大学院の関係で、日本政治学会の「地方政治報告会」という自治体議員だけで考察した現象を話すセッションがあり、昨日、そこでお話をさせていただきました。 タイトルは「ある投票率30%台のベッドタウン都市の政治構造について」として、市議選の投票率が30%である都市ではどういう人が投票に行き、投票に行っていないか、各種資料を使って分析した結果を報告し、「上田党」と言われる民主党の強さ(これまで)が、同じく民主党が比較的強くて標準的な支持構造を持つ選挙区である埼玉3区(越谷市・草加市)の支持構造とどう違うかを比較し、その独特さを整理した報告です。 この報告を通じて、朝霞市民がどういう構成をしているのか、人口、就労、勤務地、前住地、住宅の種類などさまざまな統計を見ることで、別な意味で勉強することが多かったと思います。 午後からは、記念講演でスウェーデン政治の研究家・岡沢憲芙早稲田大学教授の「合意形成型政