はてなキーワード: 金田淳子とは
https://twitter.com/kinekofu/status/1701890674021613857
阿部川キネコ@kinekofu
https://twitter.com/w_denki/status/1701769402126086228
@w_denki
最近は「油断した女子中学生の健康エロス」みたいな絵にゲエッとなってしまうので、人の親になってダメになったと言われても、その通りだと胸を張るしかないのです。
https://twitter.com/kinekofu/status/1701891200381546640
阿部川キネコ@kinekofu
https://www.dlsite.com/bl-pro/work/=/product_id/BJ004493.html
変態セクハラ異常教師・田原義男が次々と繰り広げるのは、禁断の美少年陵辱!教室で! 家庭訪問で! 野外で! 果たして蛮行の限りを尽くす彼の行き先には何が待つのか……!? 可愛い男の子満載でお届けする阿部川キネコ流エロギャグワールド!
著者 阿部川キネコ
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その他
ページ数 170
メガネ ショタ 体操着 学校/学園 ボーイズラブ 強制/無理矢理
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50.88MB
「男子小学生が無理矢理凌辱される漫画」描いてた奴が「女子中学生の健康エロス」絵を非難できる立場か?????
まさか「描いてた当時の自分は異常で、今は人の親となったので正常に戻りました」って事?
じゃあなんでこんな漫画今でも電子書籍で新規購入できる状態にしてんの????著作者の権限で配信停止にしろよ。これじゃ筋が通らねーだろ。
こいつ金田淳子、岡田育と同類の典型的なBL無罪論者じゃねーか
刃牙道100話に関して苦言を呈した金田淳子さんのその後のツイート
一応言っとくがゾーニングがどうとかいう問題でもねーだろ。現状商業BLは成人男性向け漫画よりよっぽどゾーニングが機能してないからな
自分たちは少年がグチャグチャにレイプされる表現を楽しんで、男子向けちょいエロ女の子表現にはクレームってこいつらってマジでどういう思考回路して自分の中で折り合いつけてるの???
大前提として、非実在青少年のころに規制反対の立場でロビー活動をしていた腐女子の人も大勢いた。腐女子が表現規制に無関心だった、とはとても言えない。彼女たちの尽力を踏みにじることになる。
ただ、同時に、「男性向け」表現に対する攻撃の先鋒に立ってきた腐女子の人が大勢いるのも事実だ。
たとえば、これまでBLの路地裏レイプ妄想を楽しんできて、『グラップラー刃牙』のBL妄想が書籍やドラマになったりしてるのに、当の『グラップラー刃牙』作中での性暴力描写に異議申し立てをした人とか、『BLの教科書』という書籍の中で男性向けエロは「モノ化」だが女性向けBLは「モノ化」ではないという超理論を展開した研究者とか、そういう「BL無罪」を掲げる人が目立ってきた。
もちろんフェミニストと腐女子を兼任している人はあくまで少数派なのだろうけど、男性向け表現を攻撃するツイッターフェミニストのbioを見ると高確率でBL愛好家だったりする現象があるわけだ(まあこれに関しては、ミソジニーを撒き散らす自称弱者男性アカウントもかなり高確率で男性向け表現を愛好するオタクなので、お互い様かもしれないが)。
そして、「男性向け基準なら一発で18禁とされているようなエロさの本が、BLではゾーニングせずに本屋に並べられてきた」という現実があり、現在はBLにも「男性向け」並の基準が適用されるようになってきている。
「公共広告」にしても、たとえば「レイプしてきた相手を好きになる」という展開(当然セックスシーンもある)を描いたBL漫画はアニメ化されただけでなくアドトラックまで走っているのだが、まったく問題にされることはなかった。他方で、男性向けは、セックスなど一度も描かれていないような作品を使った広告が、スカートの皺だの巨乳を強調する構図だの夜這い設定だのを理由に(BL愛好家も含むフェミニストたちから)叩かれてきた。これはあまりにも不平等だ。
もちろん、理想は、男性向けも女性向け並みの「緩い」規制に戻ることだ。これなら、男女平等と表現の自由を両立できる。
しかし、男性向けが「乳揺れ」や「巨乳JKとのラブコメ」程度のものに対して国連やら議連やらを動員した攻撃を受けている状況では、その理想はしょせん理想に過ぎない。過激なフェミニストにも表現の自由があり、彼女たちの攻撃を抑圧することはできないし、大学教授レベルでの攻撃が行われている(=次代のフェミニストたちにもその理屈が継承されている)ことを考えると、そのような攻撃が数年できれいさっぱりなくなるとも思えない。
そうすると、現実的な男女平等を求める人たちは、「女性向けにも男性向け並の規制を」と主張するしかない。しかし、それは表現の自由の理念に背いている。
図示するとこうなる。
- | 男女平等 | 男女不平等 |
表現の自由 | 男性向けも女性向けもおおらかに(理想論だが実現は困難) | (この立場は想像できない) |
表現規制 | 女性向けにも男性向け並の規制を(女性向けへの規制強化、現実に起こりそう) | BLはよいが男性向けはダメ/男性向けはよいがBLはダメ(ダブスタクソ親父!) |
左上の立場は理想だ。理想だが、近い将来にこれが叶うとはとても思えない。だったら、近い将来に実現できそうな男女平等を目指そう、と考えて規制派に転向する人が出てきても不思議ではない。
増田は表現の自由という理想を信じているし、理想を高く掲げることを重視する理想主義者だ。だから左下のような立場は支持できない。しかし左下に転んでしまった人たちの気持ちもわかる。だって、現実的に左上なんて無理だもの。男女平等を支持する現実主義者は左下に行くほかない。
私たちは表現の自由という遠い理想を掲げてBLなど女性向けの性表現を擁護するか、男女平等という実現可能な目標のために女性向けの性表現への規制を唱えるか、どちらかを選ばざるを得なくなってしまったのだ。
なんか図が変だなと思ったので書き直した。
- | 男女平等 | 男女不平等 |
夢想的 | 男性向けも女性向けもおおらかに(表現規制反対) | 男性向けの消滅/女性向けの消滅 |
現実的 | 女性向けにも男性向け並の規制を(表現規制支持) | BLはよいが萌えはバッシングする/萌えはよいがBLはバッシングする |
こっちの方がマシな図になっていると思うが、改善案があれば聞きたい。
自由の限界は他者の自由の侵害、他者への迷惑をかける地点なので、「(男女)平等でないこと(性別なりなんなりで差別があること」はそれを発生させる「自由」を制限して当然。選ぶも何も、自由の定義でそうなるのよ。
タイトルだけ見て本文読んでないでしょ。
そのどちらかを選ばないといけないと増田が思うなら、『「表現の自由」を「男女平等」では守れない』し、『「男女平等」を「表現する自由」も守れない』となる。表現と男女性別は必ずしも競合するわけじゃない。
タイトルだけ見て本文読んでないでしょ。
表現の自由より、男女平等より、比べ物にならないくらい大事なのは「おもしろい」ことです。すべては「おもしろい」に使役すべきと思ってます。「おもしろい以外勝てん」です。
タイトルだけ見て本文読んでないでしょ。
エンタメ業界の労働者・経営層の半数以上が女性+マイノリティーになれば、自然と落ち着くべきところに落ち着くんじゃね?歴史的に制作現場もビジネス層も男社会だったのは事実なんだから、そりゃ男目線になるだろ
これを二者択一にしてしまうと、「女性の自由を奪ってでも男性の自由を守れ」という暴論になってしまうんだが、それでも、問わないと答えが分からないのか?
タイ本読
表自的な意味での表現の自由と、誰も可能な限り傷つけず、そのなかで広く意見を認める表現の自由はまず違う。男女平等があるならおのずから後者は達成されている。
タ本
”これまでBLの路地裏レイプ妄想を楽しんできて(略)当の『グラップラー刃牙』作中での性暴力描写に異議申し立てをした人と” ←フェミ系社会学者金田淳子のこと。少年ジャンプの萌え漫画を18禁にしろと主張した。
左下の実例さんオッスオッス。左下に宗旨替えするのは理解しますけど、だったら規制派って名乗って表現規制陣営に鞍替えしませんか? あなたのような、左下に宗旨替えしたのに自分を表現規制反対派だとアイデンティファイし続けてる人が、フェミ腐女子と同じくらいには現状の分断を加速させてるでしょ。
『乳揺れ・巨乳バッシングは過剰だがどこかに18禁のような線引きは止むなし』みたいな立場の存在が議論の中に見えてこない。勿論増田に言わせれば表現規制派になるのは分かるが一まとめにするのは雑ではないか?
そういう人たちが声を上げた結果、「あれだけ表現規制反対って叫んでた男オタクがBLの話になるといきなり規制って言い出した……表現の自由戦士の男オタクは信用できない!」となって分断が加速されています。
細かいところに突っ込んで申し訳ないが、アドトラックと駅、公共施設での広告とはだいぶ毛色違いませんか?。バニラとか、あれ他県からトラック回して審査回避してるよね。アドトラックはかなりダーティなものでは。
えっ? 公道を走っているという点では誰もの目に触れる可能性があるわけでしょう? たとえば購読者じゃないと読めない日経新聞の広告より全然「公共」の広告ですよね?
先日の『月曜日のたわわ』バッシングでは、広告それ自体だけじゃなく、巨乳JKとのラブコメという程度の内容の原作も、東工大准教授の人が国連女性機関の権威を持ち出してバッシングしてたじゃないですか? 『ラブライブ!サンシャイン』のみかんポスターは、原作にはまったく性行為の描写は登場しないのに、スカートの皺が卑猥、という理由でフェミニズム研究の大家からバッシングされて、一部のフェミニストからはエロアニメ呼ばわりされてたじゃないですか? その基準からいくと、男性に対するレイプ描写が普通にあり、性暴力の被害者が加害者を好きになるという展開のBL漫画の広告が公道走ってる時点で、どんな抑制的なデザインだろうがあり得ないっしょ? 『宇崎ちゃんは遊びたい!』のポスターのときは、ポスターのデザインだけじゃなく原作にまでケチつけてるフェミニストの人が大勢いたんだから、仮にそのバッシングを正当だとするならば、当然、アドトラックだけじゃなくて原作の『抱かれたい男一位に脅されています。』も叩かれないとおかしいっしょ?
