小松和彦「憑霊信仰論」をテキストにして、呪術思考で富の偏在などを説明するという例を以下に示しますにゃ。 憑霊信仰論 妖怪研究への試み (講談社学術文庫) 作者: 小松和彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 1994/03/04メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (45件) を見る マナ マナについての日本大百科の記述を引用 mana オセアニアに起源をもつ語で、超現実的で不可思議な力の観念とされるが、最近では地域や脈絡によってさまざまな意味を示すことが明らかになってきた。すなわち、マナは、超自然力、影響力、呪力(じゅりょく)、心力、非人格力、神(聖)力、効力、奇蹟(きせき)、権威、威信などの意味をもつとされる。 特質 マナは人間のもつ通常の力を超えて、あらゆる方法であらゆるものに作用する超自然力で、それ自体としては非人格的であるが、つねにそれを行使する人間