米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は20日、病気療養で休暇中の米電子機器大手アップルのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)が肝臓移植手術を受けていたと報じた。 移植手術は約2カ月前、南部テネシー州で行われた。回復は順調で、復帰は予定通り今月中を予定している。 同紙は、ジョブズ氏が04年に治療した膵臓(すいぞう)がんが肝臓に転移した恐れがあるとする専門家の説明を紹介した。 アップルは1月、ジョブズ氏がホルモンバランスを崩したため病気療養入りすると発表。6月末まで休暇を取るとしていた。(共同)