1956年群馬県生まれ。放送記者を経て、1992年にフリージャーナリストに。地方自治体の取材で全国を歩き回る。97年から『週刊ダイヤモンド』記者となり、99年からテレビの報道番組『サンデープロジェクト』の特集担当レポーター。主な著書に『長野オリンピック騒動記』など。 相川俊英の地方自治“腰砕け”通信記 国政の混乱が極まるなか、事態打開の切り札として期待される「地方分権」。だが、肝心の地方自治の最前線は、ボイコット市長や勘違い知事の暴走、貴族化する議員など、お寒いエピソードのオンパレードだ。これでは地方発日本再生も夢のまた夢。ベテラン・ジャーナリストが警鐘を鳴らす! バックナンバー一覧 のどかな田園地帯と工業地帯が併存 日本一の金持ち自治体、愛知県飛島村 前回、真冬の夕張市を取材していて、別の自治体のことが頭に浮かんできた。東海地方のある小さな村。日本で一番、財政的に恵まれた金持ち自治体とし
トップ > 愛知 > 11月15日の記事一覧 > 記事 【愛知】 韓国語授業に興味津々 日進の全中学でスタート Tweet mixiチェック 2011年11月15日 授業終了後も熱心に講師(左)に質問する生徒たち=日進市の日進東中で 日進市の全3中学校で14日、韓国語の課外授業が始まった。市学校教育課によると、公立中学校での第二外国語学習は、全国でも珍しいという。市が今年始めた事業で、市と連携協力協定を結ぶ同市の名古屋外語大が講師を派遣。授業は希望者を募って各校で行い、今年は42人が計5回の授業で日常会話までを学ぶ。 日進東中では、講師がハングルの読み方や発音、日本語と文法が似ている点を解説。生徒らは講師に「もう1回発音して」などと呼び掛け、熱心に取り組んだ。2年の山本千加さんは「日本語と似ているようで、違っていた」と興味深そう。 義務教育での第二外国語導入は、7月に再選された萩野幸三市
印刷 愛知県津島市の伊藤文郎市長が、市職員ら20人が東日本大震災の被災地へボランティアへ行く前、1万円を渡していたことがわかった。 関係者によると、市職員19人を含む20人は7月中旬の3日間、岩手県大船渡市でボランティア活動を計画。出発前、伊藤市長と面会した際、「暑いからジュースでも飲んでくれ」と1万円を渡されたという。職員らは返そうとしたが、伊藤市長は「一度出したものは受け取れない」と拒否。1万円は市社会福祉協議会の義援金の募金箱に入れて、出発したという。 今月13日にあった津島市議会で、垣見信夫市議(無所属)から「公職選挙法(寄付の禁止)違反に問われることになる」と追及された伊藤市長は、「震災復興のための寄付だと思っている」「法の裁きがあるなら受けなければならないと覚悟はいたしております」と答えた。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます関連リンク愛知県のニュースはMY TOW
12日午前11時40分頃、愛知県春日井市藤山台の高蔵寺ニュータウンで、アパート5階のトイレの窓から幼児が転落したが、周辺の住民らが布団で受け止め、無事に救助した。 春日井署などによると、転落したのはアパート5階に住む母親(26)の娘(2)。 1人でトイレに入っているうち、タンクや配管を伝って窓から転落したらしい。幼児が窓からぶら下がっているのを、近くで草刈り作業をしていた岐阜市の工務店従業員丹羽郁子さん(49)が見つけ、「救急車と布団をお願いします」と大声を上げた。 丹羽さんは近くのアパート1階の住民から布団を渡され、アパートの別の男性(76)と2人で布団を広げ、転落した幼児を無事受け止めた。 幼児は救急車で病院に運ばれたが、けがなどはなかった。
