大麻(マリフアナ)の販売や所持を条件付きで認めてきたオランダで、外国人への麻薬販売が来年から禁止されそうだ。大勢の外国人客が大麻を買いあさる「ドラッグ・ツアー(麻薬観光)」が社会問題化する中、オランダ政府は「門戸開放はもう終わりだ」と軌道修正を宣言。外国人への販売を禁じた政府案には、各党も合意しており、近く可決される見通しだからだ。さまざまな文化に対して「寛容」であることを伝統としてきたオランダだが、国外に持ち出しての違法販売などが深刻化し、方針を転換せざるを得なくなった。ショップを会員制に オランダには現在、自治体が営業を許可した「コーヒーショップ」と呼ばれる大麻販売認可店が約700ある。(1)宣伝をしない(2)覚醒剤やコカインなどのハードドラッグは提供しない(3)近隣に迷惑を及ぼさない-などを条件に、各コーヒーショップは最大500グラムまで大麻を在庫でき、客1人につき約5グラムまでの販
[アムステルダム 28日 ロイター] オランダ下院(第2院)が28日、儀式的な動物の食肉処理を禁じる法案を116対30の賛成多数で可決した。法制化には上院(第1院)での可決が必要となるが、宗教の自由が侵害されるとしてイスラム教徒やユダヤ教徒の反発が強まっている。 同法案は、動物愛護を掲げて国会での議席を獲得した欧州で最初の党となる動物愛護党が提出。法案では、家畜を食肉処理する前に失神させることを義務付けており、意識のある家畜を処理するイスラム教やユダヤ教の規定に反する内容となっている。 動物愛護党の党首は採決前の演説で「(意識のある家畜の処理は)動物に不必要な痛みを与える。宗教の自由は無制限というわけにはいかない」とし、「宗教の自由とは、人間や動物に痛みを与える時点で制限されるもの」と主張した。 一方、オランダのイスラム教とユダヤ教のコミュニティーは同法案について、宗教の自由を侵害するとし
【ハーグ(オランダ西部)福島良典】9日投票のオランダ下院(定数150、任期4年)総選挙は同日夜から開票され、地元テレビによると、中道右派のリベラル派政党・自由民主党が第1党の座をうかがい、イスラム移民排斥を掲げるウィルダース党首(46)の極右・自由党が大躍進した。自由党がバルケネンデ首相(54)の中道右派・キリスト教民主勢力を上回る第3党の位置に付けたことで、連立政権樹立のための各党協議のカギを握る可能性が高まった。 地元テレビの開票速報(開票率94.4%)によると、自由党は現有9議席から獲得予想24議席へと勢力を伸長した。選挙直前まで世論調査で他党に水をあけていた自民党(前回選挙22議席)は獲得予想31議席で、同30議席の中道左派・労働党(同33議席)に肉薄された。改選前に41議席で第1党だったキリスト教民主勢力は獲得予想21議席と惨敗し、バルケネンデ首相は党首辞任を発表した。 下院過半
【ハーグ=井田香奈子】オランダで9日、連立政権崩壊に伴う下院総選挙(定数150)の投票があり、同日夜、開票が始まった。野党の右派・自由民主党と中道左派・労働党が第1党を争っており、公共放送NOSの集計によると、開票率97.7%の推計議席数はそれぞれ31と30。また、イスラム移民排斥を唱える極右・自由党の議席数は、現在の9から24に伸び、3位に躍進する勢いだ。 2002年以降第1党だったキリスト教民主勢力は議席半減の大敗となる見通し。バルケネンデ首相は同日夜、党首を辞任する考えを示した。 ギリシャ危機が欧州に拡大するなか、保守層、財界に基盤をもつ自由民主党は、財政削減を前面に掲げ、共感を広げた。マルク・ルッテ党首(43)の清新さと移民政策の厳格化などの政策で、02年から続く中道右派中心の政権運営に不満な層を受け止めた。 2月にオランダ軍のアフガン撤退を訴えて連立与党を離脱した労働党は、
