2012.06.12 “犬の遠吠え”に終わった橋下市長の関電大飯原発再稼働問題発言、(ハシズムの分析、その24) 5月31日、裏で何が起こったのか知らないが、関西電力大飯原発の再稼働に反対してきた関西広域連合の首長たちが従来の態度を一転させ、「事実上容認」の姿勢を打ち出した。この瞬間、これまで先頭に立って関電や政府に「噛みつく」姿勢を見せてきた橋下市長の本質が露呈した。 聞いて呆れるが、31日朝、橋下市長は「まあ、うわべばっかり言っていてもしょうがないんでね。事実上の容認ですよ」といけしゃあしゃあと放言する始末、周囲は声も出なかったという。前日30日の夜には「基本的には認めない」とはっきり言っていたにもかかわらずである。 私のように「橋下=デマゴギー常習犯」と理解している者には彼が何を言っても驚かない(免疫力がある)が、「橋下=正義の味方」と勘違いしている多くの関西人は正直度肝を抜かれたの