「日立は成長路線に入った。今後も当然、営業利益率で2桁を目指していく」――。日立製作所が5月14日に開催した2015年3月期通期の決算説明会の場で、東原敏昭社長兼COOはこう意気込んだ。 前期の売上高は9兆7619億7000万円(前年同期比2.1%増)、営業利益は6004億7900万円(同11.6%増)で過去最高益を更新した。鉄道車両などの社会・産業システム事業や、電線・ケーブルといった高機能材料事業などが好調だった。 今期(2016年3月期)は社会イノベーション事業や海外事業などを柱にした3カ年計画「2015中期経営計画」の最終年度。この2年間で連結売上高は年率約2%成長し、営業利益率は6.2%まで引き上げた。今期の連結業績見通しは、米国会計基準で売上高が9兆9000億円、営業利益は6600億円、営業利益率は6.7%、当期純利益は3300億円と増収増益を見込む。 ただし、中期経営計画の当
「コードを書き続けたい」。こんな想いを胸にはてなへ入社したのが、松木雅幸さんだ。コードを書き続けるよりも、マネジメントラインへキャリアアップが一般的なエンジニアという職種。にも関わらず、なぜ彼は「コードを書き続ける」という選択をしたのか?決断の背景、エンジニアという仕事への想いを聞く。 コードを書き続けるという働き方。 WEB・IT業界のキャリアプランを語るうえで欠かせないのが、マネジメントラインでの活躍。エンジニアとして培った知識・スキル・経験をベースにプロジェクトを成功させるための旗振り役としての活躍が期待され、評価されるのが実情だ。 「エンジニアとしてコードを書き続けるにはどうすればいいのか」 こんな問いを、2014年9月にはてなへ入社した松木雅幸氏に投げかけてみた。元々カヤックで活躍していた彼は、「コードを書き続けたい」という想いのもと、はてなへ入社した。では、なぜ彼ははてなを選ん
Jason Hiner (TechRepublic) 翻訳校正: 川村インターナショナル 2015-05-14 06:00 サンフランシスコで2週間前に開催された「Build 2015」開発者カンファレンスの勢いに乗って、シカゴで先週開催された「Microsoft Ignite」イベントに臨んだMicrosoftは、自社の印象を変える好機を捉えた。 その物語を信じるなら、新生Microsoftはブルドッグというよりむしろグレイハウンドに近いイメージだろう。そして、Microsoftの最高経営責任者(CEO)を務めるSatya Nadella氏は、The New York Times(NYT)に掲載された記事の中で、「過去のドル箱商品を保護することよりも、新しいテクノロジに大きく賭けることに前向きに取り組む姿勢」があると書かれていた。 その言葉は慎重に解釈した方がいい。 Nadella氏が現
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます ビッグデータとアナリティクスが大きな関心を集めていることは明白だが、「Hadoop」の今後2年間の見通しは、明るい部分ばかりではないようだ。 一部のアーリーアダプターはHadoopの成功事例を報告しているかもしれないが、Gartnerの調査に対する回答者の半数強は、さし当たりHadoopへの投資を計画していない。2年以内の投資を予定しているのはわずか18%だ。 Gartnerによると、単にHadoopを優先事項とみなしていない企業もあれば、自社の問題に対してHadoopは過剰であると考えている企業もあり、このことは、予想される利益に比べてHadoop導入の機会費用が高すぎることを示しているという。 既にHadoopの展開、試験運用、また
「不退転の覚悟で先頭に立ち、社員一丸となって達成を目指す」──5億円への減資や社内カンパニー制導入などを柱とした中期計画を発表したシャープ。都内で会見した高橋興三社長は、「不退転」を繰り返し、決意を強調した。「聖域はない」として本社売却も決める一方、液晶事業の分社化などには踏み込んでおらず、投資家は不十分とみる可能性もある。 再建策では、(1)資本金を5億円に減資し、(2)みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行が各1000億円ずつ、ジャパン・インダストリアル・ソリューションズが250億円をそれぞれ優先株として引き受ける形で出資する資本増強に加え、(3)国内の希望退職3500人程度を含むグローバル10%の人員削減などを断行、2015年度で固定費285億円を削減。15年度に営業利益800億円を達成し、16年度に最終黒字転換を果たすという道筋を描く。 目玉の1つは社内カンパニー制の導入だ。現在の2ビジネ