有名シードバンクのショーウインドー。大麻の種がきれいにディスプレーされている=アムステルダム、後藤写すコーヒーショップ「バーニーズ」。店員は陽気で、いくつかの日本語も知っている=アムステルダム、後藤写す 「ベンキョーシマッセ」。鉄製のドアを開けると、男性店員が片言の日本語で話しかけてきた。メニューには約30品種の大麻種子が並ぶ。価格はどれも10粒45ユーロ(約6千円)。 オランダ・アムステルダム中央駅近くにある大麻種子を販売するシードバンク。 店員によると、日本人客は20代の男性が多く、1人50粒程度買っていくという。日本語のカタログには、育て方や効能が写真入りで書かれている。「音と光に敏感になる」「甘草のような味わい」「害虫に強く初心者向き」……。よく読むと「商品はすべて観賞用」との注意書きも。 店員は「日本の規制は厳しいから店からは発送しない。購入して持ち帰るのは大歓迎。郵
【ブリュッセル=井田香奈子】オランダのバルケネンデ首相は20日、アフガニスタンでの同国軍の駐留延長をめぐる与党内の意見の不一致を理由に、連立政権が崩壊したと発表した。3月の地方選を前に、連立3党のうち労働党が駐留延長に反対、20日未明にかけて協議したが、折り合えなかったという。 オランダはアフガニスタン南部ウルズガン州に約1600人を派兵、北大西洋条約機構(NATO)主体の国際治安支援部隊(ISAF)に加わっているが、今年夏に駐留期限を迎える。バルケネンデ首相の出身政党で最大与党のキリスト教民主勢力は、規模は縮小しても撤収はすべきではないと主張していた。 長引く派兵で同国内のアフガン駐留への世論は厳しさを増している。増派を続ける米国はオランダ軍に駐留の延長を再三求めていた。
預金の取り付け騒ぎで中央銀行の管理下に置かれたオランダの銀行、DSB銀行が19日、アムステルダムの地方裁判所から破産を宣告された。批評家の一言がきっかけだった。テレビで呼びかけ オランダのサッカーチーム、AZアルクマールのオーナーであり資産家のディルク・スヘリンハ氏(59)がDSB銀行をゼロから作り上げるのに34年以上かかった。だが、崩壊には3週間もかからなかった。 同国の批評家ピーター・レークマン氏(67)は1日に全国放送されたテレビ番組で、DSB銀行が住宅ローンの借り手にローンのリスク説明を怠り、手数料を過剰請求したと発言。視聴者らにDSBの口座から預金を引き出すよう呼びかけた。 これを受けて同行から6億ユーロ(約810億円)余りが流出。預金残高は総額35億ユーロにまで落ち込んだ。12日にはオランダ銀行(中央銀行)の管理下に置かれ、19日午前9時を期限とした買い手探しも、米国の買い手候
オランダからの報道によると、同国のウィレム・アレクサンダー皇太子とマキシマ皇太子妃は5日までに、米AP通信を相手に、夫妻と5歳の長女アマリア王女が7月にアルゼンチンのスキー場で休暇を過ごした際の写真をデータベースから削除することなどを求め、オランダの裁判所に提訴した。 王室側は「公務以外の場面で撮られた写真に公共性はない」として、データベースからの削除や、公務以外の写真を今後は撮らないことの確約などを求めた。オランダの主要メディアは、7月末までに王室側のこうした内容の要請に応じたという。 AP側は「外国のスキー場で公人たる王族の写真を撮ることに問題があるとは思えない」と主張し、この要請を拒否した。(共同)
選挙集会で支持者と談笑する極右政党「自由党」のバリー・マドレーナー候補(左)=オランダ・ロッテルダムで2009年6月1日、福島良典撮影 4日に欧州議会選挙の投票があるオランダで、イスラム移民の排斥を掲げる極右政党「自由党」が支持を拡大している。背景には、移民流入や欧州連合(EU)拡大に国民の一部が不満を募らせている事情があり、イスラム教徒の住民からは「差別が強まりかねない」と懸念する声も出ている。【ロッテルダム(オランダ南西部)で福島良典】 ロッテルダム南郊の大会議場で1日夜開かれた自由党の選挙集会。ヘルト・ウィルダース党首(45)が姿を見せると約300人の支持者から歓声が沸き上がった。 ウィルダース党首は昨春、イスラム教の聖典コーランを非難する短編映画「フィトナ」を公開し、イスラム世界の猛反発を招いた人物。今春には「憎悪と暴力のメッセージを振りまいている」として英国から入国を拒まれた。会
