南スーダン共和国の首都となるジュバ(Juba)で行われたバスケットボール・ナショナルチームの公開練習での一こま(2011年6月27日撮影)。(c)AFP/PHIL MOORE 【7月7日 AFP】サッカー選手たちは石ころだらけのピッチを走り回り、ゴールキーパーは腹をすかせて迷い込んだヤギの群れを追い払うのに大忙し。9日に独立する南スーダン共和国の首都ジュバ(Juba)で前月末、サッカーとバスケットボールの「南スーダン」ナショナルチームが初めて公開練習を行った際の光景だ。 20年余りに及ぶ北部との内戦で200万人以上の死者を出し国土も荒廃したスーダン南部は、今年1月に行われた住民投票で「南スーダン」としての独立が決まった。国としてのスポーツ公式記録はまだなく、ナショナルチームに新生国家の夢と希望が託されている。初の国際試合は独立翌日の10日に予定されており、サッカー代表はケニアと、バスケット