森喜朗元首相(76)は12日夜、下村五輪相、堤義明日本オリンピック委員会(JOC)最高顧問と東京都内で会談し、2020年東京五輪・パラリンピックの運営主体となる大会組織委員会の会長への就任を受諾する意向を伝えた。 会長人事が内定し、月内の組織委発足は、ほぼ確実となった。 下村氏らから要請を受けた森氏は、「分かりました」と答えたという。下村氏は週内にJOCの竹田恒和会長らと会談し、会長人事を正式決定する。政府や東京都、JOCなどは、24日の組織委発足を目指しており、会談では、組織委の事務局を統括する事務総長についても早急に人選することを申し合わせた。