いや、もちろん『だかいち』が叩かれる必然性は何一つないし、仮にだかいちバッシングが起きたら反対しますよ。でも、あのトラックに公共性がないみたいな理屈はおかしいし、萌えアニメのポスター程度を問題視してきた連中が『だかいち』に何も言わないなら、「BLは特権階級なのか」という不満を持つ人も出てくるでしょう。簡単な話だと思うんですけど何でわかんないんですか?
このBLのアドトラが問題視されないのはトラックの絵には性的な描写がないからだと思う。作品の内容は公共の場には出てないので広告絵単体の比較。もしチンコを強調した絵なら問題になるはず。
「広告絵単体の比較」ならなんでスカートめくりとか夜這いとかの設定をパネルじゃなくてウェブに書いてた温泉むすめはあんなに叩かれたんですか???
たかだかスカートの皺が、ボタンを持って振り向く少女が、デカいリボンの後ろで微妙に揺れる乳が、大学教授やら国連女性機関やらフェミニスト議連やらが出てくるほどの騒ぎになったのに、なんでこのトラックの絵には何も問題がないことになるんですか???
ゾーニングが適切に行われればほとんどの問題は解決するので、ゾーニングを「規制」って考えるんじゃなくて「自由を守る盾」って考えるように発想を転換することから始めてみればいいんじゃないかなあ。
そもそも宇崎ちゃんポスターも高海千歌のみかんポスターも交通安全啓発のご当地VTuberもたわわ広告もゾーニングの必要なんて存在しない程度の表現だったのにあんなにバッシングされてたし、温泉むすめはパネルに書かずにウェブに書いてた設定をわざわざ検索して文句つけたフェミニストの人もいましたよね。服を着た胸のでかい女子大生が煽ってくる広告やスカートに皺の寄ったJKがみかん持って微笑んでる広告や制服JKがボタン持ってこっちを振り向くだけの表現にまでゾーニングが必要、というのなら、それはもう普通に表現規制でしょ。ゾーニングゾーニングって言う人は結局規制論者じゃん。
増田は一発18禁レベルのBL本をゾーニングせずに本屋に並べて、小学生も自由に読めるようにすべきだという考えなの? 表現規制に反対している人でも、ある程度のゾーニングは必要だという意見が大半では?
本屋が自発的にそうするなら止めませんが、法や条例で陳列方法を強制されるのはどうかと思いますよ。そういう書店があってもいいでしょう。親御さんは書店を選ぶ自由を行使してもらえれば……
性犯罪セクハラ被害への理解が進んで減るなら男性向け規制も本来不要でそっち行くべきなのに行かないなら「男性向けだけ規制」だよ。女性向け放置でも現状の女性が受けてる性的消費ダメージを男性は受けないし
マジでBL無罪って考えてるんだ……じゃあBLは性的少数者をモノ化し彼らへのステレオタイプを助長している性的少数者差別コンテンツだって話する? 性的少数者の人たちを「受け」「攻め」というセックス時のポジションで分類するのは彼らの存在をセクシャライズし彼らの人間性を貶める表現なので、性的少数者への偏見がひどいうちは規制されても仕方ない、って話もしよっか? 少なくとも同性婚すら実現してない国でやっていい表現じゃないよね? 私はもちろんこんな主張には賛成しないけど、あんたらの理屈を敷衍するならそうなるよな?
ところで、容姿端麗な女性しか採用しないと明言している劇団が仮にあったとしたら、女性に対する容姿差別を助長するわけだから、女性差別劇団として攻撃されても仕方ないんじゃないの? 仮にその劇団がBL的な演目をやってたら、それは性的少数者への文化の盗用だから、欧米の基準ではありえないよね? 仮にその劇団が濃い目の肌色になるようなメイクをして『アイーダ』を上演してたら、それはブラックフェイスだからアメリカでは一発でキャンセルされるやつじゃん?
え? その劇団に女性ファンが沢山いればセーフ? ラブライブにも大勢の女性ファンがいたけど焼かれましたよね? 女性ファンの存在はそのコンテンツが女性差別的であることを何ら免罪しないってことでしょ? まして性的少数者からの文化盗用やブラックフェイスは、女性ファンの存在では免罪されないどころか、むしろ他者への客体化だから余計に罪が重くなるんじゃないの?
もちろん私は仮にそんな劇団があったとしてもそれを攻撃するつもりも規制を主張する気もないけど、男性向け文化は有罪だけど女性向け文化は無罪、っていう態度をいつまでも採るなら左下に闇堕ちするぞ。性的少数者のモノ化やブラックフェイスという誹りから女性文化が逃げられるだなんて思うなよ。死なばもろともだ。
巨乳女子大生がウェイトレス姿で注射が怖いのかと煽ってくる献血ポスターが女性のモノ化で女性蔑視、胸元のリボンの後ろでよく見ると胸が揺れてるヘソ出しルックのVTuberは性犯罪の誘発なんでしょ? 仮にそれらの理屈を是とするなら、MSMの人たちをステレオタイプに描いたジャンルであるBLは差別扇動だし、美女ばっかり集めた劇団が濃い目のドーランで『アイーダ』やるのはルッキズムとブラックフェイスの合わせ技でキャンセル一択でしょ?
ブログ運営が主だった頃のこの人の文章を読んで、フェミニストにもまともな人はいるんだって希望を持てた人。
現在のお気持ち共感至上主義で、人権人倫リベラリズムなにそれ美味しいの?なツイッターフェミニズムとは一線を画し、
論理的一貫性の重要さを手放さず、リベラリズムを手軽に捨てることの危険性をしっかり理解しているこの人の主張は非常にとっつきやすかった。
(でも本人的にはラディフェミらしい)
フェミ界隈内部でおかしなことが起きていた場合には、きっちり内部批判を行うし、
フェミ側主張の論理・論拠が弱い部分では、正直に率直に、その様な留保・限定付きの主張でしかないことを隠さない。
そういった態度が逆にフェミニズム論者としての信頼性・説得性を高めていた。
なお現在は膝に矢を受けてもっぱらTwitterでくだを巻いている模様
性的に潔癖症だったり、逆に綺麗ごとまみれに性的に自由だったりする一般的なフェミニストのイメージとは異なり、
モブレ(男x男)が癖というド直球ポリティカルインコレクトな内面を抱えたフェミニスト。
この人に関しては「マトモなフェミニストである」実績値というよりも、
上記のような闇の癖と最先端フェミニズム理論が金田先生の中でアウフヘーベンされることで、
今のポリティカルコレクトネス・キャンセルカルチャーの隘路に陥りつつあるフェミニズム界隈を打破・突破するような
画期的な新フェミニズム理論が生まれることを期待しての、期待値でのエントリーとなる。
なお本人はTwitterで「私のモブレ妄想は、実は同意にもとづいた綺麗なモブレ」とか逃げを打った模様
245697148 # okisayaka: おきさやか(Sayaka OKI)
89597843 # junkogita: KOGITA JUNKO/小木田順子
1091074676 # kaneda_junko: 金田淳子|実写ドラマ化ッッ
99571421 # Cristoforou: saebou --> 北村紗衣
226014600 # shintak400: 河野真太郎/Shintaro Kono
2252028188 # koba_editor: 小林えみ:Emi Kobayashi,editor
14176447 # frroots: KOMIYA Tomone
740153791 # akishmz: SHIMIZU Akiko(清水晶子)
4447020436 # keisoshoboedit: 勁草書房編集部 --> 関戸詳子 & 橋本晶子
109844942 # atonton28: Aki Tonami
1103426300105043970 # __etcbooks: エトセトラブックス --> 松尾亜紀子
1039708784644513792 # nayuta_miki: 三木那由他
941441053 # tababooks: タバブックス --> 宮川真紀
2438775940 # my_my_me_mine: 八谷舞
52646196 # yamtom: 山口智美
まぁ、後々役に立つこともあるかもね
オープンレター問題は「人文学」という主語で語られがちだが、オープンレターの発起人の出身大学が非常に偏っていることが気になる。
現在残っている発起人のうち、「人文学者」と呼べそうな大学教員、研究者をピックアップして、その出身大学を記すと、以下のようになる。
清水晶子氏→東京大学/ウェールズ大学卒、ウェールズ大学大学院修了
※上記はresearchmapおよびWikipediaを参照して作成している。
小宮氏、三木氏、山口氏を除いて、全員が東京大学の学部か院を出ている。
このような偏りは、東京大学が最も偏差値の高い日本の大学であるからして、東京大学出身の研究者の母数が多い、という話では説明できない。
多いと言ったって、東大は1つ、その他に研究者を輩出してきた大学は20や30はある。40や50くらいあるかもしれない。これらの大学出身者がほとんど含まれないのは、多様性やグローバル化を率先して推進してきた人々のコミュニティの形態としては極めて不自然である。
オープンレター発起人の中には、グローバルな視野を強調する研究者もいるが、オープンレター発起人のメンバーからは、そのようなグローバルさは感じられないし、むしろ内輪の狭いコミュニティですべてがまわっている印象を受けざるをえない。
(ちなみに、オープンレターに名前の挙がっている呉座勇一氏も東京大学出身であり、この度の騒動の中心人物はみな東京大学関係者だったりする。)
東京大学出身の研究者がやや特別な地位にあることは、特に根拠を示す必要を感じないので示さないが、人文学系学界では周知のことと言える。
東京大学は、「植民地」と呼ばれる非常勤先や就職先を多数確保しており、東大出身者を、研究能力とは別の力学で、優先してそこに就職させてきた。
(京都大学も当然同様の要素があるが、やっぱり「強い」のは東大だ。ただ、この強弱は分野によって違うかもしれない。)
そして、そのような天下りともいえるポストをゲットしても、それを天下り、既得権益、つまり特権とは思わず、私は東大出身で優秀だからポストを獲得できたんだ、という思考回路に陥る大学教員がたくさんいるのである。彼らの中には、東大が最も優れた大学であり、東大以外の大学出身者は「東大に入れなかった人である」、と信じている者もまれではない。そして、自分たちは偉いと信じている。このことはまったく証明する必要を感じない、周知の事実である。
東京大学出身の研究者は多く、当然のことながら、非常に尊敬できる、素晴らしい人格を持った大学教員はもちろんたくさんいる。
しかし、このような素晴らしい人格をもった東大出身の大学教員は、上記のような現状を決して否定しないであろう。
