はてなキーワード: 何の変哲もないとは
鏡を見る度ダセェ~~~~~~~と思う
が、何をどうすればいいのか解らないまま37になった
若い頃はダセェなりに好きな服装やメイクをしてそれで楽しかったが、
最近は好きなファッションも自分が身に付けたとたんにダセェおばさんが着てるというだけでマイナスに見える
メイクしたり、前髪を巻いたり、無難なオフィスカジュアルを着るとあら不思議
メイクしてヘアセットして無難なオフィスカジュアルを着たダセェおばさんが出来上がり
なぜだ~~~~~~~~~~~
ダセェ~~~~~~~~~~~~~
一応骨格診断とかパーソナルカラーは一通りやってみて、診断を受ける前よりははるかに自分に似合うファッションを身に付けられるようになった
今着てる服はまぁまぁ自分に似合ってると思う
でもなんかダセェのよ。全身で見るとダセェの
会社にいる私より2つ年上の先輩がいる
その先輩はなんかオシャレだ
全身ピッカピカに装ってるわけではない
メイクも、ファッションもありがちなオフィスカジュアルだが、ほどよくオシャレだ
おくれ毛も無い何の変哲もない一つ結びでもオシャレだ
自分とそんなに何が違うのかはさっぱり解らない
こんな事は言いたくはないが、先輩は決して顔で全てを解決できるような顔立ちではない
でもオシャレだ
でも間違いなく先輩はオシャレで私はダサい
なんでだ。何が違う
はぁ~~~~~今日もダセェ~~~~~~~~~~~
友人はカメラ好き。いい風景を見つけると気づけば周りから離れて撮ってるタイプで、あと映画もめっちゃ好きな奴なんだ。彼が自主制作の映画作ってるっていうのも前から聞いてはいたんだけど正直趣味の範疇だろうなーって思ってた。
前に仕事終わりに家に来いって言われて、行ったんだよ今日。で自主制作の映画を見せられた。
内容はナレーションベースのSF。派手なアクションや演出はないんだけど、とにかく画が綺麗。本当に綺麗だったんだよ。
その映像はコロナ禍のときに友人が東京を渡り歩いて撮ったもの。あの頃の、人がまったくいない東京の景色だ。無人の街。もうそれだけで特別感すごいんだけど、映像にするとこれがもう異様だった。
無人の秋葉原とかシュタゲかよって話で、それを等身大の視点の映像として観れただけでも興奮した。
何の変哲もないただの秋葉原のカットなのに、誰もいないだけで途端に未知なるSF感があった。もはや現実とは思えない。そう、異世界。無人ってだけで街が異世界に見えるって何だよ。
無人ってだけで都会がとにかく綺麗に見えてさ、北野映画によくあるような海岸のシーンを想起してしまうくらいには美しい。
そこで気づいたんだ。ああいう大自然のカットが美しいのは単に自然が美しいからじゃない。人間がいないから美しいんだって。
それがただ静かに、ゆっくりパンしたり固定カメラだったりで映されていく。
なのに見終える頃には、心が震えていた。
これYouTubeにアップすれば絶対バズるし話題になるよと友人にいったんだけど、友人はこれを公開する気はないらしい。
でもこの感動を誰かに知ってほしくて、ここに書いてみた。
企業勢VTuberがまたAIに関する発言して、反反AIと反AIがワイワイしてますけども
彼女たちはまず、AI絵をサムネや背景に使うと、反AIから猛攻撃を受けるリスクを抱えている
そして『ママ』および『パパ』自体が過激な反AIとして活動している子も珍しくはないので、とにかく一般人以上に、イラストAIを採用してしまう事だけは徹底的に回避しなければならないわけです
ChatGPTやGrokを使っている子は多いので、問題視しているのは、99%が「AIイラスト」、残り1%が「歌わせてみた」(ほとんど言及する子はいないけど)
著作権がどうだ、無断学習がどうだと言う子もいるけど、それらは不勉強ながらも説得力がありそうな理由を載せているだけであって
基本的に「イラストを特別扱いしなければならない」または「イラスト、特に絵柄だけは特別扱いしたいお気持ち」がベースの、反AIではなく上手い絵がかけるという事に憧れている、よくいるオタクの精神性を持つ素朴な子たちなのです
そんな彼女たちへのファンアートとして、サムネに採用される可能性のあるハッシュタグで、手描き絵師を装いながらAI絵を流すという所業
これはファンのすることではないよね
まぁ、中には推しに自分の投稿したcontentsが採用されるなら、たとえその直後に殺されても構わない!ってファンもいるかもだけど
それは過去に何人も散っていった「トレパクしてでもサムネに採用されたい絵師」よりは少ないんじゃないかな
で、下記アカウントを一例として取り上げる
彼女たちには上記以外にも、これと同じ「AI絵だが手描きを自称している」「イラストレーターやゲーム・映像関係者を名乗る」アカウントが常に寄ってきてるんですね
以下、これらのアカウントが作られた後、初めてのツイートを並べますよ
https://x.com/ColaCol5241/status/1791404027361841573
アカウント復活記念ツイ
https://x.com/kawaru2222/status/1880888423562748253
アカウント削除期限って30日らしいです、、、
https://x.com/pome_syaku/status/1767191718577967131
https://x.com/33_goruken/status/1743802452351373476
何の商材で指導されているんだろうかね、3アカ程度なら同一人物という線もあるけど、この手口を使って活動をしているアカウントは本当にいくつもあって
この例ではゴルケンだけ何の変哲もない挨拶で絵柄も違うけど、まあ同類であることは見てもらえれば分かるでしょう
そしてこのようなアカウントは、もちろんpixivなどへ投稿する際にもAI生成マークをつけない
それが「AI絵のくせにタグつけてない!規約違反してるAI絵師がいる!」や「AI絵師が僕の推しのお願いを無視して、AI絵にハッシュタグつけて投稿してる!荒らしだ!」にも繋がるわけです
現在進行系でベルリンに住んでる勢です。(と言っても2年くらいなのでまだまだ新米という感じ。)
ドイツといっても、首都ベルリンに関してはかなり毛色が違うので、自分の視点で色々してみる。
メインで使ってるのは英語なので、ドイツ語は簡単な文法と定型フレーズが使える程度で全然話せません。
あと単身なので、家族で済むとかになると全然話が違ってくるかとは思います。
(日本にいたときから病気も怪我もほとんどしたことがない人間です)
ビザの時点で任意保険加入必須で、保険証明書で病院での支払は免除になります。保険料は月2万円弱(多分年齢や属性による)
ストはありますねー。多いときで週の半分くらい地下鉄が止まるのが月2回とかそんな感じ。
地下鉄、地上線、トラム、バスと4種類あって、半分くらい止まるのでそれ以外のルートでなんとかするイメージ。
困るには困るけど、よくあることなので、職場とか学校は事前連絡が来ます。
東京でいうと、台風とか雪で電車止まるかも!ってのと同じくらいの頻度だと考えるそこまでひどい話でもないのでは?
