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イスラームに関するlotus3000のブックマーク (14)

  • 「世界史の中のアラビアンナイト」西尾 哲夫 著

    アラジン、アリババ、シンドバードの物語に代表されるアラビアンナイト(「千一夜物語」)。世界中で愛されるこの物語は九世紀頃バグダードで誕生し、各地の伝承を取り込みながら十八世紀に欧州に紹介された後、来の姿から離れて独自の展開をたどるうちに世界文学として確立されていった。その変貌の過程を丁寧に辿ることで、アラビアンナイト成立史を通してヨーロッパとイスラームという異文化の邂逅、オリエンタリズムの増幅と、異文化を通して自文化を内省するオリエンタリズム的文学空間の創出という結実へと至る様を描く非常に面白い一冊。 現存する最も古い千一夜物語「アルフ・ライラ・ワ・ライラ」の記録は、1947年にエジプトで発見された。行政文書などに混じって発見された紙片には、現在の千一夜物語では語り手シェヘラザードの妹とされるディーナーザードが「楽しいお方」に話をねだる全体の冒頭部分である枠物語が書かれ、その余白にこの紙

    「世界史の中のアラビアンナイト」西尾 哲夫 著
  • イスラーム国(IS)は、ウエストファリア体制(主権国家の共存)を破壊するか?

    masanorinaito @masanorinaito 同志社大学大学院教授、一橋大学名誉教授、移民研究、イスラム地域研究。専門の地域はトルコ。『となりのイスラム』ミシマ社、『イスラームからヨーロッパをみる』岩波新書。『分断を乗り越えるためのイスラム入門』幻冬舎新書、『トルコ、建国100年の自画像』岩波新書Webマガジンはfoomii.com/00235 masanorinaito @masanorinaito そろそろ、イスラーム国が、既存の諸国家体制を脅かす可能性があると、欧米諸国は、ある意味で正当に評価し始めたようだ。国連安保理での英国大使の演説を聞いて、「出たな、列強の亡霊」という印象だったが。 2014-08-16 06:17:07 masanorinaito @masanorinaito アメリカが武器によって暴動を鎮圧しようとする姿勢は、今まさに、ミズーリの町において行われ

    イスラーム国(IS)は、ウエストファリア体制(主権国家の共存)を破壊するか?
  • 「象牙」とイスラーム主義(メモ) - Living, Loving, Thinking, Again

    が逆転負けをしたのは象牙海岸共和国。 さて、「象牙」と日とテロという三題噺があったので、少しメモ。 櫻井慎太郎「日からアフリカのテロ組織に資金が流れている!? 外交官が語った、「ボコ・ハラム」の闇」 http://tocana.jp/2014/06/post_4280.html 曰く、 「ナイジェリアのボコ・ハラム、そしてスーダンのジャンジャウィード、ソマリアのアル・シャバーブ*1など、アフリカのテロ組織の重要な資金源の一つが、密漁(sic)象牙です。そして日は、中国と並ぶ最大の象牙輸入国なのです。日では印材として象牙が最良との考えがまだ根強いですが、合法を装って輸入される象牙の中にも実は密漁(sic)象牙が混じっている」 アフリカゾウの保護を訴えるNGOアフリカゾウの涙」*2によれば、1999年に一旦全面禁輸された象牙であるが、2000年には日向けに約50トン、2008年

    「象牙」とイスラーム主義(メモ) - Living, Loving, Thinking, Again
  • 一つの多神教という日本的ファンタジー

    『原理主義から世界の動きが見える』の中で、手島勲矢氏が、「一神教」と「多神教」についてハッとさせられることを書かれています。「一神教」「多神教」という構図をこれほど多用し社会現象に援用するのは特殊日的であり、その背景には「一つの(日的)多神教」という暗黙的な了解があるのではないか、という指摘です。 ちょっと長くなりますが引用しておきます。 (・・・)高度な抽象概念「一神教」「多神教」を、堂々と形而下の生々しい国際紛争と結びつけてしまう――こういう発想は、欧米の学者からは出てこない。彼らにとって、「一神教」「多神教」の区別は、あまりにも学術的な区別であって、それらを具象的な現象に援用するのは宜しくないのだ。しかし日では、識者だけでなく一般人も、この区別を違和感なくすんなり受け入れている印象がある。 この理解のギャップから私が思うのは、日人の論じる「一神教」「多神教」という区別は、欧米

  • 個人主義、自由主義、全体主義、国家主義・・しゅぎシュギっ! - gooブログはじめました!