このような現状は、女性差別的なアカデミズムの慣例と同じくらい、負の影響をアカデミズムにもたらしている、このことも周知の事実だろう。
しかし、このような、誰の目にも明らかな問題構造については、誰も批判しないし、できないのである。
オープンレターが掲げた志は理解できるが、東大集団にいわれてもシラける、というのがオープンレターを読んだ初見の感想だ。
理系の状況はわからないが、おそらく似たような構造があるのではないだろうか。
つまり、オープンレターで明らかになった大学教員の醜態は、人文学者の醜態というより、東大をめぐるアカデミズムの権威主義という、文理問わず共通の、醜い醜い構造があらわになったものなのではないだろうか。
人文学ではなく、東京大学をめぐる力学を、ほかならぬ東大出身者が自省して自浄してほしい。
他大学出身者は、それこそハラスメントや今後の不利益を考慮すると、それを成すのにあなたたちの100倍勇気が必要なのだから。
例のオープンレターにはこんな一節がある(以下、引用者による省略は[ ]でくくって示す)。
これって、発端の先生が熱心に「高い倫理」について論じてらした宇崎ちゃんの献血ポスターへのバッシングのことでしょ。もちろん他にもあるのかもしれないけど、メンツ見たら「あ、あの件」ってわかる人にはわかるよね。
これまで赤十字が(女性向けゲームも含む)色々なコンテンツとコラボしてきて『宇崎ちゃんは遊びたい!』とのコラボはその一環だったという経緯、「売血」を問題視しておきながら10回献血すればおしゃれな杯がもらえたりモーターショーで献血すると限定トミカがもらえたりすることには一切言及せずオタク向けコンテンツとのコラボだけをことさらにあげつらう偏り、ポスター擁護派へのバーレスクやらを持ち出した煽り、このあたりにめちゃめちゃ腹が立ったので今でも献血ポスターバッシングに加担した人たちのことは許せてないんだけど、こういうふうにさらっと書かれたらこういった経緯を全然知らない人はスルーしてそのまま署名しちゃうでしょ。
このオープンレターに賛同したらあの献血ポスターバッシングに賛同することになる以上、当たり前だがポスター擁護派の増田は署名なんてできようはずがなかった。
オープンレターの発起人の中には、「金田淳子 やおい・ボーイズラブ研究家」という方がいらっしゃる。普通の賛同署名ではなく発起人の欄に書かれているので、お名前を勝手に使われたのではなく紛れもないご本人だろう。
そうすると、ご自分の過去の言動についてはどう思っていらっしゃるのかなというのは気になるところだ。では、ここで2019年に金田氏が自著の出版に際してなした発言を見てみよう。
なるほど、「ケツの穴が小さい」という慣用句にかけた性的なジョークを披露なさっている。ところで、板垣恵介氏は金田氏の以前からの親しい友人というわけではなく、『刃牙』を元ネタにした書籍の発刊にあたって許諾を取ったという関係の、いわば仕事相手であろう。ということは、金田氏は「仕事相手に対してオンラインメディアで多少性的なジョークを言うのくらいは別に構わない」という立場を採っていらっしゃるわけだ。それ自体はひとつの見識であろうと思う。人には表現の自由というものがある。しかしそのような立場の方が、オンラインでの「遊び」に対してNOを突きつけるオープンレターの発起人に名を連ねていらっしゃるというのは、なかなかに興味深い事態ではないだろうか。
なお、マイノリティということで言うなら、男性同性愛者が苛烈な差別にさらされているマイノリティであることに異論はなかろうと思う。ところで、BLややおいという文化は、彼らを性的に客体化し、消費するものであり、もしも女性を「性的消費」することが女性差別的な文化であるなら、男性同性愛者のセクシュアリティを消費しているBL/やおい文化もまた、男性同性愛者への差別にあたるはずだ。個人的には性的客体化も性的消費も好きにすればいいしそんなのは差別ではないと思うので、女性を性的客体化した表象が問題ないのと同様に、男性同性愛者を性的客体化することを楽しむジャンルであるBLも問題ないと考える。しかし「性差別的な表現」を批判するオープンレターにBLを肯定的に捉える立場のBL研究者が参加しているというのは、「もしかしてBLのことを性的客体化だと認識してないんですか?」という深刻な問題を惹起するだろう。
【追記】金田氏の過去の発言について、『ユリイカ』での荒木飛呂彦氏への発言が取り沙汰されることがある。荒木氏本人に向けて「ディオは[……]何百人もの男たちに慰みものにされてきた」という発言を行った箇所だ。しかしこれはある作品の解釈を論じているという文脈であり、作品解釈を著者に向けて披露することが直ちにハラスメントということにはならないはずである。板垣氏へのアナル発言のように著者本人の身体部位をからかいの種にしたわけではない(なお、アナル云々について「謝罪はされている」という指摘はあるが、「『アナル』の多用」についての謝罪であったので、「仕事相手に向けて性的なジョークを言う」ことそのものへの謝罪ではないように思われる。もちろん氏には「仕事相手に向けて性的なジョークを言ってなにが悪い」と主張する自由がある)。漫画作品にはいくつもの解釈があり得、その中には性的な解釈も当然あるだろう。もしも金田氏が本気でそのような解釈も成り立つと考えているのなら、それを著者の前で論じたとしてもなんの問題もない。男性研究者がある少女漫画――そう、忘れられがちだが『ジョジョの奇妙な冒険』は少年漫画なのである――について「このキャラは男とヤりまくっていると思う」と女性の作者に向けて発言するようなものだろう。仮にそのような解釈が成り立つなら、そういった発言も許されてしかるべきである、と、ゴリゴリの人文系である増田は考える(文学作品の解釈において「作者の気持ち」には何の意味もないことはもはや常識であろう。作者本人にとっていかに不愉快な解釈であってもそれが成り立つことはあり得るはずだ)。
問題発生当初から、周囲の研究者があれはアカハラだと言っていたことに非常に大きな違和感があった。なるほど中傷した人もされた人もどちらも博士号を持っていて、大学に職を得ているアカデミアの住人ではある。しかしそれは「アカハラ」か? 中傷された人は、中傷した人と何らの面識もなく、大学や学会等での関わりもなく、そもそも専門分野がまったく違っていた(日本中世史と英文学って、分野も対象地域も違うから出身大学院や勤務先が同じでもない限り基本的には接点がない)。さらに中傷した人は、大学准教授以外にも作家や弁護士といったアカデミアとは無縁の人に対しても中傷を行っていたことが明らかになっている。
そうすると、これは単に「リベラルやフェミが嫌いなネット民が、リベラル派やフェミニストの言論人に対して中傷を行っていた」という案件ではないだろうか。たまたまネット民と言論人の双方が博士号とアカポスを持っていただけで、本質的にはアカデミアの問題とは思えない。だから問題がないと言っているわけではない。例のオープンレターは増田には「帰宅途中の銀行員が夜道で財布を奪われた事件を『銀行強盗』と呼んで行員の組合が抗議声明を出している」ように見える。いや、確かに銀行員が強盗の被害に遭ってはいるけど、それを銀行強盗とは呼ばんやろ……
そう、発端の先生は学者であると同時に言論人でもある。いくつかのオンラインメディアに社会評論的な記事を書いておられる。そのこと自体にはなんの問題もない。学者が自分の専門知識を活かして言論人として活躍するというのは表現の自由であり、なんら制約を受けるべきではない(呉座勇一氏も似たような立ち位置だったといえる)。
しかし言論人というものは、しばしば見ず知らずの人から口汚く罵られたりあてこすられたりするものだ。たとえば百田尚樹氏は、ご自分の社会評論を発表したことで、非常に大きなバッシングに遭っている。当然それにはなんの問題もない。百田氏の思想や彼の著作を気に食わない人は、たとえ百田氏となんの面識がなくとも、彼のことを痛烈に批判したり、事あるごとに彼の名前を出してあてこすったりするだろうし、それは表現の自由に属する(「百田尚樹はクソッタレの極右だ」「ウィキペディアを参考にして本を書くとか、百田尚樹かよw」「コピペは許されないだって? 百田先生への悪口を言うのはやめてさしあげろ」etc...)。もちろん、性差別や容姿差別はたとえ相手が百田氏だろうと許されるべきではないが、出版された著作に基づくこの種の批判を浴びるのは仕方ない。
これらの罵倒や当てこすりになんの問題もないと思うなら、同じ判断基準を他の言論人にも適用すべきだろうと増田は考える。増田は、百田氏に対するその種の批判は表現の自由の範疇に属するものだと思う。したがって、件のオープンレターには賛同できなかった。
昨今騒がれている署名の偽造については、もちろんオープンレター発起人に悪意があったわけではなく、悪意を持った何者かによる悪戯であろう。そこは同意するし、悪戯の被害に遭って気の毒に思う。
しかし、研究者同士のメーリスで回覧するとかではなくグーグルフォームで広く署名を募った以上は、そういう愉快犯が紛れ込んでくることはどうしたって避けられない。これはネットでの署名活動にまつわる常識であろう。したがって普通は、ネットの署名は「○○筆の署名が集まりました!」とだけ広報し、第三者はそれを1割から2割ほど差っ引いた数字で捉えるものだろう(たとえば、7万筆ほど集まった署名なら、まあ6万人くらいが署名したのかな、と捉える)。
アカデミアに関する抗議声明がしばしば組織(大学や学会)の名の下で行われる理由のひとつは、その声明に信憑性を持たせるためだ。信憑性を持たせるためにはある程度の権威主義が必要になってくる。今回の場合、たとえば大学などの組織が発行したメールアドレスから送信された署名のみ受け付けて、フリーメールアドレスからの署名は弾く、というような手法も考えられた。ところが「マイノリティの声を拾い上げる」というのを信条にしている研究者諸氏は権威主義が嫌いなので、アカポスを得られていない研究者はどうするんだ、とか、在野で活動している人はどうするんだ、といった配慮をしてしまったのだろう。その優しい配慮は学会の運営などでは必要なものだが、今回はそれが裏目に出てしまった。不幸な出来事だったと思うが、しかし信憑性を確保できない以上、ここは個々人の名前を出すべきではなかったのではないか。「○○筆の署名が集まりました」で十分だろう。次からの教訓にしてほしい。
気持ちはすげーよく分かる。
だが「フェミはあなたが復讐するまでもなく滅びる」と思ってる。
もう限界点に達してる。
というのも、「嫌われてる」から。
あるいは、「格好いいから真似したい」と思う?
