「オバマケア」を含む日記 RSS

はてなキーワード: オバマケアとは

2024-11-28

残念ながら斎藤やら玉木やら山本太郎みたいなネットでばかり煽動を頑張ってる連中に乗せられて支持してる奴らは頭が悪いと言われても仕方ない

ポピュリストってのは世の中の複雑さを複雑なままで理解できなくて極端に単純化しちゃってる奴らの事で

そんなのを支持するのは私は頭が悪いですって事を自らアピールするのと同じだから

トランプ支持者が自分を助けてるオバマケアトランプ廃止しようとしてる事を知らずにトランプ投票して後悔してたりする様に

頭が悪い癖に反省もせず調子に乗ってるとお前らだけが自分自分を不幸にして終わるだけって分からない?

まぁ分からん馬鹿だし

2024-11-10

トランプ氏に投票した人たちの生の声を聞いての感想

昨日から r/Trumpスレを読み、トランプ投票した人たちの声をまとめている

煽りではなく真面目なスレ、なるべく投票した理由の読み取れるスレを選んでいたのだけれども、結果的に r/Trump に初めて投稿する人たち:女性黒人民主党から転向した人の建てたスレッドを多く読むことになった。彼らの生の声こちらを読んでもらうとして、ここでは私の感想を記そうと思う

  

トランプ支持者の生の声を聞いた感想

物価高に喘ぎトランプ政権アメリカを変えることに期待を掛ける人々は多い。その割に具体的な経済政策議論される様子はない。目につくのはMake America Great Againフレーズとその改変だ。トランプ氏の繰り返してきた America First / Make America Great Again というワンフレーズが多くの人に刺さったようである

  

個人的に思い出すのは小泉政権

聖域なき構造改革

派閥あって政党なし、自民党をぶっ潰す」

明快で耳に残るワンフレーズ。そして悪の "抵抗勢力"との戦いというわかりやすい構図。景気低迷に喘ぐ日本国民小泉純一郎に期待を寄せた。この人なら日本を変えてくれるだろうと。あの当時、どれほどの人が構造改革意味理解していただろうか?

 

あの当時私も10の子供で小泉政権に期待を寄せていた。トランプ氏がZ世代に支持されているという理由もわかる気がする。

小泉政権以降は野党も印象的なワンフレーズを好むようになり、またTVもそれを面白おかしく取り上げることでワイドショー政治化が進んでいったように思う。国民は意外と政策には興味がないし、国会の退屈な答弁も見たくない。単に悪い奴をやっつけて景気が良くなる話が見たいというわけだ。

 

個人的には民主党支持者も足を引っ張っていたと思う。

彼らもまた意外なほど経済社会保障の話をしない。聞こえてくるのは女性LGBT人権侵害への嘆きでこちらもまたわかりやすい悪のトランプ vs ハリスという構図である。結果として最低賃金法人税の引き上げ、オバマケア継続といった話題は傍に追いやられた。聞こえてくるのはセレブハリスを支持したという華々しい話題ばかりで「民主党弱者を救わない」と思わせるのに十分だったのではないか

 

まとめると、トランプ氏は Make America Great Again というわかりやすフレーズアメリカ復活のイメージを作った。そしてまた女性LGBTへの失言を繰り返したこと民主党支持者の批判はそこに集中した。結果として民主党女性LGBTしか興味のない党、というイメージになってしまった

こんなところではないだろうか

2024-11-08

anond:20241108113612

経済雇用

やるべきことはまだたくさんありますが、インフレコスト削減に取り組む民主党計画はうまくいっています私たちは下から上へ、中間から外へと機能する経済を構築しており、すでに民主党リーダーシップのもとで、1,400 万件以上の雇用が創出されています。この中には製造業の 80 万件以上の雇用も含まれています

民主党は、物価労働者世帯にとってまだ高すぎると考えています。だからこそ、最優先事項は皆さんのコストを下げる戦いです。私たちはすでに、高齢者メディケア受給者の処方薬のコストを引き下げ、上限を設定しました。また、銀行クレジットカード会社航空会社が課す不当なジャンク料金を取り締まることで、労働者世帯が数十億ドル節約できるようにしています。また、やるべきことがまだたくさんあることもわかっています。だからこそ、すべてのアメリカ人の薬代を下げ、住宅賃貸や購入をより手頃なものにし、中流家庭に減税を行います。これは、億万長者や大企業に施しをするドナルド・トランプとは対照的です。民主党は、皆さんを犠牲にして大企業利益を増やす価格つり上げを取り締まる戦いを続けます

ドナルド・トランプは、社会保障を削減し、オバマケア廃止し、医薬品コスト制限撤廃することで、労働者世帯負担を増やしながら、自分と超富裕層の友人のために経済操作したいと考えていますトランプは、ウォール街賃貸人をだますことを容認し、大手石油会社ガソリン価格を上げるのを助け、大手製薬会社に屈して処方薬の価格を上げ、大企業が勤勉な米国民を利用するのを許します。また、食料品から衣類、医薬品に至るまで家庭用品の価格を引き上げ、中流家庭に年間8,300ドル税金を課す過激関税政策を課します。専門家は、トランプ大統領の再選はインフレを加速させ、労働者世帯生活費を高くするだろうと同意しています

第1章インフレを克服し、すべての価格を迅速に引き下げる

共和党は、中流階級を破綻させ、家計破綻させ、何百万人もの人々の夢である住宅所有を不可能にした、過去 40 年間で最悪のインフレ危機を逆転させます私たちインフレを克服し、生活費危機に取り組み、財政健全性を改善し、物価の安定を回復し、迅速に物価を引き下げます