【ロンドン=木村正人】オランダからの報道によると、オランダ王室の宮殿がある東部アペルドールンで30日、ベアトリックス女王の健在を祝う「女王祭り」のパレードに集まった群衆に乗用車が突っ込み、4人が死亡、13人が負傷した。 警察当局は「王室に危害を加えようと突っ込んだ疑いがある」との見方を示し車を運転していた男(38)を逮捕した。 男は重傷を負っており、病院に運ばれた。同女王ら王族は催事用バスから沿道の市民に手を振っていた。男は車でバスに突っ込もうとしたとみられるが、数メートル横を通過しただけで王族にけがはなかった。 30日はユリアナ前女王の生誕を祝う記念日だった。
WBC第1ラウンド・D組(オランダ2x-1ドミニカ、10日=日本時間11日、プエルトリコ・サンフアン)サンフアン(プエルトリコ)の奇跡-。わずか3安打に抑えられていたオランダ打線が、1点を奪われたその裏に目覚めた。キングセールの右前適時打で同点。なお二死一、三塁からデカスターの打球を一塁手が弾く間にサヨナラ勝ちし、オレンジの帽子が緑の芝に大輪を作った。関連記事これが国際大会の怖さ プエルトリコが…ドミニカがオランダに逆転負け WBC…記事本文の続き デルモニコ監督は「すばらしい若者たちが…」と話し、涙で言葉を詰まらせた。そして「これほど情熱を持った仲間とやるのは初めてだ。誇りに思う」と続けた。 「小さなこともしっかりやる。あとは楽しむだけ。そうすればでかいことが起きる!!」とキングセール。大リーガーはいないが、平均年齢25歳と若く、力がある投手陣を中心に守りの野球で2度もスター軍団を下した
長崎の9歳女児をオランダに連れ去った容疑2008年12月16日11時31分印刷ソーシャルブックマーク 長崎県大村市の児童養護施設に入所していた女児(9)が、母親(32)と親族らに連れ去られ、オランダで保護されていたことがわかった。長崎県警は10月、連れ去りにかかわったとして女児の祖父ら3人を未成年者略取容疑で逮捕し、長崎地検は3人を国外移送目的略取罪で起訴した。オランダに住む母親については外務省を通じて同国当局に身柄確保を要請した。 起訴されたのは女児の祖父の迫田星(81)=大阪府高槻市安岡寺町、奥田健作(28)=兵庫県伊丹市千僧6丁目、馬場忠一(43)=岡山市番町1丁目=の3容疑者。 県警への取材によると、3人は母親と共謀し、10月24日に児童養護施設近くの路上で、女児を車で連れ去った疑いがある。女児と一緒にいた施設長を3人が押さえつけるなどしている間に、母親が車に連れ込んだらしいという
オランダに住むとある男性が長年にわたり精子の提供を続けた結果、46人の父親になってしまいました。さらに、現在妊娠中の母親があと6人もいるそうです。どうしてこのようなことができたのでしょうか。 詳細は以下。 No sex dad has 46 kids and six due - mirror.co.uk Meet Europe's top sperm donor | The Sun |News Ed Houbenはオランダ・マーストリヒト在住の観光ガイドであり、ヨーロッパでもっとも多く精子ドナーとなった男性でもあります。 ヨーロッパでは事実婚が多く、同性愛者同士の生活も珍しくありません。また、女性一人で生活したいが子どもは欲しい、といった需要も少なくないという背景もあり、精子バンクは活発に利用されています。 そういったわけで精子の需要は結構あるのですが、提供者はそれほど多くはありません。例
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