ベルリンは公共交通の本数自体は東京並みに多いので、定時運行が崩れたとてそんなに困ることはないです。
バス・トラムのチケットが電車と共通で、乗り換えがスムーズなのも良いところ。
別の都市に行くときとかはD-barn(日本で言うJR。ドイツの都市同士を繋ぐ路線)を使うのだけれど、
そのダイヤ乱れは本気でやばい。2時間遅れとか全然ザラ。アナウンスが流れるとみんな諦めて時間を潰しに行く。
あと、座席の予約システムが、「予約されてなければ自由席」という謎スタイルで、予約しているかどうかの表示も曖昧なので、
予約したのに人が座ってる・・・。ってことも割とある。あとは、当日車両編成が変わってて自分の座席がないとか。
現地でもこのあたりのサービスの悪さは定評がある。
D-Barnは定時運航率50%切るらしくて、そのせいでスイスとの相互乗り入れがなくなったらしい。草。
ヨーロッパの中では相当良い方。他の国でよくある、繁華街のひったくりの心配はほぼ無し。
目安としては「深夜の地下鉄に女性が一人で乗っても大丈夫」というレベル。
(他国の話だと、イタリアのローマ中央駅でパスポートごとハンドバッグをすられたのは今でもトラウマなので、個人的にここはかなり重要ポイント)
ただ、
・道端や電車の中で物乞いをする人(ただ座ってるのではなく積極的に話しかけてくる)
みたいなのはたくさんいて、それを体感治安としてどう捉えるかは人次第かと。
あと、マリファナは現状かぎりなく白に近いグレーなので、公園によっては売人が佇んでたりとか。
旧東ドイツエリア(Neuköllnとか)に行くと、あきらかにガラが悪くなって面白い。
イメージは歌舞伎町とかが近いか。しょっちゅう歩くけど、雰囲気以上の実被害はない。
生粋のベルリン育ちの人からすれば、自分ら東アジア系が我が物顔で歩いてるのも「得体のしれない」度では変わらないだろうし
そういうのはお互い様だと思ってる。
ベルリン御当地ネタの定番が「店員に”わたしドイツ語喋れないから英語でお願い!”って言われた」になるくらい。
電車に乗ってると半分以上はドイツ語以外の言語を話しているし、
ケバブ屋でよく見るトルコ系に関しては移民3世の「トルコ系ドイツ人」であることも多くそもそも彼らは外国人じゃない。
シリア系もそのうち同じような立ち位置になっていくはず。いわゆるヒジャブしている系のムスリムもたくさんいます。
EU圏はビザ無しで相互就労可能なので、フランス語やらスペイン語も飛び交ってます。
日本でいう現地人/外国人とか、外国人=観光客、みたいな単純な線引きは一切できません。
バリやロンドンで噂に聞くような「移民で都市サービスが崩壊してる!」みたいな事象は一切感じたことが無いです。
なんとなくコミュニティは別れているし断絶もあるけど、秩序は保たれているように見える。
の2パターンがあると思うけど、(1)に関してはベルリンでも、観光で訪れた他の都市でも1度もないです。
(自分の海外経験でいうと、フィリピンの地方を歩いてると「韓国人?韓国人?」って感じで子どもが笑顔でついてきたことが一度あるくらいか)
(2)に関しては、渡航当初は何度かあったけど、ドイツ語で簡単なやり取りができるようになってからは全くなくなったし、みんなフレンドリーに接してくれる。
これもよく言われる話だけど、「あいさつ」「笑顔」みたいな社交コードがないと、そういう対応を受ける可能性はそれなりにあると思う。
日本の町中で中東系っぽい男性が仏頂面でこっちにきて、なんだかわからない言語で話しかけてきたとして、笑顔で対応できますか?
これ、実際は中東系じゃなくてインド人だし、なんだかわからない言語、はインド訛りが強いだけで実は超シンプルな英語で話しかけているのかもしれない。
ヨーロッパ系の人からすれば日本人と中国人の区別なんてつかないし、日本訛りの英語はなかなか通じないことが多いので、向こうからすると多分似た感じ。
こっちに来て思ったのは、「国を超えても、結局は社会的同質性の近いコミュニティに属することになるから、日本と対して変わらん」
そもそもドイツ人って誰?という話は先に述べた通り。街に出れば多人種で溢れているので、店先のやりとりも異文化コミュニケーションのほうが多いくらい。
自分は英語のコミュニティで生活しているので、リベラルかつ多文化リテラシーの高い人ばかりだし、
Slackで「今度ユーロ議会の選挙があるから、極右政党の進出を止めよう!」みたいなのが平然と流れてきます。
そうではない「大多数の一般人」とは接点の持ちようがないし、おそらくそこには隔絶があると思う。
事実として、AfDみたいな極右政党が順調に議席を伸ばしているわけだけど、少なくてもベルリン、かつ私の生活範囲では当面大きな変化があることはないのではと思う。
自分はこうした多様性で恩恵を受ける側なのでこうした状況は好ましく思えるけど、それで自分たちの居場所が奪われると感じる現地の人もいるだろう、という想像力は持ちたい。
「値段の割にクオリティが低くてがっかりすることが多いから開拓する気がなくなる」
一言でいうと、
「うちのスペシャリテだぜ!って言って出てくるのが焼いた肉にソースを掛けただけ」
という感じ。
