自動運転のソフトウエアを通信でアップデートするなどネットワークにつながった車が増える中、不正アクセスを防ぐための対策がことしから義務づけられます。これを見越してIT企業の間では車向けのセキュリティーシステムの開発が加速しています。 大手自動車メーカーは、車と外部のネットワークをつなぎ、自動運転のソフトウエアのアップデートやさまざまな遠隔操作ができる「コネクティッド」と呼ばれる仕組みを多くの車種に搭載しています。 ただ、ネットワークが不正アクセスを受ける危険性が指摘されていて、法令の改正でことし7月以降に販売される新型車から順次対策が義務づけられます。 こうした中、IT企業などの間では車向けのセキュリティーシステムの開発が加速していて、東京のベンチャー企業は自動運転の画像認識システムをねらったサイバー攻撃などに備え、AI=人工知能を活用した仕組みをつくっています。 クリエイターズネクストの窪