北海道積丹半島西側に位置する神恵内村では、インバウンドや中国への海外輸出などを背景に、主要特産物のウニ・ナマコの需要が高まり、年間を通じて安定的な供給を実現するため、天然資源の漁獲に加え、養殖事業を強化している。しかし近年では、漁業や養殖業の担い手不足や高齢化の影響などで、ウニ・ナマコの総漁獲量低下が課題になっているという。 実証実験では、この課題の解決策として、ウニ・ナマコの養殖にIoTによるモニタリングシステムを導入し、運用管理に富士通が開発した養殖管理システム「Fishtech養殖管理」を活用する。 関連記事 マグロのブロックチェーン、海から食卓まで追跡サービスを開始――米シーフード大手がSAP活用で実現 米シーフード大手のBumble Bee Foodsは、SAPのブロックチェーン基盤「SAP Cloud Platform Blockchain」を活用した製品のトレーサビリティーサ