おそらくだけど「美味しいものを食べる」に対する期待値と感度が違いすぎる。
外国人がやってる料理(アジアンとか中華とか日本料理とか)もそれに引きずられて、
日本人からすると、今ひとつ美味しくない感じになってることが多い。
ビール・ソーセージは既製品なのでそもそもレストランで食べる必要がない。
カリーブルスト?まじでフランクフルトにカレー粉かけただけだよ、なんであれが名物ヅラしているのか本気でわからない。
日曜日やクリスマスシーズンは広場に屋台が並ぶのでいろいろ試したけど、正直どれも想像を超えない味だった。
外食で唯一定期的に食べたくなるものはケバブ(Döner)。ベルリンの誇るべき名物といっていい。
味の付け方とか、野菜のバランスとか店によってちゃんとこだわりを感じる。
料理が趣味なのでドイツ料理の本を何冊か買って一通り作ったのだけど、
文化としての「ドイツ料理」はちゃんと存在しているし、独自性もある。
畜産品、特に加工製品のクオリティはやっぱり高い。誇りを感じる。
ソーセージはまじで美味しいし種類も多い。
ソーセージはドイツ語だとWürstなんだけど、これは「肉製品」くらいのカテゴリで、
レバーペーストとかパンに乗るスプレッドタイプ(Teewürst)、なんなら味付けして真空パックされた生肉(Metwürst)とかも含まれます。
ビアシンケンみたいな日本もよく見る薄切りハムも、食べてみると全然クオリティが違う。
寿司のクオリティがが日本とそれ以外の国で違うように、肉の鮮度や加工法とか、根幹となるレベルがそもそも違うんだろうな、という感じ。
バラエティも多くて、血を使ったやつとか、ゼリー寄せになってるやつとか、全部うまい。日本では絶対食べれない味ばかり。
バラ肉ベーコン(Bauchspeck)も炒め物やスープに入れると風味の主役!って感じ。
じゃがいもは、日本でいう「インカの目覚め」みたいな味が濃くてネットリしたやつ(Festkochened)が主流で、
さっき行ったバラ肉ベーコンとカリッと炒めるとうまい。スープにしても良いし、グレーターで削ってロスティにしてもいい。
野菜やスープ(Suppe)や煮込み料理(Eintopf, Gulasch) も、だし・乳脂肪分、ハーブの組み合わせに説得力があって、
日本と違ってこれが1日のメインディッシュになるのもわかる、という感じ。
ちょっといいスーパーに行くと、春は白アスパラ、秋はきのこ、冬は根菜、という感じでちゃんと「旬」があるのも嬉しい。
野菜は日本のより若干固くて味が濃い感じで、料理のしがいがある。
マーケットで生のポルチーニ(Steinpilz)がキロで売ってて、初めて食べたが絶品だった。
(ドイツ人にSteinpilzうまいよね!っていったら「なにそれドイツの食べ物じゃなくね?」って言われたけど)
日本の「焼き立てで美味しいパン」って大体フランスのブーランジェリー系だけど、それとは若干方向性がが違って、発酵なにそれおいしいの?みたいな趣。
ライ麦や、ひまわりの種やかぼちゃの種を練り込んで、どっしりとしてる。美味しいし、安い。
前述の肉製品を乗っけたり挟んだりするスタイルとめちゃくちゃ相性が良くて、それだけでに美味しく1食分になる。
というかドイツ人はまじで加工肉・パン・チーズだけで3食過ごしてる。
あと、日本で言うプレッツェルは、こっちだとアルカリ溶液を使ったLaugenという生地のパンとして、
いろんな形状と種類がある。香ばしくて塩気が効いてうまい。
ビールは外せない。ドイツ料理においては、アルコールと言うより、白米的なポジションだと思う。
まず種類が多い。「世界のビール」の多様性が、ドイツにおいては「何の変哲もない普通のLagar」という1ジャンルに収まってしまうくらい。
乳酸菌発酵したやつ(Weizen)とか、肉並みにコクがあるやつ(Oktoberfest)とか、ビールの概念が拡張されまくる。
輸入ビールにも寛容で、チェコの黒ビールなんかも余裕で買えるし、日本食ブームだから、アサヒ・キリンも普通に売ってる。
ただ、ある程度時間が立つと舌が慣れてきて、もう安いブランドの箱買いでいいやってなる。
中華料理の材料とか、南アジア系のスパイスが日本よりも手に入りやすいのも自炊勢としては楽しい。
ちなみに、ハンブルグとかドレスデン、ウィーンあたりも遊びにいったけど、
スーパーのレパートリーはそんなに変わらなかったのでこのあたりはドイツ共通かと。
公共サービスとか物価、税金についても書こうと思ったけど、食べ物が長くなりすぎたのでこのへんで。
あくまで「外国人として」ではあるけど、慣れてしまえばそんなにストレスがないし、
30歳をとうに過ぎた今日この頃、思うところがある。
それは…それは…。
むしろそんなしょうもない人生にこそ、喜びや幸せが満ち溢れているのだ。
日常の中で感じられる幸せというのは、ひどく小さく、非刺激的である。
酒やギャンブルに身を委ねたり、性的衝動によって得られる快楽なんかとは比べものにならない。
地位や名声を得て他者を優越したり、SNSで自分の投稿をバズらせた時に得られるような
承認欲求的な欲求から発生する刺激と比べても、ひどく非刺激的である。
こんなしょうもない日常や人生に、どう幸せを見出そうと思うのか?