乗用車はそのまま約70メートル走行し、赤信号で止まっていた車列に突っ込み、計8台が絡む玉突き事故になった。 この事故で、車列の最後尾の軽乗用車に乗っていた同県江南市古知野町杉山、無職松原国代さん(39)が出血性ショックで間もなく死亡し、松原さんの長男の優喜君(9)が意識不明の重体。このほか6人が負傷した。 江南署は、乗用車を運転していた同市赤童子町福住、自営業野田正昇容疑者(78)を自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕し、容疑を同致死に切り替えて取り調べている。 現場は片側2車線の見通しの良い直線道路。野田容疑者は名古屋市内のデパートに行く途中だった。
2月の愛知県知事選と名古屋市長選で、椙山(すぎやま)女学園高校と同中学(名古屋市)の男性教諭2人が、特定の候補者への投票を呼びかけるビラを卒業生に郵送したとして、公職選挙法違反(法定外文書頒布)の罪で略式起訴され、名古屋簡裁から罰金10万円、公民権停止3年の略式命令を受けたことがわかった。学校法人椙山女学園は、2人の処分や再発防止策を検討している。 6日付で命令を受けたのは同高の教諭(48)と同中の教諭(44)。教諭側の弁護士は取材に「2人は、卒業生個人に宛てた私信のつもりで違法だと思っていなかった。命令を重く受け止めている」としている。 捜査関係者によると、略式起訴された内容は、知事選候補の元総務省審議官の御園慎一郎氏(落選)と市長選候補の前衆院議員の石田芳弘氏(同)への投票を呼びかけるビラを作り、告示後の1月下旬、同高校の卒業生二十数人に郵送したというもの。 2人は、成人の卒業生
愛知県知事に6日当選した大村秀章氏(50)の男性私設秘書(31)=6日に退職=が、障害者事業のフランチャイズ(FC)会社(同県安城市)の取締役として、「大村の力で特別に県の審査が通る」などとFCへの参加を事業所に働きかけ、同社が1千万円を超える加盟金の支払いを契約させていたことがわかった。複数の元傘下の事業所が取材に証言した。厚生労働省は「なぜ多額の金が必要なのか理解できない」としており、監督する愛知県はFCの実態調査を始めた。 FC会社は大村氏が厚労副大臣だった2009年2月に設立された。元秘書は、FCに加盟した事業所に大村氏側へ1口5万円の献金や1枚2万円の政治資金パーティー券の購入を求め、一部が応じたという。FC本体も同年に同氏側に献金していた。 このFCは障害者自立支援法の就労継続支援A型事業所を展開。契約書によると、FC本体は最大で加盟金1050万円と保証金200万円を事業所
6日投開票の愛知県知事選では、河村たかし氏と連携する前衆院議員の大村秀章氏が150万票近い得票で、民主、自民など既成政党が支援する4陣営を抑えて圧勝した。 もう一つの焦点だった民主、自民両党の争いでは、民主党推薦候補が、自民党支持候補に及ばず、3位と惨敗した。
JRの発券ミスに便乗して通勤用より安い「通学用」定期券で新幹線を利用したとして、愛知県警は8日、名古屋市天白区、NTT西日本社員の男性(36)を鉄道営業法違反(不正乗車)の疑いで書類送検し、発表した。県警の説明では、男性は今月、差額を支払ったが、「JRが認めた有効な定期券だ」と話し、容疑は否認したという。 中村署によると、男性の容疑は10〜11月に2回、通学用定期券でJR新大阪―名古屋間の東海道新幹線に乗車したというもの。同署は、自動改札機の記録から、50回は不正乗車したとみている。 男性が8月、名古屋駅で名古屋―森ノ宮(大阪市)間の3カ月通勤定期券(約39万円)を申し込んだ際、駅員が発券操作を誤って約12万円安い通学用を交付。JR側は男性に謝罪と買い替え依頼を繰り返したが拒まれ、9月に自動改札機を通れないようにした。その後も、男性が有人改札を利用し続けたため、10月に被害届を出したと