インフレアメリカの家庭にとって大きな負担です。歴史が示すように、政策が変わらなければインフレ魔法のように消えることはありません。私たちは、アメリカエネルギーを解き放ち、無駄支出抑制し、過剰な規制を削減し、国境を守り、強さを通じて平和を取り戻すことに尽力します。私たちは共に繁栄を取り戻し、経済安全を確保し、アメリカ労働者とその家族のためにより明るい未来を築きます。これらの政策への私たち献身は、アメリカをかつてないほど強く、より回復力があり、より繁栄したものします。

1. アメリカエネルギーを解き放つ

トランプ大統領の指揮下で、米国世界一石油天然ガス生産国となった。そして、米国エネルギー生産に対する規制を解除し、社会主義的なグリーン・ニューディール政策を終了させることで、間もなく再び世界一生産国となるだろう。共和党は、原子力を含むあらゆるエネルギーからエネルギー生産解放し、インフレ直ちに抑制し、米国の家庭、自動車工場に、信頼性が高く、豊富で、手頃なエネルギー供給する。

2. 無駄連邦政府支出抑制する

共和党無駄政府支出を削減し、経済成長を促進することで、直ちに経済を安定させるだろう。

3. コストがかかり面倒な規制を削減する

共和党は、米国民に1世帯当たり1万1000ドル節約をもたらしたトランプ大統領の規制緩和政策を復活させ、低・中所得世帯に不釣りいなほど損害を与えている民主党規制攻勢を終わらせる。

4. 不法移民を阻止する

共和党国境を守り、不法移民国外追放し、アメリカの家庭の住宅教育医療コストを押し上げてきた民主党国境開放政策撤回するだろう。

5. 強さを通じて平和を取り戻す

戦争インフレを招き、地政学的安定は物価安定をもたらす。共和党世界的混乱を終わらせ、強さを通じて平和を取り戻し、地政学リスクを減らし、商品価格を下げるだろう。

まあ対立はしてるね

2024-09-19

anond:20240919165730

スピーチは、団結や未来への希望を訴える内容で始まり、続いて政策議論へと移ります

話者は、生活費削減や中小企業支援、リプロダクティブ・フリーダム保護、国の安全に焦点を当てており、討論でドナルド・トランプが具体的な計画を持っていないことを批判しています

中小企業支援策として、スタートアップに税控除を提供する計画説明

さらに、トランプオバマケア廃止しようとしている点や、彼の経済政策中流階級不利益をもたらすことを指摘。

最後に、自由権利を守るため、結束して選挙に向けて戦うよう呼びかけています

9月13日 激戦州ペンシルバニアでのカマラハリス演説 全訳

「ページをめくります過去には戻りません。過去には戻りません。アメリカは新しい方向に進む準備ができています。」

刷新感が人気要因なんだろうなぁと印象的だった。

過去に戻らず、新しいリーダーシップと楽観的な未来に向けて進む必要性を強調

トランプとの討論会で、生活費の引き下げや中小企業支援、リプロダクティブ・フリーダム国家安全保障重要性を訴えた

トランプ政策には具体的な計画がなく、同じ古い内容が繰り返されていると批判

自身のこれまでの経歴(検察官カリフォルニア州司法長官としての活動)を紹介し、人々の権利安全を守るために戦ってきたことを強調

中小企業支援住宅供給の拡大、生活費の引き下げを含む「機会経済プラン提案

トランプ経済政策富裕層優遇し、国民にとって負担が増えると指摘

トランプ健康保険制度廃止の試みに対する批判と、彼には代替案がないことを強調

女性のリプロダクティブ・フリーダム中絶権利)を守る必要性を訴え、トランプ最高裁判事を通じてロー対ウェイド判決を覆したこと非難

他の基本的自由投票権、銃暴力から安全労働組合参加の自由同性愛権利など)への攻撃非難

選挙重要性と、勝利するために皆で努力し続ける必要性を強調

(00:00) [拍手] こんばんは、メアリー拍手をお願いします [拍手] グレースペンシルベニアに戻れて嬉しいです みなさん、こんにちは [笑] ありがとうOKOKビジネスに取り掛かりましょう まずはここにいる皆さんに感謝を伝えたいと思います。今夜、時間を取っていただきありがとうございます。 今、この瞬間に、私たちを分断し、孤立させようとしている人々がいる中で、私たち全員が愛情にあふれたコミュニティとして共にいることを思い出させる瞬間です。私たちは一緒にいるのです。今夜、ここにいるために時間を割いてくださって、本当に感謝しています。 そして、すべての素晴らしいリーダーにも感謝します。先ほどスピーチを聞いた州知事のシャピロ、そしてアメリカ合衆国上院に再選される予定のボブ・ケイシー上院議員ブラウン市長にも感謝します。そして、市長、温かい歓迎をありがとう

(01:55) さて、3日前、ドナルド・トランプと私は討論を行いました。みなさん、見ましたか? そうですね、見た方も多いかと思います。その夜、私はアメリカ中の家族にとって重要問題について話しました。生活費の引き下げ、アメリカ中小企業への投資、リプロダクティブ・フリーダム生殖に関する自由)の保護、そして国の安全安心を守ること。しかし、ドナルド・トランプから聞いたのは、同じ古いショー、数年間聞いてきた疲れたプレイブックだけで、計画はありませんでした。アメリカ国民ニーズにどう対応するかについての計画は一切ありませんでした。

(02:52) さて、皆さん、時が来ました。私たちはページをめくります過去には戻りません。過去には戻りません。アメリカは新しい方向に進む準備ができています私たちは、一緒に何ができるかについて楽観的な新しいリーダー世代を迎える準備ができています。だからこそ、メアリーグレースありがとう。だからこそ、民主党共和党独立派私たちキャンペーンを支持しているのです。私たちは、すべてのアメリカ国民のために働く大統領必要です。

(04:01) みんな、もう分断しようとするのはやめましょう。人々はもううんざりしているんです。疲れ果てています。私のキャリアを通じて、私は人々のために戦ってきました。若いころ、オークランド検察官として女性子供虐待する犯罪者に立ち向かいました。カリフォルニア州司法長官として、大手銀行と対決し、差し押さえに直面していた中流家庭に200億ドルをもたらしました。私は、搾取された退役軍人学生、そして賃金を騙し取られた労働者のために立ち上がり、高齢者虐待に直面している高齢者のために戦いました。国境を持つ州の司法長官として、薬物を密輸し、私たちコミュニティ安全を脅かすようなカロア・カルテルのような国際犯罪組織と戦いました。

(05:46) そして、私たちが築く未来は、すべてのアメリカ人が住宅を所有し、富を築き、ビジネスを始める機会を持てる「機会経済」を含むものです。私は本当に中小企業が大好きです。皆さんの中に中小企業リーダーがいますか?手を挙げてください。私の母は長時間働き、私たちの面倒を見てくれました。ミスシェルトンは小さなビジネスオーナーで、私は小さなビジネスオーナーがどれほど重要存在かを子供のころから知っています中小企業オーナーアメリカ経済バックボーンです。

(07:22) 私の計画の一部は、スタートアップ中小企業に5万ドルの税控除を提供することです。相手は銀のトレイに4000万ドルを手渡され、6回破産しましたが、みんながそのような機会を持っているわけではありません。アメリカ人は野心、夢、そして一生懸命働く準備はできているが、機会やアクセスがないことが多いのです。

(08:07) 私は「機会経済」の構築に焦点を当てています私たちは、アメリカ家族生活費を引き下げるために、あらゆる分野での取り組みを進めています。私の計画により、1億人以上のアメリカ人が税控除を受けることができ、子供最初の年には、子供税額控除を6,000ドルに拡大する予定です。新しい親たちは、車のシートやベビーベッド、ベビー服を購入する支援必要です。

(09:50) さらに、アメリカのすべての人々に良い賃金仕事提供されるようにします。これには、大学学位を持っていない人々も含まれます。長い間、私たちの国は、4年制大学学位けが成功への道だと奨励してきました。しかし、学位がなくても優れたスキルを持つ人々に機会を提供しなければなりません。

(10:51) すべてをまとめると、私は中流階級の出身であることを忘れません。そして、常に中流階級の人々のために働きます。私の相手は別の計画を持っています。彼の計画は、富裕層大企業に多大な税金優遇を与えるものです。私たちは、トランプ健康保険を終わらせようとしていたことを忘れていません。彼は、私たち国民基本的自由権利に対して全面的攻撃を行っています

(11:51) 彼の計画を見れば、彼がもう一度大統領に選ばれた場合に何をするつもりかが明らかです。ドナルド・トランプは、億万長者や大企業に大規模な減税を行い、社会保障メディケアを削減しようとしていますさらに、私は「トランプの売上税」と呼ぶもの日常の必需品に課そうとしており、経済学者の調査によれば、これにより平均的な家族は年間4,000ドルも余分に支払うことになるでしょう。事実ゴールドマン・サックスのような独立した経済学者たちは、私の計画経済を成長させると予測しており、彼の計画経済を縮小させ、インフレを再燃させ、来年半ばには景気後退に陥るとしています

(12:42) さらに、ドナルド・トランプオバマケア(Affordable Care Act)を廃止するつもりです。私たちは忘れていません。彼が大統領だった時、60回もオバマケア廃止しようと試みました。そして、最近の討論でも彼はそれに代わる具体的な計画がないと認めています。「概念的な計画」と呼んでいましたが、実際の計画はありません。

(13:41) ちょっと考えてみてください。彼は、4500万人が頼りにしている健康保険を脅かそうとしています。それを「概念」に基づいてやろうとしているのです。かつて、保険会社が既往症のある人々に保険提供することを拒否できた時代があったことを思い出してください。私たちはその時代に戻るつもりはありません。 [拍手] 絶対に戻りません。なぜなら、私たちの戦いは未来のための戦いだからです。そして、私たちの戦いは自由のための戦いです。女性自分の体について決定する基本的自由を守り、政府がその決定に介入することを許しません。

(14:41) 私たちは、ドナルド・トランプがロー対ウェイド判決を覆す意図を持って指名した最高裁判所判事たちが、その意図通りに行動したことを忘れていません。そして、私たちはどこにいるのかを理解しています現在20以上の州でトランプ中絶禁止法が施行されており、その多くはレイプ近親相姦場合であっても例外を設けていません。これは道徳的に間違っています。性暴力被害者に対して、彼女自分の体について決定する権利がないと言うことは、非道徳的です。

(16:50) 私たちは、信仰や信念を持っていることを放棄する必要はありません。それでもなお、政府女性に何をすべきかを指示するべきではないと同意することができます。そして、議会がリプロダクティブ・フリーダム回復する法案を通過させた暁には、私は大統領としてその法案に誇りを持って署名します。[拍手]

(17:39) 私たちの国中で目にしているのは、他の多くの自由権利への全面的攻撃です。投票自由、銃暴力から安全である自由労働組合に参加する自由、そして愛する人を誇りを持って公然と愛する自由です。アメリカ理想を守るための戦いを続けてきた世代があります。そして、ここにいる皆さん、今、そのバトン私たちの手にあります。[拍手] 今、選挙まで53日です。私たちはアンダードッグであり、それを覚えておきましょう。そして、私たちはこれから一生懸命に働きますしかし、私たち努力が好きです。努力は素晴らしいことです。そして、皆さんの助けがあれば、私たち勝利します。ペンシルベニア私たちの声を響かせる準備はできていますか?私たち自由を信じていますか?私たちは機会を信じていますか?私たちアメリカ約束を信じていますか?

https://www.youtube.com/watch?v=9yzHzGYUeTQ

2024-06-18

anond:20240618141751

えっそうなの?

オバマケアをなくしたのはトランプさんだし、そういうのは共和党支持者が言ってるのかと思ってた。

2023-04-18

anond:20230418213826

アメリカ保険は基本就労先を通して加入するし、扶養者の場合も掛金上乗せで対応できる。出産ほとんどの場合もちろん対応してるが、日本のようにだらだら入院させてくれるほど優しくはないね

目ん玉飛び出るほど高いなんてことはない。

低所得者向けには所謂オバマケアがあって、出産カバーされる。無保険妊婦さんの場合は加入時期いつでもオッケーみたいな特例もあって割となんとかなりそう。ただ実際のケースは知らないな…

よくアメリカ医療費が高いと槍玉にあげられるけど、普通の働く社会人保険入ってるから。逆に日本人のお前ら、普段どれだけ国保に支払ってるかちゃんと数えてるか?目ん玉飛び出るぞ。

2022-10-13

anond:20221013231837

ヨーロッパにおける左派(社会民主主義系)はユニバーサルヘルスケアは推進・維持派ではないの? アメリカだと確かに民主党系(リベラル)がオバマケア筆頭に進めているが。

健康保険証がないです!と言える自由大事、に同調するブクマカオバマケアかにも反対したのかね。あれは民間保険強制加入だと思うので、少し違うが。

2022-08-08

人生観は変わらなかった

40歳になった。ここまでの人生を振り返って思うのは、「人生観が変わるほどの衝撃」とか「人生を決定づける出会い」って俺には結局なかったし、これからも無いだろうな、ってこと。キルケゴールの「大地震」とか、安藤忠雄ガンジス川とか、ああいうの全部20代だしね。もちろん俺は彼等ほどの逸材傑物ではないけれども、俺の人生だってあいう転換点があってもおかしくなかったはずだ。ということで年表見ながら振り返ってみるわけだが、

リクルート事件(1989)

自民党って悪い奴らなんだな、という理解だったが、今じゃ贈収賄程度で総辞職なんてしないわけで、いま振り返るとよくわからない。

天安門事件(1989)

社会主義って怖いんだな、という理解戦車の前に立ってる写真は後から知った。

ソ連崩壊(1991)

社会主義は終わったんだな、という理解世界史とか地理とか結局マトモに勉強しなかったので、今でも当時の解像度のまま、なんで露宇が戦争してるのかよくわからない。

湾岸戦争(1991)

油田放火もったいねー、海鳥かわいそう、くらいの印象しかない。当時からハイテク戦争と言われてて、ベトナム戦争アフガニスタン紛争みたいな人道危機報道は少なかったんじゃないかと思う。普通に人も死んでたはずだが・・・

阪神淡路大震災(1995)

高速道路が倒壊してる絵面はショッキングだったが、いま振り返れば単に大都市で起きた大地震という以上の意味はなかったと思う。手抜き工事疑惑はあったけど、復興利権みたいな報道記憶にない。

地下鉄サリン事件(1995)

犯罪どうこう以前に、ホーリーネームとかヘッドギアとか純粋気持ち悪くて理解できなかった。カルトやべーな、という理解

同時多発テロ(2001)

⇒その後、アメリカ大量破壊兵器証拠とかナイラ証言とか捏造してイラクに侵攻してフセイン処刑してた。ブッシュやべーな、という理解

北朝鮮拉致を認める(2002)

⇒ひどすぎる、と思いはしたが、少なくとも今はもう拉致してないんだな、と安心もした。

ライブドア事件(2004)

⇒こんな若造でも金さえあればフジテレビ買えちゃうんだ、という発見と、出る杭は打たれるってマジなんだ、という理解

オバマ大統領(2009)

ブッシュから黒人大統領まで揺り戻した点にアメリカの強さを感じたが、当選後の印象は薄い。オバマケア? あとビンラディン殺害

サブプライム問題(2009)

⇒当時勤めてた会社が潰れかけてて、リーマンショックの影響で業績悪いっすってみんな深刻そうに言ってた。もちろん全然関係ない。

福島第一原発事故(2011)

日本危機に弱い、という理解。その後のゴタゴタで、究極的には倫理/信念/信仰の欠如(保身と利益誘導以外の行動原理がない)、という理解信仰とは必ずしも特定宗教帰依することを意味しないのだが、しか日本社会には資本主義科学技術信仰への対立軸がなく漠然とした宗教への忌避感もあり・・・と、俺なりの総括を語ろうと思えば語れるんだが、このあたりはもう30がらみ、既に自己確立してしまった後なので、あとはもう何を見ても偏見を補強していくばかりだし、ここから現在までの10年間のニュースほとんど印象にない。あったねー、くらいの感じ。

統一教会事件(2022)

⇒分断やべえな(ここまでやられても団結できないのか)、という理解。ちなみに俺は共産党贔屓です。

参考:キーワードでみる年表 平成 30年の歩み|平成 -次代への道標|NHK NEWS WEB

振り返って思うに、転換点は1999年東海村JCO臨界事故だったと思う。裏マニュアル作って核燃料をバケツで扱って臨界しちゃったアレ。日本先進国技術なら世界一とか、日本人は真面目で几帳面とか、そういう幻想崩壊していく予兆を感じ取るべきポイントだったが、当時高校3年の俺にはそういった視点はなかった。作業員チェレンコフ光を見て放射線障害で苦しみぬいて死んだことは印象に残ってるけれども、日本もうダメなのでは? みたいのは無かったし、世間空気もそうではなかった。一部の不心得者による怠業、むしろ日本人の生真面目さが悪い方向に働いてしまった結果、みたいなことをみんな言ってた気がするけど、今振り返れば完全にズレてたな。80歳で死ぬとして残り40年、これからも重大事件は毎年起こるんだろうけど、俺はもう死ぬまで「人生観が変わるほどの衝撃」を受けることは無いんだろうと思うと、ちょっとさびしい。

2022-05-03

中絶禁止の流れへの反論の何がおかしいのか

アメリカテキサス州で、実質、人工中絶不可能になる州法が成立したらしい。

まず、これに関するリアクションのうち、それは間違っているよ、と言う諸々を指摘する。まず、この州法違憲、あるいは脱法的であると言う見解について。

そもそも合衆国憲法で、中絶権の規定は無い。今日妊娠中絶合法化連邦議会レヴェルでの立法措置も経ておらず、1972年のロー判決根拠としている。レンクイストホワイトは、ロー判決に関しては、「司法による立法措置であることを理由として、ロー判決に反対している。

まりそこにあるのは、司法解釈であって、法律や明確な憲法規定ではないわけだ。だからそもそも違憲」になりようがないし、脱法的にもなりようがない。そして司法解釈に過ぎないから、司法解釈で変更され得る。現在最高裁に今回のテキサス州法の案件が回れば、ほぼ確実にロー判決司法解釈棄却される。

違憲だ」「違法だ」と言うけど、保守派法廷闘争を待ち望んでいるのだ。法廷闘争になれば、負けるのはリベラル派であり、そうなれば「違憲だ」「違法だ」と指をさされるようになるのはリベラル派の人たちであり、人工中絶した女性はめでたく犯罪者だ。

ここ40年、おおむね最高裁保守派優位で推移してきたけども、ロー判決を廃棄できる機会が何度かありながら、それが出来なかったのは、レーガン指名されたオコナーケネディ、スーターの3判事が、最高裁陪席判事になってからスタンス保守派からリベラル派に変えてしまったせいだ。そもそも合衆国憲法自体リベラルなので、ごりごりの保守派とみなされていたスカリアでさえ、憲法原理主義的な解釈をする人なので、判決としてはリベラルになることもあった。

それの前例も踏まえて、今の保守派判事たちは、かなり強固な保守派が選ばれているので、最高裁長官職務にあるロバーツが職責上、敢えて中立的スタンスをとることもあるのを除けば、リベラル寄りの判決を出すことはまずあり得ない。今は最高裁は6対3で保守派が優勢なのだ

保守派にしてみれば、法廷闘争ばっちこい、と言う感じであるとはいえ、その6対3の保守派優勢の最高裁が、トランプ要求したオバマケア違法化にはNOを突き付けたように、100%党派的な思考をとるわけではないが、中絶は、命の問題から、そうそ簡単妥協する余地も無いのだ。

 中絶に関する議論で、男女平等と言う観点からもっと言えば「男も逮捕しろよ!」的な意見から立論する人もいるが、根本的にその人たちの論理が間違っているのは、これが公共の福祉の調整案件だと言うことを認識していない点にある。胎児人権女性の間での公共福祉の調整案件が発生しているのであって、そこには男性権利と調整しなければならない必然性は全く無いのである

 これは言うなれば過去徴兵制における男女不平等が、「機能的な軍隊必要とする政府必要」と「徴兵されることによって著しい負荷がかかる男性の諸権利」との間に発生したものであって、それは男女不平等ではなく、「女性関係がない」案件であったのと同じことであるロジカルにはそうでもあるし、歴史的に言えば、徴兵制のように女性には他人の命を犠牲にして、法益享受してきたと言う「実績」もある。

 言ってみれば中絶禁止は、「女にとっての徴兵制」であって、徴兵制の名のもとに、徴兵された男性たちの「戦死」を見守って来た女性たちには、「女にとっての徴兵制自体批判するロジカル資格は無いのである

 そして、中絶に関して言えば、どこからがヒトとみなすかと言う難しい問題はあるにしても、1月1日13:00に新生児誕生するとして、13:01に新生児を殺せば殺人で、12:59に”胎児”を殺せば器物破損に過ぎないと言うのは、機能的にも倫理的にもかなり無理がある。自然着床した受精卵にヒトと同等の、あるいはそれに準じる人権を想定するのは、最も無理が無い解釈だろう。放っておけばいずれヒトに至るのだから

 そして胎児受精卵はDNAが違うので、女性の一部ではないし、女性付属物でもない。他人の命を女性に無条件に与えていいのかと言う問題でもある。

 胎児人権生存権)と女性身体自由権比較した場合、どちらが重篤な損害を被るのかと言えばそれはもう生存権であるのは間違いないので、人権を重視すれば重視するほど、中絶違法化する以外には考えられない。この袋小路女性が逃れ得るとすれば、「胎児はヒトではない」とするか、より根源的な人権思想ではなく、単なる女権思想を至上としてその上に立脚して「女性に損害をもたらすから中絶禁止こそが違法である」とするしかないのである

 どちらもナチス的なファシズムに陥っている。つまり機能的には既に自立しているような胎児に対しても、ヒトではないと規定し得ると言うことは、障碍者、LGBTQ、ユダヤ人などをヒトではない、少なくとも生存が許され得るヒトではないと規定出来る権能を、政府社会に与えると言うことである人権思想の上に女権思想を置くことは、ナチズムのものである

 宗教保守から中絶禁止の動きが一方的に起きているわけではなく、リベラルの内部においても、人権思想観点から中絶には批判がなされていることには留意すべきである

 とはいえ強姦の結果としての妊娠出産まで強制するのはプロライフ派の大多数にとっても本意ではない。それは、性的被害記憶と結果が多大な負担と共に長期化し、心身ともに女性生存レベル危険に追い込むことに他ならないかである。この場合は「緊急避難」が想定されるだろう。誰も他人の命を救うために、死や死に等しい損失を甘受する義務はないのだ(徴兵制はこの意味でも、最も過酷で最も非人間的な強制であった。そして女性はそれを放置していた)。しか現実中絶案件ほとんど、かなり緩く見積もっても95%以上は、強姦案件ではない。性行為をしなければ防げるものであるし、避妊器具を用いれば防げるものであるし、ピルを飲んでいれば防げるものであるし、アフターピルを用いれば防げるものである。数多くのルート回避方法があるにも関わらず、それらの回避をしなかった結果の妊娠中絶である。当然、胎児生存権を上回る法益性がそこにあるとは考えにくい。

 私は、強姦案件での中絶合法、それ以外は違法、とするのが妥当だと思うが、その妥当な落としどころが「女性身体権の絶対性」主張派とは築くことが出来なかったがために、より人権原理的な立法措置が、アメリカヨーロッパでも徐々に取られつつあるのが現状である、と言う認識である

2022-01-26

anond:20220126140333

そんなバカみたいな話じゃなくて、国家のあり方の話だよ。

アメリカインディアン迫害居留地に押し込めたのはその通りだけど、強い中央政府アレルギーのある国なんだね。オバマケアですら国論を二分してしまう、国民皆保険なんて夢のまた夢の国

対してドイツビスマルク以降、社会福祉国家に舵を切った国だからな。

2022-01-23

anond:20220122010439

優生思想って、その思想隠れ蓑にした福祉予算削減目的だろ。

というコメントを見て。

それは確かにあるんだけど、その裏面の意味では、福祉国家ワイマールドイツでこそ優生学は発展したんですよね。

「みんなで支え合わなければならない」という前提があればこそ、優生学は受けた。

ナチス作成したポスターで、屈強なゲルマン人男性が2,3人の障害者を背負って苦しんでいる、という構図のものが、それをよく表していると思います

追記ブクマしてくれた人ありがとう

ほんと聞きかじりでね。

医療社会学?の人なのかな、(たぶんフーコー研究とかから入ってると思われる)市野川容孝先生がよく書いておられるモチーフなんですよね。

最初に知ったのは「障害学への招待」だったかな。

最近?では「優生学人間社会」の書評finalventさんも書いておられた。

http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2009/05/post-25f4.html

福祉国家ドイツの祖はビスマルクなのかなー。

一方ではヘーゲル左派?で社会主義者のラサールなんかとも交流があったようだし。

ちょっと気になるのは、各国兵士公衆衛生問題、有り体に言えば慰安婦制度との関係

どの国にも戦時性犯罪は付き物だが、ここまで国家主導で強く介入し、コントロールしようとした国は日本ドイツで、これ福祉国家思想が背景にあるんじゃないかと。

日本慰安婦制度は周知の通りだし、ナチス占領地における慰安所政策はまだ明らかではないが、相当な規模のはずだろう。

b:id:Arturo_Ui さん

慰安婦制度は「福祉国家思想」と対極だろう

対極などころか、兵士に対する福祉政策ど真ん中の事例だよ、慰安婦制度あなたこそご冗談を笑。

伝わってないみたいだけど、そういうことが言いたいんじゃないと思うんだよね、市野川先生

いまだにオバマケアであれだけ紛糾する合衆国と、日本ドイツ比較してごらん?

俺の説明イマイチなんだろうけど、優生学の「前提」となる福祉国家意味を捉えてくれるとありがたいなと思う。

アメリカ優生学国家思想になるって考えにくいでしょう?

2021-12-26

anond:20211226192417

その話をすると「無痛分娩がー」って言いだして、日本でもできるよ?って言ったら「保険がー」までがテンプレ

ちなみにオバマケアみたいな条件付きを除けば公的保険なんてないから、民間保険になる

民間保険解決になるならフェミニスト無痛分娩保険を作ればいいだけ

なぜないかを考えれば保険はネックじゃないことはすぐわかる

2021-11-04

4年前の増田にその理由があるanond:20211103120800

https://anond.hatelabo.jp/20170903131208

この手の言説、左派リベラルが何十年も前からずっと言われてきたこと(私もそれ自体は全くの正論だと思う)だが、

じゃあそれならばと、せっかく高校無償化子ども手当て、あるいはオバマケアなどの政策を実現させ、十分とは言えないながらもそれなりの成果を上げてもなお、

やれ「満点じゃない」「ここやあそこがダメだ」「だから支持するに値しない」・・・とあれこれ難癖をつけられた挙句選挙は敗れ、

せっかく作った制度下野によっておじゃんになり、後には「口先だけの無能政権」というレッテルけが残され、

挙句安倍自民大阪維新トランプや、最近だと都民ファーストみたいな、どう見てもしっちゃかめっちゃかな連中が

「彼らは成果を見せている。口先だけのあいつら左派とは大違い」などとちやほや持ち上げられる・・・というのでは、みんなバカバカしくなって、

左派野党ももうそのうち誰も「俺たちはもっと庶民に届く言葉を語ろう、届く政策を作らなきゃ」などと思わなくなるんじゃないか?という気がする。

そして今年も同じような状況になってるんだからね(例えば下記の動画とその反応では枝野松井パネル反論したのにも関わらずその前の松井発言のみ切り取られ、維新はすごい!民主党政権ゴミ!立憲はゴミ!の様な印象が拡散される)

https://twitter.com/PeachTjapan2/status/1450313864264912898?s=20

https://twitter.com/RyuRyu72137231/status/1450058606049562625?s=20

まあしょうがいね

2021-09-29

anond:20210929124137

オバマケアよりトランプが支持されて、バイデン社会保障より仕事作りますと言って評価されたのと同じ

結局仕事さえあればなんだっていい感はある

2021-09-20

anond:20210920171114

おっぱいが揺れて何が悪い!揺れないおっぱいがない、お前が悪い!メイクおっぱい、グレート、アゲインだ。巨乳になれ、なれなきゃ貧乳罪で逮捕する!、シリコン公的保険制度に入れなかったから、オバマケアは支持されなかったのだ、大統領になって「巨乳の国をつくる」っていう夢が、アメリカにはあった記憶にあるが...

2021-05-06

anond:20210506081624

民主党からオバマみたいな方向性かと思ったら、

国民皆保険なり、福祉なり、コロナ市民お金配るよ〜、もやってるけど、

オバマケアで検索検索

あと、もう一度勉強しておいで!誰かが添削してくれるだろうから

2021-05-05

anond:20210505182232

会社と同じよ

社会的パフォーマンスは落ちる

そのパフォーマンスが落ちた存在弱者男性なのよ

で、このままレベル高いとレベル上げやすくて、微粒子レベル努力無視される社会が続くと弱者男性が増産されて、子供も生まれ経済も回らない社会になってしま

からバフェットは俺から税金取って再分配しろと言っているわけで

まぁその再分配=努力賞よね

ただ、別の問題はあって、あらゆる意味でのあてがいは弱者本人の尊厳回復させるものではないので、それだけじゃ弱者男性は救われないんだよね(オバマケア白人弱者男性が食い付かなかった理由

2021-05-02

ピケティサンデルの「バラモン左翼論」のうさんくささ

高学歴ばかりがリベラル政党支持」ってのは都合よく属性を切り取ってる感が強いんだよなあ。

一般先進国では若い世代になればなるほどリベラル派が増える。

若者ばかりがリベラル支持」、「左派政党はいまや若者政党になった」とも言えそうなもんだがそうは言わんよね。

もちろん大学進学率は上がっているわけだから若者高学歴が多いのでそのへんをどう加味するかもあるけど。

さらに言えば若者知識人層が左翼寄り、なんてのはもう100年以上も前からそういうもんだったろ。

なんで今更騒いでんのかよくわからん

まあ80年ごろから中道左派が再分配規模を小さくしたって指摘はそのとおりで、それが中道左派離れの原因だ

というのも同意できるんだけど、これも当時の時代背景を無視して左派弱者を見捨てたみたく言うからずるいよね。

当時はサッチャーレーガンネオリベ路線一定の支持を得ていたし、90年代に入ればソ連崩壊

社会主義は負け、資本主義勝利したのだ。なのに左派政党はまだ社会主義とか言ってんの?」という時代が去来した。

クラシックな再分配左翼が衰退するのも当然の話で、クリントンブレアシュレーダーらは立ち位置を右シフトして

新自由主義一部容認する「第三の道路線を掲げなければ支持を得られなかった。

なにより第三の道路線は当時めちゃくちゃ支持されていたことを忘れてはいけないだろう。

クリントンジョージアテネシーのような共和党の牙城州でも勝利し、ブレア結党以来最多議席を獲得、

シュレーダーも16年ぶりの政権奪還を果たした。

右も左もない超党派の支持を受けていた。そういう時代だった。

で、新自由主義容認路線リーマンショックを受け2010年代に入ったあたりで見直されてきている。

今、バイデン政権が最賃引き上げ、富裕層課税組合支援オバマケア拡大など再分配路線に舵を切ったなどと

いわれているけど、2016年クリントン時点で同様の政策公約にしていた。

https://www.hillaryclinton.com/issues/

他方、16年の勝者になったトランプ政権がやったのは富裕層減税に規制緩和オバマケア潰し(マケイン穏健派抵抗で失敗)だった。

バラモン左翼なんてのは2010年代前半までの話で、それ以降はクラシックな再分配重視左翼回帰してんだろって話。

16年のアメリカのように「バラモン左翼」の印象論が、トランプのような極右ネオリベ政権誕生アシストするからやっかいなんだよねー。

ピケティサンデル自分の言説が、ネオリベ右翼左派攻撃する道具として都合よく利用されてしまっていることをどう考えているのやら。

2021-05-01

anond:20210501184430

つーかアメリカ日本の違いは弱者をある程度無視できるかどうかよ。

バイデン政権でどうなるかは知らんが、オバマケアみたいなのにも反発するアメリカ人と国民皆保険をありがたがる日本人ではその辺の感覚根本的に違う。

日本格差への許容度が低いかバブルを潰さざるを得なかったし、その後何十年も衰退の一途を辿ることなど知らずバブルを潰した日銀庶民は褒め称えていたわけだ。

新自由主義なんて言っても日本のそれはレーガンサッチャーがやったようなものに比べればごっこ遊びのようなもの

日本はとにかく弱者の声が大きく弱者に足を引っ張られるがゆえに発展ができない国だ。

2021-04-10

anond:20210410102702

労働してるんだから報酬はあるだろう。

勝手報酬を決めないように、診療報酬制度があるわけであって。

私が言った「高止まりしてる」という以外に、何が問題なの?

医療報酬自由化すべきだと?それ必ずしも安くなる方向に行く?

それとも、国民が支払おうと思う市場価格より多くの診療費がかかってると、医療保険やり玉にあげたいのか?

医療保険なくすべきだと?

オバマケア以前のアメリカみたいに?(今でも皆保険じゃないけど)

2021-01-10

anond:20210109182629

いくつか内容の理解に役立ちそうな情報メモしておきます

1.そもそも日本医療提供赤字(=税金の投入)で成り立っている

https://toyokeizai.net/articles/-/208345?page=2

高齢化の進む先進国はどこでもそうじゃないか、と思われるかもしれませんが、そもそも健康保険というものが何のために存在するか(=国民による相互扶助)を考えると、税金をこれだけ投入しないと成り立たないというのはどこかオカシイ考える人が出てきても不思議ではありませんし、

実際高齢者への年金医療提供を多少減らしてでも、大学若者世代公的資金を投入すべきという考え方はありうると思います

https://kaz-ataka.hatenablog.com/entry/20180526/1527308271

また、例外的アメリカでは医療への公的資金投入は非常に少ないです。オバマケアそこをなんとかしようという政策自分理解していましたが。。。。

2.日本病院の数は世界一だが、病院当たりの医者の数は少なく、7割が民間(非公立)の病院である

ソースは上と同じ記事

前提として、医療機関は患者自分のところで対処できなくなると、より高次の医療機関へ搬送するという仕組みになっています

この、「高次の医療機関」とは、専門医設備がそろっていて、的確で集中的な治療ができる大病院日本場合、多くは公立病院になります

そして、公立病院は規模が大きく提供できる医療も高度ですが、絶対数が少ないのです。

まり、新型コロナウィルス感染重症になってしまうと、そもそもあてにできる病院は限られている、というのが正しい理解でしょう。

そして、その限られた「高度な医療機関」は、当然他の重病者(今すぐ治療しないと命にかかわる患者)も使いたいのです。

この部分の病院ヤバい、というのが、現状の都市圏における医療崩壊に対する正確な認識なのではと思います

軽中等症だけみて重症になったら大病院に送れば良いんだけど、大病院コロナ診療崩壊している首都圏重症になってもすぐにとってくれない可能性が高い。

元増田のこの記述は正確に現状をとらえているのではと思います

3.公立病院予算削減、病床削減の重圧を受け続けている

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/72890

もともと厚生労働省(&財務省)は、1.に記した通り赤字医療体制を、なんとか変えたいと思っています

これが「地域医療構想」と呼ばれる改革プランで、小さい病院をつぶして集約したり、慢性期の病床を減らしましょう、というものです。

ただ、このターゲットになっているのは公立病院です。(民間病院には、国や都道府県は指示できない)

上記した通り公立病院こそがコロナ治療の要になっている現状に対して逆行しています

厚生労働省(&財務省)は、今後、公立病院を中心とした病床削減の政策は見直さざるを得ないでしょう。

この記事では保健所の弱体化にも触れており、まさに日本のやってきた医療政策が今回のコロナ禍で完全に裏目に出ていることが示されています

4.新型コロナ感染した患者治療必要な、ICU感染症病床は削減されている

ソース上記と同じ。

この記事では、どのような属性病院で削減されているのかまでは記述はありませんが、上記したような「高度な医療提供できる公立病院」の病床が削減されていることは想像に難くないでしょう。

5.民間病院には国や都道府県命令することはできないし、コロナ患者の受け入れも拒否できる。コロナ患者を受け入れないのが病院にとって合理的判断

https://news.yahoo.co.jp/articles/83dcfd661ebcd0b9b4fdbaa73401c41c9d818808

民間病院に対する指揮命令を、国や都道府県から行うことはできません。というか、できるという根拠となる法律がない、というのが正しい理解でしょうか。

緊急事態宣言があれば、指揮命令ができる、という特措法の解釈もありえますし、実際小池知事をはじめとした各知事の行動はそれも目的の一つだったのでは?と思います

 しかし、夏場に感染者が少ない段階でそのあたりを準備していなかったのは知事側も国側も同じで、Gotoなんぞにうつつを抜かしていた、という誹りは避けられないのではとおもいます

また、医師法にて、1・2類感染症(今回のコロナウィルス感染症)は、受け入れを拒否できるとされています

当然、コロナ患者を受け入れれば経営悪化するし、スタッフ院内感染するかもしれませんし、受け入れたくないというのが多くの病院経営者の本音でしょうね。

そんなのひどすぎる! とおっしゃる方、永寿総合病院院内感染が発生したとき、何をしている!と思いませんでしたか? コロナ患者を受け入れた病院看護士ボーナスが0になったのを見て、あんまりだ!と思いませんでしたか

当然、病院経営側もそんな事態を避けたいと思っています。だから、受け入れない。合理的判断だと思います

もちろん、善意からとか、医療者としての義務から、受け入れを行っている病院も多いでしょう。

ただし、それらの病院では効果的・効率的治療はできません。なぜなら、2.に書いた通り、各病院でそのような患者を診ることができる医師絶対数が少なく、設備も限られているからです。よって、最終的には高度医療機関へ搬送せざるを得ません。

再度引用になりますが、

軽中等症だけみて重症になったら大病院に送れば良いんだけど、大病院コロナ診療崩壊している首都圏重症になってもすぐにとってくれない可能性が高い。

治療もできない・送り先もない重症患者なんか診たい病院はない(私も嫌だ)。

からコロナ診療に参加する医療法人経営病院は少ないと思う。

結果として、元増田の書いたような事態になります

まり、、、、、、、

医療崩壊しそうだから医療提供体制をいまからどうこうするなんて(日本政府には)無理無理の無理なので、みなさん行動変容をよろしくお願いします。

じゃないと本当にアメリカみたいになるよ。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん