一年間、子どもとの共通話題であった「手裏剣戦隊ニンニンジャー」が終わり、ニンニンジャーロスに陥りかけたところで、間髪を入れず「動物戦隊ジュウオウジャー」が始まりました。本当に地球征服や人類滅亡を目論む輩は後を絶ちません。そんな危機的な状況に直面しながらも、息子たちは新たなスーパーヒーローの決め台詞(「この星をなめるなよ!」「本能覚醒!」「野生解放!」等)を覚えようと涙ぐましい努力をしています。 ほんの数週間前まで、「将来はアカニンジャーになるんだ!」と修業を重ねていた長男も、いまではジュウオウイーグルを目指して心身を鍛えています。先日、彼からこんなことを聞かれました。 「パパ、ジュウオウジャーはお仕事なの?」 過去のスーパー戦隊のなかには、もしかしたら、その活動そのものが仕事であったヒーローがいたかもしれません。しかし、いま私が見ている範囲では、それで生計を立ててはいないようです。その意味