「もう一度、万歳と言って勝たせてくださることを、心からお願いいたします」。今回の衆院選で全国最多の17回連続当選を目指す愛知9区の自民前職の海部俊樹氏(78)は、愛知県美和町での出陣式で、集まった支持者らに語りかけた。 「見渡すと、お世話になった皆さん、導いて下さった方々、それぞれ走馬灯のように思いをめぐらせている」と切り出した海部氏の訴えを、氷を置いたテーブルの周りに座るなどした約千人の支持者らは、配られたうちわであおぎながら耳を傾けた。海部氏からは「忘れないうちに率直に申し上げる。あそこの役所はこうするとか、勝ったつもりでいる民主は取らぬタヌキの皮算用だ」と、珍しく民主批判も飛び出した。 海部氏は、第76代首相に89年8月に就任した後は、衆院選のたびに全国を応援で飛び回り、地元に不在が続いていた。しかし、03年の衆院選で、民主前職の岡本充功氏(38)に約1万1千票差に迫られ、初めて
自閉症や情緒障害の児童が学ぶ特別支援学級の窓に、愛知県尾張地方の市立小学校が6月、金属製の柵(さく)を取り付けた。同小によると、「教室が2階にあるので、安全のための緊急避難的な措置」だったが、県教育委員会から「違和感がある」と指導を受け、17日、柵を外した。学校側は「反省すべき点もあった。見直す以上は早く進めるべきだと判断した」と説明している。 この小学校によると、特別支援学級は2クラスあり、1年生1人、2年生3人、5年生1人、6年生2人が学んでいる。学校が柵をつけたのは、1年生を含む計4人が所属する「自閉症・情緒障害」のクラス。 4月に新入学した1年生児童はパニック状態になることが多く、ロッカーなどによじ登ることもしばしばあったという。6月上旬、同じクラスの保護者が登校時、児童が2階教室の窓から半分以上身を乗り出しているのを見つけて学校に伝えた。学校側は市教育委員会と相談のうえ、柵を
北設楽郡設楽町地内でこの夏、着工予定の設楽ダム事業を阻止しようと、建設中止を求める会(元愛大教授、市野和夫代表)が全国規模で始めた立ち木トラストで、設楽町川向地内の他人の山林に無断で立ち入り、看板を立てるとともにオーナーの名札を取り付けるなどの運動を展開し、地主をカンカンに怒らせている。川向区長が地主名で「30日までに撤去しなければ、法的措置に訴える」としたことから、この日に片付けたが、水没住民の間で運動そのものを疑問視する声が高まっている。 建設中止を求める会は4月26、29日の両日、同町川向地内、県道小松田口線の落合橋付近の山林で、道路沿いに建設阻止を訴える看板を立てるとともに、名札100枚近くを立ち木に取り付けた。 県道小松田口線は、設楽ダム工事用道路として、7〜8月に拡幅工事に着手する予定になっている。 この山林の地主は原田修さん(名古屋市)で、母親の原田智子さん(73
トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 中学生が妊娠教諭に嫌がらせ 愛知・半田の生徒16人「流産させる会」 2009年3月28日 09時11分 愛知県半田市内の中学校で今年1月から2月にかけ、1年の男子生徒たちが妊娠中だった担任の女性教諭に対し「先生を流産させる会」を結成して、教諭の給食に異物を混ぜるなどの悪質ないたずらをしていたことが分かった。 学校によると、教諭は30代。3学期が始まった1月、席替えの決め方に対する不満や、部活動で注意されたことへの反発から、生徒ら数人が周りの生徒に声を掛けて反抗しようと計画、16人で会を結成した。 同月末には、生徒らがチョークの粉と歯磨き粉、のりを混ぜ合わせたものを教諭の車にふりまいたり、いすの背もたれのねじを緩めたりするなどのいたずらを始めた。2月4日には理科の実験で使ったミョウバンと食塩をそれぞれ少しずつ持ち帰り、気付かれないよ
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