長年の謎であった。
しかし、齢30にして思うのだ。
月並みではあるが、日常の些細というものは、当たり前ではないのだ。
衣食住事足りているのも世の人間の絶え間ない営みのおかげである。
こうしてインターネットでくだらないやりとりをできているのも、この世の中が
今日もインターネットの片隅では、フェミニズムや男女論が語られ、政治・政策への
非建設的な不満が渦を巻いている。
しかし考えてもみて欲しい。
それらが形成されているのは、いや、それらの形成が許されているのは、
今日も日本が平和だからである。平和であるからこそ、そんな非生産的なことが
許されるのだ。
インターネットに入り浸って、男女格差や政治不信について語っているのも
そんな話を、しようじゃないか。
日常の些細な話、目の前にある小さな喜びを拾い集め、今一度自分の
人生を振り返ってみよう。
悲しいことが起きるかもしれない。でも、きっと大丈夫だ。
全てが落ち着いたら、自分達はきっとこの日常にまた戻ってくる。
西暦2425年。人類が火星への最初の入植地を建設してから既に2世紀が経過していた。
人類の火星移住計画は、22世紀初頭の核融合技術の確立によって大きく前進した。2112年、実験用核融合炉を搭載したマーズ・パスファインダー号の成功は、それまでの化学推進に頼った火星探査に終止符を打った。6ヶ月を要した地球-火星間の航行時間は、わずか30日に短縮された。
続く30年間で、極軌道上に建設された補給基地と、ヘラス平原の地下氷を利用した最初の居住モジュールが、火星移住の基盤を築いた。しかし、本格的な入植の始まりは、2167年のアルテミス計画からだった。オリンポス山麓に建設された第一居住区は、直径2キロメートルの実験都市だった。わずか200人の入植者たちが、火星の地に人類の新たな歴史を刻み始めた。
転機となったのは、2210年代に実用化された量子重力エンジンだった。惑星間航行時間は10日程度まで短縮され、大規模な移民が可能になった。同時期に確立された火星軌道上での資材製造技術は、巨大ドーム建設の夢を現実のものとした。
現在、火星の人口は800万人を超え、その大半が巨大ドーム都市で生活している。
今ではオリンポス山麓に建設された第三居住区は、七つの主要ドーム都市の一つだった。直径8キロメートルの半球型ドームの内部には、研究施設や居住区画が同心円状に広がっている。ドームの外殻は、ナノファイバー強化複合材で作られた三重の放射線シールドに守られ、その内側で2万人の人々が暮らしていた。
ドーム内の気圧は地球と同じく1気圧に保たれ、酸素と窒素の比率も地球大気と同様だった。ドーム外の火星大気は、2世紀に及ぶ大気改造計画にもかかわらず、まだ人間が直接呼吸できるレベルには達していない。しかし、気圧は徐々に上昇を続け、現在では180ミリバールまで回復していた。
火星の空は、かつての濃紺から薄い紫がかった青へと変わりつつあった。太陽は地球で見るよりも小さいが、大気中の細かい赤い砂が夕暮れ時に魅惑的な光景を作り出す。オリンポス・ドームの最上階に位置するコナーの研究室からは、果てしなく広がる赤い荒野と、地平線上にそびえる人工のドーム群を見渡すことができた。
- 1 -
この基地が完成してから7年。コナーはその間、火星の地質考古学調査に従事してきた。彼の担当は30万年前以降の比較的新しい地層だった。
基地のモニターに映る火星の地表は、いつもと変わらない赤茶けた風景だった。アカデミア・シティからの自動探査機が送信してくる地形データを、コナーは黙々と分析していた。探査機は永久磁気シールド型核融合炉で駆動し、量子結晶メモリに記録されたデータを定期的に送信してくる。毎秒1000テラバイトの情報が、サブスペース通信網を通じて基地に届く。単調な作業に目が疲れてきた頃、画面の片隅に違和感を覚えた。
ホログラフィック・プロジェクターが起動し、問題の地域の立体モデルが浮かび上がる。体積投影型ディスプレイは、1立方メートルの空間に10の12乗ボクセルの解像度で地形を再現した。一見すると何の変哲もない窪地だが、等高線の配置が妙だった。
新しいデータレイヤーが追加され、地下構造が可視化される。地表から1500メートルの深度で、完全な円環構造が検出された。高分解能スキャンは、その形状が誤差0.002%以下の幾何学的な正確さを持つことを示していた。高さ100メートル、直径3000メートル。自然の浸食過程では決して生まれ得ない精度だった。
今週で3度目の依頼だった。先週は地下水脈の磁気共鳴データ、その前は地殻歪みの偏極解析。どれも彼女の専門からすれば些末な案件だったが、コナーは機会があるごとに彼女の意見を求めていた。
研究室の陽圧制御システムから、微かな空気の流れが聞こえた。隣室の実験区画で作業していたエレーナ・ヴォルコワが視界に入る。火星の0.4Gのもとでも、彼女の動きには無駄が一切なかった。
宇宙空間での長期滞在に適応した新世代の人類の特徴を、彼女は完璧に体現していた。身長170センチの細身の体躯、低重力環境で進化した長めの四肢。火星の磁場分布図が映し出されたHUDバイザーの向こうで、琥珀色の瞳が冷たく光る。
どこか硝子質の透明感を帯びた顔立ちは、火星生まれの第二世代に特徴的な骨格を持っていた。地球の重力下では脆弱に見えるかもしれないその姿も、火星では完璧な適応を示していた。黒髪は実用的な長さで、研究室での作業を妨げないよう的確にまとめられている。
「何を見つけたの? 先週の地下水脈の件なら、結論は出ているはず」
彼女の声には感情の起伏がなかった。エレーナにとって、コナーの頻繁な呼び出しは明らかに研究の中断を意味した。だが今回は、本当の発見があった。
「違う。これを見てほしい」コナーは新しいデータセットを共有した。「この磁気異常。明確な周期性を持っている」
エレーナのHUDが新しいデータを受信し、自動的に解析を開始する。彼女の眼差しが変化した。普段の冷淡な表情に、わずかな興味の色が浮かぶ。コナーは何度もその横顔を観察していたので、その微細な変化を見逃さなかった。
「確かに異常ね」彼女は数値を確認しながら言った。その声音には、いつもの事務的な調子の下に、かすかな緊張が混じっていた。「通常の熱残留磁化とは全く異なる特性パターン。位相空間で見ると...」
彼女の指先が空中で踊り、ホログラフィック・インターフェースを操作する。データは新しい次元で再構成され、複雑な相関パターンを描き出した。コナーは、その手の動きを目で追った。普段の彼女なら、こんなにも集中して他人のデータを分析することはなかった。
その言葉とは裏腹に、彼女の指先は既に火星全域の磁場データベースにアクセスし、比較解析を開始していた。第三居住区の量子コンピュータネットワークが、膨大なデータを処理し始める。
コナーは密かに満足した。エレーナが自発的に30分の時間を提供するのは異例だった。普段なら5分以上の時間も与えてもらえない。この発見が単なる地質学的な異常ではないことを、彼女も直感的に理解したに違いない。
「位相空間での対称性が特異すぎる」エレーナが静かに告げた。「自然現象としては、統計的に有意な偏りがある」
彼女の指先が再び動き、新しい解析結果が表示される。三次元の相図が、奇妙なアトラクターを描き出していた。その形状は、カオス理論で知られる古典的なパターンとは明らかに異なっていた。
コンピュータは瞬時に応答した。結果は3.47。自然界で観測される値としては、明らかに異常だった。
「表層の風化度と堆積物の分析からすると...」彼は一瞬ためらった。「少なくとも50万年」
エレーナの指が止まった。彼女はゆっくりとバイザーを上げ、コナーを直視した。「それは確実?」
再び沈黙が訪れる。研究室の環境制御システムの微かな唸りだけが、空間を満たしていた。
「50万年前」エレーナが囁くように言った。「その頃の火星は...」
「ああ。まだ大気があった」コナーは彼女の思考を追った。「液体の水も存在していた可能性が高い」
「でも、その時期の人工物なんて...」
エレーナの声が途切れる。彼女の瞳に、普段は決して見せない動揺が浮かんでいた。コナーは、このチャンスを逃すまいと素早く続けた。
「ピーク・スペクトル解析をしてみないか? 磁場変動と構造物の配置に、何か相関があるかもしれない」
エレーナは黙ってうなずいた。30分の約束は既に45分を経過していたが、彼女はそのことに言及しなかった。量子コンピュータに新しい解析コマンドが入力される。
結果は、彼らの予想をさらに超えていた。磁場の変動パターンは、構造物の幾何学的配置と完全な整数比の関係を示していた。自然の営みが生み出せるような偶然の一致ではない。そこには、明確な意図が刻み込まれていた。
「これは...」エレーナの声が震えた。「人工的な磁場制御システムの痕跡かもしれない」
コナーは彼女の横顔を見つめた。火星の考古学的発見で、エレーナがここまで動揺を示したことはなかった。彼女の専門である磁場研究が、突如として人類の知らない文明の痕跡と結びついた瞬間だった。
「発掘許可を申請する」コナーは決意を込めて言った。「君も加わってくれないか?」
エレーナは長い間黙っていた。研究室の窓から差し込む夕暮れの光が、火星の大気を通して赤く染まっている。遠くに見えるドーム群の輪郭が、影を濃くしていた。
「...承知したわ」
その返事は、いつもの冷淡さを完全に失っていた。
その間、「うどんおいしい…瀬戸内海の幸おいしい…」だけで気を紛らわしてたように思う
離れて分かる香川の異常性
・食生活の違い
しかも香川ネイティブの人はうどんをほんの数秒で食べきってしまう 美味しさより喉越しを楽しんでいる(何度も言質を取った)
お雑煮にあんもちを入れてしまうセンス(これに関しては当人たちも恥ずかしそうだった)
あと人気のラーメン店がことごとく不味かった(何の変哲もない塩ラーメンが一番うまかった)
骨付き鳥は自分にとって塩辛いだけだった …そんなにありがたかって食べるほどでもないはずだが、香川原住民とは話を合わせる必要があった(骨付き鳥美味いよな圧が高い)
・車社会
どこに行くにも何をするにも車
香川で最も都市化されているはずの高松のビジネス街に通勤するのもみんな車
方向指示器を使わない
踏切は止まらない(線路がすべて単線であるため、踏切の幅が狭いことも影響しているかもしれない)
車に乗ると人格が変わってしまう人ばかりなのかと疑う 運転が荒すぎる
・方言(アクセントが関西弁に近い コテコテの大阪弁のような話し方をする人も少数存在する)
・山間部の闇
休日に気分転換で、行く当ても決めずにドライブをしてみたことがある
山道を行くと上下水道が通ってなさそうな山村にたどりつくことが何度かあった
まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえた グーグルマップで調べると今もそれらは点在し続けている
四国以外の都市部で暮らしていると当たり前のように享受できるはずの最新の現代的なサービスやインフラがそこには存在しない
彼らはこれからもそこで生きていくのだ 何となく香川全体を俯瞰できたような気持ちになった
もしかすると四国こそが日本で最も時間の流れが遅い地域なのではないだろうか
つまり、現代的な時間感覚や文化に対して抗っているフロントラインが香川(高松)ということなのかもしれない
衝突を楽しみたいなら行くべき
龍馬たくあんである。それを知らない日本人、より正確に言えばジャポニカ米の愛好者は人生を損している。
まず龍馬たくあんとはなにか。それは、高知の漬物メーカーである東洋園芸食品株式会社が生産している漬物だ。
https://www.toyoengei.co.jp/products.html
しかし、これを知った人間の殆どは、高知ではなく、それを赤坂や銀座で知ったはずだ。そう、担々麺屋のはしごである。
日本三大タダで食べられるのにやけにうまい漬物がある。第一にやよい軒の白菜漬け。第二にかつやの割干し。そして第三がはしごのたくあんだ。
いや、正直に言おう。かつやの割干しは確かにうまいが――市販品となったものを何度か購入している――、他の2つに比べれば明らかに劣る。
そして、残念ながらやよい軒の白菜漬けは市販されてないのだが(一時期キャンペーンで配布されていたらしい)、はしごのたくあんは買える。それが龍馬たくあんだ。
はっきりいう。この漬物は、日本人のDNAに響く。買うべきだ。たとえそれが、web1.0のサイトからメールで注文しなくてはならず、おまけにロットが2kg単位で、送料が1000円以上かかるとしても。
そもそも、筆者は「漬物らしい漬物」があまり好きではない。特にたくあんは嫌いだ。なんか変な匂いがするし、何より甘いのが解せない。まずくはないが、御飯のお供にはならない。特にべったら漬ときたら、日本酒の剣菱ぐらいしか合うものがない(異論は認める)。
だから、赤坂のはしご--いや、正確に言おう。それははしごインスパイア店の本郷三丁目にある我流担々麺竹子だった--でそのたくあんを見たときも、まったくそそられなかったのだ。蛍光色のイエローがまぶしい細切りのそれは、いかにも安物の漬物だった。外はジトジトとした雨が降っていた。
しかし、生まれたときからの貧乏性。タダのものは手に取らずにはいられない。ザーサイ担々麺とともに来たライス(2杯までは無料)に、それを添えた途端、世界は変わった。明らかにそれはたくあんではない。謎にうまいのだ。ゆで卵(3つまでは無料。太っ腹だね)をスープに浸し、たくあんとともにライスを頬張るときに、本郷三丁目に突風が訪れ、食べ終わったときには世界はただ静止していた。
龍馬たくあんは、一見何の変哲もないたくあんである。しかし、目を凝らすと幾つかの違いが見えてくる。細長い昆布と、小さい紫蘇の実が混じり合うその姿。そしてほぼ甘みを飛ばした、出汁と酢と塩ベースの味。正直、単独で食べるとそんなに美味くはない。味は尖っていて、高級な味はしない。ところが、この弱点が白米と組み合わさると全て消え失せる。上品な旨味と、謎のヒキが、紫蘇の香りとともに次の飯を誘う。何故か異常に卵が合う。次の日から、このラーメン屋に向かう目的とは、たくあんを飯とともに頬張ることに他ならなかった。しかし、あのとんでもない漬物は一体何者なのか?
