関係無く交際していた女性を殺したとかなら個人問題

オタク犯罪

基本的には、アニメアイドル鉄道が好きと言う趣味が同じなだけの集団連帯責任は無いか個人問題

イベントサークル等で犯罪行為があったなら、運営主催者対策する責任はある。

クルド人犯罪

これも同じ民族からって連帯責任は無いか個人問題

家族コミュニティーの中に犯罪助長するような物があれば外部から教育啓蒙改善を促した方が良さそうだが、子供はともかく大人外国人にどこまで介入できるかは難しいね

JR運賃値上げの話で思うこと

ネット民からの怒りを買っているアレの値上げ。

この時期に鬼の運賃値上げって、完全に撮り鉄とかの鉄オタに対する見せしめだし、一般客をも巻き込んだお気持ち声明ものだよね。

法律とか暗黙の了解を都合よく解釈して、それを「違法ではないし迷惑をかけていない」といって、めちゃくちゃ自分フィルターかけて、その様子を野放図にネットにばら撒くことは確実に

公共インフラサービス価値を下げる行為

・他の人を不快にさせ、傷つけるため

鉄道を利用してるよね?

何も知らない人が嫌悪感抱いちゃっると思うけど。

こんなお気持ち表明が出されても、俺は悪くねぇ!ってのたまってて、だからそれは大バカ者が言う事なんだ、としか思わないよね。

自分自身が行ってる行動が、趣味の道具の価値を下げるようなことをするやつは、趣味でもなんでもない。

ただの大バカ者。

2024-12-09

Business Journalの相模鉄道記事がよく分からん

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/biz-journal.jp/company/post_385420.html

ホットエントリになっているこの記事だが、「高度プロフェッショナル制度」のくだりの意味が分からない。

鉄道乗務員場合高度プロフェッショナル制度裁量労働制適用不可能で、通常の勤務時間に基づく労務管理しかできないと思うんだが。

ライターが調べずに適当なことを書いているか相模鉄道違法運用をしているかのどちらかだと思うが、どちらだろう。

2024-12-07

ソープ嬢税金問題が熱そうだったから、いっちょ噛みできないか

税理士から見るソープ嬢納税問題 https://anond.hatelabo.jp/20241205154323

ニセ税理士日本社会の今後について https://anond.hatelabo.jp/20241205195415

これらの記事を、大変興味深く読んだ。興味深くというのは、記事の内容そのものというよりも、それに対するコメント熱量というのが、

なんというか、大変に盛り上がっており、なぜこれほど盛り上がっているのかということが、あまり自分の中でしっくり来なかったから、である

自分は税務や労務プロでもなんでもないので、細かい専門的内容にはコメントのしようがないのであるが、

とはいえ、ここのメインテーマというのは、要は収入が発生しているのであるから、それについて課税すべきかどうかという問題である(と理解した)。

そうすると、これはシンプル税金を払うべし、ということで決着が付きそうな、ただそれだけの話題のように思える。

にも関わらず、数百を超えるブコメがついているという、その事実に興味をもったのである

それで自分なりに色々と考えてみたので、そのことをここに書いてみる。

さて、唐突フィンランドの話をする。といっても、北欧における風俗産業についての話ではない。鉄道料金の徴収の話である

から10年以上も前の話(なので、今もそうか知らないが)、フィンランド首都ヘルシンキ駅での体験だ。

ヘルシンキ駅は非常に大きなターミナル駅である。ちょうど常磐線が発着する上野駅に近いイメージだ。しかし、上野駅、というか日本鉄道全てと大きく異なる点がある。

なんと、改札がないのである

ヘルシンキ駅の駅舎に入ってしばらく歩くと、いきなり鉄道ホームが出てくる。入口も何もなく、いきなり列車に乗り込むことができるのだ。

そして各車両にはICカードリーダのようなものが備わっており、どうやら乗客ICカードをそれらにタッチすることで運賃を支払う仕組みになっているようなのだ

ようなのだ、と書いたのは、当時私は出張ヘルシンキに来ており、予め列車フリーパスカードのようなものを配布されていたので、このあたりの事情について、実はいまだに

正確に把握していない。なので、正確なシステムは、もしかしたらちょっと違うのかもしれない。

ただ一つ言えることは、ヘルシンキ駅には改札がなく、そして下車駅にも改札がなく、つまり目的地に着くまで、一度も料金徴収のチェックを受けることがなかった、ということだ。