もしくは、「共産や立民のケツモチ政治家に投票したい」と思う?
思わないでしょ。
むしろ、「滅びろ」って思うでしょ?
みんなそう思いつつある。
あなただけではない。
多数がそう思いつつある。
その証拠に、今回フェミジェンダーを争点にしてたのに、選挙で勝てないでしょ?
惨敗してるでしょ?
"最近は最大野党である立憲民主党も”フェミの仲間になったと君は嘆く。
勝ったのは維新。
連中は滅びる方向である。
なのに連中は方向転換する見込みがない。
あと数年でボロボロに滅びる。
安心してくれ。
フェミによる攻撃なんて、ここ30年の激動の時代を観ていたら、ピンチのうちにも入らない。
あと、君は相手に炎上を仕掛けて燃やすことを考えているようだが、残念ながら、炎上は仕掛けられた方にも微妙にメリットが働くことがあるのだ。
例えば、
炎上させられて知ったから「宇崎ちゃんを買った」「娘の友だちを買った」「JAなんすん商品を買った」「戸定梨香にスパチャした」「温泉むすめの温泉宿に泊まった」という人間が相当数いる。
それが良かったことだとは言わない。
しかし、連中にとっては「喉から手が出るほどほしい金と人気を手に入れるチャンス」であるということだ。
連中の権威などとっくの昔になくなっており、「社会学は心理学と並ぶ疑似学問」だというのはもう常識だ。
「そういうデータでもあるんですか?」
「嘘つくのやめてもらっていいですか」
ひろゆき論法は感心しないが、ひろゆき論法で十分なぐらいのガバガバ理論しか連中は持っていないのだからしかたない。
韓国でも、中国でも、「こいつらやばいよね」の合意ができつつある。
だから、同じ手法を使って復讐すると自分たちの折角の有利ポジションが消えることになる。
だが待て。
まだ早い。
次もジェンダーだのフェミだの言って選挙を戦えば、確実に総崩れになる。
そうしたら、連中の後ろにいるクソのような政治家たちも逃げ出す。
その時まで待て。
まだ早いぞ。
「その間に連中が方針転換したらどうするんだ」と言うかもしれない。
連中はそのままだ。
永久に変われない。
いまは待て。
待ちの一手だ。
あと、君は、社会学者・金田淳子氏の著作「『グラップラー刃牙』はBLではないかと1日30時間300日考えた乙女の記録ッッ」をキャンセルしたいと考えているようだが、それも的はずれだ。
「フェミニスト側の作家が同じ目にあったら流石に自分たちが間違っていたと気づくだろう」
という期待があると思う。
かつては俺もそう思っていた。
そもそも、「BL好きとか、ラブライブ好きのフェミ」もいたのだ。
BLは毎月不健全指定されてamazonから消えている。ラブライブのみかんも嫌がらせにあった。
気づいてない。
そして、連中には、「金、票、人気」がないのだ。
気にすることはない。
むしろ、ここで、キャンセルカルチャーを発動させるのは、相手にプラスに働く可能性が高い。
だからもうちょい待て。
連中には
「金」「票」「人気」「他者の価値観を尊重する度量」の4つがない。
だから滅びる。
もう少し待て。
もしもフェミ以外に敵がいないというのならば、いまGOサインを出すことも可能だと思うのだが、残念ながら、
刺し違えてでも倒すべき相手ではない。
だからもうちょいまて。
フェミだけを見るな。
醜いものだけを見るのをやめて、温泉にでも行ってゆっくりしてくれ。
フェミにキレて暴れるよりも、オタクで一生を送るほうが、コンテンツにはプラスになるんだ。
キャンセルカルチャーをキャンセルするには?――対抗戦略の具体的検討|青識亜論 @BlauerSeelowe #note https://note.com/dokuninjin7/n/nd5ab25632c6f
これを読んで思ったことを書く。
ここでは青識氏は、松戸市を拠点に活動するVtuber・戸定梨香氏が、同市の増田かおる市議率いる
全国フェミニスト議員連盟によって「キャンセル」された事件(以下「松戸市VTuber事件」)に対し、
表現の自由を重んじる側が対抗手段として署名活動を行ったことを取り上げている。
大田区議を筆頭とした有志連合の積極的な活動によって7万1千筆以上の署名が集まり、
これは、当事者であるVTuberの運営会社の板倉社長(これも女性だ)も署名活動に参加し、
女性対女性の構図に持ち込んだ事が今回のような状況に持ち込めた理由だと考える。
もし、板倉社長が私のような「キモいおじさん」だったとしたら、
今回のように、フェミニストへの疑問の声が7万1千筆も集まっただろうか?
答えは否だ、と私は思う。
結局、表現の自由でさえも、弱者を旗印に立てないと、有効な戦術を採る事は出来ない。
更に言えば、火付け人である全国フェミニスト議員連盟は、今もって沈黙を貫いている。
市民の一票を預かる代議士としてどうなんだ、という批判も当然あろうが、
7万1千筆の署名をもってしても、全国フェミニスト議員連盟からは質問状の撤回はおろか、
ステートメントの1つも引き出すことは出来なかった。
署名運動は確かに、「数」という明確な数値で、「空気」に抗いうる手段であっただろう。
しかし、今回のように、
①当事者が賛同しており②署名運動にかかわるキーパーソンがおり③明確かつ妥当な目的がある
これらの条件が奇跡的に揃った状況でさえ、フェミニスト議員連盟に対する「勝利」は得られなかったことを、
発起人である青識氏にはきちんと総括して欲しい。
これについては、青識氏の指摘は一部で的を得ているといえる。
『炎上の担い手であるフェミニストや左派は、必ずしもBL系コンテンツの消費者ではない』
これはその通りだ。極まったミサンドリストは、創作上であっても男性の登場を嫌う。
しかし、例えば社会学者・金田淳子氏の著作「『グラップラー刃牙』はBLではないかと1日30時間300日考えた乙女の記録ッッ」を
キャンセルできれば、一罰百戒、フェミニスト側の不正義を明らかにすることができるのではないだろうか。
只でさえ、社会学系論文は査読にさらされる機会も少なく、アクティビストの色を強く持つアカデミシャンであれば
あるほど、自著によってその論拠を置く事が多い。
ゆえに、正当な、学術的手段で彼ら/彼女らの権威を削ぐ事は極めて難しいを言わざるを得ない。
http://sociology.jugem.jp/?eid=277
ならば、BLではなく、その自著を1冊1冊炎上させることで、彼ら/彼女らの権威を削ぎ、
「社会学・何するものぞ」という機運を醸成していくことは可能だと考える。
(具体的にそれらをどうやって炎上させるのか、という方法論は検討する必要がある)
**【戦略3:キャンセルカルチャーを克服する「新しい文化」の創出】
「実際に消費することによって支援し、「プラス」を届ける戦略もまたありうるのだ」
「キャンセルで生じる損失の何倍もの経済的利益が生じ、何十倍もの暖かな言葉が届けられる」
私は、これこそが一番馬鹿げていると思う。
何故なら、私達オタクがいくらお金を注ぎ込もうとも、「キャンセル」の波は止められないからだ。
フェミニストたちは指先一つで生み出したツイートで経済的・社会的損害を与える事ができる。
確かに私も、碧志摩メグのクラウドファンディングに参加し、支援を行った。
しかし、彼女は今もって、当時のキャンセルによって剥奪された「公認」を取り戻してはいない。
「クラウドファンディングをやります!」
「買って応援!」
聞こえは良い。だが、フェミニストとオタクの間には、「キャンセル」と「支援」の間には、
絶望的なまでのリソース格差が存在することを忘れていないだろうか?
フェミニストは、クラウドファンディングで幾らお金が集まろうが、署名が集まろうが、
フェミニストは、「私達のおかげで知名度が上がり、アップデートできたね!」とまで嘯きながら、
最近は最大野党である立憲民主党も、フェミニストに取り込まれて、その勢力に親和的なツイートや、
政策の打ち出しを行っている。
それに対して我々はどうだろう?山田議員や藤末議員が積極的に動いていただいているものの、
青識氏の唱える「エンカレッジ・カルチャー」が根付くまでの間にも、
しかし、もし次に私の好きなコンテンツが焼かれたとして、その仇は誰も取ってくれないのである。
青識氏でさえも、「エンカレッジカルチャーが根付くまでの辛抱です」として、
達成条件のわからないゴールを呼びかけるのだ。
私は問いたい。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 144 | 16233 | 112.7 | 37 |
01 | 83 | 5954 | 71.7 | 35 |
02 | 52 | 5017 | 96.5 | 51 |
03 | 24 | 3737 | 155.7 | 41 |
04 | 10 | 3672 | 367.2 | 174.5 |
05 | 38 | 3046 | 80.2 | 77.5 |
06 | 63 | 5645 | 89.6 | 44 |
07 | 76 | 4200 | 55.3 | 39 |
08 | 120 | 7898 | 65.8 | 28.5 |
09 | 179 | 14462 | 80.8 | 33 |
10 | 219 | 24108 | 110.1 | 37 |
11 | 100 | 10127 | 101.3 | 48 |
12 | 186 | 14852 | 79.8 | 46.5 |
13 | 168 | 11756 | 70.0 | 33 |
14 | 147 | 15552 | 105.8 | 36 |
15 | 126 | 10914 | 86.6 | 42 |
16 | 152 | 15632 | 102.8 | 39.5 |
17 | 219 | 14120 | 64.5 | 35 |
18 | 153 | 15054 | 98.4 | 34 |
19 | 129 | 7912 | 61.3 | 33 |
20 | 154 | 15412 | 100.1 | 41.5 |
21 | 172 | 16522 | 96.1 | 39 |
22 | 117 | 11768 | 100.6 | 36 |
23 | 141 | 9929 | 70.4 | 35 |
1日 | 2972 | 263522 | 88.7 | 38 |
村上茉愛(8), アッシー君(4), 5d3(6), ワイルズ(3), 30円(3), 英会話教室(7), ジルベール(3), 3分間(5), フェルマー(3), 通信社(3), 干し芋(5), 金メダル(18), 洗濯機(11), 靴下(8), 反対派(12), 人殺し(18), パラリンピック(8), ネットリンチ(8), 寄生(8), アスリート(20), フェア(7), 接種(51), 選手(52), 五輪(62), 中傷(20), 感染拡大(19), 死者数(9), キャンセル(12), 特権(9), 打っ(28), ワクチン(93), 株(28), 誹謗中傷(19), オリンピック(66), 緊急事態宣言(28), 予約(17)
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『金田淳子氏の刃牙に対する主張はそれほど間違っていたんだろうか…?という疑問の日記。(anond:20210729090330)』
『フェミニストと会話する上での困難ポイント(anond:20210729143953)』
この増田の筆者はそれぞれ別人だと断言出来る。
何故なら、自分はanond:20210729090330を書いたけど、anond:20210729143953は書いていないからだ。
というか、自分はこういう攻撃的な意思が伝わる文章は他人に対しても自分に対しても、書かないし書けない。小心者なので、性格的には向いてない。
自分に書ける事は、自分の思っている事を自分の内面から引き出して書く事くらいだと思う。
金田淳子氏の刃牙に対する主張はそれほど間違っていたんだろうか…?という疑問の日記。(anond:20210729090330)
を書こうと思った切っ掛けは、今期放送されたアニメ「平穏世代の韋駄天達」の1話の感想をTwitterで調べた事が切っ掛けだった。
ネタバレになるけれど、このアニメは1話のラストで衝撃的なレイプシーンが始まった。
原作漫画はあの「ベルセルク」が連載していた青年漫画雑誌・ヤングアニマルらしいので掲載誌的にはそれほど驚く事でもないだろう。
ただ、現在絶賛二期が放送中の「小林さんちのメイドラゴン」と原作者が同じ作品という事で期待していた人にはショッキングだったと思う。自分がそうだった。
1話の視聴を終えた後、すぐさまTwitterで作品名+レイプというワードで検索し感想を調べた。アニメの感想をリアルタイムで調べるにはここが一番反応が速くて良いから。
原作未読でこのアニメを見た殆どの女性がレイプシーンに猛烈な嫌悪感を示していたと言っても何の誇張表現でも無いと思う。
それはそうだ。番組の最後でか弱い女性が複数人の男に突如性的暴力を振るわれたのだ。どうしてこれを見た女性が快い気持ちになるだろうか。
「刃牙」シリーズの最新話で範馬勇次郎が一般人に性暴力を振るった事、「刃牙」のファンである金田淳子氏がそれを見て範馬勇次郎に抗議の意思を示した事。
「勇次郎は元からそういうキャラだし今更何を言っているんだ?」という意見も多かったが、刃牙をよく熟知して居る金田氏が何故今になり勇次郎の悪行に抵抗感を持ち始めたのか。
平穏世代の韋駄天達とグラップラー刃牙への非難、そこに共通する物とは何か。金田淳子氏の「刃牙」への、範馬勇次郎への主張はそれほど間違っていたのか。
この疑問を、自分は日記に書いてみたいと思った。自分がBLやレイプに対してどういう考えでどういうスタンスなのかは、中立であるために伏せさせてもらいたい。
ニコニコ大百科に『あたまゲームスパークなの?(https://bit.ly/2V1K4Ux)』
という記事を投稿した『!?(https://www.nicovideo.jp/user/54150114) 』
というユーザーと、
はてな匿名ダイアリーに『フェミニストと会話する上での困難ポイント(anond:20210729143953)』
を投稿した増田は、同一人物かあるいはそうでなくても非常に近しい存在ではないかと自分は思っている。確信は無いので違うかもしれないが。
大体、増田についさっき投稿されて日記の中で使われた造語が増田と直接関わりないニコニコ大百科に記事として投稿されるなんて事があってたまるか。
という訳で、自分が知る限りの事は増田に開示してみた。これが今後増田が推理する上で何らかの参考になる証拠になれば、この日記を書いた甲斐もあるな…と自分は思う。
上記3つのサービスにおいてきな臭い動きが観測されたので記録を残しておく。
最近よく見られる「フェミニスト」を攻撃するための何らかの工作ではないかと疑っている。
2021年7月29日9時3分30秒、はてな匿名ダイアリーに以下の記事が投稿される。
『金田淳子氏の刃牙に対する主張はそれほど間違っていたんだろうか…?という疑問の日記。(anond:20210729090330)』
その後、この記事といくつかのトラックバックが立て続けに非公開3ブックマークされ注目エントリ入りする。
しばらく間をおいて『フェミニストと会話する上での困難ポイント(anond:20210729143953)』も同様に注目エントリ入り。
その様子は『非公開3ブックマーク記事の記録(anond:20210729100618)』でも触れている。
ハッキリ言っておくが、ごく短時間のうちに複数の記事に対して非公開3ブックマークがつくような事はまず起こらない。
しかも注目エントリ入りしたのは「腐女子」「フェミニスト」という特定のワードを含むエントリばかり。
この時点で誰か(複数人の可能性もある)が騒動を起こそうとして工作しているのではないかと疑い始めた。
また例の記事につけられたいくつかのトラックバックも炎上を盛り上げるための自演を疑っている。
最近だと弱者男性関連の話題でもこういった工作まがいの動きが見られたのでマッチポンプの可能性も否定できない。
また「金田淳子」というキーワードで過去のエントリを見てみると、このきな臭さの予兆に触れることができる。
『フェミニストと会話する上での困難ポイント』が注目エントリ入りした後の7月29日19時32分。
ニコニコ大百科に『あたまゲームスパークなの?(https://bit.ly/2V1K4Ux)』という記事が投稿される。
『金田淳子氏の刃牙に対する主張はそれほど間違っていたんだろうか…?という疑問の日記。』
はてな匿名ダイアリーに投稿された上記二つのエントリを引用する内容となっている。
この大百科記事の不可解な点は初版が投稿されたタイミングとその理由。
まずこれを書いている7月30日13時4分現在の二つのエントリのブックマーク数は以下の通り。
『金田淳子氏の刃牙に対する主張はそれほど間違っていたんだろうか…?という疑問の日記。(49件 https://bit.ly/3j4Iqtm)』
『フェミニストと会話する上での困難ポイント(83件 https://bit.ly/37nWY1T)』
いずれも100ブックマークにも満たず、はてなのごく一部でしか話題になってないような状況だと思う。
しかもニコニコ大百科に初版が投稿されたのが19時32分なので執筆時点ではもっとブックマーク数は少なくなる。
まだネットのごく一部でしか認知されていなかったエントリの大百科記事がこれほど素早く作られた理由は何なのか。
『フェミニストと会話する上での困難ポイント』も初版投稿時点では人気エントリ入り(50over)していなかったはずなので、
普段からある程度はてな匿名ダイアリーを見ている人間が大百科記事を執筆したのではないかと推測する。
ただし非公開3ブックマークしている勢力と大百科編集者が関連しているかは現時点では不明。
全く無関係の他人同士が好き勝手動いてそうなった可能性も大いにある。むしろそのほうが自然だとは思う。
とりあえずこの動きは今後も注視していくつもり。
ちなみにこの大百科記事を書いたのは『!?(https://www.nicovideo.jp/user/54150114) 』というユーザーで、
編集履歴(https://dic.nicovideo.jp/u/54150114 )を見る限りアニメ、ゲーム、特撮について書いている模様。
Game*Sparkの大百科記事編集にも参加しており関連項目に『あたまゲームスパークなの?』を追加している。
よほどこのワードを広めたいらしい。
また上記の件とは無関係だが大百科のGame*Spark記事掲示版においてこのような書き込みを見つけた。
406 ななしのよっしん 2021/07/29(木) 15:51:44 ID: mcy8SvVfNt
お前ソース見ずに語ってるだろという意味で「あたまゲームスパークなの?」と煽る人を見た
汎用性高い
『フェミニストと会話する上での困難ポイント』が投稿されてからおよそ一時間後の書き込みである。
(15:52追記)『フェミニストと会話する上での困難ポイント』投稿後わずか20分でついたトラックバック全文がこれ。
(16:13追記)『フェミニストと会話する上での困難ポイント』が初ブックマークされたのは「2021/07/29 14:44」と確認。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 125 | 13996 | 112.0 | 43 |
01 | 112 | 12873 | 114.9 | 49.5 |
