昨年12月、オペレーティングシステムであるWindows 8の発売と同時に、米国では「Surface」も発売された。Microsoftが初めて出すタブレット型のハードウェア端末だということもあり、大いに注目されていたのだが、日本では、Windows 8は発売されたものの、「Surface」の発売だけが延期されてしまったのだ。私は生粋のMacユーザーだが、Microsoftがつくったハードウェア端末を見たかっただけに、心底がっかりした。 しかし、待ちに待ったその「Surface」がやっと日本で発売されることとなった。 そもそもタブレット端末とはPCと比べてどんな存在なのか。2010年、初代iPadの発売をきっかけに、様々なタブレット端末が急激に普及したわけだが、昨今のタブレット端末は、PCに当然備わっていた「目的」や「機能」を制限し、安価なパーツで構成された、いわばPCの廉価版というような存