平成27年度末の閉校方針が白紙撤回された大阪市立デザイン専門学校「デザイン教育研究所」(阿倍野区)をめぐり、市教委が29日の教育委員会議で29年度末の閉校を視野に再検討することが25日、分かった。市民の生徒が少ないことなどを理由に市が行うべき事業ではないとして、橋下徹市長が市教委に再考を求めていた。 市教委は昨年、生徒に占める市民の割合が半分以下の状況が続くなどしたため、27年度末の閉校方針を決定。しかし、存続を求める陳情が市議会委員会で採択され、今月8日の教育委員会議で対応を検討。「教育内容が評価できる」などとして、27、28年度の入学者募集を行い、29年度以降は協議を続けることを決めた。 これに対し、橋下市長は市が担う必要のない事業の民営化や、府への移管を進める自身の市政改革に反していると批判。「継続するなら府に学校を移管したり、(運営費にあてる)寄付金を募ったりするなど、市税を使わな
岡山県倉敷市の女児(11)が監禁され、5日後に保護された事件で、逮捕された岡山市北区の無職藤原武容疑者(49)は、大学院で哲学を学び、研究者を志した寡黙な青年だった。監禁容疑での逮捕から26日で1週間。県警は未成年者略取容疑での立件に向けて、事件の全容解明を進める。 「カントを愛している」 約20年前、大阪大学大学院の博士課程で倫理学を専攻していた藤原容疑者は、研究室の宴席で同窓生にこう打ち明けた。寡黙で勉強熱心。青春時代の藤原容疑者を知る人たちの印象は似通う。交友関係は少なく、存在感は薄かった。 地元の私立高校を出て、一浪して法政大学に進学。その後、ドイツの哲学者カントに心酔し、大学院の研究室で研究者を志した。 だが、学問の壁に突き当たる。学友が順調に助手や教職に就き始める中、1人だけ就職先が見つからなかった。ある同窓生は「進路が決まらず焦っていた。気まずかったのか、周りに気づかれないよ
戦争や平和をテーマにした全国の資料館で、最近、展示内容の見直しが相次いで進められていることが、NHKが行ったアンケート調査で分かりました。 その理由について、多くは「内容を分かりやすくするため」としていますが、専門家は「見直し方によっては、戦争の実像が伝わらなくなるおそれもある」と指摘しています。 戦後70年を来年に控えて、NHKは、戦争や平和をテーマにした全国の公立や私立の主な資料館52か所を対象にアンケート調査を行い、87%に当たる45か所から回答を得ました。 それによりますと、この5年以内に、資料や写真の入れ替えや、説明文の変更など、展示の見直しを行っている施設は20か所と、全体の44%に上りました。 その理由としては、「内容を分かりやすくするため」が最も多く12か所、「今の時代に合わせるため」が4か所、「データや情報を新しくするため」が2か所などとなっています。 中には、展示してい
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