大阪都構想をめぐり、大阪維新の会が今秋実施をめざしている2度目の住民投票に向けて、賛否両派が着々と動きを進めている。維新は、看板政策の実現のため世論の盛り上げを狙い、代表の松井一郎大阪府知事らをモデルにしたLINEスタンプを発売。一方で、都構想に反対する市民団体の署名集めも8万人を突破した。 松井代表が「ラブ」と顔を赤らめ、「アゲアゲモミアゲぇ~」と笑う。矢印の形で上に向かって伸びるもみあげは「右肩上がりの大阪」のイメージだという。 維新は2月26日、都構想を訴える特設ウェブサイトを立ち上げ、LINEスタンプを発売した(1セット120円)。紹介文には「企画者が命をかけて提案し、奇跡的にOKをもらった」とある。 企画した杉山幹人・大阪市議は当選1期目の31歳。「政治に興味のない人に振り向いてもらうために攻める広報をする」と話す。 維新のLINEアカウントに…