02 | 43 | 3477 | 80.9 | 64 |
03 | 43 | 9279 | 215.8 | 52 |
04 | 23 | 3170 | 137.8 | 53 |
05 | 14 | 655 | 46.8 | 29.5 |
06 | 20 | 1985 | 99.3 | 41 |
07 | 83 | 6355 | 76.6 | 39 |
08 | 107 | 7807 | 73.0 | 50 |
09 | 149 | 17450 | 117.1 | 41 |
10 | 176 | 18930 | 107.6 | 29.5 |
11 | 149 | 18815 | 126.3 | 37 |
12 | 187 | 18563 | 99.3 | 37 |
13 | 145 | 13329 | 91.9 | 43 |
14 | 210 | 18429 | 87.8 | 41 |
15 | 183 | 17590 | 96.1 | 55 |
16 | 250 | 18509 | 74.0 | 42.5 |
17 | 152 | 20965 | 137.9 | 36 |
18 | 141 | 12652 | 89.7 | 39 |
19 | 188 | 16046 | 85.4 | 36.5 |
20 | 208 | 21907 | 105.3 | 40.5 |
21 | 229 | 18518 | 80.9 | 35 |
22 | 215 | 21876 | 101.7 | 38 |
23 | 206 | 18599 | 90.3 | 41 |
1日 | 3358 | 331775 | 98.8 | 39 |
チカチーロ(5), 週刊少年チャンピオン(4), 勇次郎(12), 孫氏(4), ホルスト(3), ゲス不倫(3), 水谷隼(3), 利鞘(5), 共産党宣言(3), アストラ(3), 桃田(3), 転売屋(52), 転売(79), 金メダル(19), 人殺し(37), パラリンピック(14), 買い占め(16), 在庫(17), 新自由主義(24), 枝野(10), 都民(25), 接種(56), 五輪(66), 開会式(12), オリンピック(106), 打っ(34), ワクチン(112), 重症(26), レイプ(27), 価格(25), BL(34), 選手(36)
■「電車通勤をしてる奴らは人殺しの顔をしろ」とは言わない理由 /20210728193318(20), ■元女子大生だけどジジイに告白した(喪) /20210727232827(17), ■転売関係の備忘録 /20210729010023(17), ■「国民の一般的な宗教的感情」はしゃーない /20210728222334(15), ■フェミニストと会話する上での困難ポイント /20210729143953(14), ■なんで大富豪は2がいちばんつえーんだよ? /20210728154633(13), ■「人殺しの顔をしろ」ってのは具体的にどうしたらいいんだ /20210729121422(13), ■金田淳子氏の刃牙に対する主張はそれほど間違っていたんだろうか…?という疑問の日記。 /20210729090330(12), ■妻の正常性バイアスがひどい /20210728092337(10), ■一世一代の傑作NTRを描いて引退するNTR漫画家になりたい。 /20210729151224(10), ■総選挙で日本共産党に入れるのってやばいの? /20210729144117(9), ■ /20210728113443(8), ■夫婦間のこういう問題、そろそろ解決策がほしい /20210729213620(8), ■ジークジオン /20210729142222(7), ■庭でキャンプしたら、家族が溶けた。 /20210728150751(7), ■月5万くらいで楽しめる趣味 /20210729125641(6), ■ /20210729000214(6), ■anond:20210728193318 /20210728202704(6), ■anond:20210716194522 /20210729103110(6), ■アクア様にオナニーばれてバカにされたい /20210729123805(6), ■腐女子こわい、腐女子 /20210728222911(6), ■若年日本人男性が享受してる特権ってなに……? /20210729203632(6)
https://anond.hatelabo.jp/20210729090330
金田淳子やこの増田の人といい刃牙という漫画におけるデマをばら撒くのはやめて欲しいです。
感情のためならデマを言ってもいいというのはワクチンに関してデマを撒いている人達と一緒です。
たぶん今後もデマを言う人は出ると思うので、この文章を読んだ人は私の文章を自由にパクって意見を言っていいです。
こちらに関しては少しだけあってる部分はありますが、誤解を招きやすい部分だと思うので指摘しておきます。
まず勇次郎が一般人に性暴力を振るう事自体はジェーンが犠牲になった事があります。
(朱沢江珠も性暴力を振るわれたという意見がありますが無理やりキスはされましたがセックスが無理やりかについては意見を控えます)
権力者・警察・軍人・傭兵・ボディーガード・格闘家・格闘家のトレーナーを抜かした上でも
(そもそも格闘家のトレーナーまで一般人扱いしないのもどうかと思いますが。また権力者の範囲を広く取るのも)
朱沢江珠の元夫が銃を出して攻撃しようとする前から勇次郎に暴力を振るわれています。
また勇次郎がアメリカの大統領や米軍に無理強いをする過程で政治家でも軍人でもボディーガードでもない人が暴力を振るわれる事はありました。
ここで軍人やボディーガードにだけ暴力を振るえば「一般人に暴力を振るってはいない」と言う事は出来たかもしれませんが…
以上の過去を知っている「刃牙シリーズファン」は多く勇次郎の行為を驚きはした人はいても、見損なったと言う人がどの程度いたか疑問です。
その意味ではショッキングという言葉は正しくもあり間違ってもいます。
自分は週刊少年チャンピオンを購読している訳では無いので、「バキ道」のその回については詳しくは語れないけれど(チャンピオンには好きな作品も多いのでチャンピオン・コミックスは何冊も持っています)
男性が男性から性暴力を受けるのは『男性の中に女の部分があるから』『相手から見ると男ではなく女だからレイプされた』と性被害を受けた男性が思い込んでしまい命を懸けた登山家になる話
「自分が男性から性暴力を受けるのは『男性の中に女の部分があるから』だと思った男性」は刃牙にはいません。
この部分とか実際に読んでない事による明らかな齟齬が出てるのに、なんで「読んでなくても批判出来る」と考えている人達がいるのか理解出来ない。
あくまで当該回では範馬勇次郎の異常性はたっぷり描写されるので登山家の人が犯されたのは勇次郎が異常だったからと分かります。
そして登山家は犯された原因が何であったかについては全く語っていません。
そもそも考えてないのではないかと思うけど。隕石が降ってきて怪我した人が何で隕石に襲われたのか考えないのと一緒です。
登山家は犯されてる最中に「女性のような感じ方をしてしまった」と思った事を独白しているだけです。
アナルセックスをされた時の感じ方は女性の感じ方と似ていると考える人がいてもそれ自体はいいんじゃないでしょうか。
あと不幸にも襲われた方にも伝えたい。
と断った後に襲われた登山家に意見を伝えるという体で、金田淳子が相手の気持ちを色々想像して決めつけるのはセカンドレイプに他ならないと思うんですが
こういう時にカウンセリングを勧める以上の事をするのってそれこそ呪いを与える行為では無いでしょうか?
感情を大事にする人達は登山家の感情を無視した発言がされる事で、世間の犯された人間がどう思うのか考えてみては如何でしょうか。
範馬勇次郎の男女観としてこちらを採用する事は出来るかもしれませんが、「刃牙シリーズ」の男女観として採用するのは如何なものでしょうか。
「刃牙シリーズ」の「刃牙」って何の事か分かっているのでしょうか?ホントに刃牙を読んでいるのか…?
この物語の主人公である範馬刃牙は父親である範馬勇次郎の考えを基本的には否定する立場であり
例えば勇次郎が「強くなりたくば喰らえ(女性とセックスしろ)」とアドバイスした後に梢江が「強くなりたいから私を抱くの?」と言えば
それは違うとはっきり否定した上で「自分が強くなるのは範馬勇次郎を間違ってると否定したいから。それだけの強さがあればいい」と示します。
それ以外でも刃牙は梢江という女性を好きではあるけど彼女が嫌がる事はしないように努めています。
勿論若さゆえ未熟な言動をしてしまう事があり、刃牙を未熟であると指摘する事は間違ってはいません…が漫画の男女観ともなると違います。
明確に刃牙が上記の男女観を否定するキャラとして存在する以上はシリーズの男女観として断言するのはどうなのでしょうか。
勿論刃牙シリーズの読者の中には刃牙なんて殆ど目立たないと言う人もいるし、そのような読者を否定する過程で
これでは勇次郎の考えが肯定されてるような物だと皮肉を言うのは結構です。
しかしそこで自分も勇次郎の考えが肯定されていると解釈するようでは上記の読者と同レベルです。
あと増田の方は言ってない事ですが、はてブをやる方で誤解されてる方もいるので言っておきますが
たしかに刃牙は勇次郎と地上最大の親子喧嘩をする過程で多少は和解してはいますがそれは父親として息子に行動してくれた事への感謝です。
勇次郎が一般人への性暴力・暴力をした事を刃牙は決して肯定してはいません。
そのような物語で勇次郎の考えを「刃牙シリーズ」の価値観として採用するのはどうなのかと思います。
ここで勇次郎の性暴力は勇ましい行為として描かれていると解釈する人がいるのなら
死刑囚の殺人も「同程度」には勇ましい行為として描かれてきましたが、そちらも肯定するのか気になります。
彼らはボコられてはきましたがボコったキャラは何か喧嘩売られたから死刑囚をボコっただけで別に殺人行為を否定してはいません。
バキで描かれたレイプは性暴力を振るわれた被害者が決してその行為を望んでいた訳ではない文字通りの強姦で
金田氏の妄想したBLは「もてなされる側も火照った体を持て余した実は求めている気持ちがある、現実では有り得ない実質和姦の妄想」とあるよね
逆に言うとバキのレイプはファンタジーというにはあまりにも生々しすぎる物で、それを子供も読む週刊少年チャンピオンに載せたんだよ
こういう内容の時だけ「フィクションに何言ってるの」ってわざわざリプつけに来る人がいるけど、フィクションを本当に愛してるからこそ、度を越したときはリアルと同じように批判をするに決まっているでしょう? そもそもフィクションを全く批判しない人なんてこの世に居る?
今週のバキ道はあくまで「キャラによる語り」なので、板垣先生の意見だと言えないことは踏まえたうえで、「週刊少年チャンピオン」を読む男性の中に「男性に性暴力を受けた経験がある人」が居ないとでも思っているのでしょうか。その人にとって今週のバキ道は呪いになるのではないでしょうか。
範馬勇次郎による一般人男性への性暴力は度を越していると判断したから金田氏は厳しめな感想を言う事になった訳でしょう
これが誰がどう見てもフィクションだと分かる言葉を借りると「レイプファンタジー」なら完璧にフィクションと割り切って何も言わなかったと思うよ
「男性に性暴力を受けた経験がある」「週刊少年チャンピオンの男性読者」、全く居ないと思ってる?
問題の回を読まずにこんだけ長広舌振るってたのか?
まあ金田淳子氏を中傷するリプライ飛ばした人間の内1割もバキ道を読んでないと思うけどね
「範馬勇次郎が女性をレイプした事にフェミが怒ってるんだろう」みたいな見当違いな事言ってるのも山ほど居るし
数多くの読者に慕われ大勢の人に読まれる週刊少年チャンピオンと
BLを愛好する一部の人々の目にしか入らないBLを同列に並べて語れると本気で思ってるの…?マジで?正気?
