宮城県と山形県にまたがる蔵王山では、7日以降、規模の小さな火山性地震が増えているほか、9日の午後4時前には火山性微動が観測されました。蔵王山では去年8月以降、ほぼ毎月、火山性微動が観測されていて、気象庁は引き続き火山活動の高まりが見られるとして、火口に近づく際には十分に注意するよう呼びかけています。 気象庁は、蔵王山では去年8月以降、ほぼ毎月、火山性微動が観測されていて、気象庁は火山活動の高まりを示していると考えられるとしています。一方で、地殻変動のデータや監視カメラによる映像には特段の変化は見られないということです。蔵王山の過去の活動では、突然、噴気孔が出来たり、火山ガスが噴出したことがあるため、気象庁は登山などで火口に近づく際には、引き続き十分注意するよう呼びかけています。 蔵王山の活動について、東北大学地震・噴火予知研究観測センターの三浦哲教授は、「蔵王山では去年の秋ごろに火山性の地