支給されたカードフリーパスのようだったので、カードリーダで料金徴収されることもないため、出張の後半になってくると、(これ、かざす意味あるのか。。。?)と思うようになった。

というか、この仕組みなら、乗車運賃を払わなくても、ただ乗りできてしまうではないかフィンランド鉄道は、フィンランド人の善意で成り立っているのだろうか。

とういことを考えた我が同僚は、出張の後半になってくると私と同様に、このカードリーシステムに疑問を持つようになり、というか、シンプルカードを持参することが面倒くさくなって、

手ぶら列車に乗るようになった。

ところがである。ある日、いつものように彼が手ぶら列車にのっていると、突然車掌から声をかけられたというのである。そしてカードを見せろと言われたので、

カードは持っているがホテルに置いてきてしまった、実際は料金は会社が払ってくれているはずだ、と弁明したそうなのだが、有無をいわさず高額な罰金を支払わされたという。

この話をきいて、ははん、と納得した。

まず、車掌は誰がカードを持っているかどうかを判別などはしていないだろう。ある一定タイミングで、適当にその辺の乗客を狙って検札しているのだと思われる。哀れな我が同僚は、

運悪く検札に引っかかってしまったのだろう。

もしも、100%確実な方法で料金徴収を実現したいのであれば、車掌は全員に検札をすればよい。しかし、それは時間的に無理がある。というか、100%を目指すのであれば、そもそも入場ゲートを設置すればよい。しかし、それにはコストがかかる。

そこで、ある一定割合検札実施し、そこで料金未払が発覚した場合に、高額な罰金徴収する、というシステムにしたのだろう。これが私の推測である

車掌無賃乗車がばれる確率と、その場合に支払わなければならないコスト期待値として、それが正規運賃を支払うコストに比べて見合わないほど高額であれば、乗客正規運賃を支払うインセンティブが働く。鉄道会社は、自動改札システムのような高額な設備投資をせずに、車掌おっちゃんに適当に(より正確には、適切な期待値となるような頻度で)検札実施させれば目的を達成できるので、大変賢い仕組みだと関心したのである

とここまで書いておいてあれだが、これは完全に私のデタラメ想像であるそもそも、いまもヘルシンキ駅に改札がないのかも知らない(調べれば分かると思うけど)。

ではなぜこのことを書いた、というか、思い出したかというと、税務調査というのは、このフィンランド鉄道の仕組みに良く似ていると思ったからだ。

税金は必ず払わなければならない。このことは間違いない。納税国民義務であるフィンランド鉄道にただで乗ってはいけないのと同じだ。というか、フィンランド鉄道のようなザルの仕組みであってはならない。しっかりとした改札を設けて、100%確実に徴収すべき性質のものだ。

ところが、国民全員が完全に正しく納税しているかどうかを100%の精度で確認することは、そう簡単ではない(と信じられている)。そこで、結果的フィンランド鉄道のごとく、ランダムピックアップして、脱税しているかどうかを調べるという方法を取ることになる。そして、徴税システムインセンティブが、「効率的徴収」」にあるとするならば、確実に大金を稼いでいて、かつ脱税実態簡単証明できるところから順に調べていくことが合理的ということになる(全乗客からランダム検札するフィンランド鉄道と、ここが大きく異なる点だろう)。