    写真付きで日々の思考の記録をつれづれなるままに書き綴るブログを開始いたします。読む人がいてもいなくても、それなりに書くぞ A.「個人主義」だからダメになった、という言説の元は? ぼくが子どもとして育った環境には、イデオロギー的な発言を回りにまき散らして、若年者を殴ったり怒鳴ったり、感情的に自分の意見を押しつけるような人物は、ほとんどいなかった。いちおう東京の賑やかな場所だったし、うちの父や近くに住んでいた伯父たちの職業は、サラリーマンは誰もいなくて、モノを売ったり作ったりする商売人だったから、金儲けに忙しくてあんまり観念的なことを弄ぶ暇がなかったのか、それとも激しい戦争の時代を生き抜いてきた人たちだから、世の中を空虚なスローガンが飛び交うことには飽き飽きしていたのかもしれない。そもそも感情を表に出して、ぶつかりあったり罵倒したりという姿を見たことがなかった。いろいろ実はあったのかもしれない

    個人主義、自由主義、全体主義、国家主義・・しゅぎシュギっ! - gooブログはじめました!
  • kousyoublog.jp – このドメインはお名前.comで取得されています。

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。

  • Home - マネーのヒント

    過去にローンやクレジットカードの返済を延滞・滞納したことがある等、思い当たるふしがある方は、今後のカードローン審査に無事通るのか不安に思うのではないでしょうか。

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    lotus3000
    lotus3000 2012/10/28
    ポピュリズムの批判の難しさを誠実に書いた本。
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    lotus3000
    lotus3000 2012/10/10
    そりゃメリケンでも砂の惑星でパクもとい、インスパイアされるぐらいの面白い生涯だもんな。
  • 主にシリアにおける軍人差別について

    お菓子っ子 @sweets_street イスラームの拡大に大活躍したのに、なぜなんでしょうね? RT @bukrd405: しかし、スンナ派の間で一般に軍人が「賤業」として嫌われていたということは、このを読んで初めて知ったな。やっぱりイスラーム圏に関しては知らないことが多すぎる・・・ 2012-07-26 21:36:47

    主にシリアにおける軍人差別について
    lotus3000
    lotus3000 2012/09/08
    古い文明国家ほど文民支配が強いけど、裏を返せばゼノフォビアと表裏一体とか差別と抱合せになっていたりする。
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    lotus3000
    lotus3000 2012/06/13
    ニーバーの「狂信的になることなしに限りなくこの世を超越し、俗物的になることなしに限りなくこの世を生きる」
  • 「科学的イスラーム」の問題と理神論

    イスラーム関係の、特に一般向けのリーフレットなどに、「イスラームはこんなに科学的」といった論調のものが時々見られます。以前カイロで見たフィルムでも「クルアーンのこのアーヤは最近の物理学の発見したこんな現象を予見している」といった下りがありました。 前々から、こういう語らいが不愉快でなりません。 イスラーム界隈?内部では、あんまり露骨に文句を言うのもどうかな、と思っていたのですが、最近友人のムスリマが「わたしもあれは嫌い」と言ってくれて、非常に勇気づけられました。 ああいった言説を紡いでいる方々は、おそらくイスラーム外部に向けて「イスラームは科学的で立派な宗教ですよ」と主張したくて善意でやっているのでしょうが、ハッキリ言ってインチキ臭く安っぽい印象を与える効果しかないように思います。少なくとも、わたしが友人だと思えるムスリム・ムスリマなら、必ずあれに拒否反応を示してくれると信じています。 単

    「科学的イスラーム」の問題と理神論
  • もちつけblog(仮)、、、の跡地(はてなダイアリーに移転。) 多文化主義の弱点と、世界の首都 蓮實重彦・山内昌之 『われわれはどんな時代を生きているか』(1)

    ・蓮實重彦/山内昌之 『われわれはどんな時代を生きているか』講談社 (1998/05) 書は、フランス文学者であり映画批評家である東京大学学長(当時)と、同大学のイスラーム史を専門としながらもそれ以外の分野にも博学で知られる教授による、「往復書簡」ともいうべきものです。言及したい話題が豊富ですので、章の順を追って書いていきたいと思います。基的に書は話題がズレながら進んで生きますので、ついていくのは思いのほか大変です。 ■多文化主義の弱点としての「人種主義」■ 第一章で山内は、多文化主義がフランスの国民戦線のようなタイプのレイシズムに対抗できないことを、論じます。多文化主義では「差異」の尊重は、そのまま「差別」への許容にすり替えられる、と(注1)。「差異への権利」は、差別を助長する方向と、差別に反対する方向との両方に使われてしまう、というのです。 国民戦線の論法とは、【マイノリティの権

  • 18世紀、イギリス議会政治を見学したムスリムの感想 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

    ここからは雑読のメモ。 いまや当にアナーキー・in UKになっているかの国。 今回の暴動に対応できているかはともかく、議会政治は誇れるものとされているが…、かつて18世紀末にロンドンを訪れたイスラム教徒は、こういう感想を持ったという。 英国下院に関する現存する最初のムスリムの記述において、その筆者はムスリムとは違う境遇の人々をみて驚きを表明している。 すなわち、イギリス人は神の啓示した法をもっていないので、自分たちで法律を制定しなければならないというその場しのぎの哀れな措置をとるまでに堕落している、というのである。 …いや、この一節が心に残ったのは、これは無知蒙昧な野蛮人が高度な文明を理解できなかった、という話ではない。聖なる律法シャリーアの価値を論理的に突き詰めていけば、敬虔なイスラム教徒からはそういう考えが出てきてもおかしくないな…、と納得できるからだす。 くしくも数日前の東京新聞で

    18世紀、イギリス議会政治を見学したムスリムの感想 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
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