調べればすぐわかった。それが龍馬たくあんであることに。しかし、先程挙げた三重苦。アメブロ文化が終わり、ニコニコ動画が屍となって久しいこのご時世に、なぜメールで2kgロットの漬物を注文せねばならないのか。築地で買えるということも知ったが、朝が弱い筆者はその選択肢すら取れなかった。
ある日引っ越した。担々麺文化圏から遠く離れてしまった。はしごにせよ、我流担々麺にせよ、それは赤坂以東にしか存在しない。
気づいたときには、家には6kgの龍馬たくあんがやってきていた。つまり、3袋だ。
正直に白状しよう。こんなものが消費しきれるとは思っていなかった。皆さんの中で漬物2kgを消費しきった経験がある人はいるだろうか。恐らくいないだろう。漬物2kgというのは、日常的な私たちの生活で出会うスケールを大きく超えた異物である。ハナマサや業務スーパーで買う漬物ですら、1kgがある。
しかし、消費できてしまうのである。筆者は2kgを1ヶ月で消費してしまった。生活はコメと龍馬たくあんを中心としたものに変わった。それも全くの嫌気無く。
なぜそれが可能なのだろうか。それは、この漬物の万能性に起因する。
この漬物の美徳は、一種の「調味料」として機能するところにある。たとえば、豚汁と飯がある。最高だ。しかしそれだけだとしたらどうか。正直、何かが物足りない。そこにはなにかもう一つが欲しい。それは人によってはコロッケかもしれないし、ほうれん草のおひたしかもしれないし、ムッタイ・クルマかもしれない。
ここに、龍馬たくあんだ。それは豚汁の味を邪魔せず、極上の食感と味覚ブースト機能を「味変」として提供する。そしてこれは何でも良いのだ。冷や汁でも、ユッケジャンチゲでも、ムッタイ・クルマでも、この漬物さえあれば何でもうまくいく。
管見の限り、このような役割を果たす漬物を筆者は知らない。かっぱ漬けも、白菜の浅漬も、千枚漬けも、もちろんキムチも、どこかしら過剰なのだ。それは単独で食べられるということを前提としている。
龍馬たくあんはそうではない。それは地味にこの世界に佇んでいる。誰も彼が世界を変えうる力を持っていることを知らないのだ。
さて、なぜこのような気が狂った漬物讃歌を書き散らしているのかと思ったかもしれない。それは、いい加減いくらでも食えるとは言え、2025年にもなってメールフォームから2kgロットの漬物を送料を払って買うということに嫌気が差しているからだ。amazonでも楽天でも、なんならBOOTHでも良い。なんでも良いからECサイトを使わせてくれ。もう二度とプラットフォーム経済の問題などを賢しらに「X」で書き込んだりなどしないから。
なので、みんながこの漬物を買い、感動してくれればいつか東洋園芸食品株式会社がECサイト対応してくれるのではないかと思っている。私の話が信じられない人は、担々麺屋のはしごに行ってくれ。担々麺もうまいんだけど(パーコーが最高)、何よりうまいのは漬物とライスなんだ。信じてくれ。「理解った」人は、勇気を出して2kgの「龍馬たくあん」を買ってくれ。一人暮らしでも冷蔵庫の空きスペースさえあれば、腐る前に食い切ることができる。
私は、みんなが連帯すれば、世界が変わると信じている。世界を変えよう。I have a dream.日本中のスーパーで、龍馬たくあんの200gのパウチが買える社会がやってくることを。
( ^ω^ )
https://www.aozora.gr.jp/cards/001248/files/46740_25679.html
「昔から猫のことを『おしやます』という。おしやますとはどんなところから名が出たのか知らぬが、おしやますの吸物といえば、珍饌中の珍饌に数えられてある。また一名『岡ふぐ』ともいう。
二、三日後、老友は小風呂敷の包みを持ってやってきた。包みを解くと、竹の皮に家鶏の抱き肉のような白い半透明の肉が、一枚一枚ならべてある。
君、これは鶏の肉じゃないか、おしやますじゃあるまい。これでは、何の変哲もないのうと期待に反した文句をいうと、いやこれは、正真の猫肉じゃ。猫肉は、犬の肉のように闇赤色に濁って、下品ではない。恰も、若鶏の如くやわらかく白く澄み、風味たとうべからずであるから、食べてみてから文句をいい給え。」
😿
ゼロの使い魔Fの最終話が大好きでたまに見たくなる。大好きとは違うかな。別に自分でこれが大好きとは思っていないし所詮アニオリだしなんなら原作の最後も読んでないし、これといって特別な想いもない。ないのだが何故かこの回は忘れられなくて人生のつらい時にふっと見たくなってしまう。エンシェントドラゴンとかいう規格外にしてはショボい災厄との最終決戦。いままでの敵も味方も関係なく皆々が魔法学院に集結している図が良い。だけどどういう理屈でルイズを魔法学院にかくまうことにしたのかワケがわからない。ふつうに考えて戦力が足りないし被害甚大になるにきまっているのに。ワケがわからないと言えば現実世界に戻ったサイトくんの行動力の半端なさもワケがわからない。店の新聞をかっぱらって今日が日食だということを知ったその足で金がないからトラックの運ちゃんにヒッチハイクで基地の前まで乗せてもらう。そこまではまだいい。そのあとどういう手品を使えば戦闘機をかっぱらってパーカー姿で単機太陽に向かって飛び立つことができるのか。ワケがわからない。日食のタイミングに飛べばハルケギニアに帰れるっていう保証も再現性も何もなさすぎるのに。サイトくんの荒唐無稽さ意味不明さに毎度打ちひしがれる。デルフリンガーがディスプレイから現れて取って付けたような再会を果たすのも良い。その後大した感慨もなくルイズとも無事再会して狭い操縦室でルイズにぽかぽか叩かれる姿のほっこり感。エンシェントドラゴンを倒さなければ世界が終わるみたいな前半部分との温度差にまたしても打ちひしがれる。装甲が剥がれてキモくなったエンシェントドラゴンを最期のリーヴスラシル乗せエクスプロージョンによって葬り去った後サイトは死ぬのかと思ったら普通に生きている。リーヴスラシルとしての命は尽きたがガンダールヴとしての命は尽きずに生き残ったとかいうハイパーご都合設定が素晴らしい。そしてアンタら何度目やねんなの愛の誓いを交わす二人。そしてなんといっても「キスシテ↑アゲナイ↓」の特殊ED!秋葉のホコ天ど真ん中にルイズをお姫様だっこして日本に帰還するサイトくん。痛々しすぎる。電車の窓から見える景色をおどろきの表情で眺めるルイズ。クレープをほおばるルイズ。何の変哲もない平賀家の実家をしげしげと見つめるルイズ。素晴らしい。昨今のラノベ主人公の家はどれも広くて裕福層じみていて辟易するがその点平賀家の地味さときたらもう。敷地にそこそこの木が植えられているのでそれなりにデカい家であることは間違いないのだが。そんな地味オブ地味な家に異世界からやってきたピンク髪の美少女が嫁入り挨拶にやってくるというシチュエーションが最高すぎて五臓六腑に沁みる。ありがとうゼロの使い魔F。ありがとうJ.C.STAFF。
• 熱湯を注いだ瞬間から始まる命がけのバトル。なんだかんだでやっぱり待てない。
• さわやかで甘酸っぱいシーン…のはずが、ひたすらスイカバーの種と格闘する少年の一言。
• タイミングを完全に見誤った呪文の一言。ドキドキが一転して、微妙な空気に。
• 買いに行くたびに売り切れ。それでも諦めない男子高校生たちの奮闘劇。
• もはや謎の深さを感じさせるセリフ。飲み物なのか、それとも…?
• フライドポテト好きによる、フライドポテト好きのための壮大な叙事詩。
• しゃべり出す猫のせいで、とんでもない大騒動が巻き起こる。
• 炒められる米とともに人生を振り返る主人公。まさかの感動巨編。
自分で言うのもなんだけど、これまでの人生特に大した努力もせずにある程度の成功を積んできた人生だと思う。(偏差値50の学力の人から見たら頑張ってるんだろうけど、偏差値65の学力の人から見たらとても楽に生きてるように見える程度)
小学生時代のことはあんまり覚えてないけど、それなりに賢い子供だったような気がする。
中学生時代は初めてちゃんとしたテストというものを経験して、自分がそれなりに勉強ができることに気づいた。授業だけですべてを完結させて、家では全く勉強しない。そんな感じでも基本的には最上位と呼んでも差し支えない順位を取ることが出来ていたように思う。そのまま特に何かにつまづくこともなく、当然のように地域で一番偏差値が高い高校に進学した。
高校に入ってからは、さすがに最上位を取ることはできなくなったけど、特に気にすることもなくこれまで通りの生活を行っていた。やりたいことをやり、やりたくないことはやらない。当時の自分は勉強をするよりもゲームをする方が楽しかったので、ずっとゲームをしていた。そんな生活でも上位10~30%くらいの成績は取れてたから、自分はそこそこ賢い人間なんだろうなと思っていた。
大学受験はなんとなく国立の薬学部を受けて、普通に受かった。センターリサーチは微妙だったけど二次で受かる気がしてた。
大学に入ってからは適当に薬剤師になって、適当に生きていくんだろうなと思ってた。でも薬学部の実習を経験してやっぱり薬剤師は向いていないなーと思い、製薬企業への就活を目指すことにした。やりたくなかったけどTOEICも800点くらいとってみたりした。ESも自分なりに書いてみた。いろいろ調べて面接で話したい事もまとめてみたりした。
そして就活本番。タイトルからわかる通り、製薬企業は一個も受からなかったんだよね。もちろん無駄に志が高くて難易度が高そうなところしか受けてないというのはあるのだが。内心、一つくらいは受かるんだろうなと思ってた。これまでの人生どおりなんとなくやってればなんとかなるんだろうなって。
一応薬局からの内定はもらえているから、たぶん薬剤師として特に何の変哲もない平凡な人生を歩んでいくんだろうなと思う。でも心のどこかで私立薬学部の人たちと、国立のそれなりに偏差値が高い薬学部を出ている自分が同じ職場で同じような業務をするこということに疑問を感じてしまう自分もいるんだよね。
薬剤師としてのスキルに大学の偏差値はあんまり関係ないとは思うのだけれど、それはそれとしてやっぱりどこかにモヤモヤは残るよね。
とか言っている辺り、本当はまだ心のどこかで自分は特別な存在と思ってしまっているんだよね。目の前にあるのは、行きたい企業にも行けず、薬学部を卒業した人間の大半が歩む普通の人生を歩むことになる自分、なんだけども。
今後は頑張って、自分が普通で平凡でどこにでもいるちょっと子供の頃に勉強が得意だっただけの人間、であることを受け入れていかなきゃいけないんだよな。頑張ろう。
ゴールデンウイーク期間で全話無料配信中なので見てほしいという話
https://www.youtube.com/watch?v=kAlje3NB9-c&list=PLe-UftTUsMbl2vVTKLxJbMeC3IGb7sD60
シナモンと安田顕がお送りする料理番組。TBSで土曜朝から放送し、youtube上で各回を一定期間配信している。
現在サンリオで人気投票4連覇中の人気キャラクター 。シナモンとも呼ばれる。
水曜どうでしょうでおなじみの俳優。個人的には最近だと龍が如くのナンバ役の印象が強い。
27話を見てほしい。
https://www.youtube.com/watch?v=3mASJG6MbAg
二人が「ロールキャベツ」を作る回。
何の変哲もない料理番組に見えるかもしれないが、これまでの経緯の集大成のような感動の回なのである。これまでの各回を振り返ってみる。
https://www.youtube.com/watch?v=kAlje3NB9-c
ロールキャベツを作る回。
お互いの自己紹介をしたところシナモンの質問責めによって一切進まず、収録時間切れとなった。安田が「アシスタント」という肩書を使ったところシナモンに怒られたため、安田顕は今後「安田顕担当の安田顕」としてスタッフロールに乗ることになる。
ロールキャベツを作る回。「水たっぷりってどのくらい?」 「塩ひとつまみって誰の指で?」とシナモンに質問責めにされ、一切進まずに時間切れで終わった。
ロールキャベツを作る回。レシピを変更し、水100ccなどの具体的な分量を用いることにした。今度こそ料理を完成させるためにテキパキと安田顕が奮闘する。しかし、ハプニングにより進行が止まり、安田が焦って謝罪したところ「安田さんが恥ずかしくて申し訳なく思っちゃうならテキパキなんてぽーいだ!」とシナモンに怒られる。今後はテキパキを封印することになった。
ロールキャベツを作る回。途中でシナモンのリクエストによって塩昆布キャベツを作ることになった。袋にキャベツと昆布を入れてもみもみすることで無事完成した。これがこの番組で初めて完成した料理となる。もちろんロールキャベツを作る時間はなくなった。
ロールキャベツを作る回。前回の塩昆布キャベツを気に入ったシナモンが、自作の塩昆布キャベツで冷蔵庫を埋め尽くしていた。塩昆布キャベツにカニカマを入れる彼独自のアレンジを披露し、シナモンと安田顕がお互いを称え合って終わった。
ロールキャベツを作る回。ロールキャベツをそろそろ完成させなければマズいと焦る安田顕に対し、シナモンは「レトルトのロールキャベツを買ってくる」という暴挙に出る。だんだんシナモンのテンションに慣れてきた安田顕もマジトーンで困惑することになる。手作りをするべきかどうかを話し合ううちに時間切れとなって終わった。
ロールキャベツを作る回。今度こそ完成させるために安田はテキパキと進めるが、料理番組特有の「加熱したものがこちらです」のような差し替えに対してシナモンがツッコミを入れる。料理番組のお約束を説明しているうちに時間切れとなって終わった。
ロールキャベツを作る回。今度こそ完成させるためにシナモンが張り切って進めるが、途中で寝てしまった。そこにはシナモンがロールキャベツのために猛勉強をしたノートがあった。
ロールキャベツを作る回。寝不足のため途中で寝てしまったことを謝罪するシナモン。安田顕の相棒を降ろされることを泣きながら恐れるシナモンだが、「僕の相棒は君だけ」 「無理はしなくていい」と安田顕は優しく諭す。安田顕の「涙はぽーい!」で締められる感動の回。
ロールキャベツを作る回。実はシナモンはロールキャベツに恐怖を感じていたことが判明する。これまでのグダグダは半分意図的にシナモンが進行を妨害していたという真実が明らかになった。今後は頑張るとシナモンは主張する。それに対して「嫌なことも怖いことも頑張ることなんてないんだ」と安田顕。シナモンのために今後は別の料理を作っていくことになった。
以降は「トースト」 「焼きマシュマロ」 「ドリップコーヒー」 「カップラーメン」 「味玉」 「雑談」 「エゴサ」と段々番組のハードルが下がっていく。最初のギクシャクした空気も消えて、お互いがお互いから学びながら二人は仲良しになっていった。
しばらくロールキャベツの話題が出ていなかったが、ここで再度ロールキャベツを作ることをシナモンはリクエストする。ロールキャベツを恐れる彼の過去が明かされた。怖いものに向き合おうとするシナモンに対して、怖いものは怖いままでいいと安田顕は言う。ロールキャベツそのものは好きだが、「巻く」ことが怖いというシナモンに対して、いいアイデアがあると安田顕。
ロールキャベツっぽいものを作る回。これまでの改善点を活かしてテキパキと進めていく。シナモンのために安田はキャベツを巻かずに挟んで煮込むだけのレシピで作ることにした。無事に料理が完成し、「安田さん天才!」 「シナモンのマインドを真似して気楽に作ってみました」とお互いを褒めたたえて終了。
「がんばらなくていい」 「気楽にいけばいい」という終始訴えてきたテーマのまま、27話目にしてロールキャベツが完成した。これまでの集大成のような回だった。
全話無料公開中なので見てください
https://www.youtube.com/watch?v=kAlje3NB9-c&list=PLe-UftTUsMbl2vVTKLxJbMeC3IGb7sD60
YouTubeを見ていたらギョッとする動画をレコメンドされた。
若くて綺麗な女性が微笑みながら街中で自撮りしているサムネイル。
それ自体はありがちなサムネだが、ひとつだけおかしいところがある。
それは乳首がくっきりと透けていること。
ここはYouTubeだぞ?胸を強調するサムネくらいならもはや珍しくもないが、乳首はアウトじゃないのか?と思いながらタップすると年齢確認されることもなく普通に再生された。
京都の観光地を自撮りしながら歩く、何の変哲もない女性の動画。いや変哲はあるか、ノーブラだし。
再生数数万、チャンネル登録も数万、特段バズってるわけでもない。
チャンネルページに飛んで動画一覧を見るとソフトなエロを売りにしてる女性らしい。ほかにもノーブラ街ブラ動画をあげていた。
インスタのリンクもあったので見てみると、やはりそこには透け乳首があった。そしてなんと他のインフルエンサーとノーブラコラボしてる写真もあった。
そうか、これはそういうジャンルなんだ。
ありなんだ、YouTubeって透け乳首ありなんだ、と認識を新たにするとともに恐ろしいことに気づいた。
現在日本の法律ではノーブラで出歩くのは合法だ。透け乳首も合法だ。(違法なら男性の9割はとっくに逮捕されている)
その人は1000万人に知られていて、そのうちの1人に殺されるとする
そんな事件が起きたら皆は「その人が変人だから」という話をするが違う
その人がせいぜい1万人にしか知られなかったら起きなかった事件だ
それに対し、1万人に1人の確率で、誹謗中傷を書いてしまう要素があるとする
100万viewなら誹謗中傷は100人になり、馬鹿にならない量になってくる
これも悪目立ちをしたからだ
SNSより前の時代では、悪目立ちはしようと思ってもできるものではなかった
でもSNSではそこらへんの投稿が100万viewを超えることもある
突然、悪目立ちへの対策もおろそかな一般人に「悪目立ちの被害」がいくんだ
大衆はアホなので、100万人で押し寄せることの危険さを理解していない
SESがクソと思う理由をかくから、今からSESに行こうとしているなら、ちゃんと考えてね!
まず、SESや受託開発は、ただ時間を埋めるだけの、何の変哲もないルーチンワークだということに気付いてる?
プロジェクトに配属され、ソフトウェアを構築するものの、最終的に製品を市場に送り出すのはクライアント。
自分たちの手がけた成果物が直接的な収益に結びつくわけではない、この一連の流れに魅力を感じるのなら、生粋のSES従事者だよ。
業界内でしばしば耳にする「IT土方」という表現も的を射てて、大手建設会社が高層マンションを建てる際に、実際に建設作業を行う多くの小規模な工務店の存在と全く変わらないよ。
自分は違うと騙して入っても、結局土方なので、それは認めような!
さらに、受託開発には、工場の運営や商品企画のような後続の収益源がなく、ローリスクである一方で、納品後に追加の収益を期待することはできません。
製品を直接市場に提供すれば、開発終了後も収益が発生する可能性があるけど、受託開発やSESではそのような恩恵は全くない!
そして、結局のところ、契約内容にもよるけど、収益は単純に「単価×人数」でしかなく、どれだけ努力しても企業の収益に大きな変化はもたらされません。むしろ、頑張った分だけ損をするというという図だよ!