とはいえわたしは税務の素人であるし、ましては税務署人間でもないので、いま書いたことも本当かどうか、何もわからない。

さて、ここでようやく本題に入る。すなわち、冒頭2記事ブコメ諸氏の熱量について、私なりの方法で腹落ちさせる、という試みである

私を含めて善良なる市民たる我々は、キチンと納税(=乗車料金の支払い)をして列車に乗っているのである。その列車に、あろうことか、運賃を払わずに我が物顔で列車に乗り込んでいる輩がいるのである。ところが肝心の車掌は、他のもっと身なりの良い乗客身体検査ばかりしていて、こちらの乗客など構おうともしない。それでは専門家税理士)はなんと言っているのかと聞くと、なんとも怪しい返事しかしない(なんとならば、税金を払わなくてもよいかもと取れるような発言さえしている)。これでは、真面目に運賃を払っているこちらとしては、腹の一つも立てたくなるものだ。

ということで、なんというかフィンランドの思い出まで書いておいて出すような結論でもなかったなと思いつつも、一応、当初の目的を果たしたことで満足するとする。

さて、ここからは余談である

列車料金と納税アナロジーでお気づきの方もいるかとも思うが、この話は給与所得者の場合において、多少の修正を要すると思われる。すなわち、給与所得ほとんどの人は、源泉徴収というかたちで所得税を納めているのであるから、いわば運賃を前払いしているようなものなのである。そこで、給与所得者は、それ専用の列車に乗っている、としたほうが良さそうだ。この列車に乗っている人たちは、あらかじめ会社が複雑な計算をして運賃を支払ってくれているので、あまり難しいことを考えずに列車に乗れる。

一方、風俗嬢をはじめとした個人事業主などは、いわば運賃は後払いだ。今年、2024年所得が確定してから来年2025年春に確定申告をして、税金徴収される。車掌たる税務署職員から検札を受ける可能性があるのは、こちらの列車に乗っている方の人たちだ。

私が一連の記事を見て、いまいち自分ごとのように熱い市民感情を発揮できなかったのは、おそらく自分とは別の列車に乗っている人=自分とは関係のない人、という意識があったからだと思われる。

さて、仮に風俗嬢としての年間収入が500万円あったとして、納税額(=乗車料金)はいくらほどになるのだろうか。経費としてどのくらい控除できるだろう。衣装代やメイク費用など計上できるのだろうか。個人事業主として、家賃分をいくらか按分することはどれほど現実的か。そもそも青色申告できるのか。できたとして、どのような事業として定義されるか。こうしたこと現実的に真面目に考えると、節税として合法的にできそうなことはほとんどなさそうに思われる。シンプルに雑所得として申告したとして、所得税・住民税額は数百万円になるかもしれない。

そして、いざ自分があちら側の列車乗客になったとして、検札にひっかかる可能性が限りなく低い中で、数百万円という乗車料金をキチンと支払う胆力があるものだろうかと、自問自答してみるのであった。

2024-12-01

鉄道に夢中になれる理由が全くわからない

アイドル好きは理解できる。ただの性欲だ。

ロボット好きは理解できる。デカくて強いからだ。

車好きは理解できる。デケーミニ四駆だ。

動物好きは理解できる。生き物の観察は楽しいからだ。

メシ好きは理解できる。美味しいものは美味しいからだ。

酒好きは理解できる。酔っ払うのは気持ちがいいからだ。

鉄道好き・・・理解不能。

ティッシュ箱みたいな形で全体的に格好良くもない。

早いっちゃ早いけど飛行機と比べれば驚くほど遅い。

車のように個人所有してカスタマイズが出来るわけでもない。

単に走るだけで動きが面白いわけでもない。

面白そうな所がまったくない。

こんなのがそこそこ人気のコンテンツなのが理解不能すぎる。

なにがいいんだ?

2024-11-29

雑誌ってわざわざ選んでお金を出して買わないと手に入らないものでしょ

普通に生活していて目につく公告とは種類がそもそも違うし

公告があったとしても漫画雑誌というのもの元々娯楽を目的としたものであって献血鉄道ポスターなどとは根本的に種類が異なる

雑誌の講読者でもない人間ちゃお付録文句を付ける正当性はないと思うんだけど。

2024-11-24

anond:20241124095116

暇ならレア度まとめつくってくれよ

鉄道ならドクターイエローを見れたらラッキー昭和だったら「フォルクスワーゲン(ビートルカブトムシ)の何色を何台みかけたら幸運」とか

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