8月9日に閉幕した原水爆禁止2011年世界大会は、内外の新しい情勢に応える、歴史的な大会となりました。 世界大会はいまや、国連・諸国政府と反核運動の共同の場として、国際社会からも広く認められつつあります。 「歴史的プロセス」 潘基文(パンギムン)国連事務総長がメッセージをよせました。「みなさんをパートナーとしてともに活動できることを誇りに思います」との言葉に、参加者は心を一つに熱い拍手を送りました。 大会には国連と6カ国の政府・地域組織代表が参加しました。国民の力で民主化をかちとったエジプトの外務大臣は「ひきつづき核兵器廃絶を堅持します。原水協などNGOと協力していきます」とエールを送りました。アメリカの同盟国でありながら、核兵器禁止条約を支持するノルウェーの外務大臣も「世界大会を全面的に支持します」とビデオで訴えました。 「核抑止力」にしがみつく核保有大国の責任は重大です。同時に、大国だ