「気づいてなかったけど実は望んでた」っていう展開や心理描写を性暴力被害者に堂々と見せられるかといえばNOに決まってんだろとしか、そのためのゾーニングでしょうよ
「嫌がってる男をレイプしたら落ちてイチャイチャした受け攻めの恋人関係になれる話」と
この場合前提が間違ってるというか、前者は「そもそも嫌がってなかった」って話だよね。「本気で嫌がってる相手をレイプしたらレイプしてる内に相手が落ちた」って展開は男性がだーいすきなレイプファンタジーだし
後者は純粋に性暴力を振るった人間が何の報いも受けず「まああいつのやる事だし」で許される空気というのが不快極まりなく加害者有利被害者泣き寝入りの胸糞悪い話だし
だから金田氏は「範馬勇次郎に伝えたい。レイプは本当にやめて。」と訴えた訳でしょう
つまりあなた達はBLのレイプファンタジーは何も考えずに楽しめたのに
何だ、これで話終わってるじゃん
うん、これを肯定する。
https://anond.hatelabo.jp/20210729090330
フェミニスト的な申し立てする人にしばしば見られる困ったポイントが大体出てる。
めんどいけど箇条書きする。
この事について、「金田氏はかつてキャラクターがレイプされる展開を嗜好している発言をしていた」
として反感を示している人も多く見られた。
そりゃあそうでしょうよ。
BLのレイプファンタジーとバキのレイプファンタジーで何が違うのか
「わたしのお気持ち」を超えた客観的な論理での説明が必要になりますよね。
これもどうも0か100か、白か黒かという極端な考えだなぁ、と自分は思う。
「0か100か」とか「自分は思う」とかじゃなくて
「自分のぼけぼけーっとした気持ち」と「他者にご披露できる論理」との区別がついてないっていう黄信号。
頭の中であるシチュエーションが好きだという事と、現実でそのシチュエーションを好んでいるかは全く別の問題ではないか?
が好きな人は現実でも異性から強引に乱暴な事をされたいとでも思っているのだろうか?他人にレイプされる妄想をした事がある人は、被レイプ願望があるとでも言いたいのか?
はあ?
さらっと当たり前みたいに
まるでついていけない異星の論理展開おっぱじめるのやめてもらえませんか。
が、こうやって一連の呟きを見ると
いや金田をたたいてる人間でも「金田が現実での性暴力を推奨してる」なんて言ってねーだろ。
何の話をしてんだよ。
こいつまともに会話やコミュニケーション成り立つ相手なのかなあ
という疑念を感じずにはいられないところがあるかなあ。あなた。
自分は週刊少年チャンピオンを購読している訳では無いので、
「バキ道」のその回については詳しくは語れないけれど
えっ ちょっと待って。
問題の回を読まずにこんだけ長広舌振るってたのか?
あのさあ、本当にお前、議論のスタート以前のところなんだけど。
頭大丈夫なの?
なんで問題の物を読みもせず「問題だ!」「ケシカラン!」とか大声出せちゃうの?
そんなんBLのレイプファンタジーにだって同じこと言えるじゃん。
「気づいてなかったけど実は望んでた」っていう展開や心理描写を性暴力被害者に堂々と見せられんの?
そういう現実との混同を始めるならBLとバキに差なんか数ミリもねーぞ。
「フィクションと現実の区別をつけてくださいね」しかありえないんだよ。
いや「考え」というほど立派なものはないだろうけどね。
あんたらって自分の主張を反転させてチェックするとか客観的に眺めるとか本当に極度に苦手だもんな。
「嫌がってる男をレイプしたら落ちてイチャイチャした受け攻めの恋人関係になれる話」と
「嫌がってる男をレイプしたけど地上最強の生物なので報復や裁判を受けない話」と
なげえお気持ちズベラズベラと垂れ流す前にそこピシッと整理して説明してよ。
ついでに個人的には板垣が最終的に描きたいのは「メス堕ちする勇次郎」だと思うよ。
本部に守護ってやるって言われてあれだけ動揺の描写したのとか見てりゃ伏線は明らかなんだよなあ。
あ、お前は読まずに叩いてるんだっけ。 じゃあ話が通じねーな。
というようにあんたの主張も金田と同じく支離滅裂で他者に理解できるようなものじゃないんだけどさ、
あんたみたいなのを何度も見てるせいでなんとなく気持ちは読み取れるよ。
保育園の先生がグズる子見て何が不満なのかまあまあ察せるみたいにはね。
つまりあなた達はBLのレイプファンタジーは何も考えずに楽しめたのに
バキのレイプファンタジーにはなんらかの現実のような脅威や不快感を覚えたってことでしょ?
面白い心の動きだよね。
矛盾してるみたいだけどなんでだろうって深堀したらフィクションの消費体験について面白い話ができる気がする。
でもあんたらそういうことはまるでしないじゃん?
そういう加工を一切経ずに矛盾したハチャメチャなお気持ちのままクレームとして人にぶつける。
(頭ボンヤリ&自分の気持ちを分析する習慣がないので情動の矛盾すら自覚せず「自分のお気持ち=事実」になってる。)
整理して、「なんで自分はこんなに感じ方が違うのか」を客観的に自問して
他者に披露できるような論理を組み立てて、それから人に向けたお口を開いてよ。
究極的に言えばフェミニスト的な人たちに言いたいのってそれだけなんだよ。
あんたらと話をするのすげー疲れるの。
自分の気持ちを論理に加工せずに投げてくるからいちいちこっちで掬い取って整理してあげないといけないから。
支離滅裂な話を「ここに矛盾があるけどどうして感じ方が違ったのかな?」とか
こっちがあんたらの心の動きに気付いて聞いてあげないといけないのなんなの?
「気持ちをもって何が悪いんだ!」とかさらに頓珍漢な逆上してくるでしょ。
対話がすげー難しいじゃん。
あんたたちの問題点は他者とディスカッションする以前の準備段階ところにあんのよ。
el-condor この記事の筆者のように弁別力の低い人との対話には一般に相当なスキルが要求されるもので当方には無理そう。
2021/07/29
「弁別」。感心した。
捨て台詞として素晴らしいというか
べんべつ
【弁別】
まさにこれがこのアホどもの会話が成り立ちにくい理由の根本なわけよ。
「自分の言ってることは道理であり、常識であり、ことは善悪の問題であり、だから論理的なチェックを受けたり反論をされたりするのは不当でありプンプンプン!」
ってお気持ちなんだよね。
なんでバキのレイプがダメでBLのレイプがセーフなのか、フェミニストさんの言ってることなんかおかしくないか、
そこを問うたり理屈のチェックしたりすること自体常識がない、わきまえがない、普通に考えればわかるでしょ。
と。
このバカ保守ジジババみたいな台詞がサヨクidから飛び出てくるのが現代なわけ。
「常識で見分けられる是非・善悪・道理のわきまえ」だぜ?すごすぎでしょ。
昔はこのエルコンドル君みたいなレベルって保守やってたんだよ。
頭が悪くて議論が弱くて論理がよくわかんねえって人は保守やってた。
自分の理屈が立たない部分を「これが普通だ」「これが常識だ」「昔からこうだ」でなんとかしようって勢力。
左派や進歩派はそこに論理で突っ込んでいって保守をイラつかせる役回りでさ。
もの考えるの苦手なウスラボケの期待する「弁別」なんぞは持ってないいったん全部疑わせてもらいますってのが左派や進歩派ってものであってな。
「これが普通の感覚」「わからないほうがおかしい」「弁別」なんて言い出す脳ヨワちゃんが左派ぶるようになってる。
いや左派の方がかっこいいのは確かだけどバカにはできねーから左派は。
根本的に無理があるから当人も苦しいし矛盾や嫌な思いばっかりだと思う。
もの考えるのがニガテな人間は無理せず保守かネトウヨかやってろって言うんだけどな。
見つけたら順次追加していく
腐女子関連のエントリが非公開3ブックマークによって軒並み注目エントリ入りさせられている
(14:58追記)URL規制に引っかかるので魚拓以外は省略した
(15:05追記)この記事にも誰かが非公開3ブックマークつけている
(15:12追記)当記事ブックマークページの魚拓(https://bit.ly/3l7352t)
(16:24追記)スパム行為は規約によって禁止されている(https://b.hatena.ne.jp/help/entry/spam)
(18:42追記)スパマーも鳴りを潜めているようだが明日以降も継続的に記録していく
『金田淳子氏の刃牙に対する主張はそれほど間違っていたんだろうか…?という疑問の日記。』(anond:20210729090330)
『きっと増田はBLを嗜好している事を恥ずかしいって思ってるんだろうね』(anond:20210729104227)
『こういう風に「私(達)は違うんです!一部の腐女子が暴れてるだけなんです!大半の人はひそひそ隠れてるんです!」』(anond:20210729103110)
『腐女子こわい、腐女子』(anond:20210728222911)
『氏の発言を表現や作品そのものが許されべきか否かを語った"批判"として読むなら、なには許されて(BLレイプ)なには許されない(勇次郎のレイプ)かの基準が恣意的過ぎて話にならない。』(anond:20210729124903)
『フェミニストと会話する上での困難ポイント』(anond:20210729143953)
つい先日、ボーイズラブ研究家・金田淳子氏のある呟きがちょっとした炎上騒ぎになった。
週刊少年チャンピオンという漫画雑誌で連載中の板垣恵介氏による漫画作品「グラップラー刃牙」シリーズ、
その中でも高い人気を誇るキャラクター「範馬勇次郎」が一般人に性暴力を振るうというショッキングな事件が起きたのだ。
金田氏のみならず、この展開にはネット中で「刃牙シリーズ」ファンの動揺が見られた。
「勇次郎はそんなキャラじゃないだろう!?」「板垣先生は勇次郎をどうしたいんだ!」など、怒りと悲しみの声があちこちのコミュニティで観測された。
金田淳子氏も「刃牙」のスピンオフを手掛ける程の「刃牙シリーズ」のファンであり、この展開には悲しみを感じずにはいられないようだった。
今週のバキ道読んだんですけどね…。
あと不幸にも襲われた方にも伝えたい。男性に襲われるのは「女の部分がある」からではありません。社会的なジェンダーの呪縛でそう思ってしまうのはわかるのですが、女性は「男性に襲われる性」ではないからです。
(※原文ママ)
この呟きが、荒れた。「範馬勇次郎が他者をレイプした」という事件の話題性もあり、小規模な炎上に近い状態になった。
「またフェミニストが~」
「今更勇次郎に対してそれ言う?」
要は、「少年漫画をBL的な目線で楽しんでいるフェミニストが少年漫画に口を出すな」「勇次郎は元々犯罪者なのだから今更レイプくらいで騒ぐな」という事なのだろうか。
この事について、自分としては納得が行かない…という気持ちが無い、と言えば嘘になる。
フェミニズムという男女平等を目指す思想を持ち、またボーイズラブを愛好する人間が少年漫画について何か意見してはいけないのか?