「日立製作所」のことし3月期の決算は海外でのインフラ関連事業が好調だったことから本業のもうけを示す営業利益が過去最高を更新し、来年3月期の決算も海外での好調な業績が見込めるとして最高益を更新するという見通しを明らかにしました。 これは、中国向けのエレベーターなど海外でのインフラ関連事業が伸びたことに加え、円安の効果が業績を押し上げたことが主な要因です。 一方、来年3月期の業績については、イギリスでの鉄道システム事業など海外での好調な業績が引き続き見込めるとして、最高益を更新するという見通しを明らかにしました。 日立製作所の中村豊明副社長は会見で、「原油安で産油国を中心に経済成長が鈍化するリスクもあり動向には注意が必要だが、海外のインフラ事業は引き続き伸びるとみている」と述べました。
「シャープ」のことし3月期のグループ全体の決算は、主力の液晶事業の採算悪化などで、最終的な損益が2223億円の赤字となりました。さらに、シャープ単体のことし3月期の決算は、会社設立以来初めて負債額が資産額を上回る債務超過に陥りました。
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Appleの新たな戦場はエンタープライズ市場であり、その主な武器は「iPhone」と「iPad」だ。Good Technologyの発表したレポート「Mobility Index」によれば、Appleはスマートフォン分野でも、タブレット分野でも、アクティベートされたデバイス数で首位となっている。 しかし、エンタープライズ市場でのAppleの成長は、モバイルデバイスに限られているわけではない。 かつてはクリエイティブな業種でだけ使われていたMacは、ビジネスの世界でも地歩を固めつつある。多くの一般的に使われるビジネスソフトウェアは、Macでも互換性のあるソフトが利用できるため、あらゆるプロフェッショナルが生産性を犠牲にせずにAppleの提
Ubuntu 15.04とLXDではじめるコンテナ型仮想化 こんにちは、mizuno_asです。 2015年4月23日、UbuntuチームはUbuntu 15.04 Vivid Vervetをリリースしました。このリリースから、UniverseリポジトリにコンテナハイパーバイザーであるLinux Container Daemon(LXD)が含まれるようになりました。それではさっそくUbuntu 15.04とLXD 0.7を使って、お手軽なコンテナ環境の構築を試してみましょう。 Photo by Philippe Put – CC BY 2.0 LXDってなんだろう? Linuxカーネルが持つ機能を利用して実現されるコンテナのことをLinux Container(LXC)と呼ぶのはご存じの通りです。それとは別に、コンテナを扱うためのユーザー空間インターフェイスとして、同名のLXCというソフト
大手電機メーカーの東芝は、国内のエネルギー関連の工事で不適切な会計処理が行われていた問題で、現段階では去年3月期までの3年間の営業利益を、合わせて500億円余り下方修正することが見込まれると発表しました。 東芝は、社内に委員会を設置して調査を進めていますが、これまでに判明した不適切な会計処理が過去の業績に与えた影響を13日夜、発表しました。 それによりますと、去年3月期までの3年間の営業利益を、合わせて500億円余り下方修正することが見込まれるとしています。東芝は、今週末にも設置する弁護士や公認会計士などからなる第三者委員会で、さらに詳しい調査を進めてもらうことにしており、その内容しだいでは修正額などが変わる可能性があるとしています。 東芝では「東京証券取引所の指摘を受けて、今回、業績への影響を公表した。株主や投資家など関係者の皆さまに多大なご迷惑をおかけしおわび申し上げます」とコメントし
トヨタ自動車とマツダは、今後、自動車の環境技術など幅広い分野で業務提携することで基本合意したと発表し、どのような商品や技術で協力していくのか具体的な検討を進めることになりました。 両社は、トヨタがマツダにハイブリッド車の技術を提供するなど、すでに提携関係にありますが、今後は両社で委員会を作り、どのような商品や技術で協力していくのか、具体的な検討を進めるということです。 記者会見でマツダの小飼社長は「包括的に業務提携し、商品や技術面で互いに補完すれば、もっといい車が作れるのではないかと考えた」と述べました。また、両社の関係が将来、資本提携に発展する可能性を聞かれたのに対し、トヨタの豊田社長は「今回は、いい車をつくることが最大の目的であり、トヨタは大きな財布ではなく、車づくりのパートナーと思ってもらえるように努力したい」と述べました。 トヨタは水素を燃料にした燃料電池車の技術を持つ一方、マツダ
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