米QUALCOMMは3月10日、韓国公正取引委員会(KFTC)が同社の事業慣行に独禁法違反の疑いがあるとする調査報告書を発行したことを明らかにした。 報告書は、QUALCOMMがチップセットにマルチメディアソリューションを統合していることや、同社チップセットを採用している顧客にリベートやディスカウントを提供していることの合法性に疑問を呈しているという。報告書では具体的な是正措置は示されていない。 QUALCOMMは、「当社の行動は合法であると確信している」と述べ、今後数カ月の間に異議申し立てを行うとしている。