犯罪者のキャラクターが作中で性暴力事件を犯した事に対して遺憾の意を持つ事はいけない事なのか?それは違うんじゃないかなぁ…と、思う。
漫画雑誌というのは誰が読んで誰がどんな感想を抱いて意見を発表しても良い筈だし、犯罪者なら犯罪を犯しても仕方ないでは納得行かないと思っても良いのではないか。
この事について、「金田氏はかつてキャラクターがレイプされる展開を嗜好している発言をしていた」として反感を示している人も多く見られた。
つまり、レイプという展開を娯楽として消費した事がある人間は、レイプに対して嫌悪感を示す事は許されない、それは矛盾している。と言いたいのだろうか。
これもどうも0か100か、白か黒かという極端な考えだなぁ、と自分は思う。
頭の中であるシチュエーションが好きだという事と、現実でそのシチュエーションを好んでいるかは全く別の問題ではないか?
が好きな人は現実でも異性から強引に乱暴な事をされたいとでも思っているのだろうか?他人にレイプされる妄想をした事がある人は、被レイプ願望があるとでも言いたいのか?
好きなBLモブおじさんは、路地裏に複数で生息していて、火照ったカラダをもてあました受けがそこに迷い込んでくると、「上玉じゃねぇか」「いいケツしてやがるぜ」などほめちぎり、一糸乱れぬチームワークで(※脳を共有している)、受けをもてなして絶頂に導くモブおじさんです
~(中略)~
私のこういう発言をたまに「レイプを受容している」と言って嬉しそうに指摘してくる人がかつていたので、無粋ながら一応書き添えますが、「創作」の話ですよ! 「現実」の性暴力(痴漢やレイプなど、相手の同意を得ない性行為)はダメ、絶対!
続 さらに、過去にツイートしていた、私の好きな「受けが路地裏でモブにもてなされる」レイプ妄想ですが、これは非常に言葉足らずなものでした。詳しく言えば「受けも実は求めている」という気持ちがあり、実質和姦、という現実にはありえない妄想です。(現実にはありえないからこそ妄想と書いてます)
(※原文ママ)
が、こうやって一連の呟きを見ると「性的な事を望んでいる人間が性的な事をされる妄想は好きだけど、現実での性暴力は絶対にダメ」という金田氏のスタンスは一貫していると思う。
正しく金田氏が言うように『「レイプを受容している」と言って嬉しそうに指摘してくる人』が噛み付いているのだなという印象を感じずにはいられない所があるかなぁ。
「不特定多数の相手と合意の上で性的な事をしたいキャラの妄想」と、「強者が相手の意思を無視して性暴力を振るう事」は、似て非なる、どころか全く別の事柄である。本来混同のしようがない。
刃牙はもともと、極端な「男女二元論幻想」を立てていることはわかっているのですが、同時に「闘い=セックス」という見立てにより、「男女のみがセックスする」という二元論をすり抜ける部分も持っていたはずです。しかし今週のバキ道は、男性同士の性すら二元論で語っていてもやもやしますね。
こういう内容の時だけ「フィクションに何言ってるの」ってわざわざリプつけに来る人がいるけど、フィクションを本当に愛してるからこそ、度を越したときはリアルと同じように批判をするに決まっているでしょう? そもそもフィクションを全く批判しない人なんてこの世に居る?
今週のバキ道はあくまで「キャラによる語り」なので、板垣先生の意見だと言えないことは踏まえたうえで、「週刊少年チャンピオン」を読む男性の中に「男性に性暴力を受けた経験がある人」が居ないとでも思っているのでしょうか。その人にとって今週のバキ道は呪いになるのではないでしょうか。
今週のバキ道は、「究極に雄度が高い勇次郎から見ると、他のあらゆる人間(男性も)は異性」という極まった二元論幻想と、勇次郎にレイプされたことのある男性が誰にもそれを話せず、自分が男であることを確認したくて登山家になったという話です。前半はおもしろ話として読めるけど、後半がね……。
もちろん「書き直せ」とか「回収しろ」などと思っているわけでは全然ないので、私個人の立場から、自由に批判を書いております(もともと私の刃牙エッセイ本の中でも、特に範馬勇次郎の言動について強く批判してることは読んでくださってる方は知っていますよね)。
(※原文ママ)
自分は週刊少年チャンピオンを購読している訳では無いので、「バキ道」のその回については詳しくは語れないけれど(チャンピオンには好きな作品も多いのでチャンピオン・コミックスは何冊も持っています)
と強迫的なマチズモとミソジニー、自暴自棄な思想に誘導する可能性もあるかもしれない、呪いに成り得る。
また、金田氏が刃牙のスピンオフを手掛けているからこそ「看板を借りているくせに何様のつもりだ?」と氏を攻撃する人も少なからず見られた。
それもおかしいと思う。親しい人がおかしな事をしたら、周囲の人はその行いを指摘せずに口を噤まなければいけないのか?
「まああの人のやる事だし…」「自分は作品を貸してもらっている側だし…」と「立場をわきまえて」「わきまえる女」である事、が本当に正しい事なのだろうか。
それは違うんじゃないか?それは間違っているんじゃないか?と自分が思ったのなら、例え親しい相手でもちゃんとその感想を伝える事こそが、正しい事なのではないだろうか。
「男性だけど男性に性暴力を振るわれ自分の中の『女性』を意識した」
という「刃牙シリーズ」の男女観は、確かに金田氏が指摘するように正直言って…古臭い、いつの時代の考えだろうか…?という感覚を抱かずにはいられない。
そういう意味では、以前金田氏が言ったように「凶悪な男性犯罪者が意図的に少年を性的な対象と意識し強姦した」エピソードを1992年に少年誌で描いた「ジョジョの奇妙な冒険」は非常に先進的だったと言える。
「ジョジョ」ではその凶悪な男性犯罪者は、文字通り「死ぬより酷い生き地獄」を半永久的に生き続ける事になり、キッチリと自分が犯した過ちの報いを受けている。
対して、「刃牙シリーズ」の人気キャラクター・範馬勇次郎は文字通り「刃牙」という作品の中で最強の人間であり、地上最強の生物という異名を持つ格闘家である。彼が犯罪の報いを受ける事は、決してない。
決して誰にも報復されない、一方的に暴力を振るう側である「加害者」の範馬勇次郎に、「刃牙シリーズ」の一ファンである金田淳子氏が苦言を呈したくなった気持ちを、自分は分かる。そんな日記でした。
【追記】
あまり本題とは関係ないかもしれないけれど、自分が好きな言葉を二つ最後に書き足します。
批判されているのは、BLレイプを無邪気に肯定する一方で少年/青年漫画におけるラッキースケベやご都合描写は糾弾する姿勢。氏の主張に則ればバキもゆらぎ荘も「本当は受け(女性)の希望だからOKです、以上」で終わる。
少年/青年漫画におけるラッキースケベやご都合主義はそのまま現実でのセクハラや性暴力に直結する可能性が高い前提が忘れられてるような…
AVやエロ漫画で女体の扱い方を理解した気になって、女性は乱暴に扱えば自然と気持ち良くなる物だと思っている男性が恐ろしい事に冗談じゃなくゴロゴロしているこの世の中だし
少年誌・児童誌などでスカートめくり、痴漢などのセクハラ行為が行われる→それを見て「よし、やってみよう!」と即決する小中学生男子は少なからず居る、だからこそゾーニングは大事ですよね
「刃牙シリーズの男女観はこうなんだ」と決め付けるの辞めて貰えますか?なんで一部の人の意見を真理のように考えるのですか?それはコンセンサスを得られた意見ですか?
決めつけるとかではなくて、刃牙シリーズの男女観はむしろ刃牙を読んでいれば自然と伝わってくる物だけど思うけど…
男性側が常に強者で女性を選び女体を食らう側で、女性は出産の経験の有無に関係なく男性の癒しである母親としての役を背負わされ、主導権はいつも男性の側に有り女性はいつも選ばれる側であるような
自分の側から男を選び抱いてやった、というような女性が良くも悪くも「刃牙」シリーズには居ないんですよね…餓狼伝に出てくる数少ない女性キャラ達も「選ばれる側」で、男にはレイプされ、息子を慈しむ母でしたし
あ、餓狼伝なら安原健次の彼女さんは「お前ら男二人が勝手に私を賞品として喧嘩すんじゃねえよ!」って男達を一喝した強い女性だったかな?
それを言うと「BLが」作品レイプというか…「二次創作が」原作レイプなのでは?
BLは創作だからレイプもオッケーって人が創作のバキ道に文句つけてるからなんで?ってなってるんでしょ。そこのところ混乱しなかったの?
個人的に金田淳子氏の主張は一貫してると思ったのでそこのところは混乱しませんでした。
金田氏の好むBLは原作が存在する二次創作で、商業誌で発表されている一次創作の商業作品との影響力は段違いですから…漫画雑誌に載っているプロの漫画と自由帳に描いた自作の漫画くらいには印象が異なるのかなと。
「刃牙」シリーズは四大少年誌というメジャーな雑誌で連載されている上、格闘漫画という題材もあって今時珍しい程「男らしさ」に拘ってますから…男性読者当事者への影響力と反響は凄まじいでしょうね。
【追記2】
自分の素直な感覚と感情には正直になった方が良い、という持論を自分は持っている
理屈と自分の感覚・感情は時に相反する事があるけれど、その時理屈を優先して自分の正直な気持ちを押し殺すと、後で辛い思いをする物だから
メイキャッパーとか読んだ?
わー懐かしい!「メイクで美しくなる」ってテーマに惹かれて昔読みました!
実際の内容は想像と大分違うというか…初期のグラップラー刃牙の前身というか、トンデモ料理バトル漫画の料理要素がメイクバトルになった作品と言うか、面白かったですけども
【追記3】
よく「お気持ち」という言葉が他人の意見を揶揄する時に使われるけれど、感情から発せられる意見が悪い物だとは自分は思わない。
義憤というか、何かに対して「それは間違っている」という意見を発する活力になる物は、その「お気持ち」と揶揄される感情以